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 こんばんは。


 先日、デュプランティエさんがソフトバンクさんに移籍するということを取り上げましたが、昨日からの記事を見る限りどうも横浜さんに移籍する話が出ているということでした。

 ある記事を見ている限り、ソフトバンクさんは単年契約のオファーをしたものの、デュプランティエさんはよりよい契約を求めて待ち続けていたところで横浜さんが好条件のオファーをしたというようです。
 先日のソフトバンクさん移籍の記事の信憑性がわからない以上、この記事の信憑性も不明というところではありますが、横浜さんにしてみるとケイさんを初めとした離脱を考慮して先発投手陣を補強するためにデュプランティエさんに目を付けたことは理解できるところです。

 一方、ソフトバンクさんは、これまで条件闘争があった際に競り負けないような球団だったという認識だったのですが、ここで横浜さんと競わなかったとなると、ソフトバンクさんとしてはデュプランティエさんを獲得できればよいと考えていたとしても、そこまで血を流してまで獲得したいとまでは思っていないということかもしれません。
 実際、記事によると、ソフトバンクさんのオファーは単年2.5億円ということですが、ソフトバンクさんが本気であればより多額かつ複数年のオファーをすることも可能だったでしょう。
 これは阪神も同じことだと思います。阪神も、今回の契約更改において大盤振る舞いというべき対応をとってきましたから、本気でデュプランティエさんに残留してほしいならば単年2.5億円の条件闘争に打ち勝つことも検討できそうです。
 しかし、そこをそのように判断しなかったということは、我々が知らない事情があるのかもしれないとも思いました。

 ここで、デュプランティエさんについて振り返るに、成績は素晴らしいですが、今季の活躍は前半に止まっている点が気になります。
 そこで、来日前からのマイナーでの投球回数を見てみると、最多が2017年の136イニングですが、その次が2022年の93.2イニング、そして今年の90.2イニングとなり、それ以外の年はもっと少なく、年によってはほぼ全く投げていないとも評価できるくらいの投球回数の年もありました。
 そう考えると、来季のデュプランティエさんも今季と同じかそれとももう少し少ない投球回数の登板に止まるかも知れません。
 しかも年齢は来年32歳なので、これまでよりも投球回数が減少する可能性すらありますから、そうなると通年で先発ローテーションの一角を担えるかという点において疑問があります。
 このような点を考慮して阪神とソフトバンクさんが複数年ではなく単年契約のオファーを出したのだとすれば、それはある程度理にかなった評価というようにも思われます。

 先日の記事では、デュプランティエさんは阪神に対して断りの連絡を入れたいうことであり、阪神の残留の可能性はほぼなくなったということかもしれません。
 デュプランティエさんは優秀な投手なだけに残念ですし、阪神としては先発投手候補としてもう一人外国人助っ人を検討しなければならなくなったことは問題ですが、それでも方向性が定まった以上はそのように進めるしかないということかと思います。
 デュプランティエさんの動向については今度も注目したいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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