こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、アメリカで行われた高校の陸上レースで、選手がバトンで別のランナーの後頭部を強打したというものがあったので、取り上げてみました。
これは女子4✕200メートルの決勝で発生した事件だったのですが、第2走者が走っているところ、ある人がランナーを抜き去ったところ、抜かれたランナーが金属製のバトンで抜いたランナーの後頭部を強打しました。
叩かれた人はコースを外れてトラックに倒れ込み、そのままレースには戻れませんでした。
ニュースによれば、脳しんとうの治療を受けていたそうで、その後叩いたランナーからは謝罪がないということでした。
私も動画を見ましたが、叩いたランナーは、抜かれた後に、明らかに叩くための予備動作をした上で後頭部めがけてバトンを振り下ろしており、走っているところで腕を振っていたら偶然頭に当たったというわけではありませんでした。
叩いたランナーは、頭を叩いた後、少し腕を大きく振るような動作をし、あくまで腕を振った延長線上で頭にバトンが当たったというように表現しようとした形跡が見受けられますが、さすがに頭を叩く前の予備動作を見れば故意に叩いたことは疑いようがないと思いました。
私はかつて陸上をやっていたので、その経験からいうならば、バトンは重さはないにしても金属製でそれなりに丈夫なものなので、勢いよく振りかぶって頭を叩けばそれなりのダメージを与えることになると思われます。
そのため、今回の攻撃はダメージの大きさという点からも悪質だと思いました。
また、おそらく動機は、抜かれたことで咄嗟に挽回しようということなのかも知れません。
サッカーなどでは、相手のユニフォームをつかむという動作はまま見受けられるものですが、さすがに殴ったりということはほとんど見たことはなく、今回もユニフォームをつかんで引っ張るとかではなくいきなり頭部を狙って暴力というのは質が悪いことと思いました。
懐かしのファミコンゲームのくにおくんの運動会のような光景ではありますが、これが現実でなされるならば刑事事件であるというほかないと思います。
謝罪もないということですから、特段の反省の形跡も認められませんし、個人的には高校の陸上競技といういわば教育の場の延長線上であったとしても、頭部を金属で殴るという悪質な刑事事件ですから、警察権力に介入してもらった方がいいと思いました。
アメリカでの出来事ですから、私はどのような顛末を辿るのかは予想のできないことではありますが、続報を待ちたいと思います。
今日の阪神のオープン戦ですが、読売と甲子園で対戦しました。
結果は2-8と大敗しましたが、内容を見るに西さんが8失点というピリッとしないものだったということで、他の投手陣はよかったという点は評価できるものだったと思います。
特にいうべきは、来週ドジャースさん相手に投げる予定の才木さんについて、4回1安打無失点とほぼ完璧と言ってよいないようであったことでしょう。
岡本さんに対して2打席連続で三振を取ったことに象徴されるように、5奪三振とできがよかったです。
ストレートも走ってましたし、変化球もよく制球されていたと思いました。
この仕上がりであれば、来週開催される事実上の世界一決定戦ともいうべきドジャース戦においても当然活躍をしてくれることと大いに期待しています。
また、オープン戦初登板の岩崎さんも9回を3者凡退で切り抜けました。
岩崎さんは隔年で活躍する傾向があるところ、一昨年は大活躍、昨季はいまいちだったので、今季はやってくれるはずと思っています。
そして、その傾向の片鱗を今日見られたものと思っているので、今年は昨季の分まで大いにやってもらいたいものです。
一方、3回途中11安打8失点の西さんですが、これまでもシーズン序盤はピリッとしないことが多かったので、例年のことと思っています。
それでも、かつてエースと言われたベテランですから、シーズンに合わせて修正してきてくれると思っているので、特に今日たくさん打ち込まれた変化球についてはちゃんと反省点を見つけてきてもらいたいと思っています。
打つ方は、前川さんが相変わらず調子がいいのが嬉しい限りです。
打撃は水物ですから、どこかで下りの波がくることはわかっているものの、それでも先日は東さんからホームランを打ちましたし、調子の問題は別にしても能力的に相応に高レベルな打者になってくれているというように思っています。
これまで阪神は生え抜きの強打者が出てきていませんでしたが、このところ、大山さんに始まり、佐藤さん、森下さんときて、そこに前川さんも登場したわけですから、いよいよ時代が変わってきていると思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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