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 こんばんは。

 最近連敗続きの阪神ですが,今日は日ハムさんに勝利しました。

 岩田さんは最後の最後は多少点をとられてしまいましたが,それでも140球完投勝利は見事でした。
 今シーズンは,不安定な試合もありましたが,崩れなければ岩田さんはこのようにきっちり勝利を収められるのだと改めて思いました。
 今シーズン2完投の5勝目ですから,不安定な先発投手陣の中では比較的安定している方だと思います。

 打線の方は,今シーズン初の3番に座った福留さんが5打数3安打と大活躍で,結果大量点をとって勝てました。
 最近点の入らない試合が多かったですが,こんなに大量点をとるとなると何だか気持ち悪く思うところもあります。
 ですが,たまにはこういう安心して見られる勝ち試合も悪くないものだと思います。

 福留さんの打順ですが,3番もしっくり来るように思います。
 5番は,4番打者との勝負を避けさせないようにする威圧感という意味で,打線の核になりうる打順であり,4番が機能しているうちは非常に妥当な打順だと思います。
 ですが,最近はゴメスさん・マートンさんのいずれもあまり調子がよくないため,そうなると3番打者として塁に出ること,もしくは1・2番が塁に出た際にこれを返すことが大事になってくると思います。
 その意味では,ゴメスさん・マートンさんが復調していない今では3番福留さんはしっくりくる打線だと思いました。

 これで阪神は,交流戦でセリーグ唯一の交流戦勝ち越しを決めることができました。
 これは,例年交流戦で苦しめられる阪神にとってはいい知らせだと思いますし,交流戦のお陰で阪神がセリーグ他球団と差別化が図れたという意味ではセリーグ内の競争の観点からみてもいいことだとは思います。
 ですが,阪神を含め,セリーグ球団はパリーグにやり込められすぎでしょう。
 何が原因なのかは何ともいいづらいですが,それにしてもセリーグの各球団の様子を見ている限りどこのチームも本来の実力を発揮できておらず,極めてよろしくない状態だと思います。
 それは,首位の読売も同じで,今のセリーグを見ている限り,潜在力の差は決定的でありつつも,現状の強さではあまり差を感じません。
 そうであればこそ,調子のよい球団がそのまま勝てるということだと思います。
 そして,セリーグ唯一の勝ち越し球団である阪神がもっとも今調子のよい球団だと思うので,今が勝ち星を稼ぐチャンスなのかも知れません。
 何とも情けない状況ではありますが,それでも阪神の活躍には期待しております。


 今日は阪急阪神HDの株主総会だったようですが,私の予想に反してあまり荒れなかったそうです。
 成績が悪い,客が減少しているなどの批判はあったようですが,基本的にエールだったようで,それはもしかしたら主力が活躍をまともにしていない状況にもかかわらず3位に留まっているというマネジメントが評価されているからかも知れません。

 ただ,若手育成に注力するよう求める意見もあったようで,やはり和田監督が二軍から上がってきた若手を一度起用してみても華々しい活躍がないとすぐに二軍に落としてしまうという点は問題視されているようです。
 私としても,これだけ主力が思うような働きをしてくれないのですから,若手を試すチャンスなのだと考えて,もっと積極的に起用してくれてもいいのではと期待しております。

 監督業は結果論ですから,今の段階で和田監督を責めるのは早計と思われ,こんな雰囲気の株主総会もよかったように思います。
 全ては今年の10月にどんなポジションにいるのか,それが一番重要ですし,これからきちんと立て直しができるのか,見ていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31

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