こんばんは。
横浜さんに移籍した藤浪さんですが、2軍に行くことになり、本日登板しました。
ロッテさん相手に5回まで1失点に抑えたものの、6回には失策込みで3失点となり、5回3分の1で94球を投げ、8安打2四球4失点、2奪三振という成績となり、2敗目となったということでした。
三浦監督は、次の藤浪さんの登板について、1軍になるか2軍になるかと明言しなかったということでした。
今日の藤浪さんの投球を見るに、数字だけ見るとまあまあよく見る成績のように思えますが、その実右打者の頭部付近に2球いった球があったということで、制球難は変わっていないというべきでしょう。
前回の中日戦では、中日さん側は左打者で固めたということがありましたが、今日の藤浪さんの投球を見るに残念ながらその対応は正解のようにも思えてしまうところです。
結局のところ制球がうまくいかずに自滅してしまうという傾向自体は阪神にいた時代から変わっておらず、その成績は日本人相手でもメジャーリーガーでも変わらず、1軍か2軍かでもあまり変わっていないようです。
藤浪さんは、いい球さえいけばどのような場面でも通用するものの、一度崩れてしまうと立て直しが利かないため、そのまま自滅してしまうということはこの10年来ずっと同じのようです。
三浦監督は藤浪さんの次回登板について検討しているようですが、私にいわせれば、この検討はチームに投手が足りているかどうかという以上のものはないと思います。
なぜならば、藤浪さんは2軍で調整を試みたとしても状況が大きく変わる可能性は低いと思われ、そうなればこの状態の藤浪さんを起用しなければならない台所事情なのかそうでないかだけが藤浪さんを1軍で登板させるか否かの分水嶺だと思うからです。
私としては、横浜さんが藤浪さんを獲得した際、その点についても当然弁えていたと思っていますし、そうであればこそこの点について多くの検討は要らないだろうとは思っています。
今まで藤浪さんを見てきた私から見るに、藤浪さん起用時には常にいつ何時崩れてしまった際に交代できる投手を控えさせておくことが肝要だと思いますので、藤浪さんを先発で起用する際には最悪ロングリリーフにも耐えうる投手を控えさせておく必要があると思います。
そのことまで含めた上で1軍起用を準備してもらえたらと思っています。
今日の阪神ですが、終わってみれば8−1の大差でヤクルトさんに勝利しました。
佐藤さんのホームランなどで先制していたものの、村上さんのホームランで2−1になってしまい、ここから先は流れによるのではと思っていました。
というのも、昨日の試合を思い浮かべると、結局のところ現時点での実力は僅差であり、あとは自分のところに流れを持ってこられたチームが勝てると思われたからです。
その点、今日は、奥川さんが才木さんに対して押し出し四球で中押し点を与えたときに流れが阪神に来たと思っていました。
そして、8回には大量5得点で一気に突き放して勝利を収めましたが、振り返れば試合を決定づけたのはやはり押し出し四球だったということになるのでしょう。
今季の阪神は、本当に中日さん、ヤクルトさんという下位チームに対して非常に苦戦を強いられる展開が多く、対戦相手は順位ではなく相性などが重要だと改めて思わされます。
もちろん他のチームも油断はできないものの、今季に限っていえば中日さんやヤクルトさんがCSで当たったりすると割と阪神は苦戦することになるのではと思ったりもしています。
ただ、最近阪神打線は調子が若干落ちているものの、そうであればこそ野球を見ていて楽しめる側面もあったりします。
阪神は今日でマジックが16となりました。
マジックが30台だったときにはただの飾り程度の認識だったのですが、ここまで減ってくると徐々に優勝という緊張感が高まってきます。
しかも、それがまだ8月24日時点ですから、今季は本当に早いなと改めて思います。
ここから大きなミスや調子を落とすことがなければ優勝が見えてきていると思われるので、とりあえず怪我にだけは注意してもらいたいものです。
読売の甲斐さんが怪我をしましたが、阪神にしてみても他人事には思えず、特に怪我から復帰した高橋さんなどは本当に注意してもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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