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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ケニアの美容院で植毛手術を受けた少女の頭部に寄生虫が付いてしまうというものがあったので取り上げてみました。

 少女は,ケニアの美容院で植毛手術を受けたのですが,数日後に頭部に激痛を感じました。
 調べてみると,どう猛な寄生虫が巣くっていたということでした。
 寄生虫は移植された毛髪に植え付けられた卵が孵ったものということで,その毛髪はイギリス,アメリカ,インドから輸入された,死体から取ったものということでした。
 幸いにも少女は重傷ではなかったということで,丸刈りにして抗生物質を2週間飲むだけで済んだということでした。
 美容院では2ヶ月で150もの植毛手術を行っているということですが,今回のケースは初めてということで,少女に対して賠償の申し出をしているということです。

 寄生虫が孵ったというのも驚きですが,毛髪の出所が死体というのはより驚きでした。
 おそらく衛生面など気にせずに海を越えて輸入した訳ですし,果たして別のところで同様の事案が発生していないものだろうかと不安になるところです。

 というか,イギリス,アメリカ,インドからの輸入ということですが,これらの国の管理はどうなっているのだろうかと不安になります。
 もしかしたら諸悪の根源は上記の国々であるかもしれず,輸出してしまうものだから衛生面の管理などせずとも自分のところまで辿られないだろうと安易に考えていたのかもしれません。
 それだけに,同様の事案の発生を防ぐためにも,大元に対して厳重に対処することが肝要であると思います。

 美容院が賠償を申し出ているということですが,日本であれば女性の髪を丸刈りにしなければならない程度の問題ということになれば,単純に全治2週間というだけで済む問題ではないと思います。
 先方の国の賠償制度は私は分かりませんが,髪の手入れのために訪れた美容院で髪をなくすことになってしまった以上,それ相応の賠償をしなければならないでしょう。

 ただ,美容院としては,この少女に対する賠償をあまりにも多くしすぎてしまえば,他の150件の手術を受けた方に対する賠償が非常に課題になってしまう可能性があり,この賠償金を抑えようとしてくる可能性があります。
 とはいえ,今後この美容院が植毛手術をやめたりするであろうことまで考えても,それはきちんと大元を管理しなかった責任を考えれば自業自得というほかなく,その点も見込んでバランスをとった結果をとりにいくしかないでしょう。

 とかく,今後同様事案が発生しないこと,少女の回復を心より願っております。


 中日の井端さんが退団するということになりましたが,今年のWBCの活躍を考えると何とも皮肉としかいいようがありません。
 これだけの貢献者ですから,このような決断をするにしても球団側も相当悩んだこととは思いますが,それでも井端さんにしてみれば納得がいかなかったことでしょう。
 WBCで全力を尽くしたことでシーズンを不調のままに終わったとして公傷扱いとするかどうかは議論の残るところだと思いますが,それよりも手術後の活躍のめどが立ちづらかったことが重視されたのでしょうか。
 とはいえ,井端さんほどの選手がここで終わってしまうのは納得いきません。
 年齢もそれなりにいってしまっている以上,術後経過を見て再チャレンジするにはかなり高いハードルがあるとは思うのですが,それでも改めてユニフォームを着る日を期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:44

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