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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,国交省の若手キャリア官僚らで作る政策立案チームの2030年の日本を想定した政策集に関するものがあったので,取り上げてみました。

 この中には,自動運転車が普及すれば,都市部で通勤に使う人が爆発的に増えるという予想の下,一般道でも渋滞箇所の通行には課税し,利用抑制や鉄道の代替を促すという案があったそうです。
 また,人口減少が一層進む局面では,住宅やインフラ,公共交通は縮小するのが自然という指摘の下,地域内に効果が限定される公共サービスは住民負担で賄われるべきとする,過疎地域に対する主張も盛り込まれたということです。
 さらに,定住外国人については,住居確保のため,家賃を割高にする代わりに,敷金や礼金,保証人が不要な物件をさらに用意すべきという案もあったそうです。

 新しい課税という話が出るとまず心理的に抵抗感が生じますが,それを一度横に置いて今回の案を見てみると,一応いずれも根底にある問題意識を考えれば,一応の合理性はあるように思えます。
 その中でも,一般道の有料化という点について考えてみたいと思います。

 一般道に限らず,渋滞する場所はだいたいがいつも同じ場所だと思います。
 それは,大通りの重なる交差点であったり,右折車が多いにもかかわらず車線が少ない道路だったり,運転中は感じづらい傾斜によって徐々に速度が遅くなることで車が詰まってしまったりと,いろいろなパターンがあると思います。
 そういったパターンを意識して,渋滞が生じやすい道からいかに交通量を少なくするかと考えた場合,有料化は一つの方策であろうとは思います。

 ただ,この有料化は,あらゆる車にETCが付いている前提と思われ,これが付いていない車は料金所で決済が必要になることでしょう。
 ETC導入以前,高速道路の料金所は非常に渋滞していましたが,ただでさえ渋滞が懸念される道路に料金所を作り,1車線をETCを付けていない車の料金支払いのために渋滞を引きおこす可能性はどのくらいあるのかと思いました。
 そうであれば,料金所を作る場所を確保するのではなく,その労力を道路の拡幅に向けた方がより合理的なのではないかとすら思えます。

 また,日常的に利用する道路であった場合,有料道路を避けて通行しようという人もそれなりに出てくると思いますが,そのような人達が通行すべき裏道はどの程度整備されているのかも問題だと思います。
 裏道も整備されないままで一般道有料化が実施されれば,それは単なる税収増を狙った策のようにしか思えませんし,一般的には理解は得づらいように思えます。

 一般道を有料化する場合,有料化された道路の脇に居住していたりつとめていたりする人達は常に料金を支払わないといけなくなるのでしょうか,それとも常に無料になるのでしょうか。
 おそらく居住の場合は無料,事業の場合は有料という棲み分けが合理的なように思えますが,そうすると居住と偽る人も出てきたりしそうで,そういった取り締まりも考えないといけないでしょう。

 と,いろいろと考えてみると,渋滞緩和のために車の使用の抑制をかけようとする考え自体はわからなくはないものの,実際に導入するとなればあわせていろいろな投資を必要とすると思われ,そのコストは果たしてどこで負担するのかという問題もあろうかと思います。
 同じ政策集では,過疎化地域への投資を減少させようという案も同時に盛り込まれていますが,過疎化への投資を減らし,都市部の渋滞部分のために投資を増やすというのは,後々にうまく税収増等が見込まれるならばともかく,そうでないとなかなか難しいのではと思ったりします。
 とはいえ,一つの方法論として検討すること自体は無駄ではないと思われます。
 現在の年金問題などは,ずっと前からわかっていた話であるにもかかわらず,将来を見据えてきちんと検討しないから今があると思うと,このような検討を現実味がないと切り捨ててしまうには惜しいと思いますし,現実路線にあわせて検討が進めばと思います。


 阪神の歳内さんですが,本日育成枠から支配下登録されました。
 歳内さんといえば,右肩痛により去年から育成契約に切り替えられていましたが,その素材は素晴らしかったため,また投げられる日が来ると信じていました。
 6月に入ってからはストレートが140キロ後半にまで達するくらい回復し,ついに支配下登録となりました。
 怪我あけの選手に過度な期待をかけてはいけないものの,今の阪神の中継ぎは非常に良くない状態だと思います。
 そんな中で歳内さんが1試合でも活躍してくれたら,それは上昇に大きく貢献することになるだろうと思います。
 特に,9月は試合日程が極めて過密ですから,一枚でも多く中継ぎが必要ですし,このような時期に実績ある歳内さんが登録されたことは心強いと思っています。

 明日の先発は,先日の雨天中止から移ってきた岩貞さんが投げる予定です。
 今季の岩貞さんは,優れた成績を挙げつつも,打線がふがいないばかりにあまり勝ち星に恵まれていないという不運が続いています。
 これだけ力のある投手がこのような不遇にいつまでも遭っていてはいけないと思うので,明日は打線がしっかり仕事をしてもらいたいと思っています。
 昨日の打線は,それなりにいい仕事をしましたし,好調の北條さんを始めとしてきっと価値を導いてくれるものと確信しています。
 というか,そろそろきちんと勝ち越しを重ねていかないと,今季はもう終わってしまいますから,いい加減低迷はやめてもらいたいと心から思うものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
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 今日の記事を見ていたら,プレミアムフライデーに関するものがあったので,取り上げてみました。

 プレミアムフライデーといえば,去年2月にスタートし,その時にはいろいろとニュースで取り上げていたものの,最近めっきり聞かなくなりました。
 記事を見て,そういえば先週金曜日がそれだったかと思い出す始末で,世間でどのくらい定着しているのかはわかりません。
 記事によれば,首都圏での認知度は97%と高いものの,奨励・実施した会社は11%,1回以上早帰りした人は8.3%に止まり,早帰りした人の46%が自宅で過ごしたと回答したそうです。
 これを見ている限り,個人消費を拡大させるために導入したものではありますが,微増はあったものの,あまり影響力があるようには見えません。

 その理由にはいろいろと挙げられていますが,もっとも大きいものは月末の金曜日が一般的な企業においてどれだけ忙しいかということでしょう。
 ただでさえ,週末となれば翌週にどれだけの仕事を持ち越すのかという問題が出るところ,さらに月末となればより忙しくなることは想像に難くありません。
 また,月によっては,企業の決算期もあり,そのような忙しい時期に提示で帰るのも大変なところで,まして早帰りなどと悠長なことをいえるのは人材や資産において余裕のあるところだけでしょう。
 さらにいえば,最近働き方改革でサービス残業に対する世間の目が厳しくなる中,法律上の労働時間の基準を遵守しようという流れが大きくありますが,そうなれば労働時間が少なくなり,1日だけ早帰りというのはますます難しくなりそうです。
 企業によっては,金曜日に早く帰らされたために,土曜日に出勤せざるを得なくなり,結局労働時間が増加しただけだったという話もあったようですし,制度導入によって生じる歪みへの対応が不足していたようにも思えます。

 また,プレミアムフライデーは,給料が出た後の金曜日を外食して過ごしてもらって消費拡大を狙ったものですが,給料が出たら直ちに消費しようというだけの余裕のある人がどれだけいるのかというのも問題でしょう。

 そう考えると,プレミアムフライデーを堪能できるのは結局余裕のある一部の人達だけであり,さらにその一部の人達の中でもこの日に消費活動をする人達はさらに限られるという構造になりそうです。
 もちろん,それでも,少しでも消費を高めようという考え自体は間違ってはいないと思います。
 ですが,このようにプレミアムフライデーを堪能できる人がごく限られているというのは当初から言われていたところで,実施してから1年半経つのに,形を見直すこともなく,かたくなに実施し続けてきたのはどうでしょうか。
 世間一般では,この制度はすっかり過去のものとなってしまっていて,関心を持っている人も少なくなっているかと思いますが,そんな中で未だにこの制度に意味があったのかと論じていること自体どうかと思います。
 実施から1年半が経過したのであれば,既にこの制度の意義や実施方法等について見直しがなされてしかるべきであり,できればプレミアムフライデーについてはそういった観点からの話を聞いてみたいものです。


 今日の阪神ですが,久々に勝ちました。

 このところの阪神は見ていて辛くなる時が多かったです。
 先日の藤浪さんの炎上は見ていられませんでしたし,その翌日に神宮までわざわざ見に行ってきたものの,結果はしょっぱい敗戦でしたから,このところの阪神は何とも言い難いものがあったと思います。
 特に,藤浪さんについては,本人は試行錯誤を繰り返している途中であろうと思われますが,それでもこの2年半はこれだけできないのですから,どうしたらいいかわからないと悩んでいるように見えました。

 同じ日に,松田さんがトレードでソフトバンクさんに行きましたが,松田さんは,素材は素晴らしく,今年は必ず活躍できると毎年言われて早3年が経過し,ついにトレードにされてしまったところを見て,割とショックを受けました。
 ですが,阪神で伸び悩んでいるならば,他球団で活躍できる可能性もあるかもしれないとしてトレード要員になったならば,金本政権下でうまく活躍が出来ない藤浪さんもトレードで出してあげるべきなのかと思ったりもしたものでした。
 藤浪さんは球界の宝ですから,このまま潰れていい選手ではないですし,阪神がうまく育てられないならば他球団に任せるべきとも思っています。
 藤浪さんを見ている限り,2軍戦ではいい投球を見せていることから,レベルの差がある場合なのか,スタッフがあう状況なのか,そういった時には活躍できるのだろうと思います。
 そうであれば,少なくとも1軍のスタッフが変われば藤浪さんも復活できるかもしれないと思っていますし,それらを試してもどうしようもない時にトレードを考えるべきかとも思います。

 わざわざ見に行った金曜日は,打線はチャンスで打てないし,中継ぎは打たれるし,という見ていて辛い試合でしたが,一方でヤクルトさんは要所要所でよく活躍できるものだと感心したものです。
 ヤクルトさんを見ている中で,西浦さんは,ここぞというところでエラーはしてしまったものの,チャンスで打てていましたし,こういう選手が上がってくるとチームは強くなるだろうと思って見ていました。

 今日の試合は,先発メッセンジャーさんは5回7安打4失点と,とてもエースとは呼べないパフォーマンスでしたが,たまにはこういう日があると思うことにします。
 北條さんは,初回の得点の攻撃やファインプレーを見せた守備を見ていても今は調子が良く,現時点ではチームの要ともいうべき地位にいると思います。
 中谷さんは,ここぞという場面の代打で逆転タイムリーヒットを決めまして,こういう活躍の出来る選手を阪神は長らく求めていたと思いました。彼のヒットがあったからこそ,選手全体の気が楽になって,最終回のビックイニングにつながったのではと思っています。
 ドリスさんは,何とか無失点で切り抜けたとはいえ,やはり抑えとしては不安定だと思います。中継ぎとしてはいいと思うものの,ほかに安定した選手が出てきたら抑えを変更してもらいたいと最近はよく思っています。

 総じて見ていると,阪神の打線は決定力は不足しているものの,他球団と比べて能力的に見劣りするわけではないのだろうと思います。
 守備力は,内野はだいぶ見られるようになってきたように思います。とはいえ,外野とファーストはなんとか考えるべきかもしれません。
 先発投手は,時々大崩れするものの,他球団から見て極めて能力が高いと思いますし,このままバテないように気をつければいいだろうと思います。
 中継ぎは,今年は他球団並みというくらいあまりよろしくなく,このてこ入れを考えないと没落する可能性があります。
 そうしてみれば,打線はもう少し頑張ってもらいたいものですが,あと一歩で化けられる気がして,後半はそれに期待したいところです。
 中継ぎは,良くない場面が散見されることから,方程式にこだわらず,調子のいい選手をパッチワーク的に使うしかないように思います。

 雨天中止が多かったため,終盤にまとまって試合が集中してしまい,これからのやりくりがかなり大変なように思われます。
 そんな中で,先日の藤浪さんの炎上のために貴重な中継ぎ投手を多用せざるを得なかったことは誤算でしたが,一方で翌日雨天中止で休めたことは後にツケを回したとはいえ悪くはなかったと思っています。
 これからの最大の問題は中継ぎ運営だと思いますので,トレードでやってきた飯田さんを含めて各選手の調子を再度確認してもらいたいところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:28
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 先日新幹線において殺傷事件が発生しましたが,それを受けて,JR東海は,新幹線内に新たな防護用品を搭載したという記事があったので,取り上げてみました。

 この事件を受けて拡充されるのは医療用具と新たな防護用品です。
 これまでの医療用具に加えて,三角巾や止血パッド,ゴム手袋,油紙などを追加し,搭載箇所も1編成当たり1箇所から3箇所に増やすそうです。
 また,防護用品としては,乗務員用に防護盾,耐刃手袋,耐刃ベストが,警備員用には防護立てと刺又がそれぞれ用意され,車内複数箇所に搭載されるそうです。
 さらに,防犯スプレーを配布する対象者も増やすそうです。
 車内灯最貧の増加に伴い,喫煙ルームが業務用室に改修される車両もあるようで,改修作業が8月から開始して年内には完了見込みということです。

 先日の痛ましい事件を受けてどのような対策をとるのかと思っていましたが,やはり手荷物検査にまでは踏み切れなかったということでしょう。
 新幹線の利便性を考えれば致し方ない選択だったと思います。
 そうなると,問題はどのような対策を講じるかですが,常時警戒態勢というには難しいでしょうから,落としどころとしてはいざという時に対応できる用品を備えるというところが落としどころだったということでしょう。

 今回備え付けられた防護用品のうち,咄嗟の対応で特に有効なのは防護盾と刺又のように思います。

 防護盾は,直接にそれをかざしながら対応できるという意味では,おそらくもっとも活用が期待されるものと思いますが,一方で今回の防護用品を見ていると「耐刃」と付くものが多く見受けられるため,刃物を前提とした対策ばかりに目がいっているのではとも危惧します。
 例えば拳銃,例えば鈍器,そのような凶器を前提とした時に耐えうる強度の盾なのか,その点は問題のように思います。
 先日の事件時,座席を取り外して盾に出来るという話が持ち上がっていましたが,これであればある程度の鈍器等には耐えられると思われますが,これとの比較ではどうなのでしょうか。

 また,刺又は相手との距離をとりながら動きを制圧するのに有効だと思いますが,ある程度訓練しないと狭い車内の中で使うことは難しいように思います。
 長さがあるため,設置の仕方や,逃げる乗客に逆らいながら向かうという状況も考慮すると,その辺りをきちんと想定しないといざという時にドアを通らずに使えなかったということにもなりかねないと思います。
 また,座席脇等に設置されている場合には,犯人側にその場所を知られてしまっている場合には,犯人側としてはまず刺又に手が届かないように犯行に及ぶと思いますし,迂闊に誰にもわかる場所に設置することも難しいでしょう。

 この手のことを完全に防ぐことは難しいと思いますが,被害を減少させるためにはきちんと想定訓練をしておく必要があるでしょう。
 おそらく,今回の防護用品搭載はその想定をある程度済ませた上での対応と思いますが,これからオリンピックを迎えて大量の人が入国する以上はよりその想定を充実させる必要があろうかと思いました。


 今日の阪神は,3週間ぶりに甲子園での勝利を挙げました。
 しかも,相手は首位広島さんということで,今日の勝利は非常に大きいものと思います。

 先発の才木さんがいきなり点をとられた時には,今日も敗戦するかと覚悟しました。
 しかし,今日の阪神は,4回に伊藤隼太さんやナバーロさんらのタイムリーで一挙に4点取るなど,らしくない攻撃力を見せてくれました。
 そして,中押し点をとるなどし,中継ぎもそれなりに踏ん張って,逆転したまま逃げ切ったという感じでした。

 いろいろとひやひやする場面があったのは否定しませんが,チーム全体がよく頑張ったと思います。
 今日の打撃は,北條さんがよくやっていたと思いますし,シーズン序盤に苦しんだ分を今挽回してくれていると思うととてもうれしくなります。
 才木さんは,5回3失点と,先発としての最低限の仕事まで果たしたと思いますが,彼の能力を考えればこんなものではないでしょうし,次回登板を期待しています。
 ナバーロさんは,私の想像以上に日本野球に対応できていると思いますし,シーズン終了までこのままある程度打ち続けてくれると本当にありがたいと思っています。
 原口さんは,このところ代打での成績で開花しまして,ここぞという場面では非常にありがたい存在です。ただ,できれば捕手としても見てみたいと思いますし,その辺りは難しいところでしょうか。

 チーム状態を考えれば3タテも覚悟していたところだっただけに,今日の勝利は非常にうれしいですが,今日発表された終盤の日程では終わりに10連戦が控えているので,今のうちにもっと勝たないととんでもないことになってしまいそうです。
 ですから,広島さんに勝つという大仕事の後にもかかわらず申し訳ないと思うものの,明日もきちんと勝利を収めてもらいたいものです。
 明日は藤浪さんが先発ですが,自分の投球が出来れば勝つことはそこまで難しくないでしょうから,そろそろ藤浪さんの実力を見せてはもらえないかと思うところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:00
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 今日のニュースを見ていたら,中国で,ジャッキーチュンさんのコンサート会場で,逃亡犯が続々と逮捕されているというものがあったので,取り上げてみました。

 ジャッキーさんは,4月から7月にかけて,中国大陸でのツアーを実施しているそうですが,スタート直後からコンサートを見に来ていた逃亡犯を発見,逮捕が相次いだということでした。
 逃亡犯達は,会場の監視カメラにより発見されているそうで,中国では公共施設などで顔認証システムのある監視カメラの設置が進んでいることもその一因のようです。
 5月20日のコンサートでは,入場ゲートに設置された監視カメラの顔認証システムが,3年前から詐欺容疑で逃亡を続けていた男を識別して,ゲート通過の数分後には逮捕に至ったということでした。
 7月13日のコンサートも含め,これまでに7つの会場で逃亡犯が逮捕されたそうで,中には5万人規模の会場から発見されたケースもあったそうです。
 中国メディアによれば,危ないとわかっていても,どうしてもコンサートを見たかったと話している逃亡犯もいたそうで,ネット上ではジャッキーさんに逃亡犯の宿敵という異名も付いているそうです。

 以前アメリカでは,逃亡犯がSNSをやっていて検挙されたケースがありましたが,今回のケースは逃亡犯が自ら発信をしたケースとは違うため,同一に考えるべきではないでしょう。
 ただ,逃亡しているはずなのに公の場に出てこようという大胆さは共通している要素でしょうか。

 逃亡犯としても,多人数の会場であれば検挙の可能性が低いと考えてコンサートに行ったのかもしれませんが,5万人規模でも認識できる顔認証システムの精度が極めて高いということなのでしょう。
 日本でこの手の顔認証システムが検挙に大きく影響したという話はまだあまりニュースでは聞きませんが,もしかしたら人権の問題などがあるため伏せていたりしているのかもしれません。
 ただ,防犯カメラを町中に配置する傾向にある昨今,誤認識率が低下すれば各国も導入していくのだろうと思いますし,この中国の動きが世界のトレンドになる日が来るのでしょうか。

 いずれにせよ,検挙の危険を冒してまで見に来る価値があるのがジャッキーさんということなのでしょうし,その意味では本当のスターというのはそういうクラスなのだろうとしみじみ思います。
 逃亡犯の宿敵という異名は,一見すると不名誉でしょうが,一方でそこまでの価値のある人物という意味ではこれ以上の讃辞もないように思えました。


 阪神は,近日中に発表される公式戦の追加日程について,ダブルヘッダーは現実的に不可能だとして,大型連戦の回避とあわせてセリーグ側に要望しているそうです。
 今季の阪神は,非常に試合中止が多く,特に7月はかなりの試合が雨天中止となりました。
 現在までの試合中止回数は15回に及んでおり,9月に入ったら20連戦もあるのではといわれています。
 阪神側は,甲子園でダブルヘッダーを開催する際,20分で客を入れ替えることは安全面から考えても厳しいと話しているそうです。

 9月の連戦の問題は,7月前半の雨天中止が続いた時期には既にいわれていましたが,これから台風の季節もありますから,より中止の問題は深刻になってくるように思います。
 かつてはダブルヘッダーもありましたが,これがいつの間にかなくなったというのは様々な問題があったからでしょう。
 それは,球団側が指摘する球場の問題もあるでしょうし,選手の疲労の問題もあるでしょう。
 実際にダブルヘッダーを実施するとすれば,20分で客を入れ替えることは事実上不可能でしょうから,2選連続での観戦が前提となるように思えます。
 それは,観客側の疲労の問題もあるでしょうが,球団側の収入についても大きな問題になるように思われ,特に1試合分の阪神電車の往復電車賃分の損は阪神球団にとってはなかなか大きな穴になってしまうのではと想像します。

 では,実際どんな配慮が可能かと言えば,結局クライマックスシリーズからの全日程を先送りにしていくことなのでしょう。
 ただし,球場手配等の問題もあるでしょうから,それを各球団が許容できるかも難しい問題かもしれません。
 とはいえ,去年のクライマックスシリーズで,日程を維持するため,阪神と横浜さんが,泥沼化した甲子園で文字通りの泥仕合を展開したことはまだ記憶に新しく,そのような強行開催をしてまで日程を維持することは果たして誰のためなのか,観客第一なのではないのかと思わずにはいられません。
 雨天中止は阪神に落ち度はありませんし,特に今年の大災害の豪雨を思い返せば中止にしたことも致し方なかったのですから,そのツケを屋根のない球場の球団に負わせるのは酷なように思えます。

 どちらの結論を出してもある程度の批判を受ける前提の問題だけに難しい判断を迫られていると思いますが,私は阪神ファンとして,できればゆとりある日程を組んでもらえたらと願うばかりです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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 今日のニュースを見ていたら,東京オリンピックのドーピング検査補助の求人に関するものがあったので,取り上げてみました。

 これを見てみると,必須条件として薬剤師とスポーツファーマシストの資格を有することとされているほか,募集人数が5000人,勤務期間は2020年の7月24日から8月9日まで,勤務時間は午前9時から午後6時で1時間の休憩あり,給与については時給0円,交通費は上限1000円で支給ありということでした。

 これまでオリンピック運営のために大人数のボランティアを募集している話を目にしていて,非常に難しいだろうと思っていましたが,これはもっと難しいように思います。

 これまで募集していたところでは,観客や関係者の案内要員として2万人前後,競技の運営サポートとして1万5000人前後,会場間の移動サポートとして1万人前後,その他大勢がいわれており,これらすらどのように人を確保するのかと思っていました。
 技術的な要素が少ない案内等であれば,いろいろな理屈を付けて学生等を動員することも考えられるかもしれませんが,車の運転や外国語でのコミュニケーション等の技術や資格を要するものについては全てを学生等にゆだねるわけにもいかないでしょう。
 しかも,これらの作業については原則無償のようで,日常的に仕事をしている人達がボランティアのために仕事を休むという状況は,自身の仕事や生活を保証してくれるものもないわけで,人を集めることは極めて至難ではないかと思っていました。

 そして,今度はドーピング検査補助という競技の結果さえ左右する仕事について,これだけの多人数を無償で募集するというのは,人は集まらないのではないかと強く危惧します。
 というか,そもそもこれだけ重要な作業について,無償でお願いするとすれば,その結果は無責任になってしまう可能性はないのでしょうか。
 無償で作業をしている人達が無責任だと述べるつもりはありませんが,有償で仕事をしている人達は一般的に責任感をもって対応しますので,それとの比較の問題です。
 このような重要なポジション,しかも精緻な結果,公平な立場を求める中で,そのような立場の人材を無償で済まそうというのは,非常に甘い考えなのではないでしょうか。

 オリンピック委員会は,ボランティア参集の動機についてやりがいを前提に説明していると聞いております。
 確かにやりがいという要素は大きいと思います。
 世界的なイベントに携われたという実績は,今後の人生における自信となるでしょうし,それは一つの財産となることは全くその通りだと思います。
 ただ,やりがいがあるからといって,目の前にある仕事や生活を脇に置いて,それなりの長期間ボランティアに従事できる高度な人材はどれだけいるのでしょうか。
 オリンピックの予算は,当初より極めて多額になったという話ですが,例えば競技場の建設作業を担当するゼネコンに対してもやりがいを強調して,無償もしくは極めて安価でやってもらえないものかと意地悪いことも考えてしまいます。
 今の段階では何とも言い難いですが,現時点での募集内容等を見ていると,ずいぶん楽観的な考えで動いているのかなと思いました。


 読売に3タテを食らった阪神ですが,昨日今日と勝利しました。
 しかも,昨日今日の勝利は,いずれもホームランで大きく引き離す形のものだったことが特徴的でした。

 今日の勝利は大差ですから,ある程度流れが出来た後で大量点をとった点については,流れによるものと評価したいと思います。
 そうすると,流れを作ったのは誰かというのが問題ですが,そのうちの一人はロサリオさんだったと思います。

 ロサリオさんは,これまで外角の変化球攻めに大変苦しんでおり,ほとんど対応できずに多くの批判を受けておりました。
 しかし,二軍で,外の変化球を捨てるくらいの扱いで極力振らずに対応するようにスタイルを変えたところで,それなりに打てるようになってきたと思います。

 これまで暑い季節になったら打つといわれていましたから,今の活躍は季節の影響なのかもしれませんが,私としては二軍でしっかりと外の変化球対策をしてきたからこその今なのではないかと思っています。
 このところのロサリオさんとの対戦での配球を見ていると,今までのような外角一辺倒の攻めではないところが,他球団もロサリオさんを今までと違う選手として見られている証拠だろうと思っています。

 そして,今日のロサリオさんは,ど真ん中の球をホームランに仕留めましたが,苦手なコースは捨てて失投を確実に捉えるというのが本来ロサリオさんにもっとも求めていた要素だと思っていたので,ついにこのようにやってくれたかと感動すら覚えました。

 ただ,今日は,阪神のお得意様である横浜さんと,横浜スタジアムでの試合だったからこそここまでの活躍ができたという可能性も否定できません。
 そうなると,ロサリオさんは非常に良くやってくれたと思いますが,少なくとも次のカードでどのくらいの活躍を見せてくれるか,あと6試合くらいは様子を見てみたい気がします。

 とはいえ,もしもロサリオさんが復活してくれれば,打線のてこ入れはかなり出来てくると思いますし,あとは中継ぎの運用をどのようにやっていくかによって,阪神は一気にAクラス争いに参加できるチームになれると思います。
 それだけロサリオさんという長距離砲の意義は大きく,裏を返せば前半戦は期待を裏切られたというべきでしょうか。
 ただ,二軍に行ってからは割とよくできていましたし,やはり頑固に一軍で使い続けたこと,一軍のコーチ陣がロサリオさんにうまく対処できなかったことがこれまでロサリオさんを低迷させしめた要因なのではと思います。
 もしもそうであれば,仮に阪神が今季にそれなりにいい成績を挙げられたとしても,少なくとも一軍コーチ陣の人事見直しはすべきかと思いました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:59
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 今日のニュースを見ていたら,首都大学東京の名称が変更される可能性があるというものを見たので,取り上げてみました。

 小池都知事は,12日に都庁で開催された都政改革本部会議で,首都大学東京の名称変更の可能性について言及しました。
 この会議において,首都大学側より,学生から,大学名や知名度を改善してほしいという要望が高く寄せられているという調査結果の報告がありました。
 それを受けて,小池都知事は,認知度を高めるために,これから進めていくブランディング戦略の一つとして,大学名を変えるくらいの大胆な改革を,スピード感を持って取り組む必要があるのではないかと感じたと述べました。
 その上で,都立の大学であるということを都民の方々にもわかりやすく発信するために,かつてあった東京都立大学も一つの考え方としてあると述べました。
 首都大学の名称検討については,状況が明らかになり次第,速やかにお知らせするとしています。

 首都大学東京という名称は,石原元都知事の肝いりでなされました。
 全国から名称を公募しまして,4047件,828名称の応募があった中,「都立総合大学」(110票),「大江戸大学」(33票)「首都大学」(31票)などを総合的に検討した結果「首都大学東京」になりました。
 都知事は,大学から報告を受ける以前より名称変更には前向きだったそうで,都民ファーストの会のマニフェストには名称の再検討が記載されていたそうです。
 同窓会では,馴染みのない校名は同窓生の帰属意識,母校意識を阻害する決定的要因になっているという指摘もあったそうです。

 私の世代としては,個人的には東京都立大学という名称がしっくりくるため,名称を変更するならば元に戻すのがいいと思っています。
 しかし,一つ思うのは,名称を変えるだけとはいえ,それをするために費用や手間が多くかかると思われ,それらのコストを支払ってでも名称変更に乗り出す必要性がどこまであるのかという点です。

 確かに同窓生の帰属意識という感情は理解できるところですが,名称変更から既に10年が経過しているため,首都大学東京出身者もそれなりに出てきてしまっています。
 東京都立大学出身者としては名称を戻してほしいところでしょうが,首都大学東京出身者としては名称が変わることに抵抗があるようにも思えます。
 東京都立大学出身者の方が人数が多いため,多数決で行けば東京都立大学への名称変更なのかもしれませんが,多数決で決める性質の問題とも思えません。

 私がいくつか見た記事を参考に考えると,今まで見てきた記事では,コストを支払ってまで名称変更を行うべき合理的な理由は見あたらないように思えます。
 これから東京オリンピックを迎え,予算が厳しいといわれている状況で,大学の名称変更を実施して予算や手間を割く理由を見いだせるならば今実施してもいいと思うのですが,それらがあるかどうか,今後の議論の中で考えることになるのでしょう。


 阪神は,今日も読売に敗戦し,後半戦で3タテを食らってしまい,4位に転落しました。
 この際順位はそこまで気にしていないのですが,9月の日程が立て込むとわかっているところで,十分に休養をとって気力体力ともに充実しているはずの後半戦走り出しで3連敗というのは非常に情けないというべきでしょう。

 先発の才木さんはいきなり3失点してしまいましたが,それ以後は失点しなかったため,そこまで責めるつもりはありません。
 むしろ,メルセデスさんを全く攻略できなかった打線に問題があると思いますし,終盤にある程度点をとって惜しい展開のような形で終わるところも最近の阪神でよく見られる傾向のように思えます。
 打線は,ヒットはぼちぼち出るものの,結局タイムリーは出ないといういつもの決定力のなさで,これが改善されないと阪神はいくら投手が頑張ったところで勝ちようがないでしょう。
 また,最近は投手もあまりよくなく,特に中継ぎ投手はオールスター前からなかなか厳しい状況です。

 こうしてみると,今の阪神は全般的によくなく,このままではどんどん下に落ちて行ってしまってもおかしくはないように思えます。
 今季の阪神の強さを見ている限り,クライマックスにいける資格もあるのかと疑問に思うほどなので,致し方なしとも思えますが,それでもせめて来季に繋げる意地は見せてもらいたいところです。

 ちなみに,ロサリオさんですが,今日は先発しまして,一応ヒットを打ちました。
 今日見ていてよかったのは,外の球にそこまで惑わされていなかったことでしょうか。
 これまで外の球に惑わされて,打ちゴロの球もし損じていましたが,今日は外の球の攻めに対して四球をとりましたし,外の球を振らずに割り切れるならば相手投手としても攻め方を変えざるを得ず,これまでのような外一辺倒の攻めからは変わってくる可能性があるように思えます。
 もともと力のある打者だけに,外を捨てて,狙い目を確実に仕留めるようになっていければ,自ずから数字も上がってくると思いますし,この傾向がどこまで続くのか,それが後半の戦い方を大きく変えてくる可能性があると思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
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 このところ全国的に暑い日が続いていますが,私は連休中は北の方にいました。
 そうしたところ,日によっては東京方面よりも5度以上涼しい日もあり,いかに都会が暑いのかと実感したものです。
 その原因はいろいろとあるのでしょうが,それを考えていても涼しくはならないので,今後どう生活するか,非常に悩ましいところです。

 そんな連休中に,セブンイレブンさんで,一部店舗で実験的に生ビールサーバーを置く予定というニュースがありました。
 セブンイレブンさんは,既にコーヒーを提供するサービスで成功を収めていたことから,これに続く形で生ビールサーバーはなかなか成功の見込みがあるのではと思っていました。
 値段が安い,生ビールが気軽に手に入るというメリットを考えれば,暑い日にふらりとコンビニに立ち寄った際に思わず手が出てしまうというのはあり得る話だと思いました。

 ところが,この生ビールサーバーについては,本部からの指示により提供中止となり,再開のめどはたっていないということでした。
 その理由としては,非常に反響があり,需要の高まりが想定されたことから,販売体制等の関係で中止の判断に至ったということでした。

 ここで説明された理由が全てなのかはわかりませんが,きちんと対応策を検討した上で導入すべきだろうと思いました。

 ビールサーバーを導入する弊害としては,誰もが思いつくところで飲酒運転の飛躍的増加が上げられると思います。
 アルコールに気軽にアクセスできるということは,その分飲酒状態になりやすくなるということだと思います。
 これまで缶で提供していましたが,缶の場合は主に自宅で飲むようになると思われるものの,生ビールとなれば自宅までに温かくなってしまうでしょうし,その場で飲まざるを得ないでしょう。
 そうなると,これまでの缶での提供よりも飲酒運転が増加するように思われます。

 また,その場で飲むようになるという性質上,コンビニ内もしくは駐車場が飲み会スペースになってしまうことが懸念されます。
 酔っぱらいが店内にいる場合,店員の対応が増えるばかりか,しらふの顧客が近づきづらくなるなど,営業への支障が多く想定されます。

 そのほか,気軽にアクセスできるとなれば,年齢確認についてもトラブルが生じることが想定されますし,様々なトラブルが予期されるところです。
 そのようなトラブルへの対応を充実させた上で導入となれば歓迎されるかもしれないものの,そうでない場合には期待と同じくらい懸念も出てしまうのではないかと思います。

 生ビールサーバー導入の時期としては,今を置いてほかにないのではないかというくらい暑くて適していると思うのですが,それだけにここで導入中止はセブンイレブンさんにとって極めて痛い判断というところでしょう。
 そう考えると,せめてこの検討を5月頃から開始していれば,セブンイレブンさんは大きく売上を伸ばせていたと思いますし,非常に惜しいところだったと思います。


 プロ野球は,後半戦が始まりましたが,阪神は相変わらずの弱さで連敗しています。

 今日の敗因は,何といっても岩田さんでしょう。
 5回4失点という数字では,先発の役割を果たせたとはいえません。
 途中までは悪くなかったと思うのですが,いつもの突然崩れて止まらない現象が今日も現れ,4回に一気に4失点もしてしまいました。
 これさえなければ数年前から左のエースになれていたのにと毎度思うのですが,これが岩田さんというべきなのでしょうか。

 打つ方は,伊藤隼太さんと梅野さんが頑張りましたが,9回裏も満塁まで追い詰めつつも最後はもうひと伸び不足して惜しくも追いつけませんでした。
 昨日の試合を思い出しても,あと少しというところまでいけるのですが,僅差で負けるのは地力の差というべきなのかもしれません。
 総じて見れば2得点ですから,先発投手が仕事をしたとしてもギリギリで勝てなかった試合かとも思えますし,そういう意味ではやはり阪神は打力が不足しているというべきかと思います。

 ホーム甲子園でこういう試合をすること自体非常に残念ですが,9月に残り試合を多く抱えている身としては今のうちになるべく勝ち星を積み重ねるべきですから,そういった中でこういう連敗はあとあと自分の首を絞めることになるだろうと思わずにはいられません。
 宿敵読売との連戦でこの体たらくは情けないと思いますし,明日は必ず勝ってもらわないといけないと思います。
 明日は期待の才木さんが先発ですから,きっといい仕事をしてくれるでしょう。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:54
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,乗り物酔いを防ぐメガネが開発されたというものがあったので,取り上げてみました。

 開発したのは,フランスの大手自動車メーカーシトロエンです。
 このメガネは,白いプラスチックのリングが左右に2つずつ,合計4つのリングで構成されているものです。
 メガネのリングの縁部分には青い液体が半分程度入っていて,メガネが前後左右に傾いた際に同時に青い液体も傾きます。
 このように,青い液体がメガネの傾きに連動して動くことで,視野の橋に実際の水平線を常に描くことが可能となり,視覚と体の感覚の間に生じるずれを人工的に作り出した水平線を視覚から取り入れて乗り物酔いを防ぐのだそうです。
 公表されているところでは,95%の人は,これで乗り物酔いを防ぐことが出来るのだそうです。

 私は,子供の頃は乗り物酔いが多かったのですが,今はいつの間にかその症状はなくなっています。
 ですが,おそらく私にはそのような素因があるのでしょうから,例えば小型船などに乗れば乗り物酔いがまた出現する可能性はあるのでしょう。

 通常乗り物酔い対策といえば薬を服用することが一般的に多いように思いますが,この場合は薬を忘れたり切らしたりする場合には問題となります。
 その点,メガネであればそのようなこともないでしょうから,画期的だと思いますし,とても便利なように思えます。

 ただ,一点気になるのは,私にはこれを装着する勇気が湧かないデザインでしょうか。
 メガネのリングが4つあり,左右の目のほか,両目の脇にも目と同じ大きさのリングが設置されているのですが,このデザインは少々奇抜すぎるように思います。
 目の端も含めて擬似水平線を視覚に取り入れることによって乗り物酔いを防ぐという仕組みなのでしょうから,目の脇のリングも重要な役割を果たしているのだろうと想像しますが,それでも人前でこれを装着するにはちょっと抵抗があります。
 旅の恥はかき捨てというように,誰も知り合いのいないところでかける分にはいいのかもしれませんが,それでも私としては,もう少しいろいろなデザインが出てから入手を検討したいものだと思いました。


 今日はフレッシュオールスターが開催されましたが,阪神の馬場さんが初回を三者凡退という活躍を見せてくれました。
 特に注目されたのは,期待の大物である清宮さんとの対決で,初球ボールから2球連続ストレートで空振りを取り,最後は落ちる球で空振り三振に仕留めました。
 馬場さんは,ドラフト1位で入団したくらい極めて期待の大きい選手ですが,今のところはそこまで1軍で大きな活躍は見せていません。
 ですが,即戦力ではなく,今後チームを背負って立つ選手を育成することが長期的な視点からは大事ですから,馬場さんは今の調子で進んでいった上で,シーズン後半から来季にかけて登場してくれれば十分だと思っています。

 糸井さんですが,どうやら明日のオールスターには出場する意向のようです。
 右腓骨骨折という重傷にもかかわらず,オールスターに出場することは非常に問題だと思うのですが,出場辞退のペナルティの方を問題視したのでしょう。
 今の状態がどの程度かわかりませんし,これが今後どのように影響するかも未知数ですが,とにかくここで無理をすることだけは市内でほしいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら,乗り物酔いを防ぐメガネが開発されたというものがあったので,取り上げてみました。

 開発したのは,フランスの大手自動車メーカーシトロエンです。
 このメガネは,白いプラスチックのリングが左右に2つずつ,合計4つのリングで構成されているものです。
 メガネのリングの縁部分には青い液体が半分程度入っていて,メガネが前後左右に傾いた際に同時に青い液体も傾きます。
 このように,青い液体がメガネの傾きに連動して動くことで,視野の橋に実際の水平線を常に描くことが可能となり,視覚と体の感覚の間に生じるずれを人工的に作り出した水平線を視覚から取り入れて乗り物酔いを防ぐのだそうです。
 公表されているところでは,95%の人は,これで乗り物酔いを防ぐことが出来るのだそうです。

 私は,子供の頃は乗り物酔いが多かったのですが,今はいつの間にかその症状はなくなっています。
 ですが,おそらく私にはそのような素因があるのでしょうから,例えば小型船などに乗れば乗り物酔いがまた出現する可能性はあるのでしょう。

 通常乗り物酔い対策といえば薬を服用することが一般的に多いように思いますが,この場合は薬を忘れたり切らしたりする場合には問題となります。
 その点,メガネであればそのようなこともないでしょうから,画期的だと思いますし,とても便利なように思えます。

 ただ,一点気になるのは,私にはこれを装着する勇気が湧かないデザインでしょうか。
 メガネのリングが4つあり,左右の目のほか,両目の脇にも目と同じ大きさのリングが設置されているのですが,このデザインは少々奇抜すぎるように思います。
 目の端も含めて擬似水平線を視覚に取り入れることによって乗り物酔いを防ぐという仕組みなのでしょうから,目の脇のリングも重要な役割を果たしているのだろうと想像しますが,それでも人前でこれを装着するにはちょっと抵抗があります。
 旅の恥はかき捨てというように,誰も知り合いのいないところでかける分にはいいのかもしれませんが,それでも私としては,もう少しいろいろなデザインが出てから入手を検討したいものだと思いました。


 今日はフレッシュオールスターが開催されましたが,阪神の馬場さんが初回を三者凡退という活躍を見せてくれました。
 特に注目されたのは,期待の大物である清宮さんとの対決で,初球ボールから2球連続ストレートで空振りを取り,最後は落ちる球で空振り三振に仕留めました。
 馬場さんは,ドラフト1位で入団したくらい極めて期待の大きい選手ですが,今のところはそこまで1軍で大きな活躍は見せていません。
 ですが,即戦力ではなく,今後チームを背負って立つ選手を育成することが長期的な視点からは大事ですから,馬場さんは今の調子で進んでいった上で,シーズン後半から来季にかけて登場してくれれば十分だと思っています。

 糸井さんですが,どうやら明日のオールスターには出場する意向のようです。
 右腓骨骨折という重傷にもかかわらず,オールスターに出場することは非常に問題だと思うのですが,出場辞退のペナルティの方を問題視したのでしょう。
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 今日のニュースを見ていたら,オーストラリアの,細菌で生殖不能にした雄の蚊を放つ実験に関するものがあったので,取り上げてみました。

 この実験の目的は,デング熱などの感染症を媒介する蚊の繁殖を抑えるためのものです。
 オーストラリアの大学の実験室で繁殖させた数百万匹の蚊に,生殖不能になる細菌を感染させました。
 そして,これらの蚊をある地域の屋外実験区画に放出したところ,放出されたかは3ヶ月にわたり雌と交配したということでした。
 雌は産卵したものの,卵はふ化しなかったということで,結果として個体数が激減したということでした。
 この実験をした方は,実験の成功は大きな進歩と述べ,この種類の蚊が生命と健康に脅威を与えている他の地域で,このアプローチがどのように適用されていくのか見るのが非常に楽しみだと語ったということです。
 これまでも不妊注放飼法技術は使われてきたものの,効果を上げるには人工的に繁殖させた蚊から雌を除去して雄だけを選び,大量の雄の蚊を放出させなければならなかったということです。
 今回の実験では,グーグル親会社傘下の企業が,自社の国際デング熱プロジェクトの一環として開発したかの飼育,雌雄分別,放出技術が用いられたということでした。

 これまでもこのような話は聞いたことがありましたが,今回のように成功した事例は確かにあまり聞いたことがないような気がします。
 今回の成功事例は,今後一つの手法として,蚊などの害虫に悩まされる地域で導入が検討されるのでしょう。

 ただ,心配は,このように一つの個体だけ数が減少することで生態系が崩れるのではないかということです。
 蚊は,人間にとっては害虫でも,他の生物にとっては重要なポジションを占める可能性もあり,そのような蚊が激減することは食物連鎖に影響を及ぼす可能性はどうなのかと思います。
 おそらく,今回の実験は,そのことも意識し,検討した上でなされているものでしょうし,今後他の地域で導入するにしてもその点を意識して導入すべきかを決めるのでしょうが,やはり人為的に特定の個体数を減少させることについては不安があります。

 また,種の保存のため,突然変異などで,この細菌を受け付けない雄の蚊が多く登場したりするようなことはないのだろうかとも気になります。
 とかく,人間がどうこうできる領域は世界の中でも多くないように思われ,今回の件についても下手にいじってしまったがためにより大きな問題が生じることになったりはしないかなどとも気になるものです。

 ただ,そのようなことを気にしすぎていては技術の進歩などないのかもしれません。
 まずは小規模なものから実験を繰り返し,影響等も考慮しながら広めていくのでしょうから,実験を始めたばかりの現段階で過剰に恐れていては進歩がなくなるのかもしれません。
 技術自体に善悪はないですから,まずは進歩すべき努力し,それを使うかは後日検討するというのはよいのかもしれません。


 1軍の試合を実施できない阪神ですが,その分2軍戦でいろいろと試せており,長い夏休みというわけではないようです。

 昨日は藤浪さんが登板し,3回を1安打無失点と好投しました。
 ストレートの最速は154キロとまずまずで,四球は2つあったものの,3回38球であれば基本的に制球はそこまで荒れなかったのだろうと思います。
 また,三振も3つと非常に効率が良く,2軍戦とはいえこの出来ならば今後は期待できそうな気がします。
 金本監督は,藤浪さんに後半戦挽回して2桁勝ってほしいといっているそうですが,過剰に期待をするつもりはありません。
 今の藤浪さんにとっては,一つ一つ着実に積み上げていくことが大事でしょうから,いきなり大きな数字を示すのではなく,手近な目標から達成できるように見守りたいと思います。

 2軍戦では,1軍選手を出している以上はそれなりに活躍してくれているのですが,ナバーロさんはずいぶん目立っているようです。
 一昨日は来日1号を放ち,昨日は猛打賞ですから,状態はよいようです。
 打った球は外角直球,内角変化球と外にも内にもそれなりに対応できているようで,ロサリオさんが苦しんだコースの問題は今のところは顔を出していないようです。
 問題は,他球団が一巡して対策を練り始めた時に活躍できるかどうかでしょうが,ひとまずは打てる時に打ってもらうのが大事でしょう。

 ロサリオさんも,一昨日は2安打,昨日は3打数1安打と復調しているように思え,決して悪くはないと思います。
 問題は,外角の変化球に対する対応がどのように変わってきているのかでしょうから,今はまだ合格点を出すわけにはいきませんが,素材はいいだけに後は技術的対応がどうなるか,そこを期待したいところです。

 とりあえず,2軍戦を見ている限りでは,各選手の仕上がりは上々のように思えます。
 あとは,この調子を後半戦でどのように出していけるかです。
 最近の傾向では,先発投手はいい仕事をするものの,中継ぎと打線がいまいちという状況が続いており,これを打開できないと阪神はいつまで経っても上位をキープして勝てるチームにはなれないと思います。
 広島さん以外はあまり強くない現状では,阪神は並列的に他の5チームと並べており,このままであればある程度の状態でクライマックスまでいけてしまいそうです。
 しかし,それは来季以降を考える上であまりにもよろしくないため,ここで踏ん張って本当に強いチームになってもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:46
 こんばんは。


 西日本の大雨の被害は今日も多く報告されておりますが,時間が経つにつれて徐々に被害がたくさん発覚しております。
 少しでも少なく済んでもらいたいと願うばかりですが,亡くなられた方々の数を見るだけで相当な規模の大災害であったとよくわかります。
 これだけの被害は想定されていなかったからというのはよくわかりますが,やはり自然災害というのはいかに人間がコントロールしたつもりになっても対応が難しいと思わされます。

 そんな中,今日の報道の中には,被災地で窃盗団が確認されたというものを見ました。
 内容は,レスキュー隊のような服を着て窃盗行為を行っているというものだったと思います。
 その後,広島県警から,レスキュー隊に見せかけて窃盗を働く集団が出たという情報は警察は把握していないという,これを打ち消す広報がなされました。

 過去の震災を思い返せば,どさくさに紛れて窃盗等の犯罪行為を働く者がおり,それに警戒するための自警団を結成という話もありました。
 また,動物園から動物が逃げ出したから注意せよというデマを流し,刑事事件になった例もありました。
 昔は,情報はマスコミ等による一方的な発信のみでしたが,今の時代は情報の送り手は一般市民にも広がり,情報の送り手と受け手の分離という時代はもはや過去のものとなったと思います。
 そうした中,マスコミが知り得ない情報を一般人が発信して,早期の対応を可能にするというメリットも生まれましたが,一方で情報の選別を適切にできないまま盲信して被害に遭うというケースも見受けられるようになりました。
 マスコミという情報の専門家は,一応選別機能においては専門家たる役割を果たしてきたのでしょうが,その点は一般人にはかけているところかもしれません。
 ただし,今回の件については,レスキュー隊を騙る窃盗団の情報はマスコミも報道しており,その点において専門家たるマスコミの質の問題は問われるべきかもしれません。

 今回のデマ情報に関しては,大いに難しい問題があります。

 一つは,警察がデマだと公表する以前は,この情報は正しいものと信じられていたと思われることです。
 過去の震災の経験を踏まえれば,この情報は大変もっともらしいものと思うのは当然ですし,だからこそマスコミも誤った報道をしてしまったのでしょう。

 もう一つは,このうち消す情報が,被災者の油断を誘い,今後このような窃盗団が登場した際に対応できるかがわからないということです。
 過去の震災事例を考えれば,このような窃盗団の登場はおかしくないことですし,その手法も巧妙化していることを考えれば,警察がデマだと公表した今こそが犯行のチャンスだと考える向きもあると思われます。

 そうなると,警察としては,これをデマだと公表するのが正しかったのかどうかということになりますが,ただでさえ精神的に疲労している被災者の方々にさらに窃盗団の警戒までせよというのは酷ですから,警察がこのような公表をしようと考えることは全く無理からぬことだと思います。
 こうなると,結局は,常にいろいろな可能性を考えて警戒を怠らないということが大事なのかと思いますが,果たして被災者の方々にそこまで警戒を強めることを要望できるのでしょうか。

 もっとも問題なのは火事場泥棒なのですが,それでも対策を全て人任せにするわけにもいきませんし,極めて難しい問題だと思いました。


 右腓骨を骨折して登録が抹消されている阪神糸井さんですが,鳴尾浜の室内で超音波治療などを受けたそうです。
 その際,骨には日光浴がいいらしい等といって,元気な様子を見せたそうです。
 どうやらオールスターに何とか間に合わせ,その後の後半戦に繋いでいく考えのようですが,果たして骨折というのはそんなに急いで対応して大丈夫なのかと非常に心配になります。
 これまで糸井さんが阪神打線を引っ張ってきただけに,糸井さんの穴は大きいですが,なまじ中途半端な状態で復帰して,その後また休むということを繰り返すくらいであれば,いっそ徹底的に休んで9月に間に合うようにしてはもらえないかと思うところです。

 阪神は,野球が中止した代わりに,二軍戦に一軍の選手達が登場しております。
 ナバーロさん,大山さんがホームラン,陽川さん,北條さん,中谷さんがタイムリーと,中日さんのに軍相手に打線が好調でした。
 また,ロサリオさんも2打数2安打と打撃がよく,秋山さんら3投手は完封リレーだったそうです。
 二軍戦に一軍選手達が次々と出場したのですから,このくらいの結果は出してもらわないととは思いますが,それでも快勝するというのはやはり気分は悪くないです。
 できれば,このような場面で藤浪さんをどんどん起用してもらって,成功体験を大いに身につけてもらいたいところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
 こんばんは。


 このところの大雨で,九州中国四国近畿中部地方では大きな災害になっているという報道を見ております。
 まずは被害に遭われた方々に対してはお見舞い申し上げるとともに,これ以上大きな災害にならないことを願うばかりです。
 関東地方では幸いにしてそのような事態には至っていないものの,天災ばかりは明日は我が身と考えるべきものと思っています。


 さて,今日のニュースを見ていたら,インドネシアで,女性が波に攫われて行方不明になったというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件があったのは昨年1月のことで,50代女性が突如やってきた大波に攫われて行方不明となったということでした。
 その後捜索が行われたものの,見つからず,溺死したと結論づけられて捜索が中断されました。

 ところが,今年6月30日,女性の父が,娘が生きている夢を見たということで,行方不明になったビーチに家族で向かったところ,流された場所から500メートル離れた砂浜に不明当時と同じ服を着て倒れている女性が発見されたということでした。
 発見当時女性は意識がなかったものの,その後意識を取り戻し,食べ物が食べられるまで回復したということでした。
 しかし,意識はあるものの,会話をしておらず,事実関係を把握するのに困難な状況であったということでした。
 この事件は,現地では超常現象として話題になり,奇跡を受け入れる人であふれたということでした。

 しかし,その後の警察の捜査で,女性はそもそも波に攫われておらず,行方不明にすらなっていないという疑惑が浮上したということです。
 今回の事件は,女性が借金問題から逃げるためのシナリオではないかと疑われているそうです。
 おぼれたと思われた女性について,弟は,女性は実際にはおぼれていないと証言しており,知人のアドバイスでビーチでおぼれて行方不明になったように演出したということでした。

 私も,先週女性が発見されたというニュースを見た時,まずは誘拐,そして自作自演の2つを疑いました。
 それは,女性の衣類が前と同じものであったこと,発見場所が行方不明場所から近かったこと,深刻な健康状態の問題にはないと聞いていたことからです。
 波に攫われていて1年半も経過していたならば,衣類等はぼろぼろでしょうし,健康状態も極めて深刻なはずですから,少なくとも波に攫われたという説は採りがたく,何らかの人為的な問題だと思いました。
 その点,世間は超常現象と思ったということでしたが,警察は相当に冷静だったということでしょう。

 もしも自作自演だとすれば,1年半もどこでどのように過ごしていたのか,大変だったと思います。
 人目についてはいけないでしょうから,隠れ家は見ず知らずの土地,基本的に外出は夜間,食べたいものも他人が持参しなければ食べられない等というなかなか窮屈な生活だったように思います。
 そこまでして借金から逃げたかったのかもしれませんが,おそらく1年半いなくなったとしても,利息が増えるだけで,借金を帳消しにするということはないだろうと思われます。
 特に,今回は,自作自演である疑いが出てしまいましたから,取り立ての姿勢はそれまで以上に強硬なものになると思われ,この1年半苦労した割には生み出す効果が否定的なものばかりが思いつくという,なかなか厳しい結果になりそうに思えます。

 そう思うと,自作自演で行方不明になるところまで世間をだませたのですから,なぜ結論の方のシナリオが甘かったのか,その点が悔やまれるところでしょう。
 上記のように,人目に付かない生活は相当大変だったと思われ,我慢の限界がきて,このような終わり方にしたのかもしれませんが,それにしてもやはり雑だったというべきでしょう。
 反社会的行為を推奨するつもりは全くありませんが,この事件を見ていて,もう少しシナリオを練った方がよかったのにとは思いました。


 阪神は,このところ雨天中止が多かったところで,今日は久々の試合でしたが,負けてしまいました。
 今季は雨天中止後の試合は必ず勝つというジンクスがあったそうですが,それは今日をもって終了ということでしょう。

 今週の広島さんとの試合は,大雨を考慮して行わないということですから,今日が前半戦最後の試合ということで,阪神は前半戦を借金3で終えることとなりました。

 今日の敗戦ですが,直接の失点シーンを思い返せば,ショート北條さんの守備ミスの1失点が全てだったということになりますが,それを取り返せなかった打線が問題だと敢えていいたいと思います。
 北條さんは,問題の守備ミスの後,ファインプレーも見せましたし,私としては戦犯として過度に責めるつもりはありません。
 それよりも,井納さんに対して6回途中3安打という打てなさぶりでは勝ちようもないでしょう。
 岩貞さんは5回3安打1失点と好投をしただけに,今日は投手見殺しという前半戦によく見た光景を再現されてしまったと思っています。

 天候の影響で,阪神の試合は中止が非常に多く,7月前半は今日を含めて4試合だけで,ほかは長い夏休み状態になってしまっています。
 この間に大きな災害が生じているのですから,野球どころでないことはいうまでもありませんし,このような事態になったことについて特に異論があるわけではありません。
 ただ,よくいわれる,代替日が9月に設けられ,阪神は9月は休みなしの連戦になる可能性が高いということは非常に危惧しています。
 阪神は,例年9月に非常に落ち込むことが多く,その9月に試合数が集中するというのは,順位の直結する事態になるだろうと思っています。
 とはいえ,今年の阪神を思い出せば,あまりにも強いというには憚りのあるチーム状態であり,今でこそ一応Aクラスにはいるとしても,チーム差もほとんど迫った状態での2位ですから,今季クライマックスを逃したとしても仕方がないくらいの強さだと思っています。
 ですから,もしも日程の都合で負けが込むことになったとしても,むしろ来季に繋げるように試合をしてもらいたいと思うことにしています。
 今季の第一の目標は,藤浪さんを再び一線級の投手として活躍させることと思っているので,もしも9月に落ち込んだとしても期待の選手の成績さえ良ければいいことにしようと思っています。


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2018.07.04 Wednesday
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 今日のニュースを見ていたら,NPBが阪神に,審判団の判断ミスを認めて謝罪したというものがあったので,取り上げてみました。

 このミスは,6月29日の阪神ヤクルト戦で生じたものです。
 ヤクルトの2塁走者が3塁に向かうに当たって,三塁手の北條さんが走者にタッチしようと試みたものの,走者にかわされてしまいました。
 その際,走者がラインアウトしたように見えまして,金本監督は講義に出たものの,飯塚三塁塁審はタッグ行為がなかったとしてセーフ判定をしました。
 判定通りならば内野安打になるはずですが,記録は野選で,4審判の協議もなく,飯塚塁審の一存のみで決してしまいました。
 そこで,阪神は,NPBに対して,タッグ行為の有無,塁審の一存のみで判断を下したことについて意見書を送っていました。
 これについて,NPBは,走路アウトと判定すべき事案であること,4審判で協議すべき事例であることを認め,阪神に謝罪しました。

 この試合があった当初からこの判断は物議を醸しておりました。
 北條さんがタッチに行っていないからセーフとしたことについて,そもそも北條さんがタッチに行っていないならば直ちに一塁に投げているはずではないのかと指摘されていました。
 また,タッグ行為がないというのであれば,審判がセーフの判定をする必要自体がなかったのではないかなどと矛盾行動も指摘されており,私も審判の判断ミスだろうと思っていました。
 それだけに,明らかな誤審についてようやく認められて,その点についてはよかったと思います。

 しかし,今回の判断ミスの最大の問題は,結果として試合の勝敗につながるものだったと思います。
 今回の誤審について謝罪を受けたものの,それで阪神に勝ち星が着くわけでもなければ再試合がなされるわけでもなく,結局謝罪一つで終わりになるのだろうと思います。
 私は,仕事上裁判官のミスにも出くわすることはありますが,そういう時も謝罪は受けられるものの,それ以上はなく,こうした中立の立場から判断すべき人のミスというのは勝負事において極めて重大にもかかわらず,その責任の取り方についてはほとんど問題化されないのが現状だと思います。
 確かに謝罪以上の対応,例えば阪神に勝ち星を付けるという措置をとることは,このワンプレーだけで勝ち星を生じさせることになりますから,試合を冒涜しているようにも思えますし,相手にとっては審判側の問題で勝ち星を失うのは承服できないでしょう。
 ただ,ミスについて謝罪だけで終わらせることもなかなか難しいところです。

 最近プロ野球で誤審の話題をよく耳にするようになりましたが,これは審判の質が下がったからなのか,それとも映像技術が向上して誤審が見抜きやすくなったからなのか,それはわかりません。
 ただ,これだけ目立つとなった場合,その対応は必要になると思います。
 かといって,対応といっても研修等を行って改善するには限度があるでしょうし,最終的にはAI等が充実することを期待すべき領域なのかとも思えます。
 誤審もゲームの一つという考えは昔から根強くありますが,この考えも決して誤審を許容しているわけではないと思いますので,誤審をなるべく少なくするにはどうしたらいいかというのはやはり課題として残ることになるでしょう。


 今日の阪神は,梅野劇場ともいうべき試合だったと思います。
 梅野さんのやらかしによって中日さんに点をとられてしまい,流れを持って行かれてしまいましたが,その後梅野さんのホームランで差を縮め,梅野さんのタイムリーで逆転後の点差を広げました。
 今日の勝利は半分以上梅野さんのおかげですから,あのミスは忘れることにしたいと思いますが,それでもホームでのタッチについては猛省してもらいたいと強く思います。

 また,打撃で苦しんでいた大山さんが,終盤8回に逆転タイムリーを放ちまして,この点でも非常によかったと思います。
 このヒット,ラッキーな要素も否定できませんが,どんなことでも結果が出たことが今の大山さんにとってもっともいいことだと思います。

 不安なのは,相変わらず不安定な抑えのドリスさんでしょうか。
 2点差があったから終えられたものの,1点差のきわどいゲームをドリスさんに抑えを任せるのはかなり不安です。
 エラーという不運があったとはいえ,1アウト満塁を迎えて点を入れられた時には流れを手放してしまったかと思いました。
 今季は全体的に中継ぎがよくないですが,その原因は何なのか,突き詰めてもらいたいものです。

 明日の先発は,前回登板で危険球退場処分となった岩貞さんです。
 前回は才木さんが後を継いで仕事をしたからよかったものの,今度はそのような投球はしないようにしてもらいたいものです。
 もちろん本人も当てたくて当てたわけではないことはわかっているものの,やはり頭部死球は避けてもらいたいものです。


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 今朝,ワールドカップの日本ベルギー戦が催されましたが,結果は日本の惜敗でした。
 私は今朝報道で結果を知ったのですが,知れば知るほど本当に惜しい戦いだったと思います。
 一時はベルギーを圧倒していたにもかかわらず,最後はアディッショナルタイムの速攻でねじ伏せられたという感じで,戦い方によっては十分勝利を収められたようにも見えました。
 もちろん,勝負にたらればをいっても仕方ないので,この結果が現状で最良と受け入れるべきなのでしょうが,ベルギーが途中で選手交代して身長の高い2人が前線に出てきて試合の流れが大きく変わったことを考えると,戦術的にベルギーが上回っていたのかもしれないとも思え,身体能力で下回るならば戦術では上回ってほしかったと思うところでした。
 とはいえ,私は,日本は得点能力不足であると考えていたことから,勝つとすれば守りきってPK勝負,負けるとすれば守備崩壊だと思っていたため,これだけ点をとって負けるとは思っていませんでした。
 これは,私の浅はかな予想を大きく上回る成果であり,日本代表に対して申し訳なかったと謝るとともに,その能力の著しい向上と期待を超えた活躍に対しては非常に誇らしく思います。

 また,今回の活躍を見ている限り,やりようによっては世界の強豪国と渡り合えることを示してくれたと思っておりますし,4年後はよりよい成果を上げることも十分に期待できるように思います。
 長谷部さんは代表引退を表明しており,本田さんもほのめかしていますが,今のメンバーの中でも4年後への期待を出来る選手は十分にいると思います。
 その筆頭として,今大会で大活躍をした柴崎さん,昌子さんは,おそらく今後ビッククラブから声がかかるレベルだと思います。
 また,酒井宏樹さんと原口さんも次回大会までに十分な成長の見込める選手だと思います。
 そのほか,新世代が出てきてくれれば,今大会で引退する選手の穴を埋める面も相俟って,様々な年齢層の選手が入り交じって,次こそは悲願を叶えてくれるのではと期待しています。

 しかし,昨日はあれだけ日本戦に向けて盛り上げていたにもかかわらず,敗戦した途端,今日のマスコミの関心は主に桂歌丸さんの件にシフトしていました。
 このような傾向を見ていると,マスコミがいかに「日本代表,感動をありがとう」といっても,言葉が軽いという印象を拭えません。
 マスコミも商売でやっている以上は取り上げるべきニュースもある程度は選択されるべきと思いますが,先々月はあれだけ日大のことを毎日やっていたのに,昨日まで盛り上げ続けたサッカーをこの程度の扱いというのは,もはや現金だというほかありません。


 今日のニュースを見ていたら,沖縄での保育し実技試験が中止になったというものがあったので,取り上げてみました。

 中止の理由は台風7号であり,これ自体は仕方のないことだったと思います。
 しかし,自然災害で中止になったとしても,再試験などの救済措置はないそうです。
 また,試験は筆記と実技の一括申し込みで受験料1万2700円がかかるそうですが,こちらも返金できないということでした。
 以前は年1回の試験で,台風などで中止になると再試験をしていたということですが,16年度から保育し不足の対策として試験が年2回になったということでした。
 年2回になってから台風による中止は初めてのことということですが,日程が密に組まれているため,再試験は難しいということです。
 試験を運営する全国保育士養成協議会によれば,再試験の予定はないことから,兼愛で開く12月の後期試験を受けるしか方法がないと説明しているそうです。
 しかし,後期の試験を受ける場合には,原則として再度受験料を納める必要があるということです。
 ただし,協議会によれば,年2回になってから台風による中止は初めてということもあって,手数料など今回どうするかは検討中ということdす。
 なお,協議会によれば,他府県での受験についてはできないと回答したということでした。

 このニュースを見ていて,協議会側の都合としては,沖縄の中ではスケジュール調整等の見込みが立たないために再試験は困難だということなのだろうと思いますし,受験料についても中止にしたとはいえ相応のコスト支出はあったのだから返金すれば費用面で運営に支障を来すという事情もあろうかと想像します。
 一方,受験生にしてみれば,中止になれば当然代替期日は確保されると考えるべきところ,その措置をとらずに半年待てというのは,保育し不足に対応しようという制度趣旨を蔑ろにするのではないか,試験を実施できないならば少なくとも受験料を返還すべきではないかと考えることでしょう。

 この問題の根源にあるのは,アクシデントが生じた時の対処方法を検討していなかったことにあると思います。
 年1回の制度の時には代替試験日を準備していたということですが,2回になった途端にそれを検討すらしていなかったからこのような状態になったのでしょう。
 仮に,協議会がいうように,再試験はできない,もしかしたら受験料も返せないというのであれば,受験者を募る段階で受験者側にその旨の説明をすべきだろうと思いますが,それはなされたのでしょうか。
 そのような予めの説明も行わずに,再試験もしない,受験料も返金しないというのであれば,協議会側の準備不足が根源にある以上,受験生から納得を得ることは難しいように思えます。

 また,ある程度時期を空けても再試験の都合が本当に付けようがないのか,他府県で受験することがなぜ出来ないのか,その辺りの合理的な理由が記事からはいまいちよくわかりません。
 日程が密に組まれているというのは,施設側なのか,試験官の人間側なのかが問題ですが,もしも施設側であれば別施設を手配すればいいし,人間側であれば他府県で手の空いた人を都合付けることは出来ないのかとも思えます。
 年2回の制度に変えたという以上は,人材不足に困っているからなのでしょうが,再試験を中止という言葉だけ聞いてしまうと本当に人材不足に真剣に取り組む姿勢があるのかわからず,もう少し情報がほしいところです。

 今のところ,この問題を論じるには正確な情報が不足しているところですが,保育士不足に真剣に対応しようというのであれば,再試験実施は前向きに検討すべきであり,もしもそれが出来ないならば今後試験時期を台風の来ない時期にしないと沖縄だけ不公平だと思いました。


 今日の阪神ですが,メッセンジャーさんが6回途中10失点と炎上してしまい,これが全てだったと思います。
 打線は5得点と,貧打の阪神にしてはよく頑張ったと思いますが,さすがに10失点もあると追いつけなかったとしても仕方ないでしょう。
 これまでメッセンジャーさんに何度も助けられてきましたから,この件だけで責めるつもりはありませんが,残念だとは思いました。

 糸井さんは,結局右足腓骨骨折となりましたが,これが報復死球のために生じた結果だということをヤクルトさんは重く受け止めてもらいたいと思います。
 確かに,それまでの阪神投手の死球は許容されるものではないものの,昨日も述べたように過失と故意とでは悪質性が違うと思います。
 糸井さんの症状を見る限り,今季中に復帰できるかどうか微妙なところだろうと思うのですが,故意の傷害でこのような事態を招いたということを考えると,個人的な感情として,今のところ今季のヤクルトさんを応援することは出来ません。
 選手生命の危機にもなりかねませんし,今回のことが広く世間に伝えられて,報復死球などという文化がなくなるように願ってやみません。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:54
2018.07.02 Monday
 こんばんは。


 今日,桂歌丸さんが亡くなるという衝撃的なニュースが入ってきました。

 最後に歌丸さんをお見かけしたのはいつなのかは覚えていませんが,どうやら昨日までテレビに出ていたらしく,それだけにその身を最後まで皆のために捧げていたのだろうと思います。
 まずはご冥福をお祈りします。

 このところ,お姿をお見かけする時には酸素吸引器を付けてのものばかりだったので,常に体調が悪い状態だったのだろうと思いますが,それでもよくテレビなどの企画に登場してくれていたと思います。
 出てきては,ウィットに富んだ嫌みのようなうまい言葉をさらりと述べておられ,この頭の回転こそが落語家として今まで生きてきた賜だろうと思ったものです。
 様々なことに挑戦されており,特に古典落語の掘り起こしについて尽力してきた功績などが挙げられる方だと思います。

 もっとも有名な笑点では,長年レギュラーとつとめており,もはや私が子供の頃からいて当然の人という印象が強いです。
 6代目円楽さんとは,いつも死を取り扱ったネタでやりとりをしていましたが,それが冗談ではない日はいつかくるとわかっていたとはいえ,現実に来てしまうと何とも寂しいものです。

 死因は慢性閉塞性肺疾患ということですが,どうやらその原因は喫煙のようです。
 昔は相当な量を吸っていたという話を聞いたことがありますが,喫煙というものの健康に与える影響については改めて考えさせられるものです。
 これを一概に否定するかどうかは別として,昨今では受動喫煙防止のために様々な法整備等がなされているところ,今回の歌丸さんのケースも広く世に知らしめるべきだろうと思います。
 記事によれば,歌丸さんは,長い間,閉塞性肺疾患で苦しめられてきたようですから,このリスクと喫煙のメリットを比較する機会を今一度世間に知ってもらうべきだろうと思いました。

 今は第一報というところですが,今後当然あるべきものとして考えていた歌丸さんがいないということが徐々にショックになっていくことでしょう。
 その認識を改めて持つたびに,おそらく歌丸さんという方の存在を思い知らされることになるのだろうと思いました。


 阪神糸井さんですが,骨折の疑いで長期離脱の可能性もあるといわれています。
 その原因は死球ですが,この死球は,岩貞さんの青木さんへの頭部死球や,マテオさんが7回裏に生じさせた死球に対する報復死球の疑いのあるものといわれています。
 もしも糸井さんが受けた球が報復死球であれば,私はヤクルトの選手に対して強く疑問に思うことになるだろうと思います。

 報復死球の文化は,野蛮なものであり,肯定はするつもりはありませんが,事実としてそのような文化の存在自体は受け入れます。
 今回の青木さんに対する頭部死球は重大であり,それに対してこのままでは済ませたくないという考えがあったとしても,その考え自体には納得できなくもありません。
 また,マテオさんの死球も見てみると,同じ試合で死球が重なること自体どうかと思いますから,報復を思い至る感情はひとまず理解しようと思います。
 ですが,それが糸井さんの長期離脱を招く事態まで生じさせるものが妥当かといえば,到底許しがたいものだと思います。

 先の死球の結果は重大ではあるものの,あくまで過失の行いです。
 しかし,糸井さんに対する死球は報復であれば故意であり,その故意によって選手生命を揺るがしかねない打撃を与えるのはもはや暴力であって,先日の日大の案件と事情の差こそあれ,悪質性においてそこまで違いがあるとは思えません。
 特に,糸井さんの36歳という年齢も考えれば,選手生命自体が危うくなる可能性もありますし,貧打の阪神の中軸を担う選手である以上,阪神の順位争いに極めて大きく影響をすることにもなるでしょう。
 そういった諸々の事情を考慮すれば,万一報復死球をするとしても,ゆるめの球を使うべきであり,かつ膝ではなく当たっても次に出場することが十分可能な部位に当てるべきと思います。
 仮にコントロールミスで膝に当ててしまったのであれば,そもそも報復死球など実行しようと考えること自体が許されるものではないと思います。

 おそらくヤクルトさんもここまでの事態になると思って報復死球を実行したのではないだろうと思うのですが,それでも引きおこした結果の重大性を良く理解してもらった上で,今後報復死球という文化に手を染めないでもらいたいと強く思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
2018.07.01 Sunday
 こんばんは。


 このところワールドカップのニュースが多いですが,日本対ポーランドの終わり方は物議を醸しております。
 スポーツビジネスのショーという側面では問題とはいえ,勝負という側面では正しい判断であり,賛否両論あったとしても当然だろうと思います。
 お金を払ってチケットを買った人にとってはたまったものではないでしょうが,それでもルール上問題ないのであればこれを好ましく思うかどうかという差の問題であり,少なくとも後日議論されることはあっても現時点でそれを論じるのは頑張っている選手達に冷や水をかける行為のように思えます。

 個人的には,ポーランド戦のスタメンが早々に漏れてしまったことが非常に問題だと思います。
 相手としては当然それにあわせて戦略を練ってくるでしょうし,それがポーランド戦の負けを招いた一因になるとすれば,マスコミの責任は重いと思います。
 例えば,誘拐事件などの時に報道規制がされることがありますが,こういった件について捜査機関との間で合意がなされなかったとしても,公開することによってどのような効果が生じるのかということを考えれば,その取り扱いをどうするかはある意味自明のことと思います。
 日本のマスコミは,サッカーを盛り上げたいと思っているのでしょうが,前もどこかでいったように盛り上がりは強いからこそ起こるものであり,漏らした情報を契機に負けてしまえば盛り下がることになるでしょう。
 情報を出した時は一瞬盛り上がるでしょうが,それまでのことでしょうし,情報の価値というものを考えてもらいたいものです。

 昨日はフランス対アルゼンチンの試合を見ましたが,まさにこれがワールドカップかという高度な試合だったと思います。
 守備面で若干思うところはあったとはいえ,それでもきちんとチャンスで決められる力がまさに世界クラスなのでしょう。
 エムベパさんは,速いだけでなく,技術的にも極めて高度であり,こういった若い選手が出てくるのは今後もサッカーは面白くなってくるのだろうと思います。
 また,このような中にいる日本は,果たしてどこまで対抗できるのだろうかと思いました。


 そんなサッカーが盛り上がる中,今日のニュースでは,高校野球人口が減少しているというものがあったので,取り上げてみました。

 京都では部員不足で2校が出場辞退,滋賀では出場辞退はないものの連合チームや学校統合で過去20年最小のチーム数の参加になったということでした。
 背景にあるのは,少子化や野球離れなどといわれています。

 昨今盛り上がっているサッカーを見ていると,かつてはスポーツといえば野球が典型的なものとして上げられていましたが,今やサッカーほかたくさんのスポーツが選択肢として上げられるようになったと思います。
 それでも,野球の競技人口は,他のスポーツに比べれば多いと思うのですが,以前見たところでは,高校野球の人工はピークから1万人程度少なくなったというものがあったように思われ,やはり選択されない機会が多くなったのでしょう。
 これだけテレビなどで盛り上げようとしているのに減少しているというのは,もはやテレビの影響力が低下しているということなのかもしれません。

 こうした中,かつての体育会系の強硬な関係は崩れる傾向にあるという話もありますが,これがどの程度なのかは統計等を見たこともないのでよくわかりません。
 体育会系の関係には良い面と悪い面があるので,それがどのように作用するのかはまだ何とも言い難いですが,体育会系の関係は社会に出てからもその傾向が残っている人が多いですし,20年後くらいの社会がこの影響で若干変わってきたりするのではと想像したりします。

 このような状況を踏まえて野球側が敷居を低くしていく必要があろうかと思いますが,もしもそうであれば大会の開催時期を炎天下からずらした方がいいように思います。
 炎天下での身体への危険を顧みずに大会を強行することは野球への挑戦を躊躇わせる一つの要因になると思いますし,せめてもう少し選手達に優しいように変えていってもらいたいものです。


 このところの阪神ですが,やたら点をとる傾向があります。
 これは,ヤクルトさんがもともと打力の強いチームであり,それに引っ張られる形で打ち合いになるからなのでしょうか。
 ただ,それにしては,昨日今日と最終回に打たれて大惨事でしたが,阪神が先に大量点をとった後もそこまで投手陣が試合を崩さずに中盤までで大量失点をしなかったのは立派だと思っています。
 正直言ってこれだけ得点できるのは阪神らしからぬものと思っていますが,打線は水物ですから,当面続くとは考えずに,打てる時に自信をつけておくということを大事にしてもらいたいものです。

 投手陣についてですが,先発は割と仕事をしているかと思いますが,最終回に投げる投手は,昨日の伊藤さん,今日のドリスさんといい,ちょっとよろしくないように思えます。
 特に,抑えのドリスさんは,シーズン通して抑え投手として活躍してもらわねばならない選手にもかかわらず,このところヒットを打たれるばかりか,失点する場面も多く見受けられ,抑えとしてやっていけるのは非常に不安です。
 今の阪神の中継ぎ投手陣でもっとも安定しているのは能見さんでしょうが,さすがに能見さんに抑えを任せることはしないのでしょう。
 また,昨日スクランブル登板した才木さんは立派でしたが,才木さんもまだ様子見でしょうし,結局ドリスさんをもう少し見極める必要があるでしょう。
 ただ,今季の中継ぎ抑えはいずれも安定せず,チームプランが非常に立てづらいところです。

 一時期最下位まで落ち込んだ阪神は,あれよあれよといううちに2位まで戻ってきました。
 しかし,首位広島さんとは6.5差と非常に遠く,一方同じ2位でヤクルトさんが,1ゲーム差の4位に読売が,横浜さんや中日さんも僅差であり,油断すると一気に最下位にまで落ち込むくらい非常に均衡しております。
 ここから安定して価値を重ねていくためには,攻撃力よりも守備力でしょうし,そのためにはとにかく投手力をもう少し考える必要があろうかと思います。
 オールスター前はまだいろいろな選手を試す機会もあるでしょうし,決まった形にこだわらずに試していってもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:54
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