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 こんばんは。

 今日は大晦日ですが,今日発表された年末ジャンボ宝くじ,思った通り何一つ当たりませんでした。
 毎年気が向いた時にバラ20枚,連番10枚の計30枚,しめて9000円分を買うのですが,今年も9000円が900円に圧縮されただけで,8100円の損となりました。
 毎年の恒例行事ではありながら,何とも残念に思うものです。

 今日のニュースを見ていたら,阪神のメッセンジャーさんが,阪神で引退をすると言い切ったという記事があったので取り上げてみました。

 メッセンジャーさんといえば,来年で来日7年目に達する,阪神の先発投手陣の柱ともいうべき存在です。
 球威のあるストレートと落ちる球,制球力に脅威のスタミナと,非常にすばらしい投手です。
 来日したばかりの時は,正直言っていつもの外れ外人の一人であろうくらいの印象しかなく,中継ぎでよい働きをした時にはむしろ広いものだったと思ったくらいでしたが,今思い返せばその認識は明らかに誤っていたことはいうまでもありません。

 メッセンジャーさんは,今年の前半は振るわず,2軍越智も経験しましたが,それでもメッセンジャーさん抜きでは今年の戦いを考えることはできませんでした。
 彼にとっては,自己ワーストの12敗ということで,非常に残念だったと思いますし,がんばって投げても打線の援護がもらえなかったと宇不満を爆発させたというのはある意味当たり前だろうと思います。

 ただ,それだけ貧打の阪神で一人気を吐くという大変な状況にもかかわらず,メッセンジャーさんは,阪神で引退したいとまでいってくれたということでした。

 コメントの内容は,「来年の契約は球団のオプションで1年だから,がんばってやるが,オフには阪神と最大で3年契約するつもりでいる」と強気の発言をしたそうです。
 その上で,他球団への移籍は考えておらず,阪神一筋であると述べてくれたということでした。

 将来のことはわかりませんが,それでもそんな気概でやってくれるというだけで非常にうれしいものです。
 メッセンジャーさんは,来年で7年目ですから,もうすぐ日本人扱いということでメンバー構成のできる人材であるだけに,来年の活躍如何によっては再来年以降外国人枠をより活用できるようになるわけです。
 その意味では,来季の活躍ぶりはそれ以降の阪神のチーム作りにとって非常に大事になってくると思いますので,来季もこれまで通りエースとしての仕事を期待したいと思います。

 今年もぼちぼちとブログを書いてきましたが,来年も時間を見つけて書いて行ければと思います。
 来年もどうぞよろしくお願いします。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,今年の阪神は最少得点で最多残塁であったというものを見たので取り上げてみました。

 阪神の得点ですが,昨年599から465に大きく減り,今季はリーグ最小だったとのことでした。
 打率は昨年2割6分4厘が今年は2割4分7厘に,ホームランは94本から78本に減ったということでした。
 また,得点圏打率は,昨年が2割7分だったにもかかわらず,今年は2割3分9厘と大きく下がったと言うことでした。
 今季,得点圏で30打数以上あった14人の内,得点圏打率が3割を超えたのは上本さんの3割1分4厘のみだったということで,昨年3割以上が6人いたことから見れば大きく下回ったといえるということです。

 2桁残塁は31試合もあり,残塁はリーグ最多の1092だったということでした。

 これによって,セリーグでは7度目となる最少得点で最多残塁という記録を残したということでした。

 この記事を見ていて,今年の阪神を振り返ると,確かに得点機に打てなかったなと改めて思います。
 個人的には,得点圏打率といっても,1点差や同点の場面と圧倒的に勝っている場面とでまた違いはあると思われ,前者の場合に打つ選手は大いに珍重されるべきと思っています。
 その意味では,福留さんは前者の場面で打っていたことが多い印象で,得点圏打率が2割9分5厘ということではあるもののそれ以上の活躍をしていたように思います。
 ですが,それ以外の選手,特にマートンさんとゴメスさんは決めるべき時に決められなかった印象が強いです。
 そして,その印象を持ってこの得点圏打率の数字を見ると,非常に頷けるものがあります。

 また,残塁についてですが,これも球場に見に行った時もフラストレーションがたまることが多かったもっとも大きな原因で,それが最多であったということもなるほどと思いました。

 ただ,最少得点で最多残塁という,攻撃系指標としては酷いものでありながら,それでも順位は一応のAクラスで優勝争いに絡んでいたのは,投手陣,特に先発投手陣の尽力,そして勝てる試合と負ける試合を見極めてメリハリのある試合運びをできたという采配によるところがあったのだろうと思います。
 そうであればこそ,あれだけ得失点差が酷い数字でありながら優勝争いはできなかったと思います。

 ただ,勝てる試合というのは,基本的に先発投手陣が耐えしのぎながら,最少失点のところで中盤か後半に1点か2点を入れて守りきるというスタイルであったと思います。
 そして,それはシーズン終盤では,後半の回に点を入れられる展開がなかったため,このスタイルが崩れてしまい,9月は散々な結果に終わりました。
 また,序盤に大量得点をとられた際には,打力で巻き返すことはできなかったため,ほとんど終戦してしまったと思います。

 和田元監督は,阪神の打力を考慮していたからだと思いますが,基本的に走者が出たら送りバント,2塁に進んだら逆方向に打つことを心がけるという戦略が多かったように思います。
 それは貧打の打線にあった戦略だと思いますが,対症療法であり,根本的な解決にはなっていません。
 根本的な解決というのは,すなわち打力の改善だと思います。
 金本監督は,その点について改善しようと思うのですが,ただこればかりは直ちにできるものでもないでしょう。直ちにできるのであれば和田さんが既にやっていたでしょうし,おそらく金本監督もこれを行うのに時間を要するのではないかと思います。

 得点圏打率についてですが,これは精神面の問題なのか,運の問題なのか,流れの問題なのか,正直よくわかりません。
 ただ,一つだけいえることは,素の打率が高いならば,その分得点圏打率が高くなる傾向になるのではないかと思うのです。
 その意味では,上記の打力の改善ということがやはり得点圏打率にも影響を及ぼすのだろうと思います。

 金本監督は,打力の改善のため,例えばある選手には数値目標を提示したり,別の選手には強く振ることを強く指示したり,いろいろと手を変え品を変え行っているように思われます。
 また,掛布二軍監督や濱中コーチなどもいろいろと実践されていると思います。
 素材としては,バットをよく振ることを意識している象徴としては江越さんがいますし,高山さんもスイングスピードが売りですから彼も振る選手になるだろうと思います。
 また,貧打になってしまっている大和さんも,もともとインコースの球を捌くのはうまい選手だと思いますので,その選手が振ることを意識した指導を受けていれば得意コースについては引っ張る打球が見られるようになるのではないかと期待したりしています。
 とはいえ,このような改革はすぐに結果の出るものではなく,今までの積み重ねにどうやって方向性をつけるのかが大事だと思いますので,困難な課題も多いように思われます。

 ただ,期待している要素としては,これまでの阪神の風土を知らない外国人選手でしょうか。
 未知の戦力に過剰な期待をかけることは非常に危ういマネジメントだと思うのですが,一方で阪神を知っている人が阪神に加入しても阪神らしい野球に染まってしまうのではという危惧もあります。
 その意味では,1年目のゴメスさんは阪神らしからぬ得点圏での勝負強いバッティングを見せてくれましたし,ヘイグさんには結構期待しているところがあります。

 来季も,ひとまず先発投手におんぶにだっこというところから始めるのだろうと覚悟していますが,それでも打力改善に向けた動きを少しでも見られるのではと期待もしています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 23:14
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,元妻らをハンマーで殴った男の事件があったので,取り上げてみました。

 この男は71歳で,74歳の元妻の後頭部をハンマーで殴って重傷を負わせたそうです。
 また,これを通報した娘も殴ったということで,娘は軽傷を負ったということでした。
 男は,元妻と離婚した後も一緒に暮らしていたということでした。
 事件後,男は,「俺も死ぬ」と話していたそうです。
 そして,その後,自宅から1.5キロ程度離れたところにある東名高速道上り線路上に横たわり,巡回中の高速隊のパトカーにひかれて死亡したということでした。
 事件後の男の言葉から,男が自殺したと見られているそうです。
 側道には男が乗っていた車が見つかっており,中には凶器と見られるハンマーが見つかったそうです。
 なお,警察は現時点で巡回に問題はなかったと述べているそうです。

 このニュースから,男が犯行に及んだ経緯,その動機などが見えてこないため何とも言い難いと思います。
 この夫婦は離婚後も一緒に暮らしていたということで,何が事件の背景にあったのか,よくわかりません。
 一見すると心中を図ったかのようにも見えますが,かといって娘に対する一撃はそこまで大きくないとも思われ,どういう意図で行為を行ったのか見えてこないのです。

 一方,男をひいた警察の方は問題があるように思います。
 路上往臥事案では,被害者側の過失が大きくカウントされはしますが,それでもひいた側が無過失になるわけではないので,ひいた側においてどのような注意義務があったのか,それを果たしていたのかが問題となります。

 道路の状況にもよりますが,高速道路はだいたい見通しがよいような作りになっていると思いますので,見通しのよい道路での見落としの可能性があるのではと思ってしまいます。
 視界の明るさですが,事故の時間はわかりませんが,娘の通報が午前3時55分ということですから,おそらく事故も午前4時から5時くらいの早朝の出来事だったのだろうと思います。
 ですが,高速道路は街灯も明るいと思いますし,これで見通しも悪くない場合は警察の過失が問題になるように思います。

 そうすると,場合によっては,巡回中の警察の過失があったということで自動車運転過失致死事件として考えられるべき案件なのではないかと思います。
 警察が起こしてしまった事件とはいえ,こういうところはけじめをつけてしっかりと処理をしてこそ市民の信頼を勝ち得るものだと思います。
 ですから,この事件の警察の責任については,関心を持ってみたいと思います。


 阪神金本監督が,西岡さんに20盗塁を希望したという記事を見ました。

 金本監督は,西岡さんの盗塁数が減った理由について横着であると述べているものの,これが正しいかどうかは私はわかりません。
 しかし,西岡さんは,今年は活躍したとはいえず,ポジションを争う上本さんや大和さんとの競争において一歩後退をしているという感は否めません。
 これまでの実績や潜在力は相当高いものがあるのでしょうが,それを怪我であったりいろいろな理由から発揮できていないと思います。

 突然20盗塁を求められても難しいのではないかと思いますが,それでも上本さんや大和さんとの競争に勝つのであれば,それこそ彼らが及ばない何かを持っていなければならないでしょう。
 残念ながら,肘を怪我している西岡さんにとって,大和さんの絶対的な守備力に勝つことは難しいでしょうから,そうなると打力と走塁でいかに見せられるかが勝負ということになることは明白です。
 そして,その走塁部分について20盗塁は高い目標ではあるものの,目指すべき目標数値としては妥当だろうと思います。

 西岡さんは今年は大変つらいシーズンを送ったと思いますので,来季はその持てる力を発揮してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:19
 こんばんは。

 今日のニュースといえば,キングオブコメディの高橋さんが窃盗で逮捕された件が大きく取り上げられています。

 これについては,詳細がわからないので現時点ではあまり細かいことはいえませんが,本人は認めているということ,20年くらい前からやっていたこと,被害品が600点程度自宅から見つかったことなどが報道されています。
 詳細がわからないと量刑見込みなどをいうことまではできませんが,いざ示談ということになればこれだけ多数の被害品があるとなると被害者の数も尋常ではないでしょうし,極めて困難を極めるのではないかと思います。

 また,彼が出演予定のテレビ番組もすべてカットする処理をとるのでしょうが,そうすると年末年始の特番など既に収録済みのものは今から修正をしなければならなくなるでしょう。
 そうなるとすれば,テレビ局側の作業が非常に大変そうですし(本日の番組からそのあおりがあったようです。),その分の穴埋めをどうするのかという課題も出てくるでしょう。
 既にギャラを支払ってしまったのであれば,当然その返還の問題もあるでしょうし,テレビ局側との契約によってはこの騒動で編集作業等によって生じた損害を彼や所属事務所が負担しなければならないなどの問題も生じかねないように思います。
 そうなってしまえば,ここまでのトラブルを起こしたということで,この業界での再起も極めて困難になるのではないかなどと思ったりします。

 あらゆる犯罪についていえることですが,一つの愚かな行為によって多くの人達に迷惑をかけるということをもっと自覚してもらいたいと思います。


 さて,今日取り上げるのはそのニュースではなく,アメリカで起こった事件です。

 事件の内容は,車を運転していた男が,猛スピードで税務事務所の正面入り口に突っ込み,そのまま裏手の棺業者の事務所を突き抜け,最終的に商業施設に突っ込んだというものです。
 警察が男から事情を聞いたところによれば,男は「タイムトラベルがしたかった」と述べているそうで,反省の態度を示していないそうです。
 警察において薬物鑑定や精神鑑定が行われているそうです。

 この手の事件を見ると,やはり精神的な問題を疑ってしまいます。
 被害現場の写真を見る限り,相当なスピードで建物に突っ込んでいる様子がうかがえるので,正常な判断で運転をしていたようにはとうてい見えません。

 猛スピードで車を走らせてタイムトラベルといえばバックトゥザフューチャーですが,それを実現しようとするにしても車側にも設備が足りなさすぎて,全く話にならないと思います。
 仮にタイムトラベルをできると信じていたとしても,他人に迷惑がかかるようにやるべきではないですし,その意味でも責任は重いと思います。

 税務事務所の方は,12月31日を年度末とする人達の納税準備で忙しかったそうで,相当な被害が生じているようです。
 また,商業施設については,クリスマス休暇と重なる時期に事件が発生したため,建物の改修を必要とする状況であることからその分の顧客を獲得できずに痛手になってしまったそうです。
 そうすると,経済的な損害も相当規模で生じていると思われ,その意味でも重大事件ということになるのでしょう。

 なお,少々思ったのは,もしも日本でこのような事件が起こった場合,引用された作品が日本のものであれば,その作品ないしそのジャンルが不謹慎だとかいう話題が出そうですが,アメリカではどうなのでしょうか。
 彼がバックトゥザフューチャーから影響を受けたことは間違いないのでしょうが,これでバックトゥザフューチャーが不謹慎だという人が出てくるとすればナンセンスなのだろうと思います。
 最近,ゲーム脳とかアニメの影響とか,事件が起こるたびにいわれているのを見ていると,ゲームやアニメなどよりも昔から読まれている小説などの方がよっぽど犯罪の参考にされているだろうに,叩きやすいところから叩いているのかなという思いが拭えません。
 この件でアメリカでバックトゥザフューチャーがどのような位置づけになるのか,そのような情報が私に入ってくることはないのでしょうが,おそらくバックトゥザフューチャーは今後もこの件で批判されることなく見続けられるのだろうなと思いました。


 阪神の全選手の契約更改が終わりましたが,安藤さんの契約更改について私は納得いきませんでした。

 安藤さんといえば,今年の不安定な中継ぎの中で1年を通して何とか踏ん張ってくれたという貴重な存在だと思います。
 数字としては,50試合に登板し,5勝4敗15ホールド,防御率3.02という悪くはないものですし,この年齢でよく50試合も登板してくれたと思います。
 ところが,契約更改の結果は,300万円ダウンの8200万円だったということです。
 その理由は,結果の不安定さによるということでした。

 確かに安藤さんは打ち込まれる試合はそれなりにあったと思いますし,安定していたとは言いづらいと思います。
 ですが,阪神の中継ぎにおいて,安藤さんと福原さん,歳内さん,高宮さんという名前を並べてみて,その次が出てこないという悲しすぎる現状があります。
 そんな極めて薄弱な中継ぎ事情を,この年齢で年間支え続けてくれた安藤さんを考えると,不安定だったとしてもある程度は目をつぶらざるを得ないのではないかと思わずにはいられません。
 この年齢でこれだけ無理をおして働いてもらっておいて,かつ成績もそこまで悪くないのに,これでダウンというのは,選手の心がチームから離れていってしまうのではないかと心配してしまいます。

 安藤さんが,ダウンは想定していなかったといっていましたが,まさにその心境は当然だろうと思います。
 そして,そんな中でよく更改をしたと思いました。
 私としては,増額は難しいとしても,せめて現状維持の額が妥当だったと思いますし,それをできないこの球団はどうなのだろうかと思いました。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09
 こんにちは。

 今日は祝日でお休みですが,朝から仕事をしております。
 そんな仕事の合間に,一つ投稿してみました。

 先日より阪神が獲得調査を進めているドリスさんですが,ある記事によれば日本球界入りを熱望していること,読売を含むセリーグの複数の球団が獲得調査をしていることがわかったというものがありました。

 この記事が本当なのかどうなのかはわかりませんが,これが条件つり上げの材料に過ぎないのか事実なのかは問題だと思います。
 ドリスさんはこれまで27歳速球派投手という印象を持っていましたが,別の記事によれば持ち球はスライダー,スプリットなどの空振りをとる球のほか158キロを誇る高速シンカーだそうです。
 シンカーはかなり打ちづらい球種の一つですが,それが158キロも出るとなればそもそもキャッチャーがとれるのかと思えるくらいのものだと思います。
 ただ,「158キロの高速シンカー」という言葉が一人歩きしてしまっても,その変化量や制球によっては使えるかどうかが未知数ですし,そもそもそんなすごい球を持っていたら日本球界にはこないようにも思われ,個人的には158キロのツーシームくらいに思うのが妥当なような気がします。
 とはいえ,158キロという速度自体が極めて攻略困難なことをいうまでもなく,その球が多少なりとも動くとなれば,相当な武器になることは見込まれると思います。

 マテオさんとドリスさんの2枚看板でいった場合,問題は外国人枠との関係でしょう。
 メッセンジャーさんは確定,調子によってはゴメスさんが落ちる可能性は否定しないものの基本的にスタメンでしょうから,そうすると残りは2枠になります。
 抑え投手は不可欠ですから,仮にドリスさんを獲得した場合,マテオさんかドリスさんを抑えに起用するとすると,あと1枠しかありません。
 そうなると,ここに中継ぎ投手を入れるのか,それとも野手を入れるのか,非常に難しい選択です。
 正直言って,阪神の中継ぎは手薄であり,投手を入れたいところですが,それではシーズン途中で獲得し二軍で活躍していたペレスさん,シーズンオフに獲得したヘイグさんはどうするつもりなのかということになります。

 呉さんとマートンさんの件で浮いた金はあるでしょうから,その分でドリスさんを獲得したとしてもまだ余剰が出るくらいでしょう。
 そうすると,阪神で使わないまでも,これだけの投手を読売にとられるくらいならばと考えることはありだと思います。
 また,阪神伝統の外れ外人を考えれば,この期待の新外国人の中から外れが出てきてしまった時のリスクヘッジとして採用しておくことは悪くないと思います。
 その辺りのチーム編成の兼ね合いが最終的に獲得をするかどうかの結論を出す要素になるのでしょう。
 いずれにせよ,中継ぎと決定力のある打者が課題なのは言うまでもないので,それらをどうマネジメントするのかをよく考えてもらいたいものです。


 ちなみに,山脇さんが動作解析担当のスコアラーに就任するという記事を見ました。
 動作解析担当というのは新設されたポストのようで,記事によれば山脇さんは投手の癖を盗む腕は一流ということで,投手が牽制球を送るタイミングなどをチェックして盗塁・走塁に生かすためということのようです。

 ただ,そんな一流の一塁コーチャーがいたならばもっと盗塁数が増えていると思うのですが,阪神の盗塁数は非常に少ないと思います。
 時々マートンさんなどがこんな場面でやるのかというのは見ることがありますが,そもそも塁に出るとうるさいと思わせるようなランナーが阪神にはいないと思います。
 そういう現状を考えると,山脇さんがこれまで仕事をしてきたのか,よくわからないというのが率直な印象です。

 ただ,記事によれば,現場からはそのようにいわれているというのですから,私がわからないだけだと思うので,来季の活躍には大いに期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 11:13
 こんばんは。

 先日から阪神の抑え候補として話題に出ていたマテオさんですが,今日の記事ではマテオさんと1年契約で基本合意したという記事を見ました。
 記事によれば,週明けに身体検査を行い,正式契約という運びなのだそうです。

 マテオさんについては,ドミニカで行われているウインターリーグで159キロを記録したということも話題になっています。
 この速球とスライダーで無失点に抑えたということです。
 この試合では,1死球だけでなく,ウインターリーグに参加していた筒香さんには142キロのスライダーがセンターに運ばれてしまったということでした。
 ただ,そこから4番打者をゴロで併殺,続く5番打者をゴロで仕留めて無失点ということだそうです。
 これで開幕から11連続セーブを記録しており,防御率は0.00と非常に優秀な成績を継続しているそうです。

 この記事を見ている限り,呉さんと同じく多少のランナーは出すものの,最終的に無失点で抑えるというタイプの選手のように見えました。
 速球が平均で150キロ超ということですから,基本的に多少制球が利けば十分球速で何とかできるレベルの投手であるというように思えます。
 スライダーのキレはよくわかりませんが,あとはカーブもあるようで,緩急と空振りをとれる球を持っているように思います。
 この試合の話だけでいえばいずれもゴロですが,速球とスライダーで空振りがとれればかなり安定した投球をできるようにも思います。

 一方,筒香さんの話によれば,マテオさんの評価として,バーネットさんのように球は動かない,呉さんほどではないが速球がきれいな球筋であるということなので,このあたりは一流打者にしてみれば初見でもわかってしまうレベルの特徴なのかもしれません。
 もちろん球が動かないとか,球筋がきれいだとか,それだけですぐに打たれるわけではないのですが,シーズンで何度も対峙する以上は相手にとって手強いと思わせなければならないでしょうし,その意味では今回受けたような特徴に対してはいろいろと工夫を持って対応しなければならないということでしょう。

 いずれにせよ,修正点はいろいろとあるのでしょうが,それでも十分に期待のできる投手であることは間違いなさそうです。
 阪神は,これまで外れ外国人を思い浮かべると,投手よりも打者に多かった印象なので,今回のマテオさんは当たりであろうと思いたいです。

 ちなみに,この試合では,阪神が調査しているドリスさんも登板したそうで,ドリスさんの速球は156キロまで出たそうです。
 こうしてみると,まだ27歳で伸びしろもあることを考えれば,獲得を前向きに検討してもよいように改めて思います。


 しかし,本来は抑え投手を自球団の中から見繕えばよいのですが,なかなかそれができずにこうしてきてしまったという現状があります。
 以前から期待をかけていた松田さんですが,今日見ていた記事では,松田さんが試合前にモンハンをやっていて,中西元コーチが取り上げたというものを見ました。

 別に試合前にゲームをやっていたとしても,成果が上がってさえいれば何の文句もありません。
 特に,試合中にやっていたのでないのですから,むしろ自分の調子を整えるためにルーティンに励んでいたというのは別にいいのではとも思います。
 しかし,残念ながら今季の松田さんの成績は芳しいものではなく,そうなると試合へ取り組む姿勢などが問われても仕方ないでしょう。
 中西元コーチが,そんな時間があるんだったらビデオを見て相手を研究しろと言っていましたが,こうなると擁護しづらいと思います。

 ちなみに,私はモンハンは持っていませんが,持っている友人は結構はまっている人が多いです。
 あれを見てしまうと,私はむしろなるべく手を出さないようにしようと思ってしまいました。
 私もゲームは嫌いではないので,松田さんの気持ちはその意味でもわかるのですが,いずれにせよ成績が伴っていろいろなことが許されるのようになるのではと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:41
 こんばんは。

 今日は,ふと思った雑感を書いてみたいと思います。

 今朝,東京地裁で裁判があり,そのために常磐線に乗りました。
 そうしたところ,高崎線・宇都宮線で問題があり,そのために上野東京ラインを走る常磐線にも影響が出て,最終的に非常に電車が遅れました。
 朝にその情報を見た段階で,いつもより数十分早く家を出て電車に乗ったので,何とかギリギリ間に合って事なきを得ました。
 しかし,運行情報を早い段階で偶然目にしていたからよかったものの,そうでなかったら遅刻していたところでした。

 私は普段は電車を利用せず,仕事での移動で使うばかりなので,基本的に電車の遅れによってことが左右されることはありません。
 また,これまでの人生で通学や通勤に電車を使ったことがないため,普通の方々よりも電車の遅延などによって困ったことは少ないと思います。
 そう考えると,電車通学・通勤の方々は,毎日このような不安定な状態に置かれているのかとしみじみ思った次第です。

 電車も完全なものではないですし,早さよりも安全を優先するのは最もなことですから,その意味では遅延や運休は致し方ないことなのだと思います。
 ですが,今朝のように他の乗り入れ路線等の影響で遅れが出るのは何となく釈然としない思いを抱きました。

 日本の交通システムは東京を中心にしていますが,そのことは東京でトラブルがあった場合は関連する交通が麻痺するということだと思います。
 地方の場合,路線が一本しかない場合などは,その路線が麻痺すると全てが止まってしまうことを考えれば,東京のように一つがダメならば代替方法があるという方が便利なのだろうとも思います。
 また,路線が多いことから,路線相互間の乗り入れが便利な方がよいこともよく分かります。
 ただ,今日のように乗り入れや相互の路線協力が多すぎると,一箇所に問題があった際に全てに関連してしまって,一見関連のなさそうなところが害を被るという結果になりかねません。

 特に,この上野東京ラインについては,上野から品川までという比較的短い間の路線であり,高崎線や宇都宮線などの複数の路線が利用するという割にはそこまで意味のある路線なのだろうかという思いがあります。
 もちろん,東京方面まで通勤する人たちにとっては,上野で止まられた後に山手線などに乗り換えねばなりませんから,その手間やそこで大移動する人による混雑を避けられるなどの意味があることは分かっています。
 しかし,そのために,どこか一路線で問題があった時に関連路線が全て問題が起こってしまうという構造はどうも何やら問題があるように思えてならないのです。
 大移動の手間と電車自体が止まってしまうことを比べれば,多くの人が電車が止まる方が困ると思うでしょうし,上野東京ラインは廃止してもいいのではないかと思いました。

 今日乗り入れ路線の影響で遅れたのは,どうも常磐線ばかりではないようで,こういうことは色々と起きうる問題なのだろうと思います。
 乗り入れのメリットは分かりますが,どこまで乗り入れを作るのか,もう少し工夫できるのではないかと思いました。


 阪神の福留さんが,契約交渉を行い,5000万円アップの推定年俸2億円で単年契約での更改をしたということです。

 これまでのネット上での噂のされ方が悪かったのでしょうが,私は正直いってもう少し上積みするような話になるのではないかと勝手に思っていました。
 しかし,金額的にも非常に妥当だと思いますし,むしろ福留さんに非常に好感を持てます。

 まず,今季の福留さんの成績ですが,2割8分1厘,20本塁打,76打点と,数字上はクリンナップとして標準以上ではあります。
 ですが,そんな数字でははかれない,負けている試合や同点の試合など打ってほしい時に打ってくれるという,打者に最も要求されることを成し遂げるなど,非常に素晴らしい働きをしてくれました。
 むしろ,福留さんに勝たせてもらった試合の数を考えれば,福留さんがいなかったら果たしてこのチームはどうなっていたのかとすら思います。
 ですから,今季のマートンさんがあまりよくない働きだったとは思いますが,福留さんがいるからこそ他球団にも誇れるクリンナップであったと思っています。

 次に,守備での貢献も素晴らしいものでした。
 阪神外野陣は,大和さんがセンターに入った時は非常に安心してみていられましたが,それ以外の選手で外野手として守備がうまいと評価できたのは福留さんくらいだったろうと思います。
 福留さんは無失策で強肩という非常に安定感と安心感のある守備力を誇っていましたが,他の選手は,残念ながら標準ないし不安を感じるレベルだったと思います。
 大和さんは打つ方がよくなかったため,結局今季打てて守れた外野手は福留さんだけだったというように思っています。

 第3に,他の選手に対する指導をしてくれていた点についてもありがたく思います。
 代表的な場面としては,江越さんが守備で問題があった時,福留さんが江越さんに話しかけているところがありますが,他にも年下の選手に対して指導をしたという話もあったと思います。
 あれだけ実績があり真面目な選手ですから,若い選手に与える影響も無視できないものがあると思います。

 そのように,福留さんは,阪神入団当初の評価を完全に覆す,チームの柱としての働きを見せてくれていたので,私は福留さんサイドとしては好条件を交渉するのではないかと思っていました。
 そして,出てきたものが,5000万円アップの2億円ということですから,非常にまっとうすぎて驚いた次第だったのです。
 また,契約も敢えて単年にしたということで,本当に自分の今までの評価と今年の成績と働きぶりを客観的に評価し,その上で契約をしたのだろうと思わされました。

 ですから,福留さんに対して非常に強い好感を持ちましたし,仮に来季が調子を崩してしまったとしても1年くらい仕方がないという広い心で見られるように思いました。
 ただ,来季にそのような状況になった時,今の心を忘れていないか,若干不安ではあるのですが。

 とりあえず,来季も福留さんが活躍することを願ってやみません。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:30
2015.12.16 Wednesday
 こんばんは。

 今日は,最高裁で注目される判決が2つ出ました。
 それらについては昔から賛否両論多くの意見があったもので,ここでその当否について述べることはしません。
 ただ,このような最高裁判決を見ると,こういうことは本来有権者から選ばれた国会が判断して法律を改正するかどうか考えるべきもので,最高裁判決を待つという形をとらざるを得ないというのは国会が判断から逃げたというようにも思います。
 待婚規定についてはおそらく国会で法改正がなされるのではないかと思いますが,個人的には国会での改正は「最高裁がこう判断したから」というのではなく,それぞれの議員が議論してその上で出した結論を元に行ってもらいたいと思います。

 さて,今日のニュースを見ていたら,先日話題に挙がっていたJR関連施設の放火事件の裁判の件があったので取り上げてみました。
 本件は,威力業務妨害罪として放火行為を行った男が起訴されましたが,この男は,裁判で「やったことは間違いないが,JRに国益が脅かされているため制裁的な表現行為としてやむを得ずにやった」と述べ,無罪を主張したということでした。

 確か,この事件における男の動機は,JRが電力を浪費していると考え,その浪費を防ぐために行ったと述べていたように思います。
 すなわち,放火行為自体は認めたものの,その行為に違法性はないと主張したということでしょう。

 この論点を考えるに当たっては,法的には故意がない,違法性の認識がないという2つのことが問題になるように思います。

 まず,犯罪が成立するためには故意,すなわち犯罪行為を犯す意思が必要です。
 本件では,放火行為を犯す意思はあったと思いますが,問題はこれをJRの電力浪費を防ぐという緊急避難の意思で行ったということと思います。
 緊急避難とは,現在の危難に対して自己または第三者の権利や利益などを守るため,他に手段がないためにやむを得ず他人やその財産に危害を加えたとしても違法性がないとされるというものです。
 私は法的に緊急避難は成立しないと思いますが,この男は緊急避難の意思で行ったという以上,犯罪行為を犯す意思がなかったと主張することがあり得ます。

 次に,この男は,自分の行為が違法ではないと思って行ったということですから,違法性の認識がないから無罪であると主張されることがあると思います。

 結論から言えば,このような主張がされたとしても故意は認められると思われますし,違法性の認識がないからといっても処罰されてしまうと思いますので,これらの主張のみでは最終的に有罪になる可能性が高いのではないかと思います。
 そして,もしもこのような主張の下で有罪と判断された場合,個人的にはこの男の個人的な情報を報道するかは別として,そのような裁判所の判断については広く世間に出してもらいたいと思います。
 というのは,このような主張,特に違法性の認識がないと主張されたというニュースを最近よく見るからです。
 法律について一般的に知られていない知識はよくありますが,それでもこのように違法性の認識がなくても犯罪行為自体の認識がある場合は処罰されるということまで一般的に知らしめないと,同様の主張をする人達がこれからも多く生じてしまうのではと思いますし,その意味ではこれは処罰されるという境界線をもっと多くの人に知ってもらった方がよいと思いました。

 法律のすべてを知るのは弁護士でも難しい話ですし,そこまでとはいいませんが,それでもよく主張されるような法律に関する知識は広く世間に出回ってもらいたいと思うものです。


 マテオさんを獲得するという話の出ている阪神ですが,今日のニュースを見ていたら,さらに156キロ右腕ドリスさんも獲得し,W守護神体制をとるかのような記事がありました。

 ドリスさんは,195センチの長身から力のある直球を投げるのが魅力の投手のようです。
 ストレートの平均速度は153キロと結構早い部類で,変化球はスライダーとカーブという,空振りをとれるものと緩急をつけられるものを持っているようです。

 これだけの速球があれば,多少の制球力があれば日本球界でも活躍が期待できるようには思います。
 ただ,この情報だけを見ているとマテオさんと同じようなタイプの投手のように思えます。
 確かに,抑え投手はそのようなタイプに適格性があるようには思うのですが,W守護神体制をとるのだというのであればタイプの違う2投手を場合によって使い分けるという方が合理的なように思います。
 また,選択的に考えるのであれば,先日話題になったクレトさんもなかなかいい投手ですし,彼を素材型として採用して育てるというのもありなのではないかという気もするのです。

 ドリスさんはまだ27歳ということで,これからの成長が期待される投手ですが,このような投手を獲得して育成し,メッセンジャーさんが日本人扱いになる再来年での活躍を期すという考え方も一つありのようにも思います。
 呉さんとマートンさんの分のお金が浮いているのであれば,とりあえずとっておくという選択肢は悪くはないと思います。
 ただ,先日から出てくる話題は,同じようなタイプの投手をたくさんとるというばかりなので,ならば違いをつけて採用を考えるべきではないかと思わずにはいられませんでした。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中学校教諭が採点のために自宅に持ち帰った答案用紙を子供が書き換えたというものがあったので取り上げてみました。

 この教師と子供の関係は,実は教師と教え子の関係で,子供は教師のクラスに在籍する生徒だったということです。
 教師が,採点のために持ち帰った答案について,子供が発見し,生徒8人の答案の一部を消したり,正解なのに間違った答えに書き換えたりしたということでした。
 教師は,気づかないまま採点し,翌日全員に返したところ,複数の生徒から自分が書いた答えと違うものになっていると訴えがあったそうです。
 子供は書き換えを認めた上で,教師と一緒に,生徒と保護者に謝罪したということでした。
 書き換えられた答案は実際よりも2点から10点低くなっていたそうで,学校側は加点する措置をとったということです。
 この県では教職員の答案持ち帰りを禁じているということで,県教育委員会は事実確認をした上で教員の処分を検討するそうです。

 これを見ていて,書き換えた子供もしょうもないと思いますが,もっともいけないのは教師でしょう。
 それは,規則を破ったことは当然許されないということもありますが,その規則がなかったとしても自分の家に採点対象がいて,その人に見られる可能性があるにもかかわらず,それを持ち帰ったことでしょう。

 この子供のやったことは減点行為でしたが,例えばそのような直接的な行為に出ずとも内容をのぞき見て公表するという行為だけで大きな害が生じると思います。
 また,自分の答案の点数をかさ増しすることも可能だと思いますし,そのように利害関係のある人に手の届く環境に置くこと自体が間違った行動であると思うべきでしょう。
 にもかかわらず,自宅に答案を持ち帰ったというのは,規則以前の問題として何かが欠けていたのではないかと思います。
 ですから,子供が悪いことはいうまでもないのですが,結局もっとも問題があったのは教師の方だと思います。

 このようなこととなると,第一には答案を自宅に持ち帰らないということを徹底することですが,もしかしたらそのために答案の保管に関するチェックリストのようなものが作られるかもしれません。
 ただでさえ忙しい教師の仕事の他余計な事務を増やされた他の教員にとってはいい迷惑となるでしょう。

 また,自分が教えるクラスに自分の子供がいたことも問題だということとなれば,教師がクラスの担当から外されるということもあるかもしれません。
 そうなれば,他の教師に対してその再編の影響が及ぶことも考えられ,引き継ぎ等の面倒も生じるように思います。
 そういう諸々のことを考えれば,今回の件は非常に重要ですし,今回の件を教訓に規則の徹底がはかられねばならないと思いました。


 今日の記事では,阪神の新外国人ヘイグさんが,従来の外国人選手より5日ほど早めに来日する予定であるというものがありました。

 日本プロ野球のキャンプインは,メジャーの2月中旬に比べて早い2月1日からですが,ヘイグさんは日本式に合わせるため早めに来日するということです。
 契約合意の際,早めに来日してキャンプに備えたいと述べたそうですが,それが現実になるということでした。

 正直言って,この内容でよく記事にできたなというのが見た時の感想でした。
 確かにまじめそうな方でよかったという思いはありますが,ただそれがどうしたという風に思ってしまうのは私が悪いのでしょうか。
 かつてのゴメスさんの1年目を思い出せば,彼はキャンプ初日に間に合わず相当な悪評の中シーズンが始まりましたが,ふたを開けてみればなかなかの活躍ぶりだったということもあり,これではかれるのはまじめさであって活躍ぶりではなかろうというように思います。

 ただ,かつて不真面目な外国人助っ人が,不真面目なままシーズンに突入して不真面目なままシーズン途中で去っていったという黒歴史をたくさん持つだけに,そこはむしろまじめさだけで加点要素なのかもしれません。

 また,阪神ほどの人気球団ともなると,このくらいの些細な出来事で記事になるのだということが確認できただけでもよかったのだろうというようにも思いました。

 ヘイグさんは,一発のある選手というよりはアベレージヒッターでマートンさんに近いタイプと聞いておりますが,あとは日本球界とどのくらい馴染めるかでしょう。
 特に,内角の球には弱そうだという話や,変化球への対応の可否ということもあるでしょうから,まずはそのあたりからキャンプで慣らしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,大気汚染問題が続く北京市において,首都機能移転を決定したというものがあったので取り上げてみました。

 今回の首都機能移転を決定した背景は,出稼ぎ労働者らの流入で過密化が進んだことが一つあるそうです。
 そして,その結果として,地下鉄もパンク状態,道路渋滞等が発生し,排気ガスによって大気汚染が発生しております。
 このような重度の大気汚染の緩和のため,昨年既に400者近くの製造業の企業を市外に移転させましたが,2020年までの中心部の人口を15%減らす目標を打ち出したそうです。

 その目標をかなえるべく,首都機能移転に伴う副都心構想が出てきたということです。
 副都心移転先といわれる通州は,緑豊かで手つかずの自然がたくさんあるそうですし,首都経済圏構想の大きな要になる天津市に隣接していることも大きな要因だったそうです。

 これを見ていて,まず大気汚染の抜本的な対策ではなく,首都機能移転というある意味場当たり的な対策だったというのは残念だということを思いました。
 ただ,これは抜本的な対策をとることが非常に難しい問題であり,このようなやり方で少しでも分散させるという方法をとることがやむを得なかったからというようにもとれるので,政府の苦渋さも見て取れるように思います。

 とはいえ,緑豊かな通州が数年先には大気汚染まみれになってしまうことは強く危惧されるところです。
 もしもそうなれば,また同じことを繰り返すばかりで,最終的には国中にきれいな場所がなくなってしまうという顛末を迎えるように思えてなりません。
 ここは,一度新しい場所に副都心を移す以上,0からの街作りを構想し,その上で汚染については拡大しないように厳格なルール作りが必要ということではないかと思います。
 そして,それができれば,大気汚染対策も徐々に拡大できるのではというように期待するところもあります。
 ですから,通州における厳格なルール作りが期待されるところですが,その点について言及した記事は今のところ見受けられません。
 私としては,むしろそれが関心事であり,政府としては対策をよく検討されるべきでしょう。

 しかし,首都機能移転は日本でも同じように問題のある点でしょう。
 中国ほど大気汚染はひどくないものの,東京の電車の混み具合や道路渋滞は目を覆うばかりのもので,それも東京に一極集中していることが原因の一つであろうと思います。
 かといって,これを移転させようというのは現実的になかなか難しい問題もあるのでしょう。
 日本は人口が減少していく傾向にあるため,この問題も少し先の未来では今ほどではないのかもしれません。
 ですが,中国の記事を見ていて,日本も他人の話とばかりは思えないものだと思いました。


 阪神の抑え候補ですが,先日はクレトさんについて挙がっていましたが,昨日からマテオさんが急浮上してきました。
 マテオさんを見てみると,長身で速球は155キロ超,変化球をいくつか使いこなすという,短いイニング限定でいえばなかなか打ちづらそうな投手に見えます。
 一方,クレトさんと同じく,制球難はあるようで,メジャーの実績はあるものの,その点がやや不安が残るというところでしょうか。

 私が見た限り,クレトさんとマテオさんは同系統の投手で,両投手とも速球に自信があり,変化球も多少使えるものの,制球があまりよくないという感じです。
 クレトさんは26歳と若く,一方マテオさんは31歳ではあるものの実績があるというところでしょうか。
 クレトさんの方が速球の速度が出ているようですが,球の速さのほかにキレもないといけないというところでマテオさんの映像を見る限りキレがあるように見えました。

 こうしてみてみると,育成という観点から見ればクレトさんの方がよいように思えますが,即戦力ならば経験のあるマテオさんの方がよいとも思えます。
 どちらがよいかというのは正直わかりかねますが,いずれにせよ日本球界でいえば長身の速球派投手が出てくるとある程度までは抑えられるというように思われ,どちらも制球で崩れなければ抑えとしては悪くないという印象です。
 呉さんとマートンさんの件で浮いたお金でいっそのこと両者ともというようにも思いましたが,外国人枠の関係上誰かにはつらい思いをしてもらわねばならないでしょうし,そのあたりは球団としても難しい選択でしょうか。

 いずれにせよ,こうして抑え候補の名前がそれなりに挙がってきて,かつそれらの投手がいずれもなかなか夢を抱かせるような感じであるならば,個人的にはやはり来季が楽しみになってくるものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2015.12.10 Thursday
 こんばんは。

 先日より違法賭博問題が持ち上がっている呉さんですが,阪神が来季契約のための交渉を打ち切るということになったそうです。
 先日も述べたとおり,大変残念な結果ではありますが,反社会的勢力との関係があるということも疑われていますし,致し方ないでしょう。

 そうなると,前から何度も言っているように,阪神の抑え候補をどうするのか,本当に問題になってきてしまいました。

 今日の記事を見ていたら,メッセンジャーさんの抑え転向に関する記事がありました。

 確かに,メッセンジャーさんはストレートに力があり,空振りをとれる変化球も持っていますし,制球力もありますから,抑え投手に要求される三振を取るということもできるように思います。
 また,メッセンジャーさんといえば投球数が多くても長い回を投げられるスタミナですが,あれだけのスタミナがあれば抑えの連投にも耐えられそうです。
 さらに,メッセンジャーさんはアメリカ時代は中継ぎでの登板が多かったと聞いていますし,今から中継ぎに転向することもできなくはないでしょう。

 ですが,メッセンジャーさんは阪神のエースですから,エースを欠くということはどういうことなのかということは大きな問題でしょう。
 メッセンジャーさんは阪神投手陣の柱ですし,先発ローテーションも数が足りていないのですから,貴重な先発投手をなくしてしまうことはいいのだろうかと疑問に思うのです。
 また,上原さんの例を思い出すと,一度抑え投手にしてしまうと先発投手に戻すことはなかなか難しいと思いますし,メッセンジャーさんの年齢も考えれば改めて抑えから先発に戻すというのは難しいのかもしれません。
 そういうリスクを考えると,これだけ優秀なメッセンジャーさんという投手を抑えに転向させるのは確実性を減少させる行為のように思えました。

 他からとってくるという案については,先日挙がった元広島さんのヒースさんがおります。
 ヒースさんの長所等は先日述べたとおりであり,魅力のある投手ではあるものの,いくつか修正すべき点もあるということを念頭に置くべきでしょう。

 そんな中,今日話題に挙がってきたのは,ドミニカ出身のクレトさんです。

 彼は,26歳とまだ若く,メジャー経験もあり,マックス160キロ超,平均150キロ後半の速球右腕だということです。
 噂では,変化球の持ち球はツーシーム,スライダー,スプリットで,決め球も大変切れるそうで,空振りをとれる投手のように思われます。
 映像を見た限り,確かに球は速いですし,タイプとしてはサファテさんを彷彿させるようにも思います。

 一方,メジャーでの成績は0勝1敗,防御率6.60ということで,結構打ち込まれていたようです。
 話によれば,制球力に難があるようで,それを聞いて確かに速球160キロ超で変化球も切れるとなれば普通にメジャーに行くだろうし,それができない理由はたいがい制球だろうと納得しました。

 クレトさんですが,久保コーチの指導によって制球難が克服できたら,速球を打つことはなかなか難しそうですし,おそらく普通では手の出せない投手になるだろうと思います。
 また,年齢的にも,もしも当たったら長く阪神で抑えをつとめてくれるように思われ,その点も非常にポイントが高いように思います。
 ですから,今後に期待して素材型を採用するというのはある意味いい選択なのではないかと思います。
 また,ゴメスさんもドミニカですから,もしかしたらクレトさんは馬が合うかもしれませんし,その意味でもいいかもという気がするのです。

 とはいえ,あくまで素材型としての将来の期待を込めて獲得するということであれば,来季の抑えとしての即戦力を期待することは,せめて制球力に多少不安を除けてからでしょう。
 とすると,もしクレトさんを獲得するとしても,予備は考えておかねばならないと思います。
 ヒースさんはよい投手だと思いますが,クレトさんを獲得しつつヒースさんも予備で獲得するというのはおそらく難しいでしょう。
 別の記事には,呉さんとマートンさんの抜けた穴で7億円の予算があるからとかいうのがありましたが,まさかそのすべてをつぎ込むという計算をたてているわけはないでしょうし,さすがに抑えに困っているからといって,外国人枠を蔑ろにして外国人投手を2人採用することはないと思います。

 とすると,抑えの予備としては,結局チーム内でまかなうというのが現実的なのでしょう。
 最右翼は福原さん,藤川さん,安藤さんというところなのでしょうが,先日より何度も述べているとおり,年齢や実績等の問題があります。
 やはり歳内さんや松田さんが出てきてくれないと,本当の意味で抑え問題は解決しないと思います。
 特に,松田さんは,期待されながら今年は活躍できなかったので,そろそろ出てきてくれないと困るのですが。

 ということで,クレトさん,ヒースさんあたりの動向を気にしてみたいと思います。
 ちなみに,ある記事であった,バーネットさんについて,その代理人が阪神との親交も厚いことを理由に,好条件を提示すれば獲得可能ではというような意見がありました。
 しかし,そのような夢物語に飛びついて時間を使ってしまうと,今年中に抑え投手を確保することも難しくなってしまいそうで,もはやバーネットさんのことは忘れた方がいいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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 こんばんは。

 先日,韓国法で違法賭博といわれていて問題になっていた呉さんですが,今日の記事を見ていたらこの違法賭博問題で,カジノ運営者が韓国の暴力団で行動隊長をしていたということで,暴力団との関与の疑惑が持ち上がりました。

 呉さんの疑惑は,マカオのカジノで1億ウォン程度を使ったということで,韓国の外為法違反といわれていました。
 先日,私は,韓国法では違法であっても,日本法で違法でないのであれば,日本でプレーすること自体に問題はないのではというように述べました。

 ですが,もしも今回の記事で言うように呉さんと反社会的勢力に関係があるというのであれば,その反社会的勢力が日本のそれでないとしても,もはや阪神が契約することはできないということとなるでしょう。
 阪神球団首脳も,反社会的勢力から金銭を受けていたという疑いもあるということで,そうなれば野球協約違反だから再契約云々の話ではなくなると言っていますが,まさにその通りでしょう。
 これが真実であれば,大変残念ながら,阪神だけでなく日本でプレーすることはできないでしょう。
 今呉さんが志望しているメジャーでの契約はどうなのかはわかりませんが,今アメリカの在留資格は厳しいですし,なかなか厳しいのではないかと思います。

 記事によれば,呉さんは元ヤクルトの林さんと一緒にやっていたということですが,林さんは永久追放ともいわれているそうで,なぜそのような疑惑が出てきてしまっているのか,非常に悔やまれます。
 林さんといえば,林さんが日本に来たばかりのシーズン開始前のオープン戦で神宮に投球を見に行ったことがありましたが,その時にとんでもない球を放っていたという記憶があります。
 また,呉さんの直球も相当よい球であったことはこれまで何度も述べたとおりです。
 呉さんにおいては,トレーニングについても阪神若手投手陣は見習うべき箇所がたくさんあり,若手投手の手本ともなるべき存在であったと思います。
 それがなぜこんなことになってしまったのか,大変残念です。

 呉さんは否認しているそうで,今の段階ではあえて疑惑という言い方をしたいと思いますが,それでもそのような疑惑が持ち上がった段階で自分の野球人生にどれだけ悪影響があるか本人は知っていたはずでしょう。
 まして,今は念願のメジャー挑戦のかかった,人生で大事な時期の一つであり,それをこのような疑惑を持たれる行為によってフイにしてしまうとすれば,それは愚行であるといわざるを得ません。
 しかも,この疑惑によって,メジャーはおろか,所属していた阪神,韓国球界も当面契約することもできず,野球をやることすら思うとおりにいかなくなってしまうことでしょう。
 おそらく本人は現在相当後悔しているでしょうが,しかしそれにしても疑惑を起こしてしまったこと自体本人の脇の甘さ故でしょうし,もはや事態の推移を見守るしかないでしょう。

 そんなわけで,阪神と呉さんが再契約できる見込みが非常に少なくなったわけですが,阪神は結局抑え投手をどうするのか,その課題がそのまま残ってしまったことになります。
 今のところ,藤川さんと福原さんが候補でしょうが,これまでここで何度も述べているとおり正直言って相当な不安を感じます。
 できれば抑えに適した投手をとってきてもらいたいですが,それは今から可能なのでしょうか。
 呉さんと再契約できないということになれば,外国人枠の関係上一人外国人投手を採用することはできるはずですし,どこかからそれを賄えればよいのですが。

 先日,その穴埋めにスタンリッジさんはどうかと述べてみましたが,世間では全くスタンリッジさんの話題が出ないということは,年齢と年俸の関係などいくつかのデメリットがあるということなのでしょうか。
 だとすれば,どのように賄うのか,非常に難しい問題です。
 ちょうどヤクルトさんを自由契約になったバーネットさんなどいいと思うのですが,さすがに現実味のない話ですし,この課題は越年で持ち越しそうです。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,精神科医が患者に対して「病気ではなく甘えだ」等と言われて症状が悪化したということで,医師が60万円の賠償判決を受けたというものがあったので取り上げてみました。

 男性は,自律神経失調症を患っていたそうですが,病気が悪化して2008年6月頃から休職していました。
 そして,復帰のめどが立った11月,上司を交えて産業医と面談することになりました。
 その時,産業医からは
「薬では治らない。病気を作り出しているのは君自身だ。」
「そんな状態が続いていたら生きててもおもしろくないだろう」
「君の症状は誰にでもあることだ。病気とはいえない,甘えだ。」
などと言われ,これによって症状が悪化したということでした。
 そして,医師を訴えた結果,大阪地裁は60万円の賠償判決を下したということでした。

 精神科の病気は外から見えないため,その評価などは他の病気に比べて非常に難しいと思います。
 ですから,精神病に関する理解が乏しい一般人であれば,病は気からということで,気合いや元気の問題であろうと考えてこのような発言をすることはある意味よくわかります。
 私も,周りに鬱病の人がいて初めてこの病気がどのようなものか知りましたし,これを理解が乏しい一般人が発言したとすればそれはまだ理解できるのです。

 ただ,精神科医は,そのような精神的な病気について理解ある立場なのですから,その点について配慮が必要ではなかったかとは思います。
 もちろん,外からわかりにくいだけに詐病の可能性もありますし,そのような場合は産業医として指摘をしなければならないと思います。
 ただ,精神科の病気は,それを指摘できるだけの根拠もなかなか難しいでしょうし,その点気を遣わずに過失といわれてしまったとしても致し方なかったかとは思います。

 このような事件において問題になるのは,具体的な医師の行為,そしてそれによって発生した悪化したという結果だと思います。
 これらの立証は患者側がしなければならないので,患者側には大変な苦労があると思います。

 例えば,医師の行為についてですが,それを録画などしているわけではないので,結局人の記憶を証言という形で証拠にしなければならないでしょう。
 しかし,一方が自分に有利に運ぶために嘘の証言を行ってしまえば,それを崩すだけの材料をどこから持ってくるのか,非常に難しい問題が生じると思います。
 その意味では,水掛け論になる可能性があり,立証が難しいと思いました。

 また,医師の行為によって症状が悪化したことですが,悪化というためには医師の行為の前と後においてどの程度悪化したのかという比較資料が必要でしょう。
 本件では,おそらく休職期間中に精神科に通院したことがあるでしょうし,行為の前の資料を集めることはできたと思いますし,行為後については集めに行くこともできたと思います。
 ただ,精神的な病気というのは,外傷等と異なり,悪化が目で見て検証できないものですから,何をもって悪化というのか,非常に難しい問題があろうかと思います。

 その意味では,勝訴判決を得るためにかなり苦労されたのではないかと推察されます。

 さらに,これで判決を得ても,賠償金が60万円ですから,場合によっては弁護士費用を考えた時に赤字になってしまう可能性もあろうかと思います。
 裁判を継続するために自分が払った労力も考えれば,よりマイナスかもしれません。
 もっといえば,一審判決なので,控訴される可能性もあるでしょうし,そうなればもっと長い戦いとなるでしょう。
 加えて,産業医を相手に訴訟を行うということは,元の職場にも居づらくなるのではないかと思われます。
 それらの事情をすべて理解した上で訴訟に挑んだのでしょうし,それはもはやお金の問題ではなく,自分の名誉だったりプライドの問題だったり,そういうところを理由として戦ってこられたのではないかと思います。
 そういう事件は時々私も経験しますが,そのような場合は初めにどのくらい弁護士が説明をして理解をしてもらった上で進んでいけるかという覚悟が非常に大事だと思います。
 このような事件について,裁判中に覚悟がなくなってしまって終わりにしてしまうのは,誰にとってもよいことではないので,結局気持ちの問題で戦うという事件で大事なことは覚悟だろうと改めて思わされました。

 ちなみに,今日は取り上げるような阪神ネタはありませんでした。
 毎日興味を持ってみているのですが,やはりシーズンオフとなるとなかなかないものです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:27
 こんばんは。

 先日山手線に新型車両が導入されたものの,すぐにトラブルが立て続けに発生して運転を取り止めるという騒動がありました。
 本日,このトラブルの原因の一つについて明らかにされました。

 明らかにされた原因は,新車両の発走行に鉄道ファンが詰めかけて,実車での走行し賢二を大きく超える重さがかかり,ブレーキを制御するシステムに不具合が生じたと言うことでした。
 山手線の乗車率はラッシュ時は180%を超えるそうですが,JR東日本は実車試験を座席に余裕のある程度の40%迄しか行わず,コンピュータによるシミュレーションを過信したことが原因であったとのことでした。
 実車試験では,計36トンの水タンクを載せて乗車率40%を想定したということですが,初走行時には1600人が乗り,乗車率は92%になってしまったそうです。

 今回のトラブルで,新車両の営業運転は当面見合わせとなったということで,再開時期は明言されなかったそうです。

 この記事の見出しを見た時は,新車両を見たくてたくさんの人が詰めかけたために故障してしまったのかと思いましたが,実際には違うようです。
 乗車率92%でブレーキに異常が出てしまうのでは,朝のラッシュ時には到底耐えられないように思われ,これが初走行の段階で見つかってよかったととるべきでしょう。
 もしも朝のラッシュ時にブレーキが故障したとなれば,人身に大きな損害が発生する大事故になっていたと思いますし,改めてこの件の大きさを感じます。

 こうしてみると,実際のシミュレーションの重要さがよく分かるもので,これを怠ってコンピュータ上の架空の実験で済ませたことはやはり問題だったのでしょう。
 もちろんあらゆる事態をシミュレーションせよというのは難しいとしても,日常的にあらゆる事態くらいは導入前に実験して頂くべきだったと思いますし,これによって新車両の評判に泥を塗ってしまうこととなってしまったと思います。

 とりあえず,今回の件を契機に,安全な車両を作ってもらいたいものです。


 阪神の大和さんと西岡さんが減俸での契約となってしまいました。
 特に,西岡さんの場合,40%ダウンということで,非常に厳しいものを感じます。

 とはいえ,今年の阪神の成績を考えれば,上げられるべき方は少ないと思われ,特に踏ん張った先発投手陣に比べて打線の奮起は足りなかったと言わざるを得ないと思います。

 西岡さんは,シーズン当初からほとんど活躍の機会なく,シーズン終盤に代打で出てくることが多かったですが,そうなると期待された活躍には及ばなかったというほかありません。
 今年のキャンプでは,上本さんと正二塁手を争っていたにもかかわらず,ここまでになってしまうとは今年の初めには思ってもいませんでした。

 ただ,西岡さんの基本スペックの高さは,これまでの実績からも明らかですし,怪我さえなければ活躍をしてくれるとは思っています。

 不安があるとすると,肘の状態でしょうか。
 肘が問題だとすれば,距離のある送球は難しいでしょうし,一塁に比較的近いポジション,すなわち二塁でないと守備力を期待することが難しいのではと心配します。
 一部では,外野転向などという話もありましたが,肘を怪我した経験があるにもかかわらずそれを実行するのは到底難しいのではないかと思っています。
 そうなると,守備位置が減ってしまいますから,その分出場機会も減少することが懸念されますが,そのためにも肘の状態を回復させることが西岡さんには何より必要でしょう。

 大和さんですが,彼の守備に文句を付ける余地は全くないので,あとは打撃をどうにかできるかでしょう。
 金本監督が,バットを振らせる意識を付けたいと述べていましたが,それで大和さんが変わることが出来れば,彼が不動のセンターないしセカンドに就任することでしょう。
 とにかく大和さんの課題は分かりきっていることなので,来季は何とか修正できるよう強く期待しております。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:53
 こんばんは。

 1年くらい前に,ラウンドアバウトという環状交差点の導入が話題になったことがありましたが,これを導入してから1年で死亡事故が0件だったという記事があったので取り上げてみました。

 ラウンドアバウトは,信号機がない円形の交差点で,通行する車は時計回りに進んで行きたい方向の道路に出て行くという構造になっています。
 ラウンドアバウトの利点としては,対向車がないので対向車同士の衝突がないこと,円形の交差点を回ることで速度が落ちるため,交通事故が発生しづらい,信号で停められないのでスムーズに進めることなどが挙げられます。
 警察庁によると,去年9月より15都府県に49箇所導入し,今年10月時点では死亡事故や重傷事故は1件も起きていないということでした。

 私はフィリピンでラウンドアバウトの交差点を通った車に乗っていたことがありますが,見慣れない光景でちょっと初見では仕組みがよく分かりませんでした。
 構造を考えてみればよくできていると思ったものの,一方でこれを作るとなれば結構場所をとることになるだろうとも思いました。
 そうすると,大通り同士の交差点の場合は作りやすそうですが,小さな道同士の交差点でこれを作ることは非常に難しいように思います。
 また,円形であるという形状からくる都合上,二車線にはしづらいと思われ,二車線以上同士の交差道路の場合どのようにこれを作るのか,なかなか難しそうな気もします。
 また,渋滞しがちな道路の交差点の場合,渋滞している円形の中になかなか入りづらくもあるでしょうから,運転に慣れていない人が渋滞中のラウンドアバウトになかなか入れないと,そこで大渋滞を引き起こす可能性もあると思います。
 そのような意味で,現段階ではラウンドアバウト導入に適切と思われる箇所での試験導入ということなのでしょうが,それが幸いにして今のところ成功しているという記事なのでしょう。

 ただ,個人的には,まだこれでラウンドアバウトを積極的に導入するという方向にはならないと思います。
 その理由は,上記デメリットのほか,まだ日本人がラウンドアバウトに慣れていないからです。
 交通事故は基本的に注意不足によるものですが,慣れていない道路を走る時は誰でも慎重になるもので,そうすると慣れていないうちは注意不足が生じる可能性が低いと思われるからです。
 記事の書き方では,死亡事故や重傷事故はないということですが,物損事故や軽傷事故はあるということだと思いますし,慣れていないところである程度の事故が発生しているということなのだろうと思います。
 また,このラウンドアバウトが導入された交差点が,従来のクロス型の交差点の時代と比べてどのくらい事故が減ったのかということも検証する必要があるでしょう。というのは,そもそも事故が少ない交差点を選んだのだとすれば,比較資料がなく,ラウンドアバウトの有用性が分からないからです。
 そうだとすれば,もう少し導入地域の住民が慣れたところでその有用性を判断すべきと思われ,1年でその導入を決めるのはまだ早いと思います。

 とはいえ,面白い試みであるとは思いますし,今の段階で成功ならばもう少し様子を見ていっても良いと思いました。


 村田さん獲得を逃した阪神ですが,広島さんに在籍していたヒースさん獲得を検討しているということです。
 記事によれば,抑えの呉さんが流出してしまう場合に備えてヒースさんを調査し,あわせて呉さんに対しては12月7日〜10日後を回答期限として判断するということです。

 ヒースさんは,ストレートの速い,ナックルカーブは空振りがとれる,甲子園が得意な投手であるという印象です。
 今季は中継ぎで出場していて,それなりに数字を残しているというように思います。
 日本でそれなりに実績もありますし,選択肢としては決して悪くないという気がします。

 一方,ヒースさんの問題点を挙げると,まずクイックが得意ではないため,ランナーが出るとなかなか困ったことになります。
 ですから,戦力として使っていくためには,まずクイックをきちんと実戦レベルに仕上げる必要があるでしょう。

 次に,あくまで数字上の問題ですが,リードしている場面とビハインドの場面では数字上はよいものを残していますが,同点の場面では防御率があまりよくないと思います。
 今季の阪神を前提にすれば,基本的に貧打で,中盤から後半に点を取って,それを守りきって勝つという野球が多いですが,その意味では同点の場面が多くなる阪神野球において同点での防御率がややよくないというのは不安要素の一つだろうと思います。

 第3に,ヒースさんは球数が多く,その意味ではメッセンジャーさん並のスタミナがない限り先発投手として起用するには心許ないという点も挙げられると思います。
 先発投手は,最低5回は試合を作ってもらわないと困りますが,ヒースさんの場合,球数が多くなりがちで,そのためにガス欠になってしまったという様子もあったかと思います。
 そうなると,阪神の課題の中継ぎとしての起用が基本になると思いますが,さすがに広島さんでも任せてもらえなかった抑えに起用するのは冒険ということとなるでしょう。

 ですから,素材はよいと思いますが,おそらく起用するとすれば中継ぎ投手が適切だと思いますし,しかもピンチの場面での火消しで投入するにはやや心許ないという評価になるかと思います。
 もちろん,甲子園が得意という特性を考えれば,阪神向きの選手だと思いますし,その意味では獲得の方向性自体は面白いという様にも思うのですが,実際に使うまでには幾つかのハードルがあるというように思うのです。

 とはいえ,現状他の候補者もいないのであれば,ヒースさんは悪くない選択肢だろうと思います。
 そのためには,呉さんの動向が先行問題になりますので,そこの様子がどうなるか,気になります。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:31
 こんばんは。

 以前,ニコニコ動画で見たシュタインズゲートというアニメにはまったことがあるとここで言及したことがありますが,今日色々と記事を見ていたところ,今やっているシュタインズゲートの再放送で,これまでのものと内容が違う放送があったということでした。

 内容についてネタバレは控えますが,最も盛り上がるとされている23話の後半が,これまでのものと違う内容のようで,今度発売されるゲームに繋がるような仕上がりになっているということです。
 近日中にニコニコ動画で見られるようなので,以前はまった者としては欠かさずに見ようと思うのですが,それでも再放送を見ていた人とすればこれを歓迎するか,それともそのまま放送してほしいと思うか,どうでしょうか。
 今回の話を契機に23話のあらすじを振り返りましたが,確かに後半に向かって盛り上がっていき,この話があるからこのアニメが私の記憶に鮮明に残ることとなったというエピソードでしたから,これを見たかった人は多かったように思います。
 また,初めてこの作品に触れた人にしてみれば,ここまで見てきて非常に面白くなってきたにもかかわらず,よく分からない着地点に落ちてしまって何だったのだろうというようになってしまうことでしょう。
 個人的には,できればゲームの宣伝を一通り終えた後に元々の続きを再度放送してもらいたいと思いますが,それは放送局の都合を考えない考え方でしょうか。

 ただ,それだけ人気の回だったからこそ,予期せぬ新展開は大きな話題になったといえると思います。
 特に,番組表を見る限りでは「シュタインズゲート[再]」と再放送を示すような記載になっていて,まさかここから新規の回をやるとは思わなかったでしょうし,ゲームの宣伝としては相当効果的であったろうと思います。

 以前も書きましたが,私はシュタインズゲートを見てから非常にはまってしまい,ゲームを買ってさらにはまりました。
 この作品は,理詰めで考えると結構突っ込みどころが多く,理屈で何とかならないところを割とご都合主義でつじつまを合わせようとしているところも随所に見られるなど,考えすぎると困ったことにはなります。
 しかし,それを除いて単純に一つの作品としてみれば,私がこの5年くらいのうちに見たあらゆる映画,ドラマ,アニメなどの作品の中では5本の指に入るくらい面白い作品だと思います。
 ある書込に,本作の記憶を失ってもう一度見てあの展開を味わいたいというものがありましたが,私もまさにそのように思うくらい面白かったです。
 序盤の展開ややりとりのマニアックさなどを見る限り,万人にお勧めすることは躊躇いがありますが,それでも全24話のうち5話くらいまで耐えられればそこからどんどん面白くなってくる作品だと断言できます。
 ですから,もしも興味を持った方は,是非とも「序盤を耐える」というキーワードを胸に,騙されたと思ってご覧になって頂きたく思います。

 そして,正統な新展開というように聞くと,ゲームにも俄然興味を持ってしまいました。
 PS Vitaなどのハードを持ち合わせていないため,ゲーム発売後の評判を見てからどうするかを考えようと思いますが,これが二匹目のどじょうとして面白い展開を見せるか,それとも駄作に落ちるのか,非常に興味を持って発売後の情報収集に努めたいと思います。
 ただ,本作があれだけの名作となってしまい,完成度も高かった以上,次作も面白いといえるためには相当ハードルは高くなったと言わざるを得ません。
 β世界線ルートは,そのまま行けばバッドエンドになるということが明らかになっていますので,本来の結末から敢えて分岐を付けたところでどのくらい納得できる展開,結末を迎えられるのか,非常に問題だろうと思います。
 ですから,評判によっては,むしろこの作品に触らずに,本体の方だけで綺麗な思い出のまま終わりたいという気持ちも出かねない,それだけ名作の続編というのは難しいですから,私も興味と不安を持って続報を待つこととします。


 阪神に入団するという記事が出てきた村田さんですが,来季もアメリカで頑張る方針だということが決まったという記事を見ました。
 私自身も,先日の阪神入団見込みという記事を見て,来季のチーム構想を勝手に立てていただけに,非常に残念でなりません。
 特に,阪神は,昨季にあれだけ先発投手陣に不安を抱えるということで準備をしておきながら,結局今季先発ローテーションに2人も不足するという事態を引き起こしてしまいましたし,村田さんが加入して頂けないというのは非常に残念であり,かつ来季構想に不安を残すこととなりました。

 呉さんも流出可能性大ということで,今年もあと1月で終わろうというところで未だ阪神は来季のチーム構想が見えてきません。
 もちろんある程度の保留要素があるからこそ控えメンバーが奮起するということはあるのですが,それでもこれだけ保留要素が多いのは逆に不安定というべきでしょう。
 金本監督も頭を痛めているところだろうとは思いますが,何とかスタッフが揃ってくれることを願ってやみません。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:25
 こんばんは。

 今朝,半蔵門染では,非常用の消火器が落下して消火剤が吹き出るという騒ぎがありました。
 この騒動によって,男性1人が転んで顔を打ったそうです。
 この騒動のために,半蔵門線は渋谷駅と押上駅の間の全線で10分程度運転を見合わせ,1万6000人に影響が出たということです。

 私は幸いにして電車通勤ではないので,電車の遅れなどに日常的に縁のない生活を送っていますが,電車を日常的に利用している人は多いでしょうし,そのような人達にとってはこのような事件はかなり大きなことだったのではないかと思います。
 特に,先のフランスのテロの件もあり,都心の真ん中の地下鉄車内で突如白い煙に包まれたら,かつての地下鉄サリン事件を思い出し,パニックになってしまうことは当然あり得ることでしょう。

 いろいろな情報を見ていたところでは,今回の騒動によって,車内はパニックになり,乗客の中には半狂乱状態になった人もいたそうです。
 おそらく群集心理というやつも作用し,周りがパニックに陥った時にその感情が伝染し,みながそのような心情になってしまったのでしょう。

 車内の様子を見る限り,白い粉がたくさんありましたし,おそらく車内の乗客の服は相当汚れたのではないかと思います。
 また,ホームにはずいぶんたくさんの靴,特にハイヒールが落ちていたように思われ,このような状況になった際一目散に現場から離れようと必死だったという様子もうかがわれました。

 結局消火器が落下しただけということですが,それについてメトロ側に過失があれば,運行約款の内容によっては,今回の被害を受けた乗客,例えば粉でスーツをクリーニングに出さないといけなくなった人,パニックで怪我などを負った人などは賠償請求できる可能性があると思われます。
 ただ,賠償金などはよいので,とにかくこういうことが起きないようにしてもらいたいものです。
 消火器の落下の原因まではわからないので,これがメトロの責任なのかは不明ですが,少なくとも今回のことを教訓に消火器の設置については総点検がされると思いますし,何とかこの教訓を生かしてもらいたいものです。


 阪神の抑え問題ですが,呉さんが退団となった場合ということで,藤川さんが抑えに復帰するプランがあるということでした。

 いきなり抑えが適切なのかどうかは疑問の余地がありますが,個人的には未知数過ぎる先発よりも中継ぎや抑えの方がよいと思いました。
 先発と中継ぎ・抑えでは準備の仕方が大きく違うと思いますが,藤川さんはこれまでのプロ野球人生の大半を中継ぎ・抑えとして過ごしてきており,今更先発として起用されるからといってそれが通用できるような準備ができるのかと心配でした。
 もちろん,かつての下柳さんを考えれば,中継ぎ投手が先発に転向しても実績を上げることは可能であろうとは思います。
 しかし,それはあくまで可能性の話であり,可能性だけで論じるならば先発よりも中継ぎ・抑えの方に専念した方がその可能性は高いと思いました。

 その意味では,呉さんが退団する場合という限定的な場合分けではありますが,藤川さんが先発ではなく抑えに持って行くという案は悪くはないと思います。
 ただ,いくつかの不安があるとすれば,
・日本を発つ前の藤川さんは結構打ち込まれることが多く,そこから年数と怪我を経て今からまた通用するか不安があること
・メジャーで故障のためにほとんど活躍できませんでしたが,抑えに配置転換された後に故障ということになれば,抑えにあてがわれる別の投手に過剰な負担が生じること
でしょうか。
 藤川さんを獲得した以上,使える見込みが立ってのことだろうとは思うのですが,それでも日本にいた時の最後の方の藤川さんを思い出すと,コントロールミスでの一発というものに不安を感じずにはいられません。
 ですから,実績のある方を抑えに起用し,藤川さんは中継ぎとして何度かテストするというのが実践的な考え方ではと思うのですが,そうなると誰を抑えにするかでしょう。
 最右翼は福原さんでしょうが,福原さんも年齢的に問題がありますし,今季結構打たれることもありましたから,そうなると安藤さん,高橋さん,高宮さんという名前が挙がるのでしょう。
 そうなれば,やはり他からとってきた選手というのがもっとも現実味がありそうです。

 とはいえ,とってきた選手に抑えを任せるということは,今回の記事を見る限り藤川さんを先発起用するということに等しいように思われ,その点非常に悩ましくもあるのですが。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
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