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 こんばんは。

 先日より問題になっていた野球賭博の件ですが,昨日は笠原さんらの逮捕ということで動きがありました。

 元読売4選手の中でなぜ笠原さんだけだったのかと思えば,逮捕罪名が賭博開帳図利幇助ということで,納得がいきました。
 すなわち,この罪名はいわゆる賭博の客側ではなく胴元側であることから,他の元選手達とは立場が違うというのが大きな理由だったのかもしれません。
 他の選手達もいずれ刑事処分を受ける可能性はあるでしょうが,単純賭博等の罪は刑法の中では比較的軽い部類に属し,一方賭博開帳図利はそれより重いものですから,扱いも違うのでしょう。
 また,客側と胴元側では持っている情報量が違いますが,そうすると胴元側を捜査した方が問題の根本に迫れるという意味では,違法賭博根絶に資すると考えることもできるでしょう。
 そうなれば,捜査機関としても,胴元側をより強く追及しようと考えることは当然で,今後強制捜査手続において徹底して真相究明に勤しんでもらいたいと思います。

 これまでのNPBや球団の調査では,あくまで任意の協力が前提で,高木さんなどは当初虚偽の説明を行って罪を免れるということが可能な状態でした。
 強制捜査でも証拠量によっては不可能ではないかもしれませんが,任意を前提とした調査や捜査への協力よりはより踏み込んだ活動が可能になりますから,これからの結果には強く期待しております。
 その結果として,さらに野球選手が検挙され,その中に阪神の選手が含まれることになったとしても,それでもよりよい野球界に糺していくためにはそのような道も通らねばならないものと覚悟しております。

 笠原さんですが,最近野球のトレーニングを始めたそうで,そんな最中に今更になって逮捕されたということについてやや同情的な考えがあるかもしれません。
 すなわち,笠原さんになまじの期待を抱かせるくらいであれば,早々に逮捕等を行ってあげた方がという考え方もあるかもしれないとも思います。
 しかし,逮捕の次に入る起訴前勾留という手続は,身柄拘束期間が最長でも20日であり,その間に捜査をできる限り済ませないと,場合によっては起訴できずに身柄を釈放しなければならず,真相解明もできないのに捜査を中途半端にしてしまうという可能性もあります。
 今回逮捕に踏み切ったことも,結局捜査機関がある程度の証拠収集が終了し,20日の勾留期間で起訴できる程度であろうと判断したからでしょうし,そこは法の規定と照らし合わせた上で捜査のプロである捜査機関の判断がなされた結果なのでしょう。
 ですから,このことについてはある意味仕方ないのだろうなと思います。

 最近バドミントンなどスポーツ選手の賭博問題が取り上げられておりますが,ここで一度綺麗にしないと野球だけでなくスポーツ全体の信用が失われていくと思います。
 ですから,ここは徹底して真相解明がなされるよう願ってやみません。


 阪神は,読売3連戦の最後を辛くも同点で終わった後,昨日は勝利を収め,今日は敗北を喫しました。
 これらの共通点は,先発投手がいずれも頑張ったものの,打線が局所的にしか機能しなかったことでしょう。

 まず,先発投手については,最近よく頑張ってくれていると思います。
 この中で,特に,岩貞さんについては目を見張るものがあります。
 正直言って,去年までの岩貞さんを見ていたところでは,ここまで活躍するとは思っていなかったですし,今の岩貞さんは紛れもなく阪神でもっともよい先発投手だと思います。
 今の岩貞さんの問題点はスタミナのなさで,球数にもよるでしょうが6回くらいまでがいいところなのだろうと思います。
 ですが,それでもこれだけの球を投げられる投手は,今や阪神にはいないと思いますし,特に藤浪さんやメッセンジャーさんがいまいちな今だからこそ岩貞さんが光るといえましょう。
 左のエースとして,かつての能見さんを彷彿させますが,個人的には今後に相当期待しています。

 また,先日まで先発として機能しうるのかと述べていた藤川さんですが,今日は非常によく頑張ってくれました。
 1失点のみで終われると思っていませんでしたし,まして100球以上投げてくれるとも思いませんでしたから,岩田さんが2軍落ちした今は藤川さんに先発ローテーションの一角を担ってもらわないといけないとすら思っています。
 今年の横浜さんはあまりよくなく,筒香さんも2軍落ちしている打線を考えれば,そこで藤川さんが活躍したことをもって全球団に対してゴーサインを出せるとは言い難いところです。
 ローテーションの順で行けば,次は打力が抜けているヤクルトさんですし,そこでどれだけ活躍できるかというのは今年の藤川さんの使いどころを占う上で大事だと思いますが,それでも今日の投球を見ていた限りではまた投げてもらいたいと思いました。

 一方,中継ぎについては,よくなかったです。
 後述するゴメスさんの9回のホームランの点があっても,9回表の高宮さんの失点があったがために負けてしまいまして,残念ながら今の高宮さんは安心して均衡したゲームを任せられる投手とはいいがたいと思っています。
 もちろん,阪神中継ぎ陣の様相を見れば,高宮さんを落としたとして誰を上げるべきかと相当迷うところではあるのですが,それでも今の高宮さんを均衡した展開で使うにはかなりの覚悟を要するといわざるを得ないと思います。

 また,打線ですが,去年から続いて阪神打線はよい投手と当たるとどうしようもない状態にすぐに至ってしまいます。
 昨日と今日の共通点は,いい投手に当たってしまってさっぱり打てず,点はホームランのみというところです。
 金本監督が若い選手を試したいと考え,昨日はゴメスさんを除いて皆阪神生え抜き,今日も非常に平均年齢の低いスタメン構成で,大変ロマンを感じます。
 この打線はまるで鳴尾浜と思った人は私だけではないと思いますし,これが機能すれば本当に阪神は向こう5年は安泰といえるだろうと思います。
 ですが,さすがに経験がないだけあって,特に3番に置かれ続けていた江越さんについてはそろそろ無理が来ているのではないかと思っています。
 こういう時,経験のあるベテランが力を発揮する時だと思いますし,その意味では今の阪神打線はもろいなという印象を持ってしまいます。
 今年は育成の年と位置づけているのでしょうが,それでもある程度流れを作って勝てる打線にしてもらわないと困ってしまいます。

 江越さんは調子を落としていると見受けられますし,もう少し下位打線で自由にやらせた方が調子が上がってくるのではと思わずにはいられません。
 高山さんについても同じことがいえると思います。彼もずっと1番で起用されてきましたが,もう少しプレッシャーの少ない打順で自由にやらせてもいいだろうと思うのです。
 陽川さんは,守備は結構不安ですが,打力は思った以上にあるようで,もう少し使ってみてもいいと思っています。今の彼ならば,1軍で経験させただけ伸び代があるように思えてきます。
 育成から上がったばかりの原口さんですが,怪我の心配はあるものの,この調子であれば当面このまま使っていってもらいたいと思います。
 板山さんについては,まだ活躍というほどは見あたりませんが,それでも悪くはないと思いますし,判断を下すには早いと思いますから,もう少し使ってみて様子を見てもよいと思います。
 一方,横田さんは,開幕当時の調子も落ちてきて,スタメン起用も不安がありますから,一度2軍で経験を多く積ませる方が彼の成長にはよいのではないかと思っています。
 とりあえず,打撃面でのざっとした個人的感想はこんなものです。

 また,阪神外野手陣については,もう少し守備の正確さを考えてもらいたいものです。
 昨日の守備ですが,きわどいボールを飛び込んでとろうとして失敗して長打になってしまうシーンがいくつかありました。
 確かに成功すれば大きいプレーだとは思うのですが,接戦での失敗した時のリスクは非常に問題であることはいうまでもありません。
 ですから,守備によほどの自信がないのであれば,手堅く最小限の進塁でとどめるような守備にすべきでしょうが,そのように考えていない選手が多すぎるように思いました。
 内野守備もそうですが,今の阪神の守備力は全体的に高くないと思います。
 大和さんや今成さんの起用によって多少改善されると思いますが,もう少し守備力を考えた起用をしてもいいのではとは思いました。

 育成を考えた起用でも4月いっぱいまで5割で乗り切れました。
 明日の先発は,今や岩貞さんの次に期待できる能見さんですから,明日こそ勝利を期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:14
 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,財務省が作ったゲームに関するものがありました。
 それは,財務大臣になって財政改革をし,2020年までに日本を黒字化するゲームというものです。
 最近結構仕事が忙しい私ですが,このゲームについてネットの評判があまり芳しいものではなかったので,とりあえず興味本位でやってみました。
 今のところ,大変アクセスが集中しているせいか,なかなか接続が遅かったですが,ちょっと我慢して頑張ってみました。

 結果としては,ある記事にあったように,このゲームを数回やった限りでは,増税して社会保障費を削る以外に黒字にする方法は見あたりませんでした。
 これがおもしろいゲームといえるかどうかは分かりませんし,もしかしたら私が気づいていない攻略法があるのかもしれませんが,いずれにせよ私がやった限りでは,記事で見た時のように増税と社会保障費削減以外に黒字に導く方法はなかったです。

 このゲームにはいくつか突っ込みどころがあります。
 例えば,各国の経済協力の支援額を削ってみたりすることはできるのですが,世間でよくいわれる公務員の人件費削減や,最近話題のパナマ文書からヒントを得たタックスヘイブンに逃されている資産から税金を集める方法などがありませんでした。
 また,日本近海に埋まっているという噂の地下資源を掘り当てて一発逆転等という展開もどうやらなさそうです。
 こういった項目がどの程度実効的なのかを検証するためにもよい資料になりうるかとも思ったのですが,どうやら限られた方法でのみ黒字化を図るというゲームであるため,攻略法が酷く限定的になってしまうという印象を受けました。

 そんなことを色々と思っていたところ,当然頭をよぎるのは,このゲームは,体験した人に対して増税やむなしという意識を抱かせるためのものなのではないかという疑問です。
 それを財務省が作ったというのですから,頭のいい彼らがそんな直接的な手に打って出るのかという疑問は大いにあるものの,それでもやはりこのゲームは消費税を上げたいというアピールに見えて仕方ありませんでした。

 正直言ってあまり出来のよいゲームとは思えないのですが,このゲーム制作に一体いくらかかったのでしょうか。
 また,制作期間はどのくらいかかったのでしょうか。
 色々考えていると,こういうことが無駄なんじゃないのかと突っ込みをしたくなります。

 このゲームをやってみて,結局政策の素人が財政をどうこうできるものではないということをいいたいのかもしれませんが,ここまでなるまで放っておいた責任を問いたくなりますし,ここから挽回できてこそ有能な官僚や政治家なのではといいたくもなります。
 ただ,そのような言い分は非常に他力本願であって,批判ばかりで物事が進むわけではないことはわかっているのですが。

 とかく,無駄なゲームだと思いました。
 このゲームの項目に,このゲーム制作費用及び運営費用削減があれば,真っ先に選択していると思います。


 昨日今日と阪神は非常に情けない負け方をしました。

 昨日は,藤浪さんが突如崩れて負けてしまいましたが,結局入った点も藤浪さんが打ったツーベースを皮切りにしたものですし,彼を責められるものではないと思います。

 今日は横田さんの2併殺含めてチームで5併殺ということで,入った点も新井良太さんのホームランのみと,非常に打線がふがいないと思います。
 また,エラーを3つも犯し,これで読売打線が打ちまくっているとなれば勝てるわけがありません。

 岩田さんの出来が悪かったことは間違いありません。
 今年の岩田さんは,一試合の中で必ず悪いところが顔を出すという困った状態で,これでは先発ローテーションの一角を任せるには心許ないものです。
 ただ,残念ながら,岩田さんに代わる人材が出てくる見込みがない以上,岩田さんがもう少し踏ん張るしかないでしょう。

 読売には失礼ですが,この3連戦は,先発投手の名前を見るだけであれば勝ち越すべきカードだったと思っています。
 にもかかわらず,既に2連敗で負け越しが決定し,明日はエース菅野さんが登場します。
 最近メッセンジャーさんはお世辞にもよい投球できているとはいえず,前回のような投球をしていては3連敗も現実味を帯びてくるといえると思います。
 そうなると,この2戦でふがいなかった打線が仕事をしなければならないと思います。

 今の阪神のチーム事情は,若手との切り替え時期であり,その意味では勝ち負けはやや不安定になるのは仕方ないと思います。
 金本監督は,若手野手を見る目はあるようで,今日上がってきたばかりの原口さんや北條さんはいい打撃を見せてくれましたし,悪いところばかりではないといいたいところです。
 ですから,今年はある程度負けが込むのも大目に見なければならないというようにも自分に言い聞かせているところです。

 しかし,やはり負けるのは悔しいです。
 特に,読売に負けるのは悔しい。

 打線は,打つ時と打たない時のムラが大きすぎると思いますし,流れで打つ選手はいても流れを作れる選手がもっと出てこないと貧打で終わるという試合はもっと増えてしまうと思います。

 先発投手は,信頼できるのが岩貞さんだけという散々な状態ですから,もう少し調整に気を遣ってもらいたいものです。
 能見さんは若干上げてきているとは思いますが,それでも前々回と前回を比較するとまだ安定したとはいいがたいと思います。
 岩田さんとメッセンジャーさんは,中盤で突如炎上するというのがなくならないと安定感が出ないと思います。
 藤浪さんは,今からいって修正できるものではないでしょうが,もう少し制球ができたらと思います。

 中継ぎ投手は,全体的に安定していると評価できるのは安藤さんと高橋さんくらいで,好不調の波があるとはいえ,もう少し安定感がほしいところです。

 色々と課題はあると思いますが,今日のような試合をしていると,雨の中せっかくやってきたファンも離れてしまいますし,もう少ししっかりしてほしいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:43
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,タイで,日本人男性が,事件をでっち上げた容疑で逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は,男が警察に盗難の被害届を出したというものです。
 男は,警察署にやってくる前日,市内をバイクで走行中,ハンドル前のかごに入れた鞄を,別のバイクに乗った2人組の男にひったくられたと届け出をしました。
 警察は,犯行現場とされる場所で聞き込み捜査を行い,防犯カメラを調べたものの,目撃した人はおらず,防犯カメラにも映像がなかったということでした。
 そこで,警察は,男が宿泊中のホテル客室を調べたところ,ひったくられたとされるタブレット端末などが見つかったということでした。
 調べに対し,男は事件をでっち上げたことを認めたそうです。
 警察によると,外国人旅行者が,たびたび保険金目当てに虚偽の盗難届を出す事件が起きているそうですが,市内には多数の防犯カメラが設置されており,でっち上げが発覚するケースが多いということでした。

 このニュースを見て,他国まで行ってこういうしょうもないことをするのは勘弁してほしいと思いました。
 自国でやれとはいいませんが,他国でこういうことをするのは日本人の信用を下げる行為だと思います。

 保険金詐欺での立件はないのかということですが,おそらくまだ保険会社に対して保険金請求等を行っていないことから,詐欺のための欺罔行為まで存在していないということなのでしょう。
 それゆえに,虚偽の盗難届を提出したという罪のみを問うということなのでしょう。

 私は他国の警察がどれだけ活動的なのかはよく分かりませんが,タイはそれなりに頑張ってくれる国だということが分かり,ちょっとタイという国が好きになりました。
 もちろん,外国人による同種事犯が多いことから,この案件でも色々と調べたということなのでしょうが,それでも迅速に近辺の防犯カメラを確認し,客室を調べたというのは,警察がきちんとこういうものがやってきたらこうしようというように組織だってやっているからだと思います。
 そのようにタイではそれなりに警察組織がきちんとしていそうなイメージを持ちました。

 また,タイの街も多くの防犯カメラが町中にあるようで,もはや世の中はどこでも防犯カメラが当たり前に普及しつつあるのだろうなと思いました。
 まだ携帯電話にカメラがつき始めた頃は,カメラは高額な商品という認識でしたが,携帯電話やスマートフォンの普及につれてカメラが安価に多く出回るようになって,このように世界中に防犯カメラも広まっていったのだろうと思います。
 私が知らないうちに世界は色々と進んでいっているのだなと何となく思いました。


 昨日,二軍戦で打たれたという藤川さんが,今日一軍に昇格しました。
 どうやら先発として起用されるようで,私の思惑とは違う方向に進んでいくようです。

 確かに,先発のコマ数が足りているとは思いません。
 また,他の二軍投手ですが,数字がもっともよかった守屋さんは先日の先発の通りで,岩崎さんは制球が定まらず,横山さんは怪我あけなのでまだ不安,秋山さんは活躍が見込める成績ではありません。
 そう考えると,数字上は藤川さんを起用しようというチーム方針は分からなくもありません。
 守屋さんを再登場させようという考えもなくはありませんが,今の実力では一軍レベルというには心許ないと言わざるを得ないので,やはり数字上も実績嬢も藤川さんが妥当なのでしょう。

 しかし,二軍戦でも4イニングで降板したということを考えた時,藤川さんは5回持つのでしょうか。
 最低5回3失点を実行できなければ先発投手として及第点を与えることは難しいでしょうが,藤川さんのスタミナはそれを許せるだけあるとはとても思えません。
 私が敵監督であれば,早い回ではなるべく球数を投げさせるように指示すると思いますが,そのようにしてスタミナを奪えば5回持たずに攻略できるのではとも思えてしまいます。

 短いイニング限定であれば生きる道はまだあると思いますが,そのようなことを考えられないくらい阪神の先発投手陣は手薄なのでしょうか。
 現状確かに手薄であることは否めませんが,それでも万一次の登板でもスタミナ切れで先発の役割を果たせない場合は首脳陣は決断をすべきでしょう。
 その意味では,次の登板機会が藤川さんの先発としてのテストであると考えてもらいたいと思いますし,私はそのように解釈することとします。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:22
 こんばんは。

 最近仕事が忙しく,なかなか更新がしづらいですが,暇を見つけてなるべく更新していきたいと思います。

 さて,今日のニュースを見ていたら,軽油が給油されたガソリン車が炎上したというものがあったので取り上げてみました。

 車に乗っていたのは50代女性で,炎上直前にセルフ式のガソリンスタンドで乗用車に軽油を給油していたということでした。
 その後,乗用車はエンジントラブルを起こして停止し,炎上したということでした。
 消防が駆けつけて放水を行い,約20分後に鎮火したそうです。
 警察によれば,軽油を給油したことが出火の原因ではないかと見ているそうです。

 セルフのスタンドが流行りだした頃から誤って軽自動車に軽油を入れる人が多いと聞いたことがありますが,今回の件はどうやら写真を見ている限り軽自動車ではないようで,単純に誤りなのでしょうか。
 私もよくセルフのスタンドでガソリンを入れるのですが,その際タッチパネルに注意などが出たりして一応の注意喚起もされていると思います。

 この注意喚起ですが,いつもの作業でガソリンを入れるという際にはあまり見ないという人も多いのではないかと思いますが,それでも入れ間違いが今もずっと継続している以上,もう少しこの注意喚起を目立つようにしてもよいのではないかとも思いました。
 ただ,コンビニで酒を買う時に20歳以上かどうかを確認するタッチパネルに腹が立つという人も多いようで,余計な手続きや注意喚起を増やすことは無用なトラブルを増加させる可能性が増えてしまうようにも思います。
 そうすると,手続きを増やさずに注意喚起をする方法,例えばノズルを軽油用やレギュラー用で日本中で統一する方法などを考えていくべきなのだろうと思いますが,とりあえず軽油とレギュラーガソリンを間違えると車が炎上する危険もあるということをもっと広めるべきなのではないかと思いました。

 しかし,昔はスタンドは有人が当たり前だったため,このようなことは問題にならなかったと思います。
 それがこのようになったのは,人件費の節減や無人用機械の整備などが理由なのでしょう。
 おそらくこれからいろいろな業界で人の仕事が機会に奪われていくのでしょうが,そうするとこれまで人がやっていた時には考えられなかったような問題が起こるのだろうと思いました。
 もちろん機械が行う分,ケアレスミスや横領等も起こりづらいでしょうし,その点はどちらがよいかと単純に比較できるわけではないですが,とりあえず世の中はどんどん変わっていくだろうなとしみじみ思いました。


 阪神は,昨日は打線がいまいちで負けてしまいました。
 黒田さんはよい投手ですから,もっと球数を投げさせて早期に降板させようとするなど,色々と工夫が必要だったと思いますが,いいようにやられたという感想を率直に持ちました。
 また,懸念していたドリスさんの制球難が顔を出すこととなり,これがなければゴメスさんのホームランで勝てていたのにと思わずにはいられませんでした。
 ドリスさんは,これまで比較的安定した投球をしていたかとは思いましたが,それでもあの制球難を見てしまうと不安になります。
 これがどのくらいの割合で出てくるのか,走者を背負うとどのくらい投球が変わるのか,その辺りを見極めねばなりません。
 その上で,ドリスさんとヘイグさんのどちらがよいのかを検討する必要があるでしょう。
 とりあえず,岩貞さんが計算できる投手になってくれたことが一番の収穫だったと思います。

 今日は,能見さんのおかげで勝たせてもらいました。
 前回は2回6失点と散々な出来でしたが,今日はその反省を生かしたのでしょうか,きちんと修正してきました。
 能見さんは比較的一発から崩れることが多い投手であり,早い回で一発が出てしまいましたから,そこから崩れてしまうかと心配しましたが,今日は持ち直して完投してくれました。
 正直,完投までは期待していなかったため,中継ぎを使わずに終われたことに関して非常にありがたく思います。
 特に,先日メッセンジャーさんの出来が悪く,中継ぎを使いましたから,今日休ませられたのは大きかったろうと思っています。

 打つ方では,高山さんが2安打,うち1本はホームランと大活躍でした。
 高山さんは,先日右肘がロック状態となったという時から一時期はずいぶん打撃成績が落ち込みましたが,本当にそれは一時期だったようで,高いレベルで安定しております。
 新人がここまで期待される打線というのも若干悲しいものはありますが,それでもこれだけの逸材となれば当然新人王は期待せざるを得ません。
 彼は色々と体の調子に問題があるようですから,まだシーズン序盤なだけに怪我にだけは気をつけてもらいたいものです。

 また,代打で限られた場面のみ登場する福留さんは今日も打ちまして,代打での打率が非常によいです。
 このお方はどうしてしまったのでしょうか。
 スタメン落ちしてもなお相手にとっては脅威であるという驚嘆すべき選手だと思います。
 ただ,阪神としては,この戦力を先発で使えないというのは相当きついです。
 最近の阪神はじりじりと負けが増えていますが,その要因の一つに福留さんを起用できないことは挙げられるのだろうと思っています。
 一年通しての戦力として活躍してもらうためには今は無理をさせたくないですが,それでもゴールデンウィークの連戦には間に合ってもらいたいものです。
 毎年阪神はゴールデンウィークで失速することが多いですから,それを食い止めるためには福留さんがキーマンになるように思います。

 西岡さんが怪我なため,大和さんがスタメンで出場しましたが,どうやら打撃好調は終わってしまったように思います。
 ですが,個人的には,守備力を上げるという課題をかなえるためには大和さん起用しかないと思っているので,少なくとも鳥谷さんをショートで出し続けるのであれば打撃がだめでも大和さんをセカンドに置くというのは当然の采配だと思います。

 二軍で調整中の藤川さんですが,4回5安打3失点と悪い出来といわざるを得ないものでした。
 失点のうち2点は柴田さんのエラー絡みとはいえ,二軍でこれでは,残念ながら藤川さんを先発で起用することは誤りだったのではないかと思っています。
 今日は2回まで無失点だったということですが,今日は初回がよく2回以降はあまりよくなかったようです。
 先日の先発の際にも4回から明らかにスタミナ切れと思われる投球をしていましたし,やはり短いイニング限定で登場するのがよいだろうと思います。
 手術の影響から毎日登板することが期待される中継ぎはよくないという事情があるのは分かりますが,それでもこのままでは彼を生かす場がないと思います。
 首脳陣は早期に中継ぎ起用という決断を下さないとむしろ残酷なのではないかと思います。

 2000本安打のかかっていた新井兄さんですが,阪神戦で達成できず,残念だったと思います。
 本人としては,古巣阪神相手に,金本監督や新井弟さんの前で達成したかったでしょうし,その意味ではあと1本が出なかったのは悔いが残ったかもしれません。
 しかし,今日は,あの出来のよい能見さんですから,その能見さんから2000本安打を打つということとなれば,能見さんがメモリアル投手になってしまいますから,それを避けられたことについて私は満足しています。
 新井兄さんは阪神時代から愛すべきキャラとして関心を持っており,特に阪神時代と打って変わって広島産に戻ってからは今シーズンも大活躍ですし,これからも非常に期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:36
 こんばんは。

 先日より熊本では余震がまだ続いておりますが,一時期よりは規模の大きなものが少なくなりだいぶ落ち着いてきた印象です。
 いつまで余震が続くか分かりませんから,ここで油断して自宅で過ごすことはまだ危険だろうとは思うのですが,それでも落ち着いてきたというのはありがたいことです。

 復旧作業が徐々に進んでおりますが,物資もだんだん行き渡り始めており,震災当初よりは幾分かましになったというニュースを見ました。
 まだまだ満ち足りている状態ではないものの,だんだんと対応がなされている様を見るとこの国はよくやっていると改めて思います。
 色々と不足している点があることは否めませんが,それでも昔に比べれば復旧への対応も迅速だと思いますし,昨日多少言及したマスコミの対応も非常にまともになっているのだろうと思います。
 また,自衛隊ばかりでなく地元の公務員の方々のがんばりも無視できるものではありません。
 彼らも被災者ですが,ある程度自分のことを置いておいてでも職務に邁進する姿は本当に大したものだと思います。

 今日のニュースを見ていたところ,熊本のコンビニの約97%が営業を再開したということでした。
 飲料水や食料品を優先的に出荷し,全国から応援社員を集めるなど,過去の震災で培ったノウハウを生かしているということです。
 飲料水の売り切れが相次いでいるそうで,震災時にもっとも要するのは水であるということが改めて思い知らされます。

 セブンイレブンさんは,288店舗が営業を再開し,被災した熊本の工場の代わりに福岡で熊本向けの商品の生産を確保しているそうです。

 ローソンさんは,本部から120人を熊本に派遣し,社長も熊本入りしたそうです。
 トラックで物資を効率よく運べるよう,飲料水や食料に絞り込んでいるそうで,今日20日には空路でパンを届ける予定とのことでした。

 ファミリーマートさんは,長崎や福岡から熊本向けの商品を確保しているそうで,宮崎の自社ブランドミネラルウォーターを熊本に集約しているということでした。

 このような統率のとれた対応は,さすが大手フランチャイズのコンビニだと思います。
 まだ24時間開業できる店舗は少ないそうですが,それでもコンビニが開いているというのは,いざという時に何でも揃いそうだということで,心の保険になるという意味では,だいぶ気持ちが楽になると思います。
 そういう意味では,コンビニがこれだけ営業再開したことは非常に復興に向けて大きな意味を持つと思いますし,企業努力には頭が下がるばかりです。

 一方,スーパーはなかなか営業再開できるところが多くはないようです。
 店舗が大きいだけに,小さな建物に比べて力のかかり具合などで受けるダメージが大きいのではと思ったりもしますが,その原因はよく分かりません。
 コンビニだけでなくスーパーも多くが営業再開できるようになれば,より物資が行き渡るようになると思いますし,復興のスピードも飛躍的に高まるのではないかと期待されるだけに,その点が待たれるものです。


 今日の阪神ですが,攻撃も守備もさっぱりという感じで負けてしまいました。

 初登板の守屋さんですが,今日の投球を見ている限り,一応通用はしそうな気がしました。
 今日は,追い込んでから決めるということが難しいようでしたが,それでも追い込めるだけの実力はあったろうと思います。
 点をとられたのは,守備ミスや運の要素が大きかったように思いますが,それだけに次の登板にはまだ期待できるように思います。

 ドリスさんは今日も投げましたが,一応彼も通用しそうに思います。
 今のところ,課題の制球難も顔を出していないように思いましたし,制球難と見受けられないならば彼は十分戦力といえるだろうと思います。
 ただ,昨日も述べたとおり,制球難が顔を出し始めた時,悪いなりにまとめられるのかということがシーズン通して戦う際の課題でしょう。
 まずはランナーを背負った時の投球をもっと見てから見極めたいと思います。

 守っては,鳥谷さんの守備ミスが非常に印象に残りました。
 往年の彼ではこんなミスはやらかさなかったと思いますが,今年に入って特に守備がよくないと思います。
 金本監督もショートでのフルイニング出場ということにある程度のこだわりがあるように思われますが,個人的にはコンバートさせるべきだろうと思っています。
 鳥谷さんの打力については,最近落ちていると思われるものの,それでも出塁率を見る限りまだスタメンでいてもよいだろうとは思います。
 しかし,守備の要所であるショートで見るプレーの数々は,さすがに目を覆いたくなるものばかりで,鳥谷さんが好きだからこそ我慢できないものでもあります。
 あのようなプレーを見ている限り,体のどこかを悪くしているのではないかと思われるので,いっそもう少し守備負担の軽いポジションにコンバートしてあげる方が彼の選手寿命を延ばせるのではないかと思うのです。
 鳥谷さんは阪神の功労者であり,今も野手の柱としての存在の一人であろうと思いますから,そんな彼を追い詰めるような起用はそろそろ限界だろうと思っています。

 また,守備の問題がなくても,ゴメスさんのホームラン以外に点が取れないのではどうしようもないでしょう。
 今日は大量リードでのある意味試行錯誤をするための試合であろうと割り切ってはいるものの,それでも去年に引き続き山中さんにいいようにやられすぎなのはちょっと腹立たしく思います。
 最近の阪神は,打てない試合はとことん打てず,結局誰かが作った流れに乗るということで点をとるしかないのかと残念に思います。
 そうすると,結局誰が流れを作れるのかということですが,そんな選手がもっと出てきてもらいたいものです。
 一時期は江越さんやヘイグさん,高山さんなどがいましたが,特に高山さんは右肘をもっと養生すべきでしょうから無理はさせられないですし,何とかうまくかみ合わせがいい方向を見いださねばと思ったります。

 前のカードは屈辱の3連敗ですから,このカードは勝ち越さねばなりませんし,明日は必ず勝ってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:29
 こんばんは。

 熊本の震災は,今日も大きな余震があり,予断を許さない状況が続いています。
 家に一度戻りたい,救出作業を行いたい,道路等の交通網の復旧作業を行いたい,支援物資を運びたいと思っていても,余震が発生すると,やはり作業員の方々の身の安全を第一に考えなければならない以上,その作業を一度中断せざるを得ません。
 そうすると,復旧が遅れてしまい,まだ支援物資などが行き渡っていない人達に大変な思いをさせてしまうことになってしまうだろうとは思うのですが,それでもさらに多くの犠牲者を出さないためにはやむを得ないことなのだろうと思います。

 いつ頃余震がなくなるかはまだ不透明ですが,昨日南半球のバヌアツでマグニチュード5.9の地震があったということで,そこからいわゆるバヌアツの法則という話が不安をあおります。
 これは,バヌアツで地震があった際に数日遅れて日本でも地震があるという統計からいわれるもので,これによればさらなる地震の可能性があるのではといわれているということです。
 これがただの統計からの杞憂で終わることを願ってやまないのですが,それでも一応身構えておくべきことなのでしょう。

 地震報道については気になって毎日のように確認をするのですが,最近マスコミがその報道姿勢に関して批判されるというケースをよく目にします。
 まずは,被災地でのガソリンスタンド前で並んでいた車に対する割り込みがありました。
 次に,アナウンサーが,被災地で弁当を入手してSNSに上げて批判を受けました。
 この批判が発生しているところについて,このアナウンサーの所属する局と同系統の局の人が根拠泣く擁護する発言を行い,謝罪するという事態にもなっていました。

 これらの姿勢を見ていて,個人的には不適切だろうと思いますし,特に弁当騒動に関する局側の謝罪は的外れだろうと思わずにはいられませんでしたが,それでもマスコミ不要とまでいうのはちょっと違うかと思いました。

 まず,割り込みですが,私も東日本大震災の折,ガソリンを求めて2時間くらいスタンド前で並んだ記憶がありますから,それをマスコミの看板を掲げた車が堂々と割り込んだら大いに批判したくなる気持ちは大変よく分かります。
 スタンドの状況として,ハイオクとレギュラー,軽油がそれぞれ系統ごとに並んでいたのか,それとも道路の都合上それが叶わなかったのか,それは分かりません。
 ですが,被災地はガソリン等が不足しがちで,その限られたパイを巡って並んでいるところに,割り込みで現れたというのは,マスコミでなくても当然批判されてしかるべきでしょう。

 次に,弁当騒動ですが,局の謝罪を見る限り,弁当の入手についてはきちんと並んで購入したのだから問題ないという枕詞を付けています。
 これは,あたかも上記のガソリン割り込み騒動と自分は違うのだといわんばかりの主張のように思えますが,この枕詞は大いに的外れだと思います。
 ガソリン騒動で理由中に書いた「限られたパイ」ということが大きな問題で,被災地にある物資は基本的に被災者達が使うべきものであって,外から来た人達は自分のものは自分でまかなうべきだと思います。
 被災者達はただでさえ震災で苦しめられているのですから,そこに迷惑をかけないというのは当たり前の話であって,外から来る人達は被災者の得るべきものを減らさないということは徹底されるべきことでしょう。
 東日本大震災のボランティアが迷惑をかけたという話はちらほらと耳にする話ですが,その原因の一つとして,ボランティアが被災者の食料や水,寝床を占拠したということがありました。
 被災地の限られたパイを考えれば,外からやってきた人達が持ってくるものでまかなうことが可能なものを現地調達するというのは倫理的に許されないのではと思っています。
 その意味では,ガソリン等の燃料は,法律上携行缶を持ち込むのに色々と制限があったりするので,被災地での不足状態と相談の上で現地調達はある程度やむを得ないと思うものの,食料については単なる準備不足の域を出ないと思いますので,批判されるのはやむを得ないと思います。
 ですから,局の謝罪理由を読む限り,物事の本質が見えていないと思わずにはいられませんでした。

 ただ,このような人達はマスコミのすべてではないと思いますし,ではマスコミがいなくなった方がよいのかと言えばそうではないと思います。
 SNSで上がった映像と,マスコミの上げた映像を比較するに,やはりそこにはアマチュアとプロの差は歴然として存在し,この対比によってむしろマスコミというのは必要な存在であろうと思うところも大いにありました。
 ですから,多少問題があったとしても,それでマスコミ全体への批判とするのは行き過ぎなのかもしれないとは思いました。

 とはいえ,現地に入っているマスコミ関係者の数が多ければ多いほど,その分準備すべき物資も多く必要となりますし,質が低下することも否めないとは思います。
 また,映像を見ていると,無用にヘリがよく飛んでいるところを見かけますが,ある程度の空撮は必要とはいえ,例えば自衛隊が作業しているところの映像で「ブルーシートがかかっています」などという実況は必要なのかと思ったりもするわけです。
 もちろん適切な人員配置というものがあるでしょうし,安易に人員を減らせと言うのも難しいのでしょうが,今回問題提起されたものは氷山の一角であって,問題のあるマスコミ関係者をもっと注視して探せばもっとたくさんいそうな気もするのです(探したところで有益な活動ではないのですが。)。
 そうなると,マスコミ各社においては,せめて適切な人員配置を見直す必要はあるのではないかと思ったりもします。

 このような震災報道はマスコミの使命の一つでしょうし,多くの方々は非常に頑張って,使命感を持って対応されていることもよく分かります。
 ですから,安易にその報道姿勢や体制を減少させることは考えづらいでしょう。
 しかし,かつてと違って,マスコミは批判する側だけでなく,批判される側にもなっているのですから,その点を踏まえて今一度体制を見直すべき時期が来ているのではとは思いました。


 今日の阪神ですが,ようやく連敗から抜け出せました。

 非常に藤浪さんがぴりっとせず,5回7安打4失点5四死球と乱調でした。
 制球もよくないようで,球数も5回終了時で100球を超えていました。
 前から何度も言っているように,藤浪さんは自滅さえしなければ勝てる投手ですが,藤浪さんの弱点は制球にやや難ありというところですから,そこが顔を出してしまったというところでしょう。
 特に,点をとってもらった直後にすぐ取られるという展開が多く(ヤクルトさんも同じでしたが。),そのような投球は野手の信頼を失いかねないものだろうと思いました。
 将来のエースですから,このような投球をあまり見せてもらっては困ると思いました。

 一方,打つ方ですが,今日も打線を大きく入れ替えて臨んだ試合でしたが,正直言って試合を決めた5番鳥谷さんが当たるとは思いませんでした。
 出塁率は高いものの打てておらず,打点の要求される5番にこれほど向かない選手がいるのかと思いましたが,それでも決勝打を打ったところはさすがだと思いました。
 鳥谷さんが打ってくれたからこそ,そこからできた流れで一気に4得点ですから,今日のシーソーゲームを取れた立役者は鳥谷さんをおいて他にいないでしょう。

 また,大和さんが2番センターでスタメン登場しました。
 大和さんの守備力がチーム1であることはいうまでもなく,今日のように2安打も打てるのであれば彼を使わない理由は全くないと思います。
 特に,福留さんがスタメン落ちして守備力を落としている阪神にとって,大和さんを起用することで守備力を補えるならば,それはチーム構成から見て非常によい起用だと思います。

 一方,高山さんについては,一度本格的な治療も検討してもらいたいと思います。
 先日の右肘の問題が出てからほとんど打てておらず,明らかに右肘関連の影響が出ているように思います。
 彼の素材を考えれば,今無理をさせてよい選手ではないですから,もう少し大事に使ってもらえないだろうかと思いました。

 投手については,ドリスさんが初の一軍登板でしたが,今のところなかなか良さそうです。
 決め球に外角低めのフォークを多用するところはもう少し配球の工夫をしてもらいたいとは思いますが,それでも自慢の速球がいいですし,何せよ投球テンポもよかったです。
 あのようにぽんぽんとリズムよく投げてくれると,守っている野手もやりやすいのではと思ったりしました。
 あとは,問題といわれた制球難がどこまで顔を出さないでいてくれるのかというところでしょうか。

 とりあえず,連敗は脱出したものの,まだまだ3連敗の借りは返せていないので,これから大いに挽回してもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.04.18 Monday
 こんばんは。

 熊本の震災が続く中,このようなことを取り上げるのは難なのですが,今日発売のジャンプから私が愛する漫画HUNTER×HUNTERが再開したので,その点を取り上げさせて頂きました。

 HUNTER×HUNTERは,以前休載してから約1年8ヶ月待ちましたが,ようやく再開ということで非常にうれしい限りです。
 ここでも何度もそろそろ再開をと取り上げていましたが,ついにこの日を迎えられました。
 私は長くジャンプ購読者で居続けているのですが,キン肉マンやドラゴンボール,幽遊白書,スラムダンク,るろうに剣心,ワンピース,ナルトと歴代のジャンプ漫画を生で知る生き証人であるとも自負しております。
 そんな私ですが,実はHUNTER×HUNTERが休載してから一度買うのを止めてしまいました。
 もちろん,いい年ですからそれを止めるべき時が来たというだけのことだと思いますし,私の価値観では正直言って他の漫画ではHUNTER×HUNTERを超えられる作品は長らく見いだせなかったことから,これがいい区切りなのではないかとすら思ったものでした。
 ですが,そんな私も,今日はついつい久方ぶりに買ってしまいました。

 ネタバレはしませんが,今日の展開はおもしろくはあったものの劇的なものというものではなく,以前読んだところを読み直さないとやりとりの意味などを解釈するのに困難を極めそうです。
 前の内容を忘れてしまい,今日の日を迎えるまでに多少の復習はしたものの,それでもやはり一気に読み直さないとよく分からないことが多いように思っています。
 それはおそらく多くの読者が同じような感想を持つような気がしますし,特にこの号から初めてこの作品に触れた人などこの作品をまた読もうと思いづらいのではないかと思いました。
 ですが,復習をしない人を置いてけぼりにするくらいで私はいいと思っています。
 結局おもしろければ大体は許されると思いますので,そのおもしろさを得るために多少面倒があったりしたとしても別にいいかとは思っています。
 ただ,記憶復帰媒体であるコミックスが発売されるのがちょっと先ということで,そこは困りものかとは思っています。

 ちなみに,巻末コメントを見ていて,冨樫先生が予想よりも重病であったことが分かりました。
 この場で,再三にわたってそろそろ書いてほしいと懇願してきましたが,どうやらそれが叶わぬ状況にあったからこそここまで休載が続いたということですから,私のこれまでのコメント自体本当に申し訳なく思います。
 個人的には,体に気をつけて,とにかく一回でも多くの連載を,そしておもしろい展開と綺麗に伏線を回収し尽くして締めるということを切にお願いしたいと思います。

 とりあえず,来週以降の楽しみが増えました。
 この漫画では,準レギュラーくらいの格のキャラは無情な結末を迎えることも少なくないので,今日久々に登場したキャラのうち何人が生き残るのか,それが非常に不安ですが,展開を楽しみにしています。


 最近ふがいない阪神ですが,新外国人ヘイグさんが1軍登録を抹消されました。
 シーズン開始直後は打ちまくっていたヘイグさんですが,発熱して復帰してからはそれまでの活躍が嘘のようにほとんど打てなくなってしまっていました。
 もともと守備について不安はいわれていましたから,それを補えるだけの打力を見せられない場合は今成さんを起用して守備力を上げるか,北條さんや陽川さんを起用して若手育成を考えるか,いずれかを考えるのはある意味やむを得ないのかもしれません。
 ただ,今の阪神は若手育成に非常に熱心で,かつそれに応えるように若手が結果を出していますから,ヘイグさんが2軍でそれなりの成績を挙げないと1軍復帰は難しいかもしれません。

 ヘイグさんを落とした理由としては,若手育成という意味合いよりも,非常にふがいない阪神中継ぎ陣を補強するため,ドリスさんを1軍に引っ張るためだと思っています。
 外国人枠の関係から,マテオさんとゴメスさん,メッセンジャーさんが固定だとすると,あと1人は流動的というところで,ヘイグさんを落としてドリスさんを上げて中継ぎを強化するという考えだと思います。
 ドリスさんは,制球難は否めないものの,前評判通り速球が非常に速い投手です。
 それゆえに,2軍ではそれなりの成績を挙げており,福原さんや高宮さんらの最近なかなか結果が出せない中継ぎ陣にてこ入れをすることを期待して上げてきたのだろうと思います。
 制球難の投手ですから,塁に走者が埋まっているという状態では出しづらいと思いますが,7回初めから登板させて1イニング抑えてくれれば非常にありがたいという存在だろうと思います。

 中継ぎのふがいなさだけでなく,最近打つ方も問題ですから,ヘイグさんに代わって,2軍で好調のペレスさんを上げるという選択もよいかとも思いました。
 しかし,ペレスさんの守備位置は外野と一塁ですから,現在のチーム構成を考えると使いづらいのかもしれません。
 ただ,あの打力を埋もれさせておくには非常にもったいないと思いますし,どこかで活用に途がないものかと悩ましいところです。

 いずれにせよ,ドリスさんが活躍をすれば,ヘイグさんもペレスさんも2軍暮らしを継続せざるを得なくなってしまうわけですが,それでもあの中継ぎを立て直せる存在であるならば私は強く期待したいと思っています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.04.17 Sunday
 こんばんは。

 先日より熊本では余震が相次いでおり,油断のならない日が続いております。
 震源は原発のある南西方向や伊予の方面にも及んでいると聞いており,この先どの程度まで問題が拡大するのか,非常に不安です。
 明日から再び平日になるものの,被災地では元の生活を送ることなど到底できないでしょうし,我々も震災の影響に関する情報に注視して生活せねばならないという意味では心配の多い日が続きそうだと思います。

 さて,関東地方は,震災ではなく強風が本日猛威を振るいました。
 私も外出の予定はあきらめ,一日たまっていた本などを消化する日に充てることとしました。

 この強風で,各地で色々と被害が生じているようです。

 京王線聖蹟桜ヶ丘駅近くの解体中のビルでは,パネルが京風で崩落し,周辺が通行止めになったということでした。
 北千住では,強風でビル建設現場の足場が崩れ,こちらも通行止めになっていたそうです。
 ディズニーランドでは,建物の屋根の一部が落下したり,ゴミ箱が風で倒されたりという被害が生じたようです。
 これらの件ではいずれもけが人がいたという情報は今のところ聞いておりませんが,今日ほどの強風であればそれもありうるのだろうと思いました。

 強風などで建造物等から看板や屋根などが飛んでいった場合,一次的には建造物の占有者が,建造物の占有者の管理等に過失がないという場合は建造物の所有者に責任が及ぶこととなります。
 このうち,建造物占有者は自己の管理に過失がないことを証明すれば責任を免れますが,建造物所有者は責任を免れる術はありません。

 そのように不動産の所有というのは大きな責任が発生するものであり,日頃からの管理が大事だということだと思います。
 特に,最近空き屋問題が社会的に取り上げられていますが,例えば空き屋の家の壁が強風などで倒れてしまって通行人に怪我をさせてしまった場合,空き屋の所有者は責任を免れません。
 その意味では,空き屋は早々に処分されるのがよいと思いますが,かといって家に残る思い出などを考えた時にそれを直ちに実行することも難しいのかもしれません。
 ただ,平常時は空き屋問題はそこまで深く考えることはないのかもしれませんが,強風や震災のような天災があった時にこの手の問題は顔を出すことが多く,今回はそのような機会の一つだったのではないかと思いました。


 震災時にも催されていたプロ野球ですが,個人的にはこういう時だからこそ興行はなされるべきと思っています。
 被災地では大変な状況になっていても,被災地ではないところでは通常通りに経済が回ることで,被災地にも支援になると思います。
 確かに不謹慎ということはあるかもしれませんが,それを言い始めてはいつ,誰が,何をやれるのか,大きな縛りがかかりすぎて,被災地以外の経済が滞って,むしろ全体から見て悪影響となりかねないので,そのような風潮は適度がよいと考えております。

 そのプロ野球ですが,阪神は,中日さんに3タテを食らいました。
 はっきり言って情けないと思います。
 この3連戦,打てない守れないが続き,今日もせっかく福留さんが同点にしてくれたものを一気に台無しにしてしまいました。
 特に,中日さんには悪いですが,先発の柱の大野さんが登録抹消ということで,この3連戦は勝ち越さねばならないカードだったはずです。
 しかも,ビシエドさんにいいようにやられすぎていて,前のカードから何か対策を考えていたのか疑問に感じずにはいられません。

 このところ,福留さんの怪我や高山さんの右肘の件など何かとよくないことが立て続けに起きており,そのようなアクシデントがこの結果につながったことは少なからずあったのでしょう。
 ですが,特に中継ぎ陣がふがいなさ過ぎて悲しくなります。福原さんまでこんななってしまうと,阪神の中継ぎは高橋さんと安藤さんの誰を使えばいいのかという思いを持ってしまいます。
 また,あれだけ打っていたヘイグさんのメッキが剥がれてしまったのか,とんと活躍できなくなりましたし,梅野さんの打撃もほぼ期待できなくなってしまいました。

 見るべきところとしては,岩貞さんの活躍など多少あったりするのですが,それでも全体的に見て残念なことが多いことは否めません。

 金本監督は,色々と変化を付けてチーム状態を変えようというように頑張っているのはよく分かりますし,ここに来て福留さんなどを欠いた状態の中よくやっているとは思います。
 ただ,今日のように,非常時にのみ使う予定であった今成さん捕手起用などというのは,どうも安易に非常事態になることを受け入れすぎているきらいがあるとおもいます。
 先日は割と早い段階で野手を全員使い切ったり,その前はマテオさんを酷使したりと,選手起用についてはもう少し慎重にお願いできないだろうかと思います。
 選手交代によって,いろいろな選手の状況を見極めることに有用なのは否定しませんが,それでもまだ4月半ばでちょっと非常事態的な選手起用が多すぎるのはどうかと思います。
 金本監督を補佐するコーチ達ももう少しこの辺りについて意見を調整するなどした方がよいのではないかと思っています。

 いずれにせよ,中日さんに3タテを食らい,かつて感じたようにナゴヤドームを鬼門ととらえるようになってしまう日が再びくるのではないかと危惧しています。
 以前はナゴヤドームではとにかく勝てませんでしたが,今年の中日さんはナゴヤドームでの勝率が異様によく,その状況の再来の危険を感じています。
 こんな情けない状況を作り出さないためにも,次はしっかりした野球を見せてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.04.16 Saturday
 こんばんは。

 昨日このブログを更新した後,夜中にさらに大きな地震がやってきて,それが原因でさらに死傷者が出てしまったと聞きました。
 亡くなった方々にはお悔やみ申し上げるとともに,今もまだ余震が続いている状況には十分注意してもらいたいと思います。
 まさか初めの震度7があって,それと同規模ないしそれ以上の地震が発生するとは思わなかったですし,今回の地震は余震というか,今後こそが本震という可能性すらあるという非常に油断ならない地震だと思いますので,まだまだ当分油断ならない日が続くことと思います。

 今回の地震の特色は,余震の多さだけでなく,震源地が東に移動しているように見えることも挙げられると思います。
 大分を震源地とする地震も発生し,遠い九州の地震であったとしても他人事ととらえることが困難な地震であろうと思います。
 ある記事を見たところ,1596年に発生したという慶長伏見地震では,9月1日に大分,国東,松山,三原,京都で地震があったということがあったようで,プレートの関係からなのか,東の方に地震が大きく影響することは十分にありうることなのだろうと思います。
 そして,そのような地震の影響が別のプレートなどに相互に作用することとなれば,関東や東北の方にも影響を及ぼす可能性もありますし,とりあえず大分までやってきたという状況を見れば本当に他人事とはいえない地震だろうと思っています。

 まだ余震が継続していますから,とりあえず身の安全を図って頂くことが第一かと思いますが,東日本大震災を思い出すと,今後少し落ち着いてきたら震災関連の詐欺が横行することが懸念されます。
 先の震災で多少相談を受ける等した経験があるので,以下代表的な震災詐欺について言及したいと思います。

 まず,多くあるものが,住宅に関するものです。
 突然やってきて,電気系統や屋根や柱の調子を見てあげると言い出し,不安をあおった挙げ句適当な補修を行って高額な費用を請求するケースが挙げられます。
 住宅関連は,特に地震で大なり小なりダメージを受けていますから,一戸建てを持っている人達は大いに関心がありますから,そこにつけ込んでくることが考えられます。

 次に,ボランティア詐欺が考えられます。
 突然何か困っていないかと訪ねてきて,多少の人間関係を作った上で,断りづらくなったところで高額商品を売りつけたりするやり方などがあります。

 他には,役所や赤十字を騙って義援金を集めにやってきたといって金をだまし取る義援金詐欺などもあります。
 また,震災地では少ないですが,被災者を支援するために家にある貴金属等を寄付ないし格安で譲ってほしいといって回るというものもあります。

 東日本大震災の時には,放射能関係の詐欺や除染関係の詐欺も多くあったと聞いておりますが,今回は直接関係はないでしょう。
 ただ,今回の震災特有の状況に基づく新しい詐欺などが発生することも考えられます。

 このようなことへの対策は,とにかく即断即決をしないことでしょう。
 一人で決断せずに,誰かに相談するのがよいと思います。
 特に住宅関連の詐欺対策として有用なのは,見積書を徴求し,複数の見積書をとって比較して決定することだと思います。
 飛び込みでやってきた一社で決定するとすれば,それは業者の思うつぼですし,価格相場に無知であればまさに業者にとってはよいカモと思われてしまうと思います。

 そして,もう一つ大事なことは,万一だまされてしまった場合に自分がどこまで被害回復のために頑張るかという線引きだと思います。
 よくある詐欺の手口として,騙された人に対して,回収してあげると手をさしのべるふりをしてさらに手数料をだまし取るというものがあります。
 すなわち,被害にあったからといって,それを取り戻すためにさらに一歩前に出ようとしたためにさらに被害に遭うというケースはあり得るものだということです。
 ですから,私としては,万一騙された場合,警察や弁護士などに相談をして,自分がどこまで追及を行うべきなのかということを線引きすることが非常に大事だと思います。

 若干事態が落ち着いてきたら,今度は上記のような詐欺ばかりでなく,震災家屋への窃盗や被災地特有のヤミ金等が出てきたり,今度はいろいろな犯罪に警戒しなければならないこととなるかと思います。
 去年の茨城県の鬼怒川決壊でも,被害家屋での窃盗事件が発生したり,このような天災に乗じて犯行を犯そうとする卑劣な輩が出てくるのではないかと思います。
 むしろ,そういう輩にとっては,このような状況こそがチャンスだと思っているでしょうし,もう少しして落ち着いてきたらそのようなことへの警戒も怠らないでもらいたいと思います。

 とりあえず,余震が収まり,地震の範囲もこれ以上拡大しないことを願うばかりです。
 また,九州に大雨が到来するようですから,これによる土砂崩れ等も発生しないことを願っています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.04.16 Saturday
 こんばんは。

 昨日熊本で震度7の大地震が発生しました。
 その後,現在も相当多くの余震に見舞われているようです。

 昨日段階では被害状況等はほとんど分からず,正確な情報があまりなかったので,情報収集につとめるばかりでしたが,本日になって徐々に情報が出始めました。
 結果,現在判明しているところで9名もの方が亡くなったということで,お悔やみ申し上げます。
 また,数多くの方が怪我を負われたりしたと思われ,非常に心配しております。

 被害が一部地域に集中しているように見受けられましたが,その地域内では家屋倒壊など甚大な被害が生じているようで,震度7という地震の規模の大きさをまざまざと感じさせられます。
 家屋ばかりでなく,道路なども相当被害が出ている写真も見受けられ,ある程度予想が付いたこととはいえ,物流関係も滞ることだろうと思います。

 今回の地震を見て,私などは当然東日本大震災を思い出します。
 その時は,震源地から相当離れていた柏でさえも,震災から数日間は食料品の入手に困らされたり,車に給油するにも震災から1週間程度かかったものでした。
 また,茨城の方では,震災からしばらくは停電し,10日程度は断水状態だったというところもあったようで,今回も地震の規模に鑑みればそれに近い状態が震源地ばかりでなく周辺地域でもかなり見られるのではないかと思います。

 さらに,あの時は,震源地付近の知人が心配になって連絡を取ろうにもなかなかとりづらかったですし(回線がパンクしてしまうことを危惧して数日後に試みましたが,それでも相当大変でした。),知人が仙台に行こうとした際にも道路が倒壊していて交通手段がなかなかなかったという状況があったそうで,今回もそれに近い状態があるのではと思います。
 交通手段がないとなれば,とりあえず震災地から離れるということも難しいですし,被害のあった場所に支援物資を持ち込むのも容易ではないですから,その辺りも相当大変な問題になることでしょう。

 この震災状況から,AUさんやソフトバンクさんがwifiを開放したり,アパマンショップさんが空き物件に臨時的に住まわせる方針を打ち出したり,ファミリーマートさんが食料品などを提供しようとしたり,いろいろな企業が支援に積極的な姿勢を打ち出してくれています。
 こういう姿勢は単純に積極的に考えるべきだと思いますし,困っている人には純粋にありがたい話だろうと思います。

 また,生命保険協会は,自身の対応について綿製条項を適用せずに保険金を支払う方針を明らかにしたそうで,東日本大震災に引き続きこの方針をとるようです。
 東日本大震災の折,保険会社はどこも大変な損害を被ったということでしたが,それでも保険会社として顧客の信頼を勝ち得ていくという意味では,このような対応は非常に評価されるべきだと思います。
 このような特別対応の場合,どこまでの地震では守ってくれるのかという線引きが難しいという側面はあるでしょうから,公平性の観点から問題があることは否めませんが,それでもそのような問題は平時に検討すべきとして,現時点ではまずは積極的に評価すべきだろうと思います。

 震災にまつわる法律問題については,私も先の震災の際に多少は経験はあるものの,法律などという問題はあくまで事後処理の話であり,今はまず目の前の生活の問題などをどうするのか,それが優先順位の高い問題でしょう。
 このような場合は,優先順位を付けて行動することが大事だと思うので,まずは生活を組み立て,細かいことは後日検討するとした方がよいと思います。
 被害規模を見る限り,法律問題は多く発生することが見込まれるのですが,それは後日考えるべきでしょう。

 最後に,東日本大震災との比較の問題ですが,今回のものも規模が相当大きいものとはいえ,現在分かっている限りではありますが,東日本大震災と比べればまだ被害がそこまでは大きくなっていないことだけはよかったと思っています。
 東日本大震災では,震災の次に津波と原発問題があり,それが被害に拍車をかけた形でしたが,今回の震災はいち早く津波の心配がないことが明らかになり,それが一つの差になっていると思います。
 こうしてみると,本当に津波というものは恐ろしいものだと改めて思いました。
 地震がどこで起こるのか,それは誰にも分かりませんが,海沿いで発生するかどうかは被害規模に著しく影響するものと思います。
 ただ,山で起こった地震は土砂災害を引きおこす可能性がありますが,明日は震災地は雨ということで,その点非常に心配です。

 大きな余震も数多く発生していますし,これ以上被害が大きくならないことを心から願っています。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:27
 こんばんは。

 今日は,新宿ゴールデン街の大きな火災のニュースがありました。

 新宿ゴールデン街は,いったことがある方であればおわかりかと思いますが,独特な雰囲気の街で,汚くてごみごみした印象のある横町が続いてはいるものの,非常に趣深いところです。
 以前イタリアからの外国人観光客を案内した際,日本らしいところが見たい,なるべくお金をかけたくないという要望を元にここに連れて行ったということがありましたが,非常に満足していました。
 戦後間もない日本という感じの町並みなので,これが日本らしいかといえば何とも言い難いところではありますが,それでもあの雰囲気や出てくる料理,値段等をとっても満足してもらえましたし,非常におもしろい街だと思っています。

 そんなゴールデン街が大きな火災に見舞われたということで,ここから想像することは延焼,消防設備の問題,そして消防活動の困難性でしょうか。
 この町は非常に古い建物が多く,密集しており,かつ細い路地が入り組んでいてその路地の隙間にもいろいろなものが置いてありました。
 そうすると,一箇所で火が出ると他にも容易に延焼しそうな気がしますし,延焼してしまったら耐火構造の建物ではない場合はそこからまた広がっていってしまうと思います。
 また,道路と道路の間に置かれたものは,消防活動の妨げになりますし,細い路地に大きな消防設備を持って入ることも難しいことを考えればなかなか消火活動を行うことも難しいかもしれません。

 ニュースを見る限り,出火元は木造モルタル2階建ての2階付近ということで
1階は飲食店が入っていたものの2階は空き店舗だったそうです。
 出火当時は無人だったそうで,何が原因かは分からないものの,建物の情報を聞くだけで一度火が出れば延焼してしまうのではと想像してしまいます。

 この火災で60代女性が煙を吸って軽傷を負ったということですが,幸いにしてそれ以上の傷害を負った方は現在のところ見あたらないようです。
 これだけの大規模火災でその程度で済んだというのは,夜の街であるだけに昼間は人がそれほど多くなかったことが幸いしたということでしょうか。

 ただ,街の構造や建物の構造,避難経路やその障害物など,もう一度見直す必要があるという議論は出てくることでしょう。
 それはあの街の風情や趣に害をなすかもしれないものだとも思いますが,それでも安全が優先されるのは仕方のないことなのだろうなとしみじみと思ったりしました。


 今日の阪神ですが,藤浪さんのバースデー勝利ではあったものの,正直言って本調子とは遠い出来だったといわざるを得ないものでした。

 藤浪さんは,初回から四球の絡んだ失点を許したばかりか,7回はエラーから四球などで満塁としてタイムリーを浴びてしまいました。
 もちろん,球数などを考えれば早い段階で交代をさせるべきというようにも思いますが,それでも今日の投球を見ている限り本調子ではないのだろうなと思いました。
 藤浪さんの今日の出来の原因は制球力なのだと思いますが,それはかねてから藤浪さんの課題としてよく言及されてきたものです。
 調子のよい日は制球が定まるか,制球が悪くてもうまくまとめられるのですが,今日はそういうわけにはいきませんでした。
 結局四球が絡んで失点するというのは制球の問題が大いにあると思いますし,本当に藤浪さんは調子がよければ勝てるのに,それが問題だと思うところです。
 今日の出来については,もしかしたらスリーベースヒットを打ったがためにスタミナを奪われたことに原因があるかもしれません。
 もちろんどこでも全力プレーでいてほしいとは思いますし,あれがなければ阪神は負けていたかもしれないのですから,やはり藤浪さんの打力は必要なのは間違いありません。
 ですが,それで本業に支障を来してもと思いますし,配分に注意してもらいたいものです。
 本人もずいぶん悔しい思いをしているところだとは思いますが,是非ともこれから主に制球部分を修正していってもらいたいと思います。

 その藤浪さんが招いた危機を,安藤さんがよく鎮火してくれました。
 今日のヒーローとして上がりましたが,安藤さんはやはり阪神の中継ぎにいないと困る人だと改めて思いました。
 安藤さんの最大の武器は制球力で,これがこの年齢になっても活躍できる要因であろうと思います。
 かつては抑え,そして先発のエース,今は中継ぎの中心という,これまでの歴史を見ていくと阪神の盛り上がった時期をずっと支えてくれている安藤さんですが,まだ今年も頼らねばならないようです。

 マテオさん,福原さんの出来もよいですが,高橋さんもすばらしいと思います。
 今日はワンポイントリリーフとして使われており,正直言ってこの出来であればもう少し投げさせてもという気もしました。
 ですが,彼の難点は怪我のしやすさで,それがなければ中日さんが手放すわけがないのですから,適度に投げさせ,かつ無理をさせないという運用で何とか年間通じて活躍してもらわねばなりません。
 そう思うと,今日くらいのワンポイントリリーフでの登板は,彼にとってはちょうどよいのかもしれないと思いました。

 打つ方は,決定力のあるゴメスさんや,最近になって打撃好調の西岡さんは非常に頼りになると思います。
 高山さんは相変わらずヒットを量産しますし,江越さんもなかなかよい活躍をしてくれています。
 できれば中盤以降のチャンスでもう一点取ってくれればもっと楽に勝てたのではと思いますが,それは贅沢なのでしょう。
 とはいえ,安打数の割には点が少ないという印象は否めず,できればもう少し決定力を見せてもらいたいものです。

 守備については,大和さんの安定感は異常であり,かつ大和さんが登場するとなぜか大和さんの見せ場がやってくるという,彼は守備機会について引力を持っているのではないかと思ってしまうものでした。
 江越さんも非常にいい守備をしていましたが,金本監督も絶賛するくらい彼の守備範囲は広いと思います。
 ちなみに,金本監督は,江越さんの守備に言及する際,横田さんの守備についても言及しており,決してスタメン落ちした選手を見ていないわけではないとケアした点はさすがだと思いました。

 一方,藤浪さんの失点のきっかけを作ってしまった鳥谷さんの守備は非常に問題でしょう。
 何が問題かといえば,あくまで私から見た限りですが楽に取りに行って失敗してしまったということでしょう。
 打っては併殺もありましたし,今日の鳥谷さんを見ていると非常につらい気持ちになります。
 彼自身のためにも,連続フルイニング出場は辞めさせるべきなのではないかと思ってしまいました。
 鳥谷さんは,阪神の生え抜きとして,野手の屋台骨として,これまで阪神を支えてくれた功労者であり,おそらく今シーズンも必要な戦力であることは間違いないと思いますが,このままではそれもできなくなってしまうのではないかと危惧しています。
 一度きちんと休ませてもらいたいと思いますし,それをできるのは同じ苦しみを知っている金本監督だけだと思うので,一度よく考えてもらいたいものです。

 ヘイグさんについては,ちょっと見切られ始めているのではと心配しています。
 ある程度対策されてしまったのが今の状態であるならば,一度抜本的対策を練った上で臨むこともよいのではないかと思います。
 今日は,ヘイグさんが下がった後に北條さんが出ましたが,残念ながら今日はヒットはありませんでした。
 それでも,敬遠されるくらい警戒はされている選手ですから,北條さんを育成するためにもヘイグさんの調子次第では北條さん起用も悪い選択ではないのではと思ったりしました。

 なお,今日の金本采配では,試合終了までに野手全員を使い切るという行為に及びましたが,正直言ってひやひやしました。
 もちろんマテオさんが抑えてくれると信じていましたし,1点差で逃げ切るために最良の手段だったのだろうと思いますが,監督としてはマネジメントとして保険をある程度かけて戦うことも大事なのではと思ったりもしました。
 今日はうまくいったからいいものの,うまくいかなかったらどうなっていたのか,誰か怪我をしてしまったらどうしていたのか,色々と心配はありました。

 明日は岩田さんが登板しますが,先週見に行った際にはあまりよくない投球だったので,明日は活躍してくれることを強く期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ドラクエ3の日本一決定戦を開催するというものがあったので取り上げてみました。

 ドラクエ3といえば,私が小学校の頃に大変流行ったゲームで,私もその当時毎日のようにやっていました。
 当時はゲームは1日1時間を厳守し,友達と放課後に集まってゲームをやり,冒険の書が消えることに一喜一憂したものでした。
 パスワードのあるドラクエ2や桃太郎伝説などのゲームは,初めにある程度のところまで行った時のパスワードができてしまうと改めてやろうという気概がなかなか起きなかったものですが,ドラクエ3はパスワード方式ではなくセーブデータ方式であったため,同じように何度も繰り返しやり直したものでした。
 衝撃でセーブデータが消えやすかったからか,自分のカセットを友達の家に持って行く最中の自転車の衝撃でセーブデータが消えてしまい,何度もロマリアに到着した直後より初めからやり直さざるを得なかったという苦い経験を持っているのは私だけではないでしょう。

 そんなドラクエ3ですが,今日のニュースでは,これを最も早くクリアするチームを決める大会を開くというものでした。
 それを2週にわたって放送するということでした。
 大会の概要は,1チーム3人で駅伝のようなリレー形式でドラクエ3をプレーし,一番早くクリアできるチームを決めるということでした。
 予選はニコニコ超会議での予選とインターネット上で応募できるネット予選を通過したチームによって5月8日に2次予選が行われ,5月15日に決勝戦が行われるということです。

 通常クリアするのに30時間前後かかるということですが,わずか3時間足らずでクリアするのが超一流プレーヤーとのことです。
 正直言って,そんな芸当を考えたこともなく,どうやるのだろうかと疑問でなりません。
 おそらくその解答の断片はネット上に落ちているのだろうと思いますが,私が思いつく限りでも
・極力逃げる。
・さとりの塔でメタルスライムを大量に狩る。
・やらなくてもクリアできるイベントは極力避ける。
・ゾーマはやくそうで倒す。
というところでしょうか。
 SFC版ではやくそうの威力はFC版より落ちると聞きましたが,それでも低レベル攻略にやくそうは欠かせないのだろうと思います。
 それは通常の道のりを進むにしても,基本的に低レベルですから,やはり回復手段はやくそうに頼るのは致し方ないでしょう。

 今思いつくところでは,問題は,ピラミッドやネクロゴンドの洞窟のような難関かつ長距離のダンジョンをどう攻略するのか(「逃げる」だけでどこまで逃げ切れるのか),さとりの塔でどのくらいの頻度でメタルスライムに出会えるのか,バラモスをどうやって倒すのかでしょうか。
 特に,低レベルでバラモスを倒すためにはラリホーの利きがよいことが必須ですし,これに失敗すると低レベルでは容易に全滅しかねません。
 そういうことを色々と考えていると,大変興味が湧いてきました。

 個人的には,またドラクエ3をやりたい,できればそんな大会にも出てみればというようにも頭をよぎりましたが,そもそもそんな暇はないですし,私に暇があっても暇人をあと2人集めてくることはどうも難しそうです。
 そう考えると,私はつまらない人間になったなと思いますし,こういう愚かなことができたのは大学までだったなとしみじみ思いました。


 セリーグは対戦カードを一巡させましたが,今のところの成績だけ見ると対戦成績は基本的に想定の範囲内という気がします。
 去年首位のヤクルトさんのチーム打率は.271とセリーグ2位で好調なのに最下位に甘んじているのは,防御率がリーグダントツの最下位である5.24だからであることは自明であろうと思います。

 こうしてみると,やはり野球というのは基本的にバランスのとれている,もしくは帳尻の合うチームが強いということなのでしょうか。
 ただ,昨年の阪神を思い返すと,得失点差は非常に悪かったのに結構よい順位にいたということを思い浮かべれば,結局勝つべき試合で最小限度でも点を取れれば勝つということですから,上記の私の意見は一般論の域を出ないということだろうと思います。

 阪神について特筆すべきは,チーム本塁打と得点がリーグトップであるということでしょうか。
 何度かこれまで触れましたが,この件は高山さんや横田さん,江越さん,北條さんらの若手が活躍してチームに流れを呼び込んでくれているところが大きいと思います。
 そして,その呼び込まれた流れを,鳥谷さんが出塁で繋ぎ,福留さんやゴメスさん,西岡さんが返すという形ができているのが数字として表れたように思いました。

 ヘイグさんは,当初は非常に数字がよかったですが,最近は当初ほどではなくなっております。
 これはもしかしたら早々にある程度対策が講じられたのではというようにも思われます。
 特に,当初はほとんど見られなかった三振がこのところ見受けられるのは,苦手なコース,球種というものがある程度分析されて浮き彫りになってきているからではないかというようにも思うのです。
 ヘイグさんの能力であればその辺りは調整することで対応可能であろうと思うのですが,やはりクリンアップで活躍する打者に対しては当然厳しく対応されるのであろうと改めて思います。
 その意味では,同じように対策が講じられているであろう高山さんがヒットを打ち続けているということは脅威であり,彼は本物であると改めて思わされました。

 投げる方ですが,メッセンジャーさんはこれから数字を伸ばして行くであろうと期待するとして,やはり先発ローテーションの問題は岩田さんと藤川さんの処遇でしょう。
 岩田さんについては,能力的に問題はないと思うものの,彼特有の不安定さが今年は随所に見られ,それが失点につながっていることが多いことが問題です。
 この辺りをどう対策をとるのかは何ともいえませんが,現時点で彼を下ろすわけにも行きませんし,何とかするしかないでしょう。
 藤川さんについては,何度も言っているとおりスタミナ不足なので先発には向いておらず,早急に代わりの先発を穴埋めしてローテーションを回せるようにすべきでしょう。

 中継ぎについては,去年と同様に不安要素が多く,今のところ多少失点していても高橋さん,榎田さん,福原さん,安藤さんというメンツをいかにうまく回してやりくりするかが問題でしょうか。
 常に完璧な仕事を要求するのは酷でしょうが,それでももう少し安定してくれないと特に藤川さんのようなスタミナの不足している投手を先発で起用する時には大変不安になります。

 とりあえずまだ一巡したばかりなので,ざっくりとしたことしか分かりませんが,とりあえず金本監督ががんばって打線を活性化させようという雰囲気はよく感じます。
 人を見て入れ替えもきちんと行って選手の奮起を促しているとも感じられ,あとは投手起用についてどうやっていくのかということをもう少し突き詰めてくれれば,現時点での戦力を考えれば十分によくやってくれていると考えております。
 各チームともに対策を練ってくるので,これから活躍できる選手が本当に実力のある選手だと思いますし,そういう意味では初物の恩恵で好調だったというようにも見える阪神打線の真価が問われるのはこれからだと思います。
 明日以降もとても期待していきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:47
 こんばんは。

 このところ仕事などが忙しくて,なかなか更新ができませんでした。

 先週水曜日は東京ドームまで見に行ってきたものの,菅野さんの前に点を取ることができずに負けてから,結構点をとって勝ったりほとんどふがいない試合をしていて負けたりという展開が続いております。
 今日の試合を見ていて,最後の方は非常に惜しい展開ではあったものの,結局大量失点がすべてを終わりにしてしまったという感じがしました。

 まず,藤川さん先発ですが,これはあきらめた方がよいと思いました。
 これまでの投球を総括するに,いくつかのことが挙げられると思います。

 よい点を挙げると,投球術と球の回転がよいため,比較的打たせてとるという投球が成功しうる見込みを感じられるというところでしょう。
 昔は力押しの投手だと思っていましたが,予想以上に投球術もきちんとしており,このような組み立てができるのであればある程度活躍をすること自体は見込まれると思います。

 一方,悪い点を挙げると,スタミナがないこと,そして立ち上がりが悪いことが挙げられると思います。
 特にスタミナの点は致命的で,今回も5回持たずに投球が悪化してきてしまっており,これではよほど球数を節約できなければ先発投手としての責任を果たすことはできないであろうと思います。
 また,前回,今回と立ち上がりが悪く,これを徐々に修正するという方法をとってきておりますが,よくなってきた頃にスタミナが尽きるのではなかなか厳しいものを感じます。

 そうなると,私は藤川さんを先発からおろすしかないだろうと思っています。
 これまで見ていた中ではある程度様子を見ていくべきと思っていましたが,それでもスタミナが不足しているのは顕著であり,このままシーズン通して先発として活躍を期待することはかなり難しいように感じました。
 中継ぎ投手としては,ある程度のロングリリーフも任せられるようには思うのですが,それでも4イニングをこえるとやはり心配と言うほかなく,勇気を持って中継ぎ降格の決断をすべきではないかと思っています。
 その穴については,今まで見ている限りでは榎田さんがつとめるのがふさわしいように思います。
 もちろん,これまで中継ぎとして準備してきたところで先発に回すのはどうかということもありますが,それでも応急的にはそうした方がよいのではと思いました。

 先発ローテーションとしては,先日投げた岩田さんは,前回3失点に止まりましたから,先発失格とまではいわなくてよいとは思います。
 ですが,岩田さんは,すばらしい投球をしていた最中に突如崩れるということが今年はよく見られるようになり,これを改善できなければ先発4番手くらいの扱いをすることは難しいように思います。
 先日岩貞さんが非常によい投球をしましたので,これからどんどん試していってよいと思いますが,まだ1試合では彼にゴーサインを出せないだろうと思います。
 秋山さんや岩崎さんが出てきてくれるとよいのですが,二軍の出来を見ている限りもう少し時間がかかるのではと思いました。

 中継ぎもあまりよくはなく,特に二軍落ちした金田さんについては当面調整をしなければ一軍レベルではないといわざるを得ないでしょう。
 高橋さんがFAでこなければどれだけの大惨事になっていたか,想像するだけでも恐ろしい話です。
 高橋さんは怪我が懸念されるので酷使させられませんが,それでも現状彼を頼らざるを得ないのは,やはりオフにきちんとした中継ぎの補強ができなかったからだろうと思います。
 以下に述べるとおり,今日はゴメスさんがでなかったですが,ゴメスさんの腰痛の具合によっては一度二軍落ちさせて,ドリスさんを上げるというのも一つの考えかもしれないと思います。

 打線ですが,今日は腰痛のゴメスさんと発熱のヘイグさんがスタメン落ちして,純国産打線が組まれました。
 この打線の注目は,最近スタメンを勝ち取った江越さん,クリンアップに座った今成さん,そして初スタメンでオープン戦好調だった北條さんでしょう。

 最近横田さんがスタメン落ちし,代わりに江越さんが上がってきましたが,そのおかげで打線が活気づいているように思います。
 今日は5試合連続ホームランこそ逃しましたが,それでも猛打賞,最終回もチャンスを作り出すヘッドスライディングでヒットをもぎ取りましたし,このように使った選手が好調でチームを引っ張っていくという展開はよいと思います。

 北條さんはタイムリーを打ちましたが,流れに打たせてもらったというきらいはあるものの,それでもやはり1軍クラスの選手になってくれたのだと大変うれしく思いました。
 彼は藤浪さんと同期にもかかわらず,藤浪さんばかりがスポットライトを浴びてつらい思いをしてきたこともあったでしょうが,それでもこうして出てきて活躍してくれる様を見せてくれるととてもうれしいものです。

 高山さんもノルマの連続ヒットを打ちましたが,彼は本当にどこまでこの調子を続けられるのか,とても期待させられますし,不安にもなります。
 今日,守備の判断で少々甘い面が見受けられましたが,そういうところを見るとむしろルーキーらしいと思ってしまうくらいです。
 おそらく,よほどのことがない限り高山さんはスタメンのままであり続けるだろうと思います。

 今年の阪神打線は,とにかく若手が引っ張っていますし,福留さんもいい当たりを続け,西岡さんは要所要所でうち,鳥谷さんはきちんと出塁をするという,一人一人がそれなりに役割をこなしているように思われます。
 ヘイグさんとゴメスさんもその役割をこなしていると思っていますが,最近阪神打線の調子が試合によって極端に活躍できる時とそうでない時があると思います。
 今日などはよく打つ回もありましたが,結局大量点は流れに乗ってとったという側面を感じましたから,その流れを作れる選手がどれだけいるのかが重要だと思います。
 今日見る限り,高山さんや江越さんが流れを作り出していましたが,彼らのような若手にそれを頼るというのは何となく情けないと思います。
 一人でも多く流れを作れる選手が出てきてくれるとよいのですが。

 キャッチャーについては,岡崎さんか梅野さんかといわれていましたが,今日の梅野さんの打撃を見ていると今のところは不安を感じてしまいました。
 もちろんキャッチャーは打撃ばかりではないので,これだけでキャッチャーとしてどうかという気はないのですが,最終回などももう少し何とかできないものかと思ってしまいました。
 最終回は流れができていたのですから,これを切ってしまったのは梅野さんだと思うので,やはりそこは猛省して頂きたいと思います。

 とりあえず,昨日と違って打線の意地が見られたのはよかったと思いますし,若手,特に北條さんが通用しそうだと分かったことも収穫でした。
 一方で,藤川さんについては,上記の通りある程度で見切りをつけないともっと傷が大きくなると思いますので,首脳陣は決断をしてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.04.05 Tuesday
 こんばんは。

 今日のニュースで,パナマ文書の件があったので,これを取り上げてみたいと思います。

 パナマ文書というのは,パナマの法律事務所であるモサック・フォンセカ法律事務所から流出した文書のことです。
 この法律事務所は,政治家,スポーツ選手やスキャンダルの中心的存在と目された組織などがクライアントとして含まれているそうです。
 ドイツ当局は,この法律事務所と犯罪組織につながりがあると気づいて2年前から捜査を行っていたということでした。
 そして,法律事務所の内部告発者が情報を当局に売り渡したということで,パナマ文書が明るみになったということです。

 パナマ文書は,2.6テラバイトにも及ぶ大容量で数十万のオフショア企業に関連しているとのことです。
 暴露された内容としては,プーチンさんの10億ドルのオフショア資産,アイスランド首相が持つタックスヘイブン疑惑の私企業,FIFAの幹部及び組織の情報,メッシさんやジャッキー・チェンさんの情報などの情報が含まれていたということでした。
 この文書については,ミュンヘンを本拠とするICIJと協力して世界各地の100人以上のジャーナリストを動員して背景調査と裏付けを行ったということでした。

 この影響で,円買いが進み,今日円は110円まで上昇しました。
 この傾向は今後いっそう進むと思われ,円高による日本経済にも大いに影響しそうです。

 また,円高どころの騒ぎではない状態にこれからなりそうなこともいわれています。
 欧州を中心とした世界中の政治家の脱税スキャンダルが表沙汰になっただけでなく,欧州の銀行の脱税スキャンダルも出てきてしまいました。
 そうすると,欧州内での緊縮財政と税率引き上げにより苦しんでいた国民の反発は必至であり,今後政情が大きく不安になる可能性があると思いますし,これが戦争に発展することすら懸念されると思います。

 そうなれば,円買いがますます進むことはありうると思いますが,一方噂によれば日本企業もタックスヘイブンの関係では人ごとではないようで,その関連で問題が浮き彫りになるところも出てくる可能性もあります。
 そうすると,欧州よりましということで円高は進むかもしれないものの,日本の政治にも影響を及ぼしたりすることも考えられます。

 パナマ文書の影響は,私もいろいろな分析を見ている限りの情報しかありませんが,今後さらに影響は大きくなっていくと思います。
 これについてはより注視していかねばならないだろうと考えています。


 今日の阪神は,今季初読売と対決しましたが,結果は圧勝でした。

 まず,藤浪さんの好投がよかったと思います。
 藤浪さんは8回6安打12奪三振2失点と,基本的に安定した投球を見せてくれました。
 8回はずいぶんばててしまっていて,追い詰められていましたが,それでも何とか乗り切ってくれました。
 今日は打撃や後述する走塁でがんばりを見せてくれましたから,その分が投球に影響してしまった面も否めないかと思いますが,それでもこれだけのイニングをきちんと投げて試合を作ってくれたということは非常にありがたいものです。
 おかげで,中継ぎは榎田さん1枚を使っただけで終われまして,点差のせいもありますが先日酷使したマテオさんを今日も温存できました。このことは長い目で見れば非常に大きいと思います。

 次に,打つ方は,ヒーローにも選ばれた高山さんの今季2度目の4安打は取り上げざるを得ません。
 彼は本当にルーキーなのかと思うくらいよく打てますし,もはや阪神にいなくてはならない存在になってしまったと思います。
 特に,彼のヒットは,チャンスの場面か否かを問わず出てきまして,これまでチャンスになるとなぜかヒットが出なかったというこの打線には見られなかった存在であろうと思います。

 福留さんも相変わらずよく打ちますし,西岡さんもケースバッティングがよくできていてありがたく思います。
 こういう経験のある選手達がそれぞれの持ち味を出してくれるというのも非常にうれしいことです。

 また,今日は走塁に関する意識も高かったと思います。
 藤浪さんの走塁やゴメスさんの盗塁もそうですが,横田さんのホームスチールもそれがいえると思います。
 今年からコリジョンルールが採用されたというのも大きいと思いますし,結果的には読売の守備の連携ミスに助けられた形になりましたが,それでもあの場面でホームスチールを敢行しようというのはもともとそういう意識がないと実行されるものではありません。
 横田さんは足が速いですから,それを生かした攻撃の仕方だったのだろうと思いますが,こういうプレーがあると相手方もいろいろなところに警戒をせざるを得なくなり,より打者を助けられるようになると思います。
 もちろん失敗してチャンスをつぶすことも出てくるでしょうが,それでもこのようなプレーが増えて相手が警戒するようになることは,後半戦に生きてくるのではないかと思いました。

 実は,明日は今年初観戦ということで,東京ドームにいってきます。
 今日が非常に気持ちのよい勝ち方をしてしまったため,明日は大丈夫なのだろうかと正直言って心配です。
 ただ,明日勝てば暫定首位ですから,眼前で読売狩りを達成してもらって,今日と同じようにおいしいご飯が食べたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:18
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,交通事故を起こした少年が,同乗者の彼女を置いて逃走したというものがあったので,取り上げてみました。

 少年は,彼女を助手席に乗せて軽トラックを運転中,対向車線で信号待ちをしていた軽自動車と衝突をしました。
 これによって,軽自動車の男性は顔面打撲等の怪我を負い,彼女も顔の骨を折る重傷を負ったということでした。
 少年は,事故直後,車を置いて事故現場から逃走したものの,約40分後に現場に戻ってきたということでした。
 少年は,ひき逃げ等の容疑で逮捕されたということです。
 調べによると,少年は,怖くて逃げたと供述しているということでした。

 私はこれまでひき逃げ事件の弁護も何度も経験がありますが,冷静な判断をすれば逃げたところでどうしようもないとわかるような大人でも逃げてしまうという衝動に駆られるようです。
 私は幸いにして交通事故を引きおこしたことがありませんが,それでも同じような状況に至った時,その衝動に駆られるということは理解できなくはありません。

 ただ,その衝動というのは,責任から逃れられないかという考えから起こるものであり,本件は現場から逃げたところで責任から逃げられることはありません。
 そもそも,事故車両という証拠を置き去りにしており,そこからたどっていくことが可能でしょう。
 そして,事故車両のことに言及するまでもなく,彼女という同乗者まで置き去りにしてしまったのですから,そこから事故の経緯等を確認することは極めて容易であり,本件については冷静に考えれば逃げるという選択を取ることがほぼ意味のない行動であるということは分かったと思います。
 とはいえ,それでも発生してしまうのがひき逃げという事案なのだと思いますし,まして少年ではそこまで冷静な判断は難しかったのかもしれません。

 ただ,彼の良心というか,事故現場に戻ってきたというところを見ると,根が悪い人間ということではなさそうです。
 そういうところを見ると,ひき逃げというのは卑怯な犯罪であることはいうまでもありませんが,誰もが加害者にも被害者にもなり得る性質の事件であると改めて思いました。

 そもそもの問題として,この事故では被害者の皆が重傷を負っており,直ちに治療が必要だったと思いますから,それらを放置して逃げたということは法律がどうか別としても責められるべき問題だったろうと思います。
 そして,法律的にも,ひき逃げとなればもちろん刑は重くなり,場合によっては前科なしでも実刑になることも否定できません。

 さらに,今回のひき逃げでは,彼は多くのものを失うと思います。
 特に,同乗者である彼女を自信の運転で傷つけたばかりか,彼女を置いて逃走したというのは非常に問題でしょう。
 彼女は治療を受けられなかったばかりか,場合によっては自分が自己の責任を負わされると思うようになるかもしれず,それらを考えると彼女が寛大でなければこの関係は維持が難しそうだと思ってしまいます。
 人間関係に口を出すものではありませんが,こういう事故は法律関係や仕事関係ばかりでなく人間関係も傷つける可能性があると思わされました。


 今日の阪神は,藤川さんが仕事をし,期待された人が打って勝てたという,非常に気持ちのいい勝ち方をしました。

 まず藤川さんですが,6回2安打無失点と,まさに好投でした。
 初回と2回は四死球が多く,どうなるかと思いましたが,きちんと修正して,打たせて取るという投球で切り抜けました。
 彼の投球は,やはり球の回転がよいから,なかなかヒットにならないというところなのかと思いましたが,問題点はやはりスタミナ面でしょうか。
 それでも,先発のコマ数が足りず,そんな中で勝利を挙げてくれた藤川さんを見ていると,やはりあの時取っておいてよかったと心から思います。
 課題は色々とあるように思いますが,それでも今日のように最低5回まで試合を作ってくれれば,あとは何とかできるのではと思います。

 継いだ榎田さんもよい投球をしてくれて,打線の大量援護もあって,この3連戦ではマテオさんがなくても何とか乗り切れました。
 初戦はマテオさん不在の影響がもろに出て負けたと思いましたが,昨日今日と先発中継ぎがよく踏ん張ったと思います。
 この3連戦でもっとも感心したのは,とにかくマテオさんを使わずに勝てたということでしょう。

 次に,打つ方ですが,今日は全体的によかったと思うものの,北條さんと江越さんがホームランを打ったことが特に印象的でした。

 北條さんはプロ初安打が代打ホームランということで,彼の非凡さを感じますし,やはり彼は将来的に阪神の内野手として働いてもらいたいと改めて思います。
 北條さんは,守備面で課題がありますが,残念ながら現在スタメンで出られていないので,なかなか守備機会がありません。
 その意味では,二軍で守備の機会を与える方がよいのではという意見もあろうかと思いますが,そこは敢えて一軍で打撃の機会を与えて打撃を伸ばそうということなのだろうと思います。
 その希望に応える今日の一撃は,個人的には大変うれしいものです。
 藤浪さんと同期で入ってきてから,同じような活躍までは期待するのは酷と思いつつも,いつか出てくるのかと思っていましたから,それがついに今年の春からこうして活躍してくれるとは,最近の阪神生え抜き選手を見ていると本当にうれしくなります。

 江越さんは,去年スタメン出場が多く,争っていたマートンさんが抜けたにもかかわらず,スタメンを高山さんと横田さんに取られて非常に悔しい思いをしていたと思います。
 それをはらすような一撃でしたが,彼の鬱憤はまだこんなものではないでしょう。
 今スタメンを勝ち取っている2人よりも守備はすばらしいと思っていますし,素材がよいことは間違いないですから,今後常に外野手競争に食い込んでいつでも奪取できるという姿勢を示し続けてもらいたいと思います。

 ゴメスさんは,今日もホームランを放ち,早14打点と,今年は一体どのくらい打点を稼ぐのかというくらい調子がよいです。
 3番打者には打率,4番打者には本塁打数,5番打者には打点が求められると聞いたことがありますが,今年のゴメスさんはその意味ではまさに5番としての仕事を果たしているといえましょう。
 2005年の今岡さんを思い出しますが,あの時の彼は異常でしたから,そこまでのものを求めるのは早過ぎかもしれません。

 大和さんが長打を打ったことも地味にうれしいです。
 大和さんは,打撃が課題といわれ続けていましたが,彼がそれなりに打てるようになると,もはや死角がなくなり,スタメンで出さない理由がないと思います。
 そういう意味では,彼が打撃面でアピールしたことは非常にうれしい限りですし,もっとそういう一面を見たいと思います。
 ただ,大和さんの打撃は好不調の波が激しく,彼はオープン戦でもよかったですから,果たしてこの波がいつまでなのか,それが問題でしょう。

 高山さんは,今日のノルマのようにヒットを打ちました。
 彼は本当にヒットを打ってくれますし,この調子でいけば阪神の柱になる選手に育ってくれるでしょう。

 横田さんも,転がす打撃ばかりでなくいい当たりのヒットを打ってくれました。
 また,盗塁できる足も見せてくれましたし,彼の身体能力から行けばもっとこれからも活躍し続けてくれると大いに期待できると思います。

 福留さんも安定して活躍してくれています。
 まさか彼が4番としてここまで柱になってくれるとは,彼を獲得した時には思いもよりませんでした。
 彼が4番に座っているからこの打線が機能していると思いますし,やはり福留さんは阪神に必要な人材だと思います。

 一方,金田さんは今日はよくなかったです。
 この1試合だけで彼の評価を決めるつもりはありませんし,彼がいなくなれば長いイニングを任せられる中継ぎがいなくなってしまうということも問題ですから,彼を直ちに下げろとはいいません。
 また,金田さんを超える信頼できる中継ぎといっても,現状二軍の中ではドリスさんかどうかというところでしょうし,人材が不足していることも否めないと思います。
 ただ,やはり阪神の不安要素は中継ぎであり,このところの試合を見ていると今年の勝ち方はその中継ぎをいかにうまくやりくりするかというところにあると思いました。
 特に,先日の延長同点の試合は継投ミスだったと思っていますが,先発投手のでき次第では中継ぎ投手の起用が勝ち負けに直結するという試合も多いと思われ,そういうところをどうやっていくのかが問題だろうと思います。
 現在のところ,金本監督,矢野さん,香田さんがそれを仕切っていると思いますが,今後それがどうなっていくのか,注意深く見ていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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