Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。

 タイトルの通り,阪神は日本シリーズに敗れました。
 いろいろといいたいことはありますが,まずはソフトバンクさんを称えるしかありません。本当におめでとうございます。
 結局決定力を欠く阪神打線がソフトバンクさんから点を取れず,仮に今日阪神が勝てたとしても結論はソフトバンクさんが勝利していたように思え,その点は単に決定力の差で負けたというべきであろうと思います。
 ですから,最後はソフトバンクさんが強かったですというしかありません。

 今日の試合ですが,最後の決定力の差はあれ,まさに五分五分の試合であったと思います。
 結果は8回のソフトバンクさんのタイムリーヒットが勝敗を分けましたが,それまで両チームともに何度も絶好のチャンスと絶体絶命のピンチを迎え,それらにおいていずれも決定力を見せることができませんでした。
 それは,もちろん両チームの投手の力がものをいったということもあるのですが,それでも両チームともに打線がふがいないということだったのだろうと思います。

 8回にソフトバンクさんがタイムリーヒットを打てた場面においては,もちろんソフトバンクさんの決定力がものをいったというべきなのですが,それでも私はメッセンジャーさんを引っ張りすぎたことが最大の原因であろうと思っています。
 メッセンジャーさんは,7回くらいから球威が劣ってきていると思われましたが,100球程度の球数であればいつもは問題なく投げられる程度ではあります。
 しかし,大舞台ゆえの疲れのほか,中4日という強行登板であることも考えれば,いつもの100球と今日の100球は質が違うというべきです。
 しかも,メッセンジャーさんは,再三のピンチをくぐり抜けてきたのですから,肉体的精神的に疲労困憊だったわけで,タイムリーヒットを打たれる前も球のキレが落ちてきているが故のヒットもあったわけですし,替え時はあったと思います。
 それだけに,メッセンジャーさんを責めるつもりはないですし,むしろ打たれて敗戦投手となってしまったことについては同情すらします。あと少し早く投げさせていればと思わずにはいられませんでした。

 阪神は,何度もチャンスを作り,このチャンスで点を入れられれば私のいう流れの転換点を迎えられるのではないかと期待しておりましたが,いずれもチャンスをつぶしてしまいました。
 しかも,そのつぶし方が選手のミスによるものも多く,その点は大変残念というほかありません。
 特に,3回の1アウト,ファーストランナーマートンさんの上本さんの打席は非常に残念でした。
 あの場面,エンドランなのですから,上本さんは何としてもバットにボールを当てるべきところですが,それができずにマートンさんはアウトになってしまいました。
 その後,結局四球で塁に出た上本さんも,あっさり盗塁失敗でアウトになって回が終わってしまったというところですが,あんなに敵を楽にしてしまうミスばかりでは,勝てる試合も勝てません。

 また,最大の問題は,試合の終わり方だと思います。
 サファテさんはストライクが入らず,はっきり言ってストライクの球をカットして粘ればそれで少なくとも同点にはなった場面でした。
 それがゴロと守備妨害で一気に終わりですから,落胆ぶりも大きかったです。終わった時は,思わずポカンとしてしまいました。
 守備妨害については,誤審かとも思いましたが,あとで動画を見てみると誤審とも言えない感じで,やむを得ない判定だろうと思います。
 西岡さんは,守備妨害にならないことに賭けてあのような走塁をしたのだと思いますし,その点は意地を見せてくれたのだろうと思いますが,それでも残念だったと思います。

 ただ,このシリーズは,私は誤審もそれなりにあったと思います。
 昨日の10回の藤井さんのバント処理は明らかにフィルダースチョイスではなくアウトでしたし,今日のサファテさんの福留さんに対する投球もボークだったと思います。
 誤審で結果が変わったかといえばそれはどうかと思いますが,それでもこういう大舞台で誤審が何度も見られるのは非常に問題でしょう。

 悪いことばかりいっておりますが,いい点をいうと,まずはメッセンジャーさんの安定感です。
 彼は非常にすばらしい,まさにエースです。
 メッセンジャーさんは,中4日なのにあれだけの活躍ができるとは,これがエースの誇りなのでしょうか。
 彼がいれば,来年もそれなりに勝って行けそうな気がします。

 次に,大和さんの守備です。
 彼は,打力はいまいちというほかないのですが,センターの守備には何度も助けられました。
 おそらく彼がいなかったら,もっと失点をしていて,そもそもソフトバンクさんと五分五分などとおくびにもいうことはできなかったでしょう。
 打力が伸びてくれれば申し分ないのですが,それでも決してスタメンから外すことができない選手であるということが刻み込まれた選手でした。

 振り返ってみると,阪神にはほしい時に点を取れる決定力が不足している,ミスが多すぎるという点が勝てなかった原因であろうと思いますし,その辺りが阪神より上回っていたソフトバンクさんの方が日本一にふさわしかったと思います。
 決定力については,ゴメスさんと福留さんに大きく期待がかかっていたものの,特にゴメスさんが封じられてしまって,それが点が入らないことに大きく影響したのでしょう。
 そして,決定力の肝であるゴメスさんを封じ込めたソフトバンク投手陣は見事というほかありません。
 阪神はずっと決定力不足に悩まされていましたが,ようやく登場した決定力ある打者がゴメスさんであったわけで,来年までにそういう人を急に発生させることはできないと思います。
 そうすると,来年阪神が強くなるためには,決定力については現在と同程度だとしてもまずはミスを少なくすることから始めてもらいたいと思います。
 中継ぎ陣の課題は,短期決戦の中ではあまり出てきませんでしたが,シーズンを勝ち残るためにはその点も不可欠であり,来季に向けた組み直しが必要でしょう。
 ある程度課題は明確なので,それらを一から見直して来年こそ日本一になってもらいたいと思います。

 最後に,ホームで胴上げで終われた秋山監督,本当にお疲れ様でした。
 秋山さんは,現役時代からスーパーマンのような身体能力から発揮されるスーパープレーに何度も魅了され,監督としても実績を残されていましたから,非常に尊敬しております。
 ひとまず第一線は退かれるということですが,また現場で見られる日を楽しみにしております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23
 こんばんは。

 今日は日本シリーズ第4戦が開催されましたが,結果はタイトルの通り負けてしまいました。
 これでソフトバンクさんは日本一に王手となり,阪神は崖っぷちにたたされることとなりました。

 今日は,昨日の試合と異なり,阪神は何度も勝てるチャンスがありました。
 同じくらい,負けるピンチもありました。
 しかし,それらのチャンスとピンチはいずれも潰れ,最後の最後にホームランで終わるという展開でした。
 それだけに,野球としての見応えはありましたし,阪神は昨日よりはよい野球をしているというようには思います。

 しかし,あと1敗という崖っぷちの状況で,流れは完全にソフトバンクさんの手中にあり,この状況では明日日本一が決まってしまうのではないかと思っています。

 このように暗いことをいうのは,今日は流れを手にできる機会が何度もあったにもかかわらず,いずれも逃していたからです。
 例えば,初回の満塁の場面,ここで1点でもとっておけばこの試合は有利に進められたように思います。
 また,福留さんのタイムリーヒットも,結局福留さんの走塁ミスで同点止まりとなってしまいました。
 岩田さんは,7回裏の絶体絶命のピンチを自力でくぐり抜け,反撃の兆しを作ってくれましたが,その直後の攻撃は非常に淡泊に終わってしまいました。
 10回表の鳥谷さんのヒットで西岡さんはホームまで帰って来れませんでした。また,その次のバッターゴメスさんはゲッツーで終了してしまいました。
 その他にも,藤井さん,大和さんが得点圏にランナーがいる状態で何もできなかったなど,これだけの流れが動く状況がありながらそれをものにすることはできませんでした。

 以前から,私は,大事なものは決定力であり,点差のある時にいくら点をとってもそんなに意味はない,点がほしい時にとれるという存在が重要であるということをここで述べてきました。
 今回のシリーズでは,それに相当する選手は,鳥谷さん,ゴメスさん,福留さんというところだと思います。
 このうち,福留さんは,凡退はあるものの,それなりに決定力を見せてくれているように思います。
 しかし,特にゴメスさんは勝負弱く,大事なところでブレーキになってしまっていました。
 こればかりはどうこういって発生するものではないと思いますし,外野が何を注文つけたところで変わるものでもないのですが,それでもこの場面に来てこの勝負弱さは非常に辛いものがあります。

 今日の試合は,ソフトバンクさんの先発中田さんの状態が悪く,早々と投手が交代しましたし,イデホさんも途中交代,その後も何度もチャンスが訪れ,さらにサファテさんも出来がよくなかったですから,おそらく日本シリーズの流れを変える転換点になり得た試合だと思います。
 そして,この転換点で流れの切り替えができなかった以上,明日その転換点を再度迎えられるのかといわれれば疑問だと思います。

 案の定,明日は勝負をかけるしかない状況なので,中4日でメッセンジャーさんをつぎ込むしかなくなってしまいました。
 メッセンジャーさんはよい投手ですから,きっと締まった試合にしてくれるのだろうと思いますが,それでも今の決定力なき打線が果たしてメッセンジャーさんの抑え込んだ点数よりも多くの点を獲得できるのか,非常に疑問です。
 それでも,試合が終わるまでは勝ちを信じたいのですが,それだけ今日の試合は面白く,かつ転換点になり得たという意味では重い試合だったと思います。

 私は,阪神を離れても普通に野球が好きですが,面白い野球を数多く見たいという強い欲求があります。
 2位で終わった阪神が今も野球をできているのはご褒美みたいなものだと思いますし,今の時期も野球をこんなに楽しめること自体に幸せを見いだしているところではありますが,それでも1試合でも多くそんな野球を見ていたいのです。
 今年の阪神は,詰まるところ,打力で勝ってきたチームだと思います。
 それは,中継ぎ陣の問題があり,相対的に打力が注目されたということはあるとは思いますが,それでも勝ち上がる時はそれなりに打ってきたチームでした。
 もちろん,いい投手が出てくると手も足も出ず,昨日のようにふがいなさ過ぎる試合もそれなりにしてきたこともありました。
 ただ,追い詰められた最後の局面くらい,今年の阪神を締めくくれるような打線の力を見せてもらいたいと思います。
 私は,追い詰められた今こそ阪神らしい試合を見せてもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:11
 こんばんは。

 今日は阪神とソフトバンクさんとで,舞台を福岡に変えて日本シリーズ第3戦が催されましたが,結果はタイトル通り惨敗でした。
 惨敗という以上,第2戦のタイトル「惜敗」と違って,圧倒的な敗北でした。

 敗因の一つは,大隣さんの出来の前に阪神打線がまったく機能しなかったことです。
 確かに,大隣さんはいい投手であることは間違いないのですが,それにしても工夫なく抑え込まれすぎなのではないかと思います。
 阪神打線は,結局ほとんど活躍をすることもできずに終わってしまい,これを大隣さんが見事であるというのか,それとも阪神打線がふがいないというのかは人によって見方が変わるのだろうと思います。
 ただ,私としては,例えば大隣さんを揺さぶるような攻撃の仕方をしたりして大隣さんのスタミナを奪いに行く等,何らかの工夫があってもよかったのではというように思うのです。

 二つめは,藤浪さんの出来です。
 今日の藤浪さんは,最もいい時に比べればあまりよい仕上がりとは言えず,特に制球に問題があったように思います。
 例えば,それが先頭打者への四球であったり,暴投であったりということだと思います。
 その暴投のうちの一つが失点に繋がってしまうということで,その辺りは要らない失点だったといわざるを得ませんでした。
 暴投での失点後,大和さんの守備がなければ,今頃もっと酷い点差で終わっていたようにも思われ,その点はまだ大和さんのお陰でこの程度の負けで済んだということでしょう。

 ただ,私は,この暴投での失点は,セカンドランナーが一気に帰ってきたという点について非常に問題であると思います。
 私は,制球が悪いなりにも勝負にかけた結果発生した暴投は仕方ないと思います。
 しかし,その暴投の結果,処理が遅れてしまってランナーが二つも進塁するというのは,結局意識の問題であると思え,そういう部分は悪い時だからこそきちんとすべきだったと思います。
 その点,藤浪さんと鶴岡さんの責任は重いと思います。

 三つめは,和田監督の選手起用の問題です。
 以前から,阪神はDHで誰を起用するのかという点は問題になっていましたが,まさかDH新井良太さん,サード西岡さんだとは思いませんでした。
 西岡さんは,先日のサードの守備の際,ファーストへの送球がボテボテのバウンドであったわけで,その時点でおそらく西岡さんの肘の状態がよくないのだろうと思われていたはずです。
 そうであればこそ,私は,DH西岡さん,サード新井良太さんがDHの使い方として妥当であろうと思っていました。
 しかし,結果は西岡さんがこれまで通りサードで起用されました。

 その結果どうなったかといえば,6回の西岡さんのフィルダースチョイスだと思います。
 あの場面は,通常の三塁手であればファーストに送球してアウトにして回が終了していたというところだと思います。
 ところが,サード西岡さんがボールをつかんだ後,セカンドに投げてしまい,それがフィルダースチョイスになってしまいました。
 これが,西岡さんの判断ミスかといえば,私はあの場面で西岡さんは最もよい判断をしたのだろうと思います。
 なぜならば,彼の肘の状態を考えた時,ファーストに投げてアウトが取れたのか分からないということも考え,確実に早い送球のできるセカンドに投げてアウトを取れるか賭けに出たということだと思うからです。
 これが,もしも新井良太さんがサードを守っていたとすれば,ファーストに投げて回が終了,もちろんその後の失点もなかったということになったのではないかと思います。

 新井良太さんは,あまり守備が得意ではないので,送球以外は西岡さんの方が信頼できるということであったかも知れません。
 しかし,私は,西岡さんの状態があまりよくない現状で,DHが使えるのに強行起用したことについてはどうなのだろうかと思います。
 私がソフトバンクさん側であれば,明日以降同じような場面があれば躊躇わずにサードを狙って転がすと思いますし,そのような方針を決定づけた今日の選手起用は非常に問題でしょう。

 たらればは野球ではよくないのを承知で申し上げると,上記の通り2点目の失点はバッテリーの意識の問題で回避が可能だったと思いますし,3点目以降は三塁手の起用の問題で回避可能だったと思いますから,私はこの試合で納得している失点は事実上1点だけだと思っています。
 そして,阪神は,サファテさんから1得点を挙げていますから,もしかしたら今このブログを作っている最中にも延長戦が行われていたのではと思ってしまうのです。
 そう思うと悔しい気持ちになりますし,たらればは意味のないことだと分かってもいるので,これ以上ここでこの点について言及しないことにします。

 ただ,今日のな惨敗は避けることができたと思いますし,今日はそれが敗因だと思います。
 また,野球は,結局打てないと勝てないわけで,今日は失点を防げてもあの打線が勝てたのかと聞かれれば疑問符を付けざるを得ないでしょう。
 その意味では,明日中田さんを阪神打線が打てるかどうかが非常に大きな問題であろうと思います。
 中田さんは,中日時代に阪神が相当苦しめられた投手であり,苦手意識もあるかも知れません。
 しかし,中田さんは,制球難な投手でもあり,粘って球数を投げさせて制球難を引き出して何とか攻略してもらいたいと思います。
 そのためには,今日のような淡泊な打撃ではなく,じっくり攻略をしようという姿勢が大事になると思います。

 また,明日の先発は岩田さんですが,岩田さんは今シーズンはエース級の働きをしているので期待しています。
 岩田さんは,例年,5回くらいから突如調子を崩して1発を食らうという展開が多いですが,明日はそのようなことがないようにしてもらいたいと思います。

 とにかく,まだ1勝2敗なので,明日勝って五分にしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:04
 こんばんは。

 先日より世界中で問題になっているエボラ出血熱ですが,今晩のニュースで日本に上陸した疑いがあるという一報があったので取り上げてみました。

 疑いがあるのは,リベリアに今年8月から2ヶ月滞在した外国籍の40代のジャーナリストということです。
 ベルギーやイギリスを経由して,羽田空港に到着したということでした。
 羽田空港到着時に37度8分の熱があり,エボラ出血熱が疑われて,念のため国立国際医療研究センターに運ばれたということでした。
 塩崎厚労相は,検査結果が出次第知らせるとし,その時期はおそらく明け方になるだろうと述べているということです。
 また,塩崎厚労相は,同じ飛行機に乗っていた乗客などへの感染の恐れについて,しかるべき対応を準備していると述べたということでした。

 もしもこれでエボラ出血熱だとすれば,これは非常に重大なことだと思います。
 それは,この男性の健康問題ももちろんですが,同じ飛行機の乗客に感染し,その乗客がいろいろな交通機関で移動する最中にさらに感染が拡大するということが懸念されるからです。

 政府が同じ飛行機の乗客についてどの程度の対応をしているのかは分かりませんが,少なくとも全員について連絡が取れる状況にしておかねばならないでしょう。

 この乗客の立場からすれば,ある程度の身柄拘束をされる可能性があり,かつもしも大元の男性がエボラ出血熱だとすればその検査,場合によっては治療によって長期間の身柄拘束を受ける可能性もあることから,政府からの隔離のために集まってもらいたいという要望には極めて否定的な立場をとられることが予想されます。

 しかし,その隔離については,政府において厳格に実行してもらいたいと思います。
 その理由としては,まず,当該乗客自身の健康状態の問題が挙げられます。
 当該乗客は,きちんと検査を受けなければ,自身がエボラ出血熱かもしれないという恐れを抱いて生きていかねばなりません。
 また,自身が感染していれば,自身の大事な人も感染させてしまうかも知れません。
 次に,いうまでもなく周囲の問題も挙げられます。
 万一日本にエボラ出血熱が入ってきたということになれば,日常生活の不安,心身の不安はもちろんのこと,経済活動も当然停滞することになるでしょうし,国全体が衰退していくこととなってしまうだろうと思います。
 そのように国家運営の根本の問題にも繋がりかねない今回の一件については,極めて厳格に対応をしなければならないだろうと思います。

 いずれにしても,これからは海外に渡航するということは,同じ飛行機内にエボラ出血熱の疑いがある人がいればその時点で自由がある程度奪われることを覚悟すべきという時代になったのでしょう。
 今回の件などは,イギリスからの渡航者ということなので,一見エボラ出血熱が蔓延する国とは縁のないところでもこのような騒動になるということを理解しなければならないのだろうと思います。
 エボラ出血熱は,今後ますます拡大するのではないかといわれており,我々としてもより注意を払って生活せねばならないのだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

ニュース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
 こんばんは。

 今日は昨日の引き続き日本シリーズ第2戦が行われましたが,結果は阪神がソフトバンクさんに2対1で惜敗しました。

 今日の敗因は,ソフトバンクさんの先発武田さんの出来がすばらしかったことでしょうか。
 阪神打撃陣は,序盤から中盤にかけて武田さんのカーブとスライダーの組み合わせにまったくかみ合わず,特にスライダーに幻惑されていました。
 途中までノーヒットノーランの勢いでやり込まれてしまっており,昨日の勝ちがなければ相当焦らされていたところだと思います。

 また,打つ方では,能見さんの立ち上がりを叩かれてしまったことと,4番の1発が痛かったです。
 特に,イデホさんの1発は,結果を分けるものだっただけに,余分な1発を食らってしまったという印象がありますが,それでもイデホさんの実力を考えればランナーのいないところで打たれたことを幸運であると思う方が妥当なのかも知れません。
 ただ,それでも能見さんは,なすべき仕事を果たしてくれたと思いますし,やはり武田さんの投球に負けたということなのでしょう。

 しかし,阪神の収穫といえば,狩野さんの活躍でしょう。
 直接的には西岡さんのタイムリーツーベースが点を加えてくれたのですが,狩野さんのヒットがあって武田さんが崩れたことは間違いないでしょう。
 狩野さんのヒットがなければノーヒットノーランのまま8回まで引っ張られていたと思います。
 おそらく,武田さんも球数を考えれば,あのヒットがなかったとしても100球をめど,おそらく8回までというところだったと思いますが,あのヒットが武田さんを狂わせ,西岡さんの活躍に繋がったと思います。
 狩野さんは,打撃については天才的なものがあったと思いますが,腰を痛めて捕手から外野手にコンバートされて以降出場機会も多くはなくなってしまいました。
 ですが,こういうところでこんな活躍をしてくれたということは,このシリーズでさらなる活躍をしてくれるのではないかと期待させられます。

 また,西岡さんの打撃もよかったと思います。
 守備面では,送球に不安があるように思いますが,打撃面は十分期待できることがよく分かったので,その点は大きな収穫でしょう。

 さらに,中継ぎ投手陣もよかったと思います。
 先日取り上げた高宮さんがいい仕事をしてくれたのはもちろんのこと,シーズン終盤に出てきた松田さんもよく投げてくれたと思います。
 松田さんは,この若さで大舞台を経験できたことは,来年以降も繋がる経験になると思いますし,今日の登板はその意味でも非常に大きな意味があると思います。
 安藤さんも投球がキレていましたし,とりあえずシーズン中に感じた中継ぎ投手陣の不安は今はそこまで大きくないのかも知れません。

 一方,不安があるとすると上本さんです。
 大和さんがあっさりアウトになってしまうところはいただけないとは思うものの,守備の仕事ぶりを見ると8番であれば固定でよいと思います。
 しかし,上本さんは,守備の不安だけでなく,打撃面でもあっていないように思います。
 特に,今日は西岡さんと鳥谷さんが出塁したのに,上本さんで途切れてしまったという展開があり,上本さんはブレーキになってしまっているように思います。
 上本さんがいい選手であることは否定しないのですが,短期決戦では調子のよくない選手を使っているとあっという間に終わってしまうということにもなりかねません。
 西岡さんの送球を見ていると,セカンドで用い,サードは新井良太さんなどを起用した方がチーム構成としてよいのではないかというようにも思います。
 ただ,全ては和田監督の判断だと思いますので,その点の見極めをお願いできればと思います。

 総じて見た時に,今日の敗因はあくまで武田さんの出来がよすぎたことであると思います。
 一方,五十嵐さんとサファテさんは登板回数が多くなるとそのうち崩れそうな気がして,先発投手を打ち崩せれば勝機が見えるのではないかと思います。
 今日活躍した狩野さんなどをDHで使うなど,調子の良さそうな選手を積極的に起用して,次戦の勝利を強く願いたいと思います。
 今日の阪神は,序盤のまま終わってしまったらソフトバンクさんに流れがいったままシリーズが終わってしまうのではないかという危惧がありましたが,1点を返し,その後の追加点も取られない接戦で終われましたから,阪神はこれからまだいけると思います。
 ソフトバンクさんのホームゲームである次戦で勝てれば阪神に流れが来るのではないかと思いますので,何とか結果を求めていってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(1) | 22:23
 こんばんは。

 今日から遂に日本シリーズが始まりましたが,阪神は見事初戦を勝利しました。
 しかも,勝利の仕方も,ゴメスさんが打ち,メッセンジャーさんが抑え込むという理想的な勝ち方でした。
 今日もご飯が非常においしいです。

 ゴメスさんは先制点を入れてくれただけでなく追加点も入れてくれて,本当にすばらしい仕事をしてくれたと思います。
 ゴメスさんの仕事のすばらしさは,以前から私が再三申し上げている決定力を持っているというところです。
 もちろん,中押し点を追加したマートンさん,福留さんもすばらしい仕事をしたのはいうまでもないのですが,それでもゴメスさんを特にたたえなければならないのは,接戦の中でどうしても先制点のほしいところで決めてくれたという決定力のあるところです。
 そういうどうしてもほしい1点を取ってくれることが4番打者に最も求められる仕事であり,その役割をゴメスさんは何度も実行してくれました。
 その仕事ぶりは,この大舞台でも何らぶれることはなく,本当にこの人をとってよかったとしみじみ思わせてくれます。

 また,メッセンジャーさんも7回2失点に抑え込むというすばらしい仕事をしてくれました。
 6回は点差があるとはいえ,流れを持ってこられてもおかしくないようなピンチを迎えましたが,そこを1失点で切り抜けられたのは彼の能力と度胸のなせる業だと思います。
 今日は直球に力があり,制球も定まっており,非常によい投球でした。

 対するソフトバンクさんですが,スタンリッジさんは4回まではよい投球をしていたと思うものの,5回はゴメスさんに崩されたところでボロボロっといってしまいました。
 ゴメスさんの作った流れがそうさせたのか,どうなのか分かりませんが,私が見ているところでは去年よく見たスタンリッジさんの崩れ方と同じということでした。
 スタンリッジさんは,メッセンジャーさんよりも球威はないものの,メッセンジャーさんよりまとまった投球ができる投手であるように思います。
 ただ,一度苛つきなどの精神的に崩されるきっかけがあると,そこから一気に崩れ落ちてしまうということが見受けられたように思います。
 今日のスタンリッジさんはまさにそんな感じで,ゴメスさんに打たれてしまったことで本来の持ち味を発揮できなくなってしまったのではというように思いました。
 それでも,4回までは往年の実力を発揮され,このまま阪神ベンチに戻ってきてもらえないものだろうかと思いました。

 また,ソフトバンクさんの打線ですが,手強かったです。
 あくまでクライマックスシリーズの読売との比較になりますが,読売は一度阪神に傾いた流れをひっくりかえせるだけの働きをできませんでした。
 しかし,ソフトバンクさんは,阪神と6点も差があるにもかかわらず,きちんと阪神を追い詰めてくるような場面を作り出しておりました。
 これが,6戦までもつれ,流れの奪い合いをしてきたチームなのだと思わされ,おそらく明日以降も阪神に流れがあるからいけそうだなどと思ってはならないのだろうと思いました。

 今日の阪神を見ていて,不安に思ったのは2点あります。

 1点目は,上本さんの守備です。
 上本さんの打撃を見る限り,攻撃面は充実しているのは安堵しましたが,守備についてはやや先走りがあるのではないかというように思います。
 最終回の守備は見事だったので,これで日本シリーズの固さというものがとれてくれればよいのだがとは思いましたが,明日以降様子を見守る必要があると思います。

 2点目は,西岡さんです。
 打撃面は,今日は西岡さん以外の野手が全員安打で,西岡さんだけが打ててはいませんでしたが,それでもそこはそんなに重視すべきではないのだろうと思います。
 しかし,守備面において,特にファーストへの送球で,ボテボテのバウンドで投げていた場面があり,もしかしたら怪我の影響があるのではないかと思いました。
 世間の評では,DHに西岡さんがつき,サードには新井良太さんがつくというものが上がっているようですが,そのように西岡さんの体調がもしかしたらあまり思わしくないのかも知れず,その点今日の守備を見ていて不安に思いました。

 明日の先発は能見さんということですが,今シーズンよく見た1発で崩れるという場面が訪れなければ今日のメッセンジャーさんのように締まった展開が見られるのではないかと思います。
 特に,甲子園は1発の出にくい球場だけに,その点はドーム球場よりは大丈夫だろうと思っております。

 ソフトバンクさんとしては,ゴメスさんが打線の鍵を握っていると考えるでしょうから,おそらく明日はゴメスさんの徹底マーク,そればかりでなくゴメスさんの前に塁にランナーをおかないようにするべく1から3番までの打者について今日よりもきついマークをしてくるのではないかと予想されます。
 そうなればこそ,阪神のクリーンアップまでのつなぎにおいて重点が置かれるだけでなく,下位打線の働きが大事になってくるのではないかと思います。
 私は,この場面において福留さんか大和さんが大きな働きをしてくれると,ソフトバンクさんの注意をいろいろな方向に向けられるのではないかと思うので,明日は下位打線にもよく注目したいと思います。

 明日も是非是非勝ってほしいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ルーマニアの学校の骨格模型が人骨だったというものを見たので取り上げて見ました。

 これは,学校に50年近くおかれていた骨格模型ですが,しかもこの骨は当時校長だった方のものということでした。
 1960年代に校長だったポペスク氏は,子どもの今日行くに自分の骨を使ってほしいという遺言を残したため,このようなものが作られたそうです。
 ポペスク氏は50年近く教職に携わっていて,熱心な先生だったそうです。
 そして,ポペスク氏の死後,骨は洗浄されてガラス製ケースに入れられてディスプレイされたということでした。
 一時は保健当局が押収して調査する騒ぎになったということですが,衛生的に問題がないということで学校に戻されたということでした。

 死後も生徒を見守りたい,役に立ちたいという先生の情熱は大したものといわざるを得ません。
 私自身,高校時代など思い出に残る先生が何人かおり,今でも親交させて頂いておりますが,そういう方々との出会いは貴重で,私もそれらの出会いがなければ今は何をしていたのかというようにも思います。
 ですから,そのような情熱的な先生というのは非常に貴重で,その点は頭の下がる思いです。

 ただ,これが私の通学していた学校にあったとすれば,大変残念ながらおそらく学校の怪談になっていたことでしょう。
 七不思議の一つなどとして,夜中に踊る骨格模型などという有りもしない噂が立ちこめ,小学校の低学年の子は泣き出し,中学年になると教室を窓からチラッと見て逃走,高学年になると肝試しに使われるなどという顛末が考えられます。
 他国のことはよく分かりませんが,それでも子どもの考えることは万国共通であると思われ,私はルーマニアでもそんな風になるのではなどと想像したりします。

 お金のある研究機関等であれば,骨格模型は揃っていると思われ,お金があまりない地方の学校などにおいてはこのような模型は存在自体が貴重だろうと思います。
 ですが,小中学校であれば上記のような扱いが懸念され,結局高校以上の教育機関でないとあまり有効に扱ってくれないような気がします。
 ただ,小学校では,骨格模型としてではなく,そのような先生がいたという道徳的な授業においては利用される価値は十分にあると思われ,その辺りは使い方の問題であろうとも思います。

 せっかくのポペスク氏の遺志を無駄にしないためにも,是非とも有効活用してもらいたいと思います。


 今日はドラフトでしたが,残念ながら昨日触れた有原さんを引き当てることはできませんでした。
 また,外れ1位を目指して山崎さんへの交渉権獲得を目指したものの,それも叶いませんでした。
 私は,山崎さんは見に行ったことがあるのですが,右の本格派という投手で,彼もよいと思いました。それだけに,外したシーンを見た時は,それも失望感が大きかったです。

 その後横山さんを引き当てましたが,正直私は横山さんを直に見たことがないのでよく分かりません。
 ただ,情報を見る限り,左腕投手,MAX147キロ,スライダー,カーブ,チェンジアップの球種を使うということなので,それだけを聞くとそれなりにまとまった投手というイメージです。
 情報によれば,やや制球難はあるようですが,特に怪我をしたことはないようで,その点は安心できるように思います。
 まだ高卒3年目という若さなので,のびしろは期待できるように思いますから,とりあえず一度現に見てみた上でどういう人材なのかを確認してみたいと思います。
 まあ,私が確認したところでだから何だということではあるのですが…。

 阪神にとっては,今は日本シリーズのための準備期間ですから,あまりドラフトの方ばかり注目するわけにはいかないのですが,それでもやはり新戦力は大いに期待させられてしまうのです。

 ちなみに,今私が大変気にしているのは,日本シリーズのDHを誰にするかという点です。
 今成さんが出られるのであれば,今成さんを3塁に置き,西岡さんをDHというのが望ましいだろうと思います。
 ただ,今成さんは状況が思わしくないようなので,本命は新井良太さん3塁,西岡さんDHでしょうか。
 また,鳥谷さんも状況がよろしくないという情報があり,坂さんショート,鳥谷さんDHという噂もあります。
 マートンさんの守備力について検討して,マートンさんをDH,伊藤隼太さんをレフト(ただ,私の見立てでは,伊藤隼太さんもやや守備に不安があるように思いますが。)という線もあるでしょう。
 他には,新井兄さんを使うのであれば,1塁新井兄さん,DHゴメスさんというのも考えられますが,上記の4案の方がチーム戦力面では有用な気がして,あまりこの案は現実味がないかと思います。
 とりあえず,毎日こんなことを考えていますが,その回答はいよいよ明後日には見られるので,その点非常に楽しみにしています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,マクドナルドで配っているナゲット無料券について,無料のチキンマックナゲットを食べるかどうかというアンケートの結果があったので取り上げて見ました。

 先日のチキンマックナゲットの中国の工場での期限切れであったり粗雑に扱われたりしていたチキンマックナゲットですが,このような無料券の配布という状況を見ているとおそらく相当に売上が落ちていたのだろうと思います。
 そして,無料券のチキンマックナゲットを食べるかというアンケートの結果では,41.5%の人が食べる,58.5%の人が食べないという回答であるということでした。

 このアンケートがどの程度一般的な感覚を反映しているものなのかは分かりませんが,それでもアンケート上で約6割の人が無料でもチキンマックナゲットを食べなくないと思っているというのは非常に大きいことだと思います。
 この事件の当初,日本マクドナルドの社長は「問題の商品が日本向けに出荷されたという証拠はない」というような話をしていましたが,それでも一向に騒ぎが鎮火しなかったのは結局一事が万事ということで今回報道で出た取扱が氷山の一角であろうと思われたからでしょう。

 選択肢のある商品に関する消費者の購買の選択はイメージによるところが大きいと思われます。
 特に,体内に取り込む食品分野においては殊更に衛生面でのイメージは大きな影響を与えたものと思いますし,仮にそれが無料であったとしても嫌悪感が生じてしまうと口に入れようとは思わなくなるということなのでしょう。
 以前,マクドナルドの鶏肉が抗生物質に漬けられたものであるという報道を見てから,私自身マクドナルドに行っておらず,そのイメージによる影響は私ですらこの程度なのだと思うと,本当に深刻な問題なのだと思います。

 今は安全対策がとられているのだろうとは思いますが,一度信用を失ったらそれを回復するのは尋常ではない努力が必要なのだと思いますし,その点は私も他人事とは思えません。
 しかも,騒動が発生してからもうそれなりの期間が経過するというのに,未だ影響が非常に大きいわけで,無料ですらこの調子であれば,まして有料の商品などほとんどの客が買わないということになってしまうでしょう。
 今回の無料券でも芳しい結果が上がらないようであれば,そもそもマクドナルドはチキンマックナゲットを今後も取り扱うべきかどうかというところから見直さねばならないのではないかと思います。
 その点も含めて,今回の無料券キャンペーンの結果を基に分析された上で対策をとっていかれるのだろうと思いました。


 明日はプロ野球のドラフト会議ですが,阪神はどうやら早稲田大学の有原さんを1位指名するようです。
 有原さんは投手で,右の速球派,直球のほかスライダーとチェンジアップという三振を取りに行く投手がもつ球種を持っております。
 肘の怪我があったため,その辺りは不安はあるものの,それでも六大学野球の中でも素材はすばらしく,私も何度か直に見に行ってこれはすごいと思わされました。
 私が見た限りでは,制球力もそれなりにあるようで,150キロ超えの速球の割には四球が少ないという印象でした。
 また,フィールディングもよく,怪我さえしなければかなりの活躍が期待できるように思いました。
 噂によれば,好不調の波が大きいという話ですが,それについては実際に見てみないと分かりませんし,誰でもある程度の波はあるので,それが許容範囲であればよいのではなどと思っています。

 しかし,この有原さん,これだけの逸材ですから,当然他球団も1位指名をしてくることが予想されます。
 一部の噂では,11球団が1位指名をするのでは等と言われている始末で,そこまで競合するのであれば回避する策もあるのではないかとすら思われます。
 ですが,そこは藤浪さんを引き当てた和田監督のこと,きっと日本シリーズ前に大仕事を果たしてくれるのではないかと思います。
 こればかりは運の問題ではあるのですが,私はささやかに期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国のショッピングモールで,女性がATMを素手で破壊したというものがあったので取り上げてみました。

 女性がキャッシュカードをATMで使用しようとしたところ,そのカードが出てこなかったということでした。
 そして,女性は,窓口に苦情を伝えたそうですが,意見が決裂し,自分でカードを取り出すことにしたということでした。
 そして,女性は画面を叩いたり,筐体を引き抜いたりして,ATMは破壊されてしまったということでした。

 この記事を見る限りでは,最終的に女性がキャッシュカードを取り戻せたのかどうかは分かりませんが,係の人が対応するまで待てなかったのだろうかというように思います。
 しかし,日本の感覚では,すぐに係の人がやってきて対応しそうなものですが,中国ではもしかしたら時間がかかるという話をされたのかも知れません。
 特に,現場はショッピングモールなのですから,営業時間中であればそういう係の人がすぐ飛んできてもよさそうなものなのですが,何か事情があったのでしょうか。

 記事にある「意見が決裂」というのがどういうニュアンスの話なのかは分かりかねますが,おそらく女性は当初はすぐにカードを出してくれという話をしたのでしょう。
 ですが,そこからの展開が何かが問題があったということだと思います。

 ただ,それにしても,ATMを破壊ということになると,そもそもATMはそんなに簡単に破壊できるのか,女性のATM破壊の機序はどのようなものだったのか,女性にATMの構造に関する知識はあったのかという点が非常に興味深く思います。
 その点に興味深く思うのは,すなわち誰でもATMを破壊できるのであれば,強盗がしやすくなってしまうので,ATMが危険きわまりないものになるからです。

 写真を見る限り,前面のカバーが外され,機械部分が外に露出し,ジャーナルと覚しき紙が辺りに散乱しております。
 カードを取り出すためだけであればここまでの状況にはならないと思われ,私が見る限り途中から八つ当たりのような状況で,カードを取り出すという目的が二の次になってしまったのかも知れないと思いました。

 また,写真を見る限り,人がたくさんいるところで行われた事件のようです。
 そうなると,通行人はともかく,店員もそれなりに早期に事件を知りうる状況にあったと思います。
 しかし,写真では,ATMはかなりの程度破壊されており,誰も止めなかったのか,それとも止めるのが遅かったのか,いずれかの事態が想定されます。
 その意味でも,こんな事件が起こっているのに止めるものでもないのだろうか,果たしてこの女性が強盗であればどうするつもりだったのかといろいろな疑問が湧いてきます。

 いずれにせよ,非常に珍しいニュースだと思いますし,日本ではあり得ないものだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
面白ニュース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:03
 こんばんは。

 クライマックスシリーズファイナルステージのパリーグの方は熾烈を極めておりましたが,最後の最後にソフトバンクさんが勝利して阪神の相手に決まりました。

 試合は,中盤でソフトバンクさんが先制,中押し点を取り,守りきった状態でだめ押しをとって勝ったという感じです。
 最後の最後は,サファテさんが勝ちを急いだからか,凡ミスのような形で1点を献上してしまいましたが,それでも4点のリードを持っていた余裕ということで最後は締めていました。

 日ハムさんは,ソフトバンクさんよりもヒットは打っていましたが,それでも打線が繋がらず,得点圏での決定力を欠いたように思います。
 今日の勝敗は結局決定力の差ということで,戦力的にはほぼ互角だったと思います。
 というか,互角でなければ,両チームがここまで接戦になるわけはなく,お互いが緊張感の中で高めあっていいプレーを見せてくれていたと思います。

 両チームに対して思うことは,短期決戦の中で両チームとも相手チームに流れを持って行かれるようなプレーが少なかったということです。
 阪神読売戦は,ご存じの通り4タテということで終わりましたが,読売は一度失った流れを取り戻すことができず,そのまま終わってしまったという印象です。
 対して,ソフトバンクさん,日ハムさんは,相手方チームの勝利の流れを自分の方に取り戻し,そのようなシーソーゲームをしていただけに,最後の最後まで勝利チームが分かりませんでした。
 そう考えると,どちらのチームが勝ち上がってきても脅威であり,いずれにせよ手強い相手であると思っていました。

 ただ,今日の試合に限っていえば,日ハムさんの打線が決定力を欠いていたことが敗因であり,その要因としては中4日で強行して先発した大隣さんの活躍を挙げるべきでしょう。
 大隣さんは,難病に苦しんで這い上がってきた方ですが,非常によい投手ですし,彼が登場して活躍したことで日ハム打線が抑え込まれてしまったのだと思います。

 いずれにせよ,ソフトバンクさんが勝ち上がってきた以上,阪神は迎え撃たねばならないでしょう。
 ソフトバンクさんといえば,旧ダイエーさん時代に阪神を倒して日本一になった球団です。
 当時のメンバーはほとんど残っていないと思われますが,それでも阪神にとってはいつかは倒さねばならない相手ということだと思います。

 当時のシリーズは,お互いのチームがホームゲームだけ勝ったという内弁慶シリーズとも呼ばれるものでしたが,もしも今回も内弁慶シリーズとなると,ホームゲームの数の多い阪神にアドバンテージがあるのかも知れないなんて思ったりしています。
 しかし,そのような他力本願の発想ではなく,地力で戦って勝つという姿勢を見せてもらいたいと思います。

 阪神は,読売との戦いでは打ち勝ってきたというイメージが強いですし,シーズン中も守り勝つよりも打ち勝つ方が多かったように思います。ですから,阪神が勝つ要素は,とにかくどの程度打てるかということでしょうか。
 ファイナルステージくらい打ってくれればおそらく勝てるのだろうと思いますが,上記の通りソフトバンクさんは容易に流れを渡してはくれない以上,そう都合よく進むとは限らないかもしれません。

 また,万一阪神の先発投手が崩されれば,中継ぎ陣はあまりよいとは言えませんから,途端に窮地に追い込まれると思います。
 ですから,阪神としては,先発投手が7回3点程度に抑え込んで,打撃陣が普段の仕事をするということであれば勝機が見いだせるように思われ,逆に先発投手が早い回で降板することになれば見通しは暗いということになるでしょう。

 そうなれば,鍵になるのは,おそらく5試合以上の展開になれば2試合以上は投げるであろうメッセンジャーさんでしょうか。
 初戦もメッセンジャーさんが投げるでしょうし,そこで打ち崩されなければそれなりにいけそうに思われます。

 素人の皮算用をしていても仕方がないのですが,それでもそんな予想を立て続けるのが今シーズンの野球の最後の楽しみ刀のだろうなと思います。
 ですから,これから試合が始まるまではいろいろと分析してみようと思います。

 ちなみに,今日のソフトバンク・日ハム戦終了後,稲葉さんと金子さんが,相手チームであるソフトバンクさんの求めに始まって胴上げされておりまして,非常によかったと思います。
 両選手とも,野球人として尊敬されていて,それがチーム内だけに留まらず相手チームからも敬意を表されるというのは非常に嬉しく思いますし,こういう風にされる稲葉さんと金子さんが今までどのように野球人生を送ってきたのかよく分かるような気がします。
 阪神読売戦の後は,両チームが入り乱れてということもなく,ゲームセットと同時に原監督はダグアウトに引き上げていきましたが,それはそれで真剣勝負をしていた相手ですからありうることだろうとは思います。
 ただ,端から見ていて,稲葉さんと金子さんのように両チームで胴上げを催すという光景はやはりいいものだなと思いました。
 両選手とも非常によい指導者になると思いますので,今後の人生に期待したいと思います。本当にお疲れ様でした。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
 こんばんは。

 阪神が日本シリーズに進出することが決まって一晩明けましたが,今日は寝覚めもよく,いつもはしないところまで掃除するなど,何だかいろいろなものが捗りました。
 このような感覚は久しく覚えたことがなかったので,やはり阪神が勝つというのは私にとっては特別な意味があるようです。

 世間的には,日本シリーズ進出セールなどはあまり催されていないようで,やはり優勝しないまま日本シリーズに進出するというのは評価は高くはならないものなのかなと思ったりしています。
 ですが,それも日本シリーズで勝てばよい話なのですから(それが大変なのですが。),特に気にしないことにします。

 ただ,昨日は道頓堀での飛び込みが多数あったということで,その点については毎度のことながらやっちゃうのかという印象です。
 私が甲子園で観戦し,阪神が勝った翌日,阪神柄のシャツを着てえびす橋を通ってファンの方から話しかけられたことは何度かありまして,やはりあの辺りはファンの方にとっては特別な意味合いがあるのかも知れません。
 ですが,あの川は汚いですから,あんなところに飛び込んだら目もやられますし,下痢も止まらなくなりそうです。
 そればかりか,確か銭湯なども受け入れてくれないという話ですから,臭くて汚い服装のまま,交通機関を利用することについても白い目で見られながら帰宅するのはなかなか辛いものがあるように思います。
 ああいう盛り上がりを見て,またファンが増えて盛り上がるというのは非常によいことなのだとは思いますが,それでも一定のレベルは超えない方がよいのでは等と思ったりしています。

 そんな阪神にまつわる話として,阪神が勝つと年金問題が解決するという話があったので,取り上げて見ました。

 その理屈は,
阪神が勝つ

阪神ファンが増える

子どもを甲子園にデビューさせたくなる

子どもが増える

少子化に歯止めがかかる

年金を払う若者が増える

年金問題が解決する
というものだそうです。

 この日本シリーズ進出のノリの中で出てきた話だけに真面目に突っ込みをするのも難なのですが,思わず「ん?」と首をかしげました。

 まず,この理屈では,野球をさせるべく子どもを増やしたいということであれば,別に阪神でなくとも別の球団でもよいだろうということです。
 そして,これまでの数年は別の球団が優勝して日本一にもなっていたのですから,そこで経済効果なりが出ていてもおかしくないはずなのですが,それがありません。

 もちろん,阪神ほどの人気球団と他球団を一緒にされても困るという反論はありうると思います。
 しかし,そうであれば85年の日本一の段階で少子化に歯止めがかかっていそうな気もします。
 阪神が連覇しなかった以上はその少子化への影響は薄いという見方もあるかも知れませんが,それでもその効果が断片的にも見られたのかなというのは思うところです。

 と,そんな真面目に言わなくてもという話なので,このくらいにしておいて,私としては阪神が日本シリーズに進出するというだけで数が多い阪神ファンが明るくなり,そんな阪神ファンが公然とこんなとんでも理論を言い出すというのがいいことだと思います。
 阪神ファンは,他球団を攻撃しがちなところはありますが,基本的に明るく気前もいい,団結力があるという点は特徴としてあげられると思うので,そのような人たちが飲食,応援,移動,宿泊などの経済活動をすれば経済的にはよい効果もあることでしょう。
 これで年金問題が解決するということはないと思うのですが,それでも阪神ファンの気質を考えれば,長い目で見れば何某かのよい効果はあるのではないかとも思うのです。
 ですから,そんな明るい話も悪くはないものだなと思ったりしています。

 阪神と日本シリーズで対決をするチームですが,阪神読売戦と違って,ソフトバンク・日ハム戦は非常に白熱しています。
 私は今日でソフトバンクさんが進出してくるのではと思っていたのですが,まさか中田翔さんのホームランで同点になり,その後延長戦で逆転してしまうのですから,さすがに根性あるなと思いました。
 こういうところで敗戦の流れを断ち切れる中田翔さんは本当に4番打者だと思いますし,他の選手も非常に粘り強く諦めずに戦っていて,こういうチームが勝ち上がってくるとまずいなと思いました。
 かといって,ソフトバンクさんも弱くもなく,おそらくどちらのチームが来ても相当苦戦するだろうと思いました。
 いずれのチームも短期決戦で要求される決定的な流れをつかんでいないように思われ,どちらが来るのか分かりませんが,私の個人的な感情としては,2003年の意趣返しをするべくソフトバンクさんに来てほしいとは思っています。
 あの戦力を見ると返り討ちに遭いそうな気もしなくもないのですが,それでもソフトバンクさんにはやられっぱなしなので,そこはいつかは返すべきであろうと思います。

 ちなみに,稲葉さんですが,今日も代打でチャンスメークの仕事がきっちりできていまして,彼は本当に引退するのかと思いました。
 正直申し上げて,阪神の左の代打は手薄なので,彼が阪神に来てくれたらかなりありがたいのだがと思ったりしています。
 引退の撤回はないのでしょうが,それでもいつでもお待ちしております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:56
2014.10.18 Saturday
 こんばんは。

 タイトルの通り,阪神は見事日本シリーズに進出しました。
 この喜びをどう表現してよいものかは難しいのですが,とりあえず
やったー
と大きな文字で書いておくことにします。

 日本シリーズに進出するチャンスがある以上は頑張ってほしい,十分いけるだろうというようには思っていたものの,まさかの4タテで進むことができるとはまったく思っていませんでした。
 しかも,相手は,9月に3連敗を喫し,事実上その試合をもって優勝を妨害されてしまったというあの読売だというのだから,その気持ちよさというのは言葉に表しようもありません。
 いやはや,本当にご飯がおいしいです。これだけで,ご飯が数杯食べられるような気がします。

 ファイナルステージを振り返ってみると,結局登板した投手がみな最低限必要な仕事をしてくれたこと,野手の大半が打つ方でも守る方でもそれなりに活躍をしてくれたことが全てだと思います。

 投げる方は,MVPになった呉さんを始め,先発,中継ぎの全ての投手がかみ合っていたように思います。
 miruさんのコメントにもあったように,今日は9回に2発食らってしまって,さすがの呉さんも疲れてきているのかとやや焦りましたが,それでも今日も仕事をしてくれたというように思います。
 松田さんも,シーズン終盤に少々投げただけでクライマックスシリーズに投入され,本人もおっかなびっくりだったとは思いますが,それでもよくやってくれました。

 打つ方は,鳥谷さん,ゴメスさん,マートンさんという中心選手が万遍なく打ってくれ,特にゴメスさんは打点王としての貫禄を見せてくれました。
 また,クリンアップだけでなく,西岡さん,上本さん,福留さんもいい仕事をしてくれまして,特に福留さんは前半戦は何だったのかというくらいすばらしい働きを見せてくれました。

 守る方は,大和さん,上本さん,鳥谷さん,西岡さんが非常にいい守備を見せてくれました。
 特に,昨日の大和さんのダイビングキャッチはすばらしく,彼は打てなくてもスタメンで出すべき選手であると思いました。

 ただ,読売と決定的に戦力差があったとは思いません。
 読売は,9月に阪神や広島さんをあれだけ叩けていましたし,結局は調子の善し悪しの問題だったのだろうと思います。
 読売も決して圧倒的に強いと言うことはなく,9月と交流戦では非常によい成績を残せたものの,それ以外は他球団とそう変わらない出来であったと思います。
 それでも,勝負の9月に勝てるのだから優勝できたのでしょうし,その点は賞賛するしかありません。

 ですが,クライマックスシリーズは短期決戦,今回のシリーズでは結局のところ短期決戦ゆえの流れをつかんだ方が流れに乗ってそのまま勝ち進むという展開になり,阪神が4タテになったのだと思います。
 初戦を阪神が勝った段階で流れは阪神に傾いていたのですが,これを決定づけた分岐点は昨日の試合だったと思います。

 昨日の試合は,この4連戦の中で唯一読売が先取点をとって有利に試合を運んでいたものでした。
 いつもの阪神であれば,後半まで負けている場合は逆転することは難しかったと思いますが,先に2勝していて負けても五分であるというように精神的に優位な形で割り切れる阪神は,流れに乗って同点,逆転とすることができました。
 もしも昨日の試合で読売が勝てていれば,短期決戦の流れはどちらとも言えない形になっていたようにも思います。
 ですが,昨日読売が逆転負けを喫したところで追い詰められてしまい,今日の初回と2回での大量失点に繋がったのではないかと思います。

 読売に欠けていたのは,短期決戦での流れをつかめなかったことと思います。
 以前,短期決戦では調子のよい人を優先的に使うべきということを述べましたが,読売は中心選手である阿部さん,坂本さん,長野さんがほとんど機能せず,そのまま流れを呼び込むことができなかったように思います。
 今日の読売は,毎回のように出塁をし,ヒット数だけでいえば阪神より多いにもかかわらず,阪神の半分の点をとることしかできずに負けてしまいました。
 結局のところ,決定力不足が露呈してしまったわけで,その決定力は調子の上がらない選手が流れを切ってしまったことに原因があるのではないかと思います。
 特に,今日の能見さんは決して本調子ということはできず,藤浪さんをピンチでも続投させた和田監督が5回終了段階でスパッと交代させてしまうくらいですから,そんな能見さんを打てないくらい調子が悪かったのだろうと思います。

 こうしてみると,阪神と読売の戦力にほとんど差がなく,調子の善し悪し,流れが向いているかどうかということで勝敗が決まってしまったように思います。
 それは,シーズン優勝者である読売にとっては大変受け入れがたい結論だと思いますし,もし阪神が逆の立場だったらと思うといたたまれなくもなります。
 しかし,敢えて言わせて頂くと,そういう風に思うほどに今日の勝利は嬉しく,かつご飯がおいしいのです。

 とにもかくにも,これから日本シリーズに突入します。
 地味に,新井兄さんにとっては人生初の日本シリーズということで,出番がどうなるのかは分からないものの,広島さんから非難を受けつつ移ってきたわけですから,本人は相当気合いが入っているのではないかと思います。
 今日は胴上げもビールかけもお預けで,単に勝利をかみしめただけで終わってしまいましたが,私はこの流れを維持できればどのチームが来ても十分戦えると思います。

 ただ,この流れを切らないようにするにはどうしたらよいのか,それだけが問題です。
 阪神は9月に6連敗した時には,流れが切れてしまったにもかかわらず手の打ちようもなかったわけで,そうなると今回の読売と同じ道を辿ることになりかねません。

 そうならないためにも,これから1週間の過ごし方を考え,何とかファイナルステージと同じ勢いでパリーグ代表を叩いて,そして85年以来の日本一を見せてもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31
 こんばんは。

 今日は,阪神は昨日に引き続き読売とクライマックスシリーズファイナルステージで戦っていましたが,今日も見事読売狩りが成功しました。
 昨日の引き続いて,非常にご飯がおいしいです。この勝利だけで,白飯だけでも何杯か行けそうなくらいご飯がおいしいです。

 今日は打ち勝ったという印象の試合でした。
 その中心にいたのは鳥谷さんで,あの安定感がここで遂に流れを作れるに至ったかと大変嬉しく思います。
 得点圏できっちりと仕事ができる鳥谷さんのような打者が流れを作り,そして今日くらいの点数を入れることに繋がったわけで,私は今のところ打線のキーマンは鳥谷さんだろうというように考えております。

 また,岩田さんもよく投げてくれました。
 一発こそ食らってしまったものの,例年のようにそこから崩れることなく,7回2失点でまとめられたことは上々と言えるでしょう。
 特に,今日の試合は一発の出やすい東京ドームですから,むしろそこでの試合で1発で済んだというのは非常に嬉しい話であり,岩田さんは今年は中心選手としてよく活躍してくれていると改めて思わされるところです。

 もう一点としては,中継ぎ投手陣が失点していないことも非常に大きいと思います。
 これまで何度も今年の中継ぎ投手陣は不調で失点をしてしまうということをここで書きましたが,このクライマックスシリーズでは広島さんとの試合から引き続いて無失点であるというのは嬉しい誤算です。
 特に光るのは,高宮さんです。
 高宮さんは,失礼を承知で申し上げると,正直言って横浜さんの板時代から目立った活躍をしていた選手ではないと思っていましたし,人的補償で阪神に来た時も高宮さんに目を付けるべきだったのだろうかと思っていたくらいでした。
 しかし,このシリーズでは,高宮さんの活躍を抜きにして勝利を語ることはできないと思うくらいよい仕事をしていてくれて,これまでの私の拙い評価に関して謝罪させて頂きたいと思っています。
 他にも,福原さん,呉さんも安定して活躍してくれています。
 呉さんにおいては,先日3イニング連続登板という今シーズン経験のない使われ方をされたにもかかわらず仕事をきっちりしてくれまして,本当に頭が下がる思いです。
 中継ぎ陣の働きは,上記のようにホームランの出やすい東京ドームですから,特筆すべきものであると考えます。
 彼らの働きなしで阪神のここまでの好調ぶりを語れないでしょう。

 一方,心配なのは,澤村さんから頭部死球を受けた上本さんです。
 上本さんは,今日は打撃面においてよい働きを見せてくれており,また数少ない阪神生え抜きの野手ということもあって,私は個人的に非常に大事な選手であると考えております。
 そんな彼が受けた頭部死球,その後にプレーに復帰はしておりますが,果たして本当に大丈夫なのか,大変心配です。
 上本さんはよい働きをしてくれているので,ここで抜けられると非常に困るのですが,かといって無理をさせることも怖いので,とりあえずきちんと検査は受けてもらいたいと思います。

 対する読売ですが,今のところ欠けているのは決定力だと思います。
 9月の読売を見ている限りでは,早々に優勝を決定的なものとさせしめたのは,上位チームのうち唯一と言っていいほどの決定力を示してくれていたからだと思います。
 しかし,今日は3併殺と,ここにきてその決定力が影を潜めている気がします。
 打線は水物だけに,この決定力がいつ目をさますのかは分からず,当然まったく油断はできないのですが,かといって今は本調子ではないのでしょう。
 阪神にしてみれば,今の読売の打線が本調子ではないとすれば,進出する絶好のチャンスだと思います。
 また,流れというか勢い,調子は今は阪神の方が有利だと思いますから,その流れがあるうちに,読売に反省の機会を与えることなく一気に勝ち進んでもらいたいと思います。
 短期決戦の中の残り2勝というのは何とも遠い気がしてしまいますが,このために長いシーズンを戦い続けたのですから,是非ともあと2勝を最短でつかんでもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:15
2014.10.15 Wednesday
 こんばんは。

 今日はクライマックスシリーズファイナルステージの初戦でしたが,タイトルの通り見事阪神は読売を退治できました。
 いやはやご飯がおいしいです。非常にご飯がおいしいです。

 今日の試合は早い段階でそれなりの得点をとれたことで,精神的に有利に進められたことが非常に大きかったと思います。
 初回の得点は,ゴメスさんのホームランはまさに主砲という活躍でしたが,私としては鳥谷さんのタイムリーヒットにより着目したいと思います。
 確かに,流れとしては阪神側に傾いていたとは思いますが,それでも得点圏に進めてもそこからが遠いのがいつもの阪神だと思うので,その点初回の初めてのチャンスできっちりと決めてきたというのはその後のゴメスさんのホームランへの流れを作れたのではないでしょうか。
 これがあったからこそ今日は勝てたと思っていますので,鳥谷さんの仕事は非常に大きかったと思います。

 また,ゴメスさんは3打点の活躍ということで,この言葉は使いたくはないのですが,虎ファンが頻繁に使う
「バースの再来」
という言葉を思い浮かべずにはいられませんでした。
 流れに乗ったところでの追加点ということを考えれば,仕事としては鳥谷さんの方が重要だったとは思うものの,それでもきちんと仕事を果たして読売の心を挫いたのは非常に大きな役割であったと思います。

 ただ,後述するように,絶体絶命の危機があったことを考えれば,この後にもう1点だめ押しがとれていればもっと楽な試合になれただろうにと思ってしまうところです。
 とはいえ,広島さんとの2連戦で1点しかとれなかった阪神が4点も取ったというのですから,それ以上望むのはむしろ贅沢というべきなのかも知れません。

 投げる方としては,藤浪さんが非常に大きな活躍をしてくれました。
 私はてっきり岩田さんが出てくるのだろうと思っていたのですが,まさか初戦で藤浪さんが登場するとは思いませんでした。
 確かに,それなりの打線の援護を受けた状態から始まった投球だったので,いつもの展開よりは楽だったかも知れませんが,それでも緊張感ある短期決戦の舞台で結局7回1失点というのは上出来というほかないでしょう。

 特に,7回は絶体絶命の危機を迎えたところで,よく1失点で凌いでくれました。
 阿部さんのホームランに始まり,その後ヒットが2本続いたところで,私が監督であれば投手交代といいたいところです。
 さらに,もう1本ヒットが続き,満塁になってしまいましたが,それでも和田監督は藤浪さんを続投させ,見事その期待に応えたという展開でした。
 あの場面,投球数も100球前後というところですから,普通の采配であれば投手交代をするところでしょうが,その意図については和田監督に是非とも聞いてみたいところです。
 ですが,結果,私のような素人の浅はかな考えが外れ,満塁から1点も入らずに乗り切るという非常に理想的な展開で終わり,そこは名采配ということなのでしょう。
 私は,ノーアウト満塁ですから,最低犠牲フライの1点は覚悟していただけに,セペタさんがゲッツーに倒れたところで流れを断ち切って逃げ切れたことは予想外の成果だと思っています。

 ともあれ,今日は阪神が勝利し,読売とイーブンの状態になりました。
 ここからあと3つも勝たねばならず,道のりは厳しいですが,それでも今日いい流れができたように思います。
 後半に点を入れられなかったのでその流れが明日に続くかは微妙ですが,それでも序盤に流れに乗りすぎて大量得点にならなかったのはむしろ緊張感を保てるという意味ではよかったのではないかと思います。
 もしも序盤が大量得点であれば,精神的なゆるみなのか,大味な試合運びになることは大いにあり得ますし,また大量得点の次の試合はあまり点が入らないという不思議な法則もあるので(この法則が常に当てはまるというわけではないのですが。),その意味でも今日くらいのそこそこ安心感のある点差でいい試合を見せてくれれば,阪神に十分日本シリーズ進出のチャンスはあると思います。

 一方,読売の方は,阪神とイーブンになったものの,今日は7回のチャンスをものにできず,点の入れ方もホームランのみということで,打線の調子を考えれば多少の焦りはあるかも知れません。
 しかし,ホームアドバンテージがありますし,あと3試合負けなければよいという考えも当然できますから,まったく油断できません。

 明日こそ岩田さんが投げるのだと思うのですが,中4日でメッセンジャーさん投球もあるのでしょうか。
 メッセンジャーさんは対読売ローテーションの切り札的存在になるので,多くの試合に投げさせるためにはなるべく早い段階で登板させるべきとも思えます。
 しかし,あまり詰めた日程で調子が上がらずに叩かれると,ホームランの出やすいドームでは危険ですから,私は明日は岩田さんの方がいいのかなというように思っています。
 その辺りも含めて,明日の試合を楽しみにしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
2014.10.14 Tuesday
 こんばんは。

 パリーグのクライマックスシリーズは,1勝1敗で昨日が台風で中止,今日がその決戦の日となりました。

 結果は日ハムさんの勝利で終わりましたが,この試合も阪神広島戦と同じく点がなかなか入らないストレスのたまる,緊張感あふれる展開であったと思います。
 しかし,その決まり方は,4番中田翔さんのホームランでした。

 なんというか,これぞ4番という活躍に,率直に羨ましく感じました。
 阪神は,これまで和製大砲に憧れ,私は濱中さんがそうなってくれると確信してきました。
 しかし,濱中さんは怪我で苦しみ,最終的にはトレードで他球団に行ってしまいました。
 その後も,何人か期待させる人は出ては来たものの,結局決定打はなく,今は外国人助っ人のゴメスさんに頼ることとなっております。
 ゴメスさんの活躍にほとんど不満はないのですが,阪神ほどの球団が自前で大砲を準備できないことについては以前から何とかできないものかと思っていました。

 それが,この中田翔さんの活躍を見ると,本当に羨ましくなります。
 彼のいいところは,決めてほしい時に決めてくれる決定力です。
 先日,福留さんのホームランで試合が決まった時にも言及しましたが,結局大量点で勝ってもそれは個々の選手の力というよりも流れに乗っかったという表現の方が正しく,本当に求められるのは流れがない時に作り出せる能力,もしくは流れがない時でも試合を決められる決定力です。
 中田翔さんも苦しむところは何度も見たことはありますが,それでもこのような短期決戦の舞台できちんと仕事ができる様を見ると,それは決定力のある打者だということだと思います。
 それだけに,そのような4番打者を持つ日ハムさんが素直に羨ましいと思いました。

 また,代打で登場した稲葉さんが,この点数があまり入らない試合できちんとタイムリーヒットを決めてくるところも大したものだと思いました。
 この選手が引退するというのですから,本当にもったいないことだと思わずにはいられません。
 結局点差を考えれば,ここで稲葉さんが仕事をしなければ負けていたわけですし,このように決めてくれる打者は貴重だと思います。
 ただ,プロで有り続けるのは肉体的精神的に非常に厳しいと思いますので,この年でここまでできる彼をむしろ楽にしてあげるべきなのかも知れないとも思いました。

 一方,オリックスさんですが,負けはしたものの,チャンスに後1本が出ていたら十分に勝てていた試合だっただけに,私は日ハムさんとの差をほとんど感じませんでした。
 投手力は互角だと思いますし,結局決定力を持つ打者の差が勝敗に出たということなのでしょうか。
 初回の1点だけを守りきる野球は精神的に非常にきついと思いますので,あと1点だけでも追加点が取れていたらと思うと悔やまれます。
 それでも,大変失礼ながら,Bクラスの多かったチームがここまですばらしい試合を見せてくれたということを考えれば,それは賞賛というほかないでしょう。
 できれば,阪神と関西同士での対決を見せてもらいたかったですが,それは阪神とお互い来年の楽しみとしたいと思います。

 さて,明日からはクライマックスシリーズファイナルステージということで,阪神は読売を叩きに行きます。
 現状の阪神を考えると,打つ方はあまり調子がよくないので,基本的に投手力でなるべく最少失点に抑え込んで,その上で少ない得点で勝利するというのが理想なのでしょうか。
 そうなると,明日の先発が予想される岩田さんの出来が相当大きなウエートを占めることとなりそうです。

 東京ドームはホームランが出やすいので,例年見られるような岩田さんの突然の乱調からの1発が出てしまうようなことになれば非常に厳しい展開になると思います。
 また,現在好調の福留さんですが,実は今シーズンの東京ドームの成績は極めて悪く,相性があまりよくないのかも知れないという消極的な情報もあります。
 しかし,ドームでホームランがでやすいということは阪神にとっても同じことだと思います。
 打ち合いの泥仕合は阪神に分が悪いのですが,それでも読売の選手は今年はそこまでよい調子ではないですし,どんな展開になっても仕事に徹してもらいたいと思います。
 明日の活躍に期待します。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
 こんばんは。

 今日は台風が関東地方にも接近しておりますが,九州や関西などは大雨だそうです。
 関東に来る頃にはだいぶ弱まってやってくるようですし,明日の昼くらいからは青空も見られるというような話もありますが,念のため警戒は必要だと思います。
 午前3時頃がピークということなので,あまり外出しない方がよいだろうと思います。

 さて,今日は非常にしょうもない話題を取り上げたいと思います。

 私などの世代はファミコンはほとんどの人が触っていたと思いますが,よくやっていたゲームの一つにドラゴンクエストがあると思います。
 私は,随分前に8をやったのが最後で,それ以降はナンバリングシリーズに縁なく過ごしてきたものですから,現在がどうなっているのかよく分かりません。
 年齢を重ねるにつれてゲームから離れていってしまうのは仕方ないことなのですが,小学生の頃などはゲームをどうやってクリアするかなどが日常生活の中心を占めていたことを思い出すと,変わってしまったことに寂しさを感じます。

 そんな風にゲームに触らないからでしょうか,時々街角で昔はまったゲームに関するものを見ると殊更に興味をひかれるものです。
 それで購入するかどうかは別としても,以前秋葉原で見たビックリマンシールなどは店頭で悩ましい思いをさせられたものです。

 また,秋葉原で武器を売っている店に行ったこともありますが,その際は一緒に行った友人と本気で銅の剣を購入するかを相談したことを記憶しております。
 最終的には購入しなかったのですが,それでも社会人になって手の届く買い物になったことは悩みを増大させたわけです。
 昔であれば,お小遣いの範囲からすると,せいぜいビックリマンチョコを3個買うことが関の山でしたが,今はまさに大人買いができてしまうわけで,その辺りも非常に悩ましいものでした。
 ただ,銅の剣の購入を思いとどまらせたのは,同行した友人の妻の一言でした。
 それなりの値段がするものだったので,友人は妻に対して購入の相談をしたのですが,当然のように彼の願いは却下され,それを端から見ていた私も現実に引き戻され,一気に冷めて購入を断念したと記憶しております。

 そんな話はさておき,アマゾンで1/1サイズのロトの剣が2万1600円で売られていると聞きました。
 まさかの伝説の武器がアマゾンで買えるとは,しかも大学生のアルバイト的に言えば某パン工場で2日働けば手に入る額であるとなれば,場合によっては心揺らぐこともあろうかと思います。
 ただ,私は,上記の友人の一件で武器全般に対して心が冷めていたことや,大きすぎるため置き所に困ること等を総合的に考え,購入は検討しませんでした。

 そして,このロトの剣について,アマゾンのレビューが大荒れ状態になっております。
 その理由は,どうも柄が発泡スチロール製で素材があまりよいものではない,ペイントのムラなどがあげられているようです。
 私は実物を見たことがないのでその真偽は分かりかねますが,もしも上記のような質であれば制作者側は多少考慮をしなければならないと思います。
 というのは,今回の品物の出来がよければ同種類の別の商品についても売れ行きがよくなるのではと思いますし,逆に悪ければ手を付けられづらくなる商品になるだろうと思うからです。
 ドラクエでは,強力武器としては天空の剣やはぐれメタルの剣などなど2匹目のドジョウとなりうる商品はたくさんあったと思いますが,今回のロトの剣は今後同様の商品を出した際の品質に対する判断材料になったと思います。
 そして,もしもそれが安っぽい仕様でいい加減な出来であるとなれば,次からの商品を購入することは躊躇われ,2匹目のドジョウは登場する余地がなくなることでしょう。
 また,この会社の提供する商品全体について,通信販売は現物を見て買うことができないというデメリットがあることが強調されてしまいましたから,今後は通信販売は躊躇うという人がそれなりに出てきてしまうのではないでしょうか。
 逆に,今回の品質がよければ,このような商品を購入するのはごく限られた客層なのですから,2匹目のドジョウも狙いやすくなったのではないかという気もします。
 それだけに,今回のロトの剣は同様商品を取り扱えるかどうかの分水嶺に位置していたとも思われ,このレビューを見る限りでは誤ってしまったのかも知れないなと思いました。

 と,いろいろと語ってみましたが,もしも実物がものすごくよい出来だった場合は心ときめくのかも知れません。
 ただ,結局は持ち帰り方(持って電車に乗るのかなど)や家の中の置き所などのことを考えたりして,そのときめきに反して理性が働きそうな気がしますが。
 この年になって,そんなことを考えられる日本は平和な国だなと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
気まぐれ日記 ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:10
 こんばんは。

 今日は昨日に引き続きクライマックスシリーズで広島さんと戦いましたが,激闘の末引き分けとなり,阪神はファイナルステージ進出を決めました。

 これについては率直に嬉しく思いますが,何ともやりきれないと思うのはやはり勝てなかったことでしょうか。

 投手陣は非常によく頑張ってくれました。
 特に,能見さんは,今年は粘りが利かずに1発を食らう場面が多く勝ち星に恵まれませんでしたが,今日は非常に粘り強く投げてくれました。
 圧巻だったのは7回1アウト満塁の状況から無失点で凌いだ場面でしょう。
 この場面では,もはや2失点までは覚悟していたのですが,能見さんはこれを何とか凌ぎきってくれて,これは流れを呼び込めるプレーなのではと思いました。
 能見さんはここまでかなり辛い思いをしてきたシーズンでしたから,これで多少は気が楽になったかも知れません。

 また,昨日に引き続いてよく頑張ってくれた呉さん,そして今シーズンは非常に多くの試合で投げてきた福原さんもよく踏ん張ってくれました。
 とにかく,昨日と今日は投手陣がよく仕事をしてくれたものだったので,その点では非常に満足しております。

 一方,打つ方はあまりよい仕事ができませんでした。
 もちろん広島さんの投手陣がよかったということはあるのですが,それにしてもこれだけ点が入らないとなると心配になるものです。
 11イニングでヒット7本は少ないかも知れませんが,それでも少なすぎるとは言いません。
 しかし,得点機に打てなければ何本打ったところで結果は変わらないわけで,そこができなかったのは昨日も申し上げたように流れを持ってこれる選手がいないからなのでしょうか。
 このままファイナルステージに突入するとなると,読売相手にきちんと打てるのかが非常に心配です。

 とはいえ,何を言ってもこれでファイナルステージ進出は間違いないわけで,こうしてみると広島さんとの0.5というゲーム差は果てしなく大きな差になったのだなと感心します。
 最後の広島さんとの直接対決で勝てたことの影響もありはしましたが,最後は読売の力で2位になったという他力本願だったと思うと,今回の引き分けで進出できたということも相俟って阪神はきちんと実力を発揮してこの地位にいるのだろうかという錯覚にもとらわれがちです。
 しかし,最後は他力本願でも,それまでのシーズンでコツコツと勝ちを重ねてきた結果が結実したのだと思えば,日頃のシーズンの重要性というものを改めて振り返る機会にもなります。

 いずれにせよ,進出は進出ですし,しかも今回の進出は阪神にとってはクライマックスシリーズ初のものなので,この機会を十分に堪能しない手はありません。
 打線に不安は残りますが,ここまで来たら調子のよい選手をガンガンぶつけて,どんな形でも勝利をつかんでもらいたいと思います。

 ちなみに,もう一方で催されたオリックスさんと日ハムさんの試合は,阪神広島戦の0対0というしょっぱい展開と対称的に非常に白熱した展開でした。
 今季引退の稲葉さんが活躍したと思えば,最後はT岡田さんのホームランでどんでん返しと,非常に好調で強いチーム同士の試合がやられたものだと思いました。
 現時点での率直な感想は,おそらくこのまま阪神が日本シリーズに進出したとしても,パリーグには勝てなさそうな雰囲気がするのですが,そこは調子の善し悪しの問題ということで,阪神が調子を上げていければと思います。
 問題は調子を上げるというのはどうすればいいのかという点ですが,これはもう分かりません。
 分かっていれば和田監督はとっくに実践しているでしょうし,こればかりは各選手の奮起を促すしかないのでしょう。
 ただ,阪神の選手達は,今の時期に野球ができるという幸せな状況を再認識してもらって,よりよい活躍をしてもらえるように強く期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
2014.10.11 Saturday
 こんばんは。

 今日は,タイトル通り,阪神がクライマックスシリーズ初戦を勝利で飾ったことを取り上げたいと思います。

 今日の勝利を見る限り,メッセンジャーさんと福留さんに勝たせてもらったものと言って差し支えないでしょう。

 なかなか点が入らない緊張感とストレスのたまる展開の中,福留さんが1発で決めたのは,これまでの阪神になかったものだったように思います。
 ここで何度か触れたことがありますが,阪神は流れが停滞している時に決定力を発揮できる選手がなかなか登場しなかったように思います。

 それはどのチームにも共通する悩みなのかも知れませんが,一度流れができるとみながそれに続いて大量得点になるものの,その流れがなければみな凡打で終わっていくという状況が阪神にはこれまでよく見られました。
 それを今シーズンよく作ってくれたのはゴメスさんだと思いますが,そのゴメスさんも今日はなかなか仕事ができませんでした。
 そのため,上本さんや鳥谷さんがそれなりに出塁しても,いつものように点が入るという展開をなかなか見ることができず,どうしたらこの流れが変わるのだろうかと思って心配していました。

 そんな中,福留さんがホームラン1発で決めてくれたのは非常に大きいと思います。
 阪神打線は繋いでとることを中心に据えすぎているため,1発で決める展開はあまり想定していなかったのですが,それでもこのような決まり方を見てしまうとやはり1発の魅力というものを再認識せざるを得ませんでした。

 福留さんは,シーズン当初は仕事がまったくできないことが多く,このまま使い続けることについて相当批判が挙がっておりました。
 これは私も同様で,ここで何度も福留さんの起用について疑問を呈しておりましたが,これだけの潜在能力を秘めた方であれば序盤の起用も正しかったということでしょう。

 福留さん,これまでいろいろと的外れな批判を繰り返し,本当にごめんなさい。

 何度でも謝りますので,何とかまたこういう活躍をしてほしいと思います。
 流れが停滞している時こそ,このようなかつての英雄の豊富な経験が必要だったと思いますし,私はそれが発揮されたこの試合を見ていると,シーズン当初の鳴かず飛ばずの時期を思い浮かべ感慨深い思いにさせられます。

 シーズン後半はまさに往年を彷彿させる働きを示してくれまして,気づけばチームの日本人打者中最多ホームラン数を誇るまでになっていました。
 ほかの打者にもっと仕事をしてもらいたいという思いはありますが,それでもそれだけ後半戦の福留さんの爆発力がすごかったということでしょう。
 そして,その爆発力をこの試合でも発揮してくれて,大変嬉しく思います。

 また,福留さんが入れたのは1点ですが,その1点で勝てたのは紛れもなくメッセンジャーさんがすばらしい仕事をしてくれたからです。
 メッセンジャーさんは,今や阪神の投手陣で最も安定感があり信頼の置ける方であると思います。
 来日した時にここまでの存在になるとは予想しておらず,本当にありがたく思います。

 一方,今日の課題として,福留さん以外の打者陣の仕事ぶりでしょうか。
 特に,今日抜擢された西岡さん,大和さんに関してはヒットが打てず,今の調子はあがっていないのかも知れません。
 両選手ともよい選手であることは間違いないのですが,それでも短期決戦では調子のよい選手をどんどん起用すべきであり,少なくとも実戦から遠ざかっていた西岡さんよりも直前に調子がよいとされた新井良太さんの方がよいのかもしれません。
 大和さんについては守備力を考えれば余人をもって代え難いのかも知れませんから,このままで行くのが実戦的なのかも知れません。

 また,これまで安定した決定力を見せてくれていたゴメスさん,調子のよい時は手の付けられないマートンさんもあまり思うような活躍ができていないように思います。
 ただ,この両名は,打つ可能性を秘めているという脅威を相手に与えられるだけの今シーズンの活躍がありますから,打順も含めてこのままがよいのだろうと思います。
 特に,ゴメスさん,マートンさんという4番5番を動かすと,ゴメスさんが敬遠されかねませんし,ゴメスさんの威力が半減してしまうように思いますから,この2人は固定するのがよいのだろうと思います。

 今日の阪神打線が活躍できなかった理由がマエケンさんの出来の問題であればそこまで明日以降の打線の組み替えに神経質になる必要はないのかも知れませんが,その辺りは和田監督の采配に期待したいと思います。

 このクライマックスシリーズ第1ステージは,図らずも台風の影響による試合の中止の可能性から,明日敗戦しても明後日以降が雨天中止となれば第2ステージ進出となります。
 それだけに,阪神は今日勝てたことで非常に有利な立場に立てたわけですが,かといって第2ステージの読売戦を考えれば実戦経験を積んだ上で調子を上げて叩きに行くべきですから,是非とも明日も勝ちに行って,そして今度は打線がきちんと復活する形で勝利してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:52
 こんばんは。

 昨日の東京地裁の仮処分決定で,Googleに対して検索結果の削除を命じる仮処分を認めたものがあったので,取り上げてみました。

 これは,Googleで自分の名前を検索すると,犯罪に関わっているような検索結果が出てきたため,これはプライバシー侵害であるとして,その結果の削除を求めて仮処分の申立がなされた事件でした。
 そして,東京地裁は,申立を受けた237件の検索結果のうち,著しい損害を与える恐れがあると認められる122件について,検索結果の「表題」,その下に表示される内容の抜粋部分について削除を命じる決定をしました。

 私もこのような相談は数多く受けるのですが,類似争点でこれまで私が裁判例で見たことがあるのは検索のサジェスト機能,すなわち検索ワードの一部を打ち込むとそのワードに続くいくつかの候補が表示される機能についてです。
 これについては,名誉やプライバシー等の人格権と表現の自由,利用者の利便性などの利益の対立があり,第1審は表示差止を認めたものの,第2審である東京高裁はサジェスト機能の表示差し止めについて認めないという判断を下したものがありました。

 検索エンジンのあり方については非常に難しいところがあり,もはや一企業の商品であるという枠を超えて公共財としての役割すら担っているとも思われます。
 これと個人の人格権の比較衡量の問題となると非常に難しい論点となると思われます。
 ネット技術は情報のやりとりであるだけにプライバシー情報や名誉毀損等と密接に関連するものですから,それは常にいろいろな利益と対立することが想定されたものであると思います。
 また,検索エンジンでヒットする情報はそれこそ膨大な数に及ぶため,例えばそのうちの一部のみを削除したりする命令が出たとして果たしてこれを行うことが技術的に可能なのかという問題もあると思います。

 その上で,今回の事件を見てみると,今回の東京地裁の判断は人格権の方を優先したということなのでしょう。
 しかし,地裁の判断となると,おそらくGoogle側は即時抗告を行い,東京高裁に闘争の場が移ることでしょう。

 この論点は,上記の通り,対立利益が数多く存在し,どれを優先させるべきかという司法の価値判断に委ねられる領域であるため,結論が読めないと思います。
 ただ,今回の東京地裁の仮処分決定は,その中でも人格権を尊重しようという価値判断が行われたという一つの参考事例にはなるだろうと思います。

 私もいろいろと相談を受ける中で,検索でヒットして出てきたものが名誉毀損やプライバシー侵害に当たるというものも数多くあります。
 そのようなものについては,数が少ない場合は,各サイトに対して削除させる方向で話を進めるのですが,今回のように数が非常に多いとなると検索エンジンそのものに動いてもらわねばどうしようもないということもあろうかと思うのです。
 それを考えると,全てにおいて認めないのではなく,ある限られた基準を満たした場合に認めるなどの一定の救済措置を作っておくべきなのではないかと思います。

 プライバシー侵害や名誉毀損などは多様な形がある以上は,その基準を設けるにも抽象的な基準にならざるを得ないと思いますし,その抽象性がゆえに争いが起こることもあろうかと思います。
 しかし,今のように,抽象的な権利同士が対立し,それを司法の価値判断に委ねるということになると,結局当事者としては結論が見えづらく,非常に困ったことになりかねないと思います。
 この点は,本来は立法府の領域であり,これを司法が判例という形で提示することがよいのかということはあるかも知れません。
 しかし,現に発生している問題である以上,司法においてある程度の判例を示すべきなのではないかと思います。
 その意味では,この事件の今後の行く末は,ネット社会において名誉毀損,プライバシー侵害に悩む人たちにとって大きな意味を持つのではないかと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。

弁護士 ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:41
 こんばんは。

 進撃の巨人といえば,最近は映画などで話題に上る人気作品です。
 去年はテレビアニメが放映されたということで,それとあわせて世間でも大変話題になっていたように思います。

 私もこの漫画は読ませてもらいまして,連載中の別冊マガジンにも目を通しております。
 正直,最近の展開は,死闘は繰り広げているものの,人対人という様相になっているせいか,昔のように巨人が跋扈していて絶望感に包まれていた頃よりはやや緊張感に欠くようなイメージを持っております。
 ただ,その分展開にこだわっているようにも見え,楽しみにしております。

 そんな進撃の巨人ですが,今日の記事を見ていたら,かりあげクン最新刊の帯に進撃の巨人の作者が推薦コメントを出していたというものがあったので取り上げてみました。

 この2作品に何の関係がと思われる方も多いと思いますが,一つ大きな共通点があります。
 それは,進撃の巨人の人気キャラリヴァイとかりあげクンは双方ともにかりあげという髪型が一緒であるということです。
 以前,ネット上で,かりあげクンがリヴァイの格好をしている絵が掲載されていて,植田まさし先生だったらこんな感じという非常に的を射た絵柄になっていました。
 リヴァイは,サザエさんのタラちゃんなどもかりあげカットであることから共通点があると引き合いに出されることがありますが,私はかりあげクンの方が何となくあっているような気がします。

 かりあげクンといえば,植田まさし先生の長期連載作品です。
 私がかりあげクンに会ったのでは小学生の頃におじさんの持っていた漫画だったと思います。
 その後,当時夕方のテレビアニメでかりあげクンが始まり,笑わせてもらった記憶があります。

 かりあげクンは,もし自分のところの従業員であれば,就業規則に基づいて厳格に対処しなければならない人物だと思いますが,それを特に何もせずに見守る課長や社長などは本当に器が大きいと思います。
 ほんにゃら産業は一体何をしている会社なのか,未だによく分からないのですが,社員数等それなりに規模のある会社だと思いますし,ああいういたずらばかりしている社員を野放しにしておくと会社の空気が弛緩してしまうような気がします。
 また,かりあげクンの中で私が最も注目している,名前は分からないものの,いつもかりあげクンと一緒にいたずらをしている,めがねで無表情の人もかりあげクンと同程度にしょうもない人なので,少なくとも問題社員を2人もあのように野放しにしているのだろうと思います。
 それでも会社が回っているのであれば,敢えて厳格な処分には処さないということなのでしょうか。

 と,脱線しましたが,かりあげクンはこれまで20数年来見てきた作品なので,進撃の巨人よりも思い入れがあるのです。
 その最新刊は55巻ということで,私が最後に読んだのは30巻くらいですから,よくもまあネタが続くものだと感心せざるを得ません。
 また,植田先生はコボちゃんなども同時に連載していますから,この人はネタに困ったりしないのだろうかと思います。

 その55巻の帯で進撃の巨人とのコラボが実現し,何だか世の中は大分いろいろなものが柔軟になったのだなと思います。
 また,これが進撃の巨人のイメージにあうのかどうか,少々心配にもなりますが,ネットで流行したものを取り入れてある顧客層を狙おうとする姿勢はなるほどと思わされました。

 今後もおそらく作品の内容においてつながりが出ることはないのだろうとは思います。
 そういうイレギュラーなペアは公式がやるものではないようにも思うので,表層部分のコラボで楽しませてもらうまでがよいのだろうと思いました。


 クライマックスシリーズを控える阪神ですが,抑えの呉さんを2イニング3連とのプランが挙がっているという記事を見ました。

 確かにシーズンも終盤ですし,阪神の弱点である中継ぎ陣を強行に埋めようという姿勢は理解できます。
 しかし,こんな無茶な使い方を公言してしまうと,呉さんが故障してしまわないかと心配になります。
 呉さんは,今年は登板数も多く,疲れもたまっているところでしょうし,そういう使い方は1試合くらいにしておいた方がいいのではと不安に思ってしまいます。

 あと,気になるのは,呉さんの調子です。
 短期決戦は,これまでの実績よりも当日の調子の善し悪しで選手を決めるべきであり,その点呉さんを多く使うという方針は大丈夫なのだろうかと思います。
 今のところ悪い話は聞かないのですが,初めからこうしようと決め打ちをしてしまうと,あとでプランがずれたときに修正が利くのかという心配があります。

 とはいえ,今の救援投手陣の中で呉さんがもっとも信頼できるというのは事実だと思います。
 どこで使うのかは当日の判断になると思いますが,よい試合を見せて頂けるよう楽しみにしております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:36
2014.10.08 Wednesday
 こんばんは。

 今日は月食がありましたが,ご覧になられたでしょうか。
 私は帰り道に空を見上げて,そういえば今日は月食だったと気づきました。
 滅多に見られるものではないので,そんなに長い時間ではないのですが楽しませてもらいました。

 さて,今日のニュースを見ていたら,東北大で,講義中に刃物男が乱入してきたというものがあったので取り上げてみました。

 この男は東北大生だったということで,この後銃刀法違反で現行犯逮捕されております。
 男は,講義中に突然刃物をもって乱入しました。
 そして,教授に歩み寄り,刃物の刃先を自分に向けて「刺してくれ」といったということでした。
 その際,教授は「講義が終わったら話し合おう」と説得したということでした。
 また,男は,友達を募集する旨の話をし,講義に出席していた学生に対して「僕と遊んでくれる人がいたら手を上げてください」といったようです。
 そして,学生がまばらに手を上げ,その後男は教室を去ったということでした。
 ここで,普通は休講なるのでしょうが,学生が帰るところを見られると,男が逆上するのではないかということで,教室に待機するよう指示があったそうです。
 そして,教授は,手持ちぶさただったのか,講義を再開したということでした。
 男は,大学職員に別室に連れて行かれ,その後に警察に逮捕されたということでした。

 私の母校だけに,こういうことで話題に上がると何とも思うところがあります。
 まずは,被害者が出なかったことは,母校だけに大変安堵しているところです。

 ただ,このような不審者が講義中に現れたにもかかわらず,特に大きな動揺が起こることなく,穏便に対処できたということは,我が母校の教授や学生は大したものだと我ながら思いました。
 何せ教室の中にはそれなりの数の人がいたわけで,このような緊急事態となった場合には一人動揺をするとその動揺が伝染すると思います。そしてパニック状態となると,刃物を持った男が逆上して被害者が出る可能性もあったわけで,その点とっさの事態に皆が冷静に対応したというのは大したものだと率直に思います。

 また,こういうことがあったにもかかわらず改めて講義を再開したというのも,我が母校ながららしいなという感想を持ちます。
 そういう校風が卒業してからそれなりの期間が経過しても存在しているというのは何とも嬉しい感じもするものです。

 この男の目的については,ツイッターなどを見る限りでは友達がほしかった,注目を浴びたかったというもののように思われます。
 正確なところは分かりかねますが,もしもそうだとすれば,こんな事件を起こす勇気があれば友達くらいできそうなものなのにと思ってしまうところです。
 ただ,「遊んでくれる人」を募集するとまばらに手を上げる人がいたというのは,とっさの穏便な対応ゆえなのか,同情なのか,分かりませんが,むしろ悲しさを覚えるものでした。

 ちなみに,逮捕された罪名は銃刀法違反ということですが,ほかにも威力業務妨害などの成立が考えられると思いました。


 今日,広島さんの野村監督が辞任するというニュースを見ました。

 広島さんといえば,かつて5位が多い球団でしたが,去年今年とAクラス入りを果たしており,それは野村監督の力も大いに影響していたのではないかと思います。
 野村監督の代打策等の采配は,時にこんなにはまるのかというくらいぴたりとはまることがあり,そういう神がかった采配を見た時にはこれが名将なのかと思わされたものでした。

 確かに,今年はすんでのところで2位を逃してしまいましたが,それでも阪神が2位に落ち着けたのはある意味運の要素もあったわけで,そこまで追い詰めることができた野村監督がやめる必要があるのだろうかといささか疑問に思うところもあります。
 また,これからクライマックスシリーズを迎えるところで,このタイミングで辞任の発表は,選手の士気にも関わるかも知れません。
 ただ,士気については,むしろ野村監督の花道を作ってやろうと気持ちが一丸になることも考えられますし,そこはどちらともいえるものなのでしょうか。

 広島さんを迎え撃つ阪神としては,野村監督が采配をふるう機会を縮めることが至上命題なのですから,そこは残念ではあるものの情を挟むことなく勝利してもらいたいと強く希望します。
 ですが,名将野村監督の采配を楽しませてもらえたらと考えています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
野球 ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
 こんばんは。

 今日のトップニュースといえば,もちろんノーベル物理学賞日本人3名受賞でしょう。
 受賞理由である青色発光ダイオードはもはや我々の身近になりすぎて,どれに使われているのか分からないくらいですが,それだけにこれが大変な偉業であることは間違いありません。

 私の個人的な感想としては,これまでの研究成果が認められて非常にすばらしい偉業を達成されたことについてはどんな賞賛の言葉を用いても陳腐になってしまうと思いますし,日本人として誇らしい気持ちもあります。

 ただ,毎回思うことは,私自身は何も努力をしていないのに,他人の努力の積み重ねの末の偉業で私が勝手によい気分になるのは何とも失礼なのではという気持ちです。
 そこで,素直にその誇らしさに酔えればよいのですが,それは私の性格のよくないところなのかも知れません。

 また,これも毎回思うのですが,今回の3氏はいずれもその研究成果についてこれまでもいろいろな場面で数多くの賞を受賞してきて世界中から賞賛を受けてきたはずなのに,私を含めた日本人が再評価するのはノーベル賞を取った時だけなのだなということです。
 もちろんノーベル賞は非常に有名な賞なので,これを取得されたことが注目を浴びることは当然のことです。
 しかし,それでも日頃ノーベル賞ほどは有名ではないにしても権威ある賞をとってきた方々に対して何も賞賛をしないのにノーベル賞だけを殊更取り上げる世の流れについても何だか思うところがあります。

 私の個人的な感情はさておき,先ほども申し上げたように青色LEDは本当に今や日本中に普及し,日常的に何気なく触るスマホなどの電化製品や信号にも使われていますから,もはやこれを目にしない日はないとすら思います。
 世界中でどの程度使われているのかは分かりませんが,それでも世界的な賞を受賞するということは世界中で相当な量が使用されているということでしょう。
 私はノーベル賞の選考基準などはよく分からないものの,世界中の人々の生活を変えるだけの影響力のあるものを生み出したわけですから,そういうものが賞に値するのだろうと思います。

 青色LEDといえば,職業柄,中村氏の特許の相当対価に関する裁判を思い出しました。
 私も過去に何度か職務発明の相当対価について問題となる事件を手がけたことはありますが,このような事件では自分の努力で発明をしたという研究者と,設備を使用させ,費用も支給して発明品を作らせしめた企業とのシビアな利害対立があります。
 この事件以外にも世間で職務発明の相当対価について問題となった事件は多くありますが,青色LED事件は特に第1審で認容した相当対価が極めて高額であったことや中村氏自身が世間に自身のお考えを発信されていたことによって話題になっていたと思います。
 結局,中村氏は海外に研究の場を求めて日本から去ってしまいましたが,今回のノーベル賞は改めてこの事件を思い出させます。
 この研究自体は中村氏が日本にいた時代になされたものなので,「日本人」の研究による受賞と評価できるものなのでしょうが,今後海外に日本人研究者が流出し,その方々が海外での研究の成果でノーベル賞を受賞した場合,たまたま日本国籍を持っていたというだけで「日本人」が受賞したと喜べるのだろうかと思ってしまいます。

 最近の法改正の流れで,職務発明の特許権を原則的に企業に帰属させようという動きがあるように聞いております。
 この辺りは法律改正側の政策判断や価値判断もあるので,それを必ずしもどうだというつもりはありません。
 また,上記の通り,企業側は,それが利益になるか分からない状況下で設備投資などの先行投資を行ったことはまさに投機的な対応であって,にもかかわらず利益が研究者に多く流れてしまうとそれは経営の問題にもなってしまうことでしょう。ですから,特許権を企業に帰属させたいと考えることや,できればその相当対価を減額したいと考えることは理解できなくはありません。
 しかし,今回のノーベル賞の件でも,資源のない日本は科学力でやっていくべき国であると再認識させられる部分もあろうかと思いますが,そういう研究者を海外に流出させやすい環境を作ることだけは避けてもらいたいと思います。
 先の青色LED裁判の最終的な結論は,企業の利益の問題と発明者の対価のバランスを考えられて着地点に到達したのだろうとは思います。しかし,それでもこれによって研究者が多少なりとも失望して海外に行こうと思われたということもあったように思います。
 それに拍車をかける動きは,今後また日本からノーベル賞受賞者を出すことと真逆の方向に進みかねませんし,その点は重々配慮してもらいたいものです。

 ともあれ,今回のノーベル物理学賞受賞は手放しで賞賛させて頂きたいと思います。
 本当におめでとうございました。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
気まぐれ日記 ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
 こんにちは。

 以前から中国ではいろいろなものが爆発すると話題になっています。
 それは,トイレであったり,椅子であったり,テレビであったりと,まったく様々なものが爆発するもので,それはどういう原因なのか,中国特有の問題なのかと以前から大変気になっているところです。

 特に,中国でとられたあるアンケート調査では,中国人の4人に1人がテレビの爆発を経験したことがあるということでした。
 そして,アンケート中でその原因を尋ねたところ,気候,操作方法などの回答が出ておりますが,もっとも多い回答は製造レベルの問題であるということです。
 私はこのアンケートの原因事実自体がよく分かりませんので本当のところはどうなのかは分かりませんが,もしもそれだけ多発しているとなると気候という問題で語ることはできず,おそらく提供されている電気の電圧の問題であったり,製造レベルの問題であったりするのではなどと何となく思う次第です。

 ところが,今日のニュースを見ていたら,「テレビ」ではなく「テレビ台」が爆発したというものがあったので取り上げてみました。

 ある方が自宅でテレビを見ていたところ,突然バーンという大音響が鳴り響き,目の前から何かがバラバラと飛んできたそうです。
 その方は,爆発したのはテレビだと思ったそうですが,よくよく確認すると爆発したのはテレビを置いていた台の方だということでした。
 テレビ台の上部は強化ガラスということですが,ばらばらに飛び散ってしまったそうです。
 このテレビ台は,爆発する2年前に購入したそうで,かなり高級品の部類に入るものだそうです。
 また,テレビ台にはテレビ以外には特に重量物をおいていたわけではないということでした。

 目の前で発生した事象事態は爆発のように見えますが,おそらく火気などを伴う爆発とは少々違うもののようです。
 そもそもテレビ台には火気はなさそうですし,おそらく何らかの原因で破裂したということなのでしょう。

 私が以前担当した事件では,強化ガラスは割れる時は木っ端微塵に破裂するものであるというように聞きましたが,もしかしたらこの強化ガラスは何らかのきっかけで割れる寸前であったのかも知れません。
 例えば,何かが当たったり,テレビ台の強化ガラスがテレビを支える構造になっていて強化ガラスに過剰な負荷がかかっていて目に見えないひびが入っていたり,そういう類の問題があったのかも知れません。
 ただ,そういう話は私の憶測に過ぎず,何が本当の原因なのかはよく分かりません。

 日本でも起こりうる事件だとは思いますが,日本でこのような話を聞いたことがないのは誰も問題として報じないからなのか,それともそのような事例自体が少ないからなのか,そこは私には分かりません。
 ただ,中国ではいろいろなものが爆発するニュースを見るので,今回の爆発はどこでも起こりうるものであったとしても面白いものだと思ってしまいました。


 日本列島に台風が到来していますが,阪神はせっかくフェニックスリーグでクライマックスシリーズに向けての調整をしようとしているのに,あまり実戦経験をすることができないかも知れません。
 また,今日催される予定であった読売・広島戦が中止になり,阪神が2位になれるかどうかはまた後日に持ち越しとなりました。
 ここまで来たらどこで試合をしようとも一緒かも知れませんが,それでも阪神の今年の成績はホームでは勝ち越し,アウェーでのは負け越しなので,やはりホームでやれるに越したことはありません。
 とりあえず,阪神は,調子を上げていったままクライマックスシリーズに臨んでもらいたいと思います。

 明日も当事務所は営業予定ですが,台風の状況が懸念されます。
 世間の皆様も十分お気を付け頂きたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

面白ニュース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 17:07
 こんばんは。

 野球のペナントレースは終盤に向かっており,阪神は試合を全て消化したほか,各球団ともに残り試合はごく僅かとなりました。
 そうなると,続々タイトル争いが問題になってくるところですが,今日取り上げる話題はパリーグの首位打者争いの件です。

 現在首位打者争いはオリックス糸井さんと楽天銀次さんの2人が行っているところですが,両者は相当なデッドヒートを繰り返しております。

 そんな中,銀次さんは現在打率2位なのですが,今日の楽天オリックス戦で銀次さんが全打席敬遠されました。
 しかも,銀次さんは先頭打者であり,特に勝負の局面ということではなく,糸井さんに首位打者をとらせるために銀次さんと勝負をしなかったという意図はほぼ明らかと言えます。
 これについて,球場の楽天ファンからは大ブーイングが飛んできたということでした。

 私も金本さんの引退直前の数試合で代打で登場した時に四球で終わった時は勝負してくれよと強く思ったものですし,その意味では楽天ファンのブーイングはよく理解できます。
 金本さんの四球は和田監督の起用どころや起用の仕方にも問題があるので,今回の件と同列に語ることはできないのですが,それでもやはり楽天ファンは自分の応援するチームから首位打者が出てほしいと思うことは当然だと思います。
 まして,今年の楽天さんは去年と比べてあまりいい成績とはいえず,せめて首位打者という称号を持つ選手がいれば多少の溜飲は下がるというものだと思いますし,その気持ちは通常のシーズンよりもひとしおでしょう。

 ただ,個人的な考えですが,今回の敬遠騒動は,銀次さんは勝負できない悲しみを感じているのはもちろんだとは思うものの,それと同時に敬遠されてよかったと思っている側面もあるのではというように思います。
 というのは,これまでの経緯からです。

 銀次さんと糸井さんの首位打者争いは昨日今日の話ではないのですが,初めの銀次さんが糸井さんの打率を抜いて首位打者に立った時,銀次さんは打率が下がらぬよう欠場をしました。
 しかし,その後に糸井さんが銀次さんの打率を抜くと,今度は糸井さんが欠場をし,首位打者を目指して銀次さんが出場することとなりました。
 そして迎えたのが今日の試合ですが,この経緯を見ると銀次さんが欠場をした時には逆にオリックスファンから
「打率を下げないために欠場をした」
といわれかねず,そのような批判もネット上では少なからず見かけたように思います。
 その経緯を思えば,今回の敬遠騒動によって今はオリックスさんが批判される側となっていますが,それはある意味先に銀次さんが欠場したということを踏まえれば銀次さんだけが批判される側ではなく被害者側にもなったということだと思います。
 そうなると,社会的な批判は加害者と被害者という2つの立場になったということで,そこまで強まらないように思うと,銀次さんはある意味今回の措置について安堵した側面もあるように思うのです。

 むしろ,今日勝負されてしまえば,楽天さんは小細工をしたもののオリックスさんは正々堂々と勝負してきたというようにいわれかねませんし,銀次さん自身も今回の展開は十分予想していたことでしょうから,勝負したいという気持ちは当然あったとは思うものの,そこまでショックな出来事でもなかったのではと想像します。

 私は阪神ファンであり,かつ野球ファンですが,一野球ファンとしてはタイトルのために欠場や敬遠というのはやや興ざめというのは本音です。
 しかし,このような様はシーズン終盤によく見られるものなので,それだけでつまらないというつもりはないですし,それにここで出た敬遠四球で追い詰められたという様を見ることができるのであればそれこそ戦略的に正しかったのかというような話も出てくるでしょうから,私はそういう楽しみ方も一方であるように思います。
 ですから,そういうところも含めて,今年はもうすぐ見られなくなるプロ野球を楽しめればと思います。


 クライマックスシリーズに向けて,阪神に西岡さんと新井良太さんが戻ってくるという記事を見ました。
 このニュースは素直に大変嬉しい話だと思います。

 阪神の二塁は今年は上本さんが守ってきましたが,シーズン終盤にさしかかって上本さんは不調が目立っていました。
 そこに西岡さんが帰ってきてくれると,調子の善し悪しで2人を組み替えて戦えるという短期決戦ならではのやり方ができそうに思います。

 また,三塁は最近は今成さんが守っていましたが,今成さんは故障中であり,その代わりに入った新井兄さんもイマイチという状況でした。
 そこに新井良太さんが帰ってきてくれると一気に厚みが増すように思います。
 新井良太さんは,直近の2軍紅白戦でそれなりに活躍できており,調子は悪くないと思いますから,それなりに期待できるかも知れません。

 これから迎える短期決戦では,とにかく調子のいい人間をイレギュラーで起用してでも勝ちに行くという姿勢が求められる以上,調子が落ちてきた選手の代わりになりうる人材が多く控えているということは単純にメリットであると思います。
 これまでの阪神のクライマックスシリーズの成績は散々ですから,今年はそういう年ではないというところを是非是非見せてもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:53
2014.10.03 Friday
 こんばんは。

 今日は,タイトルの通り,阪神久保田さんの引退について多少語ろうと思います。

 私が久保田さんについて注目し始めたのは,阪神に入る前の常磐大学で投げていた時でした。
 どうも阪神がとる予定のいい投手らしいという噂を聞きつけ,大学時代の彼を見に行ったのですが,他の人たちとは一線を画するかのような球威に驚かされたものです。
 ただ,私が見ていた限り,球威はあるものの制球力はいまいちという様に思っていただけに,素材はよいものですからこれからプロに入って制球力が付けばとんでもないことになるだろうと思っていたものでした。

 そして,阪神に入団し,頭角を現したのは,優勝した2003年,先発投手としてでした。
 それは夏でしたが,死のロードで例年通り阪神の調子が落ちてきたなと思っていた時,先発投手として素晴らしい活躍をしたのをよく覚えています。
 当時は後半戦に入って先発投手陣が不調で負けが続いていただけに,彼の台頭は救世主登場というように思っていました。
 当時も制球はやや不安がありましたが,それでも球威とスタミナがあり,将来のエース候補として未来を感じていたものです。
 ただし,その後故障をしてしまい,日本シリーズに出ること叶わず,彼が出ていたらと思ったものです。

 その後は,抑え投手を経験してから,皆様ご存じの通り,JFKの一角として抑え,中継ぎを担当することになりました。
 私は,久保田さんはよい投手だとは思っていましたが,制球面を考えれば,球威で長いイニングを押しまくるのはよいと思ったものの,短いイニングで結果を求めるのは彼の本来の持ち味を発揮できるのかと不安に思ったものです。
 しかし,そんな私の愚かな不安など些末なものであったと示してくれる活躍をしてくれたことは皆様ご存じの通りだと思います。

 JFKの中では最も隙があった投手かも知れませんし,それゆえに抑えから7回担当に回されたりということもありました。
 しかし,それはあくまで藤川さんとウィリアムスさんが圧倒的すぎたという相対評価の問題であり,久保田さんの能力が低いとは全く思いません。
 むしろ,JFKの一番手として登場して相手方の攻撃の流れを断ち切る役割をこなし続けたことは賞賛としかいいようがありません。

 当時,JFKが出てきたらそれで試合が終了するという絶望感を相手方に負わせていましたが,それゆえに阪神は7回まで1点でもリードできればよしとし,相手方は7回までにリードを奪わなければ負けるというような考えを植え付けられていたと思います。
 JFKの登場によって,阪神との野球は実質3分の2までの6回までに点を取るかどうかというものになっていたと思います。
 それゆえに,下柳さんなどは5回か6回でマウンドを降りており,いつも早くマウンドを降りるものだと思っていたものです(もちろん,下柳さんも良い仕事をしてくれていたので,何ら非難をする趣旨ではありません。)。

 ところが,久保田さんは,ベビーカーから落下しそうになった我が子を救うべく,右手を骨折してしまいました。
 久保田さんの歯車が狂い始めたのは,今思えばこの時期だったのでしょう。
 その後翌年は復活を遂げるも,今度は投げすぎがたたったのか,右肘を故障してしまい,最近では直球が130キロ程度しか出ないなど全盛期から著しく劣ってしまうこととなりました。
 去年一軍マウンドに登板した時は,もはや全盛期の活躍は見る影もなく,打ち込まれている姿を目の当たりにし,本人も辛かったことと思います。

 そして,今回の決断に至ったという次第です。
 私は,大学時代から久保田さんを見てきただけに,今回の引退は非常に感慨深いものがあります。
 そんな彼を振り返ると,私が久保田さんの活躍の中でもっとも心に残っているのは,JFK時代ではなく,まだ新人の頃に先発投手として活躍をしていた時期だったように思います。
 彼が出てきた時,当時福原さんが持っていた球団最速記録を塗り替える156キロの直球を投げ,そしてチームがあまり調子のよくない中で新人が先発投手として勝利したという様は非常に爽快であったと思います。
 それが私などの想像を超えてどんどんメジャーな存在になっていく過程は,ある意味楽しみでもあり,ある意味心配もあって見ていました。
 そんな彼が33歳の若さで引退を決意したというのは悲しいことだと思いますが,かといって彼自身もこの5,6年はずっと辛い思いをしてきたでしょうし,もう解放されてもいいのかなというようにも思います。

 彼のトルネード投法からのストレート,スライダー,フォークを見ることができないのは寂しいとは思いますが,今はゆっくり休んで第2の人生をまた頑張ってもらいたいと願います。

 本当にお疲れ様でした。



↓もしよろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:52
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,新潟県加茂市で,交通事故防止のため,全小中学生に対して自転車に乗らないように呼びかける文書を配布したという記事があったので取り上げてみました。

 これは,8月に自転車に乗っていた男子中学生が乗用車にはねられて死亡した事故を受けて出されたものということです。
 市長は「あんな悲しい出来事があってはならない。命を守るためにこの程度はいわせてほしい。」と訴えたそうです。
 また,市長は「車はひやひやしながら走らねばならず,非常に危険だ。今や自転車に乗ることは楽しいことではない。」とも述べ,代わりに市営バスの利用を求めたそうです。
 文書では,車が走る道路は危険なので,なるべく自転車に乗らないように,もし乗る場合はヘルメットを被ることなどを求めたそうです。
 市内の小中学校の校長からも賛同を得て,文書を作成して全校で配布したということです。

 今回の市長の提言は,問題提起としては非常に大きな意味があると思います。
 それは,最近注目されている自転車の交通事故の防止についてこれを懸念し,一石を投じようという考えが根底にあるからです。
 私自身,小学校の頃から自転車でそこら中を動き回っていましたが,きちんと交通ルールを意識し始めたのは自動車の運転免許をとった時だったように思います。それまでは,一時停止線の意味は分かっていてもあまり気にせずに走っていたように思いますし,今思えば大変危険な運転をしていたように思うのです。

 ですが,その方法として,小中学生が自転車を運転してはならないというのはやり過ぎであろうというように思います。
 事故が起こると自転車そのものを禁止してしまうことは,自動車事故が発生すれば自動車自体を禁止するということと同じことなのではないだろうかと思います。
 日常的に自動車の交通事故は発生していますし,8月の不幸な事故も一方は自動車だということですが,にもかかわらず中学生の乗っていた自転車のみを禁止して大人の乗車していた自動車の運転を禁止しないというのはアンバランスなのではないかと思います。
 だからといって,経済的な意味や日常生活の意味など様々な意味を考えれば,自動車の運転を禁止せよというつもりもありません。

 また,小中学生は自転車の運転を禁じるものの高校生が許されるというのもどういう理由なのかと思います。
 もちろん成長に伴って判断能力が向上することは当然なのですが,高校生になるまで自転車を運転することなく育ち,判断力は向上していても運転技術が稚拙な高校生は事故を起こしづらいということはできるのでしょうか。

 さらに,市営バスの利用を勧めておりますが,小中学生のお小遣いはあまり多くないですから,その行動範囲は非常に限られてくることになるでしょう。
 もちろん小中学生の行動範囲が大きいのは好ましいとは言えませんが,自転車で動くのは比較的近所であり,そのような比較的近所なところまでバスを利用せよというのは不合理なように思います。
 また,バスの本数もどの程度あるのだろうかと思います。自転車の代わりにするのであれば,少なくとも放課後相当の時間では30分に1本程度は走っていないと自転車の代わりになるとは思えません。

 加えて,自動車運転者が自転車運転者に対して強い警戒を持つことはまさにその通りだと思いますが,かといって市長の言い分は見方を変えると自転車は交通の障害になっているようにも見えなくはありません。
 そのような揚げ足取りは意味がないのですが,かといって自転車というものが存在する以上はそれを組み込んだ上で交通を整備するのが公共団体の仕事であり,それを危険であると指摘して自転車に乗るなというのはやや乱暴な議論に思えます。

 と,いろいろと考えれば,やはり加茂市の言い分は,理解はできるものの強引であることは否めませんし,これを実行するに当たって社会的な整備もできていないのに子ども達に規範を押しつけるようにも思えてしまいます。
 また,これを行うことによって,消極的に自転車業界に対して不平等な取扱をしていると思われ,自転車通学を考えていた中学生に対して売れるであろう自転車の営業利益が失われることに関してどのように考えているのかということも大いに問題であろうと思います。
 条例ではない以上,法規範としての意味はないのでしょうが,それでも私は代替措置の整備も行うことなく単に禁止とした今回の件は安易に過ぎると思うので消極的に考えています。

 今後加茂市でどのように対応していくのかは分かりませんが,もしも自転車禁止を貫くのであればまずは社会環境の整備を十分行うのかという点について注視していきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
弁護士 ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:23
 こんばんは。

 先日より世界中で猛威をふるっているエボラ出血熱ですが,今日のニュースでは遂にアメリカにエボラ感染者が確認されたという記事を見ました。
 アメリカでの感染者は初で,この方はリベリアで感染したと見られているそうです。

 最近まったく触れられていないので違和感を感じていたエボラ出血熱の話題ですが,日本のニュースで触れられていないだけで世界中では着々と観戦者が拡大しているそうです。

 リベリアでは国家存亡の危機とまでいわれていて,西アフリカでは少なくとも3700人の子ども達が両親または親の一方をエボラで亡くしているそうです。
 そのような子ども達は,エボラの感染を恐れる親族から引き取りを拒否され,孤児になっているということで,多くは路上生活を送っているということです。

 コートジボアールでは,エボラが動物から感染する病気であるということから,野生動物をペットとして飼う習慣があるものの,次々とペットを捨てているという状況になっているそうです。

 それでも日本であまりエボラが報じられていない理由は,おそらく日本人感染者の話題がないからだろうと思います。
 その意味では,これまでは政府の水際対策や海外渡航者の自覚ある行動が功を奏していたのかも知れません。
 しかし,アメリカで感染者が出たということは,もしかしたらこれからアメリカで大流行する恐れがあります。
 そして,そのような事態となれば,日本に入ってくるのも時間の問題でしょう。

 アメリカで感染者が発生したというこのニュースは,一気にエボラが身近なものになったということであると思いますし,今度アメリカに渡航する人たちに対してより強い注意喚起をなすべき可能性も秘めていると思われます。
 これを殊更取り上げればパニックになりかねないと思うものの,もう少し様子を見て多少でも危なそうな気配があれば重点的に警戒すべきという情報を直ちに発するべきであろうと思います。
 一度感染者が発生してから,その潜伏期間中に帰国されてしまうともはやこれを止めることは非常に難しいと思いますから,ここからの動きはより中止が必要だと思いますし,強い警戒をしていくべきであろうと思います。


 今日の阪神は,ペナントレース最終戦で負ければ3位が確定してしまうという大一番だったわけですが,見事ギリギリで勝利をつかみ取ることができました。

 序盤のうちにそれなりに点を取れたところでは,今日の能見さんの出来を見れば,この調子であれば十分勝てるだろうと思いました。
 しかし,その後ちょこちょこと点をとられたり,塁が埋まって点をとられる寸前まで追い込まれたりという展開が非常に多く,これが今年の阪神の危うさであろうと相当やきもきさせられました。
 ただ,今日は非常によく投手陣が踏ん張ってくれまして,最小限度の失点で乗り切ることができました。
 能見さんもギリギリの展開をよく乗り切ってくれたと思いますが,イニングを跨いで頑張ってくれた呉さんの功績が非常に大きいと思います。

 昨日まで打撃陣のふがいない結果に対して非常に残念に思っていましたが,それでも今日は序盤から攻めて計4点を取ってくれましたので,よく仕事をしてくれたと思います。
 これだけとってくれれば,負けたら守り側の責任だと思いますし,その点投手陣もよく頑張ってくれたということを考えれば,投打かみ合った活躍をしてくれたと率直に思います。

 これで阪神が2位につくためにやるべきことは全てやったので,後は広島さんの読売との最終戦の結果を待つばかりとなりました。
 正直言って,これからクライマックスシリーズを迎える両チームには,あまりここでいい試合をしてもらわずに,調子が悪い状態で終わってくれたらなんて悪いことを考えたりすることもあります。
 特に,広島さんにはあまり調子を上げられてしまうと困るというようにも思いますが,読売が勝つのは何となく釈然としません。
 ただ,阪神はクライマックスシリーズはこれまで1勝8敗とまったく目も当てられない散々な成績でありますので,これまでの歴史を塗り替えるためにも遠い将来の読売戦よりも目先の広島さんとの戦いに勝利することにこだわりたいと思います。
 ですから,やはり悔しいところではありますが,読売に勝利してもらう方がいいということでしょう。
 とりあえず,その試合を楽しみにしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
PAGE TOP