こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、アメリカで、客室乗務員になりすまして、6年間にわたって100便以上もの飛行機に無料で不正搭乗していた男が、有線通信不正行為、虚偽の理由で空港の保安区域に侵入した罪で有罪判決を受けたというものがあったので、取り上げてみました。
男は、2018年から2024年にかけて、航空会社の従業員専用予約サイトから、実際には勤務していない航空会社の客室乗務員を装って無料で航空券を取得していたということでした。
予約の際には、申請フォームにパイロットまたは客室乗務員のいずれかを選択し、勤務先の航空会社名、採用日、ID番号を入力する必要があるところ、男は7つの航空会社勤務を偽り約30個のID番号と採用日を使い分けて申告していたということでした。
この手口で、ある航空会社1社では34回航空券を予約し、また他3社でも同様の手口で不正搭乗を繰り返し、合計120便以上の航空券を不正入手したということでした。
なお、不正な手口に巻き込まれた航空会社名は公表されていないということです。
このニュースを見たとき、随分大胆な手口だと思うとともに、関係者専用サイトに気軽に入れた上に予約までできてしまうのはどんなセキュリティなのかと思いました。
というのも、通常では関係者専用サイトは、ここにログインするためのIDとパスワードが存在すると思いますし、さらにそこでログインができたとしても予約をする段になれば別のセキュリティを突破しなければならないと思われるところ、これだけできてしまうとなればほとんどセキュリティは機能していなかったと思われるからです。
航空会社の搭乗手続は厳重さが求められていますが、それにもかかわらず予約の段階ではこれだけ穴だらけのように見えてしまうとなると、果たして全体的なセキュリティはどの程度のレベルなのだろうかと疑問に思いました。
また、予約の段階でセキュリティに穴があったとしても、搭乗する段になっても実物を確認してもチェックが通ってしまったということかと思いますので、その点も問題があったように思います。
おそらく従業員だからチェックを厳重にしないとか、そういったことがあったように思うのですが、それにしてもこの段階でも見抜けなかったというのは非常に大きな問題だと思いました。
ただ、これだけの回数を繰り返した犯行を見てみるに、犯人において最も重要な要素は度胸だと思いました。
これだけの回数の成功をしていれば途中からは感覚が麻痺していたとは思いますが、それにしても初めの数回はものすごく緊張もしたでしょうに、それでも顔色を変えずに犯行に及んだのでしょうから、かなり度胸のある人だと思いました。
そういう意味では、詐欺に必要な要素の一つはこういったところなのかも知れないと思いました。
阪神が、新外国人選手としてモレッタさんを獲得したという記事を見ました。
モレッタさんは今季パイレーツの所属し、18試合に登板して1勝1敗防御率3.24、奪三振率10.26ということでした。
メジャー通算では112試合に登板し、116回2/3で138奪三振をマークしたということです。
得意は100マイル近い直球とスライダーということで、通算イニング数等から見るに速球のリリーフということのようです。
映像を見た限り、制球がとてもいいというほどではないように思えましたが、決して悪くもないように見えました。
阪神は、リリーフ投手としてゲラさんを獲得しましたが、残念ながら期待に沿う活躍をできていなかったものですから、その代わりを模索していたところでモレッタさんを獲得したのだろうと思います。
こういった三振を取ることが得意そうな中継ぎ投手は何人いてもいいと思いますから、私は結構期待しています。
これで外国人助っ人はルーカスさん、ディベニーさん、ドリスさん、そしてモレッタさんときていますが、あともう一人分枠があります。おそらくここには先発投手をあてがうべく模索中かと思いますので、こちらも期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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