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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,速度違反をした警察官について所属長注意処分を受けたというものがあったので,取り上げてみました。

 所属長注意処分を受けたのは40代の警部補で,乗用車運転中に制限速度を30キロ以上超える速度で走行したということで検挙されたということです。
 これを受けて,県警本部は,所属長注意の処分に処したということでした。
 警部補は,検挙された日は休暇だったということでした。
 県警本部監察課は,全ての警察官や警察職員に法令遵守を徹底して再発防止に努めるとコメントしたそうです。
 一方,県警本部は,速度違反は重大な違反ではないとして,今回の検挙を公表せず,警部補の名前や担当等の詳細については明らかにしなかったということです。

 この記事を見ていて,警察官でも速度違反をするのか等ということについては,いろいろといいたいことはありますが,その点については敢えて言及しないことにします。
 また,検挙された警部補の名前等を公表するかどうかの基準についても言及はしないこととしますが,もっとも問題なのはこの速度違反が重大ではないと述べている点だと思います。

 重大かどうかというのは非常に判断は難しく,殺人等の人の生命に関わるものに比べれば重大性は劣ると思われるものの,シートベルト未装着に比べれは重大だと思われ,何を基準に重大性を決めているのかは不明確です。
 速度違反といっても,どの程度の速度違反かどうかで重大性が決まると思いますが,30キロ以上の超過はそれ未満に比べて重大だと思います。
 というのは,30キロ未満の速度超過の場合は罰金処分なのですが,30キロ以上の速度超過の場合には簡易裁判で刑が決定されることとなり,略式とはいえ裁判手続にかけられる案件となります。
 また,30キロ以上の速度超過では,違反歴がなかったとしても一発で免許停止処分が下されるレベルの違反となります。
 ですから,30キロ以上の速度超過か30キロ未満の速度超過かというのは,刑事法的にも行政法的にも大きく異なるものだと思います。
 また,運転する人であれば分かるものですが,制限速度から30キロ超えるとなると相当速度が出ている状態であり,うっかり速度超過したというレベルで語ることができない,すなわち過失ではなく故意的に超過していたというべき程度であって,悪質性も高いと思います。
 そして,県警本部が公式に,「速度違反は重大な違反ではない」と語ってしまうことは,警察の規範意識というものについても大きく疑義を持たざるを得ないものといえ,非常に問題だろうと思います。
 ですから,私は,最終的に氏名等の公表をするかどうか等は別として,速度違反を重大ではないと言い切ってしまったことに非常に大きな問題意識を感じています。

 このコメントは言葉の綾なのだろうと思うのですが,県警本部という立場上はコメントに気を配ってもらいたいものです。


 阪神のロサリオさんですが,あるスレッドを見ていたところ,やはりスライダーに弱いのではないかと議論されていました。
 一般的に外国人選手は外に逃げる変化球に弱いケースが多いのですが,このスレッドによればロサリオさんのスライダーの空振り率が非常に高いというようになっていました。
 まだオープン戦の数打席だけですから,それで結論を出すのは早すぎるのですが,今見ている限りスライダーに合っていないように思えます。

 そのスレッドの見立ては,私のこれまでの見立てと同様,速球は大概のコースで打てる,選球眼がよく四球をとることもできる,落ちる球やチェンジアップ,カーブもある程度見極めできている,外に逃げるスライダーの空振りが多いということでした。
 スレッドによれば,韓国時代はスライダーに強かったようで,対スライダーに関して打率3割3分9厘と相当得意にしていたようです。
 一方,腰の高さのアウトコースが打率2割を切っていた,カーブとフォークに弱かったそうで,今と若干印象が違うように思えます。
 韓国時代の情報を見る限り,スライダーに極端に弱いというわけではなさそうなので,今の状態をどう整合性ある説明を付けるのかといえばやはり打席数が少なすぎるというほかないのでしょう。

 昨日も述べたとおり,本当にスライダーに弱いのだとすれば,基本的な組み立てはスライダーを見せておいて内角の直球で詰まらせるというようになってくるのでしょうか。
 ただ,個人的な意見としては,どの変化球にもコースにも弱点がないという打者は極めて珍しく,問題は苦手な球がやってきた時にストライクゾーンから外れる時に見逃せるか,追い込まれていた時にカットできるかという見極め,すなわち選球眼の高さがあるかが問題のように思えます。
 そして,全く失投のない投手はいないのですから,失投を待って仕留めることができるのであれば,苦手があったとしても十分仕事はできると思うのです。
 これまで見ていた限りでは,ロサリオさんはパワーがあるだけでなく選球眼も期待できますから,あとはいかに見極めて失投を叩けるかが問題だと思います。

 本当にスライダーに弱いかは今後改めて検討したいところですが,その対策よりも選球眼の高さについてより見てみたいと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:13

Comments

本当、警察官のありえない事件が多くて頭にきますね。

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