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 こんばんは。


 藤浪さんですが、28日に中継ぎ登板した結果、1回2失点で降板することとなりました。

 この日は、5−8でビハインドの8回1アウト2塁の場面で登板しました。
 先頭打者を三振、その後内野安打で走者が生還したものの、続く打者をショートゴロに打ち取りました。
 そのまま回を跨いで9回にも登板しましたが、戦闘から3者連続四球でノーアウト満塁となり、1つアウトは奪ったものの暴投とタイムリーで2点を失い、降板しました。
 今回は合計1イニングで2安打2失点1奪三振3四球という成績でした。
 ストレートは159キロまで出たということでした。

 この試合は負けていましたから、藤浪さんの投球で勝敗が変わったとまではいえないものの、3連続四球はさすがに見ている側としてはフラストレーションが溜まる展開です。
 球自体は力があったと思いますが、今季から阪神で活躍している村上さんを見ていると、やはり投手に必要な要素は第一に制球力かと思ってしまいます。
 藤浪さんの速球を見ると、素材は相変わらず一級品であるものの、ストライクを取るという基本中の基本ができていないと怖くて起用できないと思います。

 藤浪さんの大きな問題点の一つは、一度崩れてしまうとこれを止めることができないこととも思いますが、それゆえに私としては監督側は藤浪さんが崩れ始めたら即座に交代させる決断をすべきと思っています。
 メジャーではワンポイントリリーフ禁止のために打者3人は相手にしなければならないルールがありますから、その間は崩れ始めても我慢しなければなりませんが、この試合は交代のチャンスはあったと思いますから、藤浪さんが2者連続四球を出した段階で自力立て直しは困難とみて交代させるのがよかったと思いました。

 今後についてですが、打者側も藤浪さん対策は、基本的に球を見ることが一つ挙げられると思います。
 確かにいい球がゾーンに決まるときは打てませんが、一方で崩れ始めると止めることができないのであれば、一つの対策は自滅を待つということが考えられるからです。

 また、もともと先発を担当していた藤浪さんにはスタミナがあると考えられるため、ロングリリーフを期待したいところです。
 ロングリリーフができれば他の投手も休ませられますから、今後の試合運びが楽になりますし、可能であれば回跨ぎはお願いしたいところではあります。
 ですが、これまでの中継ぎ2回の登板機会を見ると、藤浪さんに回跨ぎをさせることはあまりよいこととは思えないように思いました。

 藤浪さんは、起用方法さえある程度弁えれば十分に役に立てることはできるはずだと思うので、もう少し起用方法を工夫しながら長い目で見てもらいたいと思います。


 連勝中の阪神でしたが、今日はヤクルトさんに敗戦しました。

 今日の試合は、3回3失点の才木さんが流れを作ってしまったように思いました。
 あれだけ制球が乱れると先発で起用するのに抵抗があるレベルだったと思いますが、この辺りは次回登板で修正できるのでしょうか。

 また、今日の試合を見ている限り、梅野さんに色々と問題がありそうだとは思いました。
 その問題というのは、打撃面でもそうですが、リード面でも見受けられると思いました。
 岡田監督が、このような梅野さんに代打を出さないことに疑問を感じてしまうくらい、梅野さんの状況はよくなかったと思っています。
 おそらく多少の修正でまた復活できるとは思うものの、ひとまず今の状況を見れば、捕手は坂本さんをメインに起用した方がいいのではと思いました。

 今の順位にあまり意味がないとは思うのですが、それでも横浜さんが連勝して首位を独走しているのは気になります。
 横浜さんには強さとともに勢いもあり、横浜スタジアムでボコボコにされた阪神が勢いを付けたところもあるかと思うと、今の連勝の責任は阪神にも大いにあると思っています。
 調子の問題もありますから、どこかで落ちてくるとは思いますが、それでもその時までに取り返しの付かない差になっていないとよいとは思うのですが。


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2023.04.27 Thursday
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 このところ藤浪さんの話題ばかり取り上げていますが、その回数から私がどれだけ藤浪さんについて注目し、活躍を期待しているのかわかっていただければと思います。
 今日は、中継ぎに配置転換した藤浪さんが登板しましたので、その点について取り上げてみたいと思います。

 今日の当番では、5点ビハインドの6回から2番手として登板しました。
 2イニングで34球を投げて2安打1失点自責点0、3奪三振という結果でした。
 大谷さんとの対戦では直球を流されてレフト前ヒットとなり、かつここでのレフトのエラーで失点となりましたが、最終的にこの失点のみで切り抜けました。

 今日の投球については、世間では大谷さんのヒットが注目されていますが、私としては藤浪さんの好投を評価したいと思います。
 失点について取り上げる向きはありますが、私としてはそこまで球は悪くなかったと思いますし、失点しても崩れませんでしたから、いい投球だったと思っています。
 今日は、点差もありましたし、何よりアスレチックスさんの投手陣が壊滅的な状況ですから、そのような中で今回の投球は十分チームに貢献できるレベルのものではないかと思います。
 特に、もともと先発として準備してきただけに、中継ぎ登板にもかかわらず2イニングを投げられたことはチームとしても大変ありがたいのではと思いました。

 藤浪さんの制球は日によってばらつきがありますので、次の登板機会でどうなるのかはまだ何ともいえません。
 ですが、今日のような好投をすることでメジャーにも十分に通用するところを見せ、実績を重ねることが大事だと思います。
 おそらく、今後短いイニングでも制球難でピンチを迎えることがあろうかと思いますが、そこを乗り切れる経験ができたならば、その後徐々にイニングを増やして、最後は先発にもというようには期待したいです。
 そのためには色々と補うべき点もありますから、時間がかなりかかるであろうと予想されるものの、ひとまず今日の登板ならば今後も藤浪さんを見ることができそうですから、次回登板を楽しみにしたいと思います。


 今日の阪神ですが、伊藤さんの完封、大量得点ということで、気持ちよく勝たせてもらいました。

 今日はなんと言っても伊藤さんの完封が大きかったでしょう。
 こういう大量得点の試合は、気持ちに余裕ができてプレーが雑になってしまうことがままあると思うのですが、気持ちを切らさずに制球がしっかりしたまま完封してくれたことは非常に大きなことと思います。
 特に、完封によって、中継ぎ投手陣を休ませられたわけで、今日の完封は今後の試合に影響するのではと思っています。
 青柳さんや西純矢さんがいまいちな中、伊藤さんが復帰してくれたことは阪神にとって非常にありがたいことと思います。

 また、今日マスクを被った坂本さんがよかったと思います。
 坂本さんは、伊藤さんをよくリードしてくれただけでなく、今日の大量得点の流れを作った先制タイムリーがあり、今日の勝利は攻守両面で坂本さんの果たした役割は非常に大きかったと思います。
 最近梅野さんがいまいち調子が出ておらず、そんな中で坂本さんが上がってきたことは、チームとしてかみ合わせがよいと思いますので、この調子で今後も頑張ってもらいたいと思います。

 これだけ大量得点をとってくれるのであれば、昨日追い上げムードがあったところでせめて逆転できていたらと残念に思うばかりです。
 今日の得点のうち何点かを昨日に分けられたらと無意味なことを考えたりもしますが、いずれにせよ1勝1敗という結果がすべてと思うことにします。

 阪神はこれで2位に浮上しましたが、他球団とたいしたゲーム差もないところで序盤で高順位に位置することにはあまり意味はないと思います。
 それよりも、一戦一戦を丁寧に勝ちに行って、勝ちパターンをものにすることが極めて重要だと思いますので、まずはプロらしい丁寧な試合を今後も見せてもらいたいと思います。


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 先日先発として大炎上してしまった藤浪さんですが、今日アスレチックスさんのマーク監督は中継ぎへの配置転換について発表したので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、ここまで4試合に先発して0勝4敗、防御率14.40、24失点、15四死球、12奪三振という成績でした。
 マーク監督は、このような事態に鑑みて、明日からリリーフとして起用し、ストライクを投げるところ、直球の制球を取り戻すところを見ていく、先発ローテーションに復帰できないとはいわないが、短期間はこの方向で彼の投球を評価すると話したということでした。

 私は、もともと藤浪さんの適性は中継ぎだと思っていたので、今回の判断は適切だと思います。
 というか、むしろこの判断に至ったのはやむを得なかったと思いました。

 これまでの藤浪さんの投球は、初めは全力で投球してそれなりに抑えられていたものの、回を重ねていたところでスタミナ切れを起こし、フォームが崩れて制球が乱れ、走者が出てピンチを背負い、勝負どころで投げる変化球を痛打されるという展開だったと思います。
 4試合目は初回からやられてしまいましたが、ひとまずそれを例外とするならば、短いイニングを全力投球するというのであれば十分に通用する球は持っていると思っています。
 ですが、今のスタミナや技術ではメジャーの強打者相手に長いイニングを投げて通用するとは思いがたく、これは小手先の対策でどうにかなる問題ではないと思っています。

 また、藤浪さんは、一回崩れてしまうとそこから立て直すことが難しく、場合によっては交代を視野に入れるしかありません。
 しかし、先発投手として起用された場合、試合を作ることを期待されているわけですから、調子が崩れたとしても容易に交代させるわけにも行かず、そのため場合によっては藤浪さんと心中する道も選択せざるを得なくなります。

 そういった点を諸々考えるに、藤浪さんの能力を存分に生かすには中継ぎ起用、その上で藤浪さんが崩れる兆候が見えた段階で交代させるというのがよいと思っていました。
 マーク監督がどのような思考経路を辿ってこの結論に至ったのかはわかりませんが、私としては今の藤浪さんの状況を考えれば正解だと思います。
 むしろ、これだけの問題投球を重ねていたのですから、人によっては自由契約すらあり得たかもしれないところ、何とか藤浪さんの活躍の場を作ろうという温情すら感じる考え方ではないかと思います。

 藤浪さんは、日本時代から先発起用にこだわっており、今回の中継ぎでの起用方針は不本意極まりないものだと捉えているのではないかと思います。
 ですが、今の成績を考えれば、このような事態になることも受け入れざるを得ないと思っているのではというようにも思います。
 自身の希望を叶えるためには実力で勝ち取るしかないということは本人もわかっていることと思いますので、これから積み重ねてまた先発として起用される日を期待したいと思います。


 今日の阪神は,雨で試合が中止でした。
 こればかりは仕方ないですし、中継ぎ投手陣を休ませられたことは非常によいことと思うようにしたいと思います。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
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 藤浪さんは、今日はメッツさん相手に先発登板しましたが、結果としては2回1/3で72球を投げて7安打8失点、2奪三振4四死球という結果になりました。

 初回は2点の援護をもらって登板したものの、早速四球を出してしまい、その後ツーランホームランを打たれて同点にされてしまいました。
 2回は、ツーベースを打たれた後に暴投で進塁を許し、タイムリーヒットを打たれてしまいました。
 その後は、ツーアウト満塁からタイムリーを打たれるなどして5失点しました。
 3回は、四球や暴投で1アウト3塁になったところで降板となりました。
 今日の大量失点で防御率は14.40になってしまいました。

 今日の登板を見ていて思ったことは、これまでも何度もいったとおり、日本で見てきた光景の再現だったと思います。
 結局四球などの制球難で崩れ、そこから立て直すことができずに大量失点をしてしまうという展開でした。
 しかも、これまでの試合は打者1巡分は対応できていたのに、今日は攻略法を見いだされたのか、一巡目から打たれるなりしてしまいました。

 藤浪さんは、速球はいいものを持っているものの、一度崩れると立て直せず、制球を乱してしまいます。
 また、乱れた後の勝負どころでは自信を持って速球で勝負もできていないと思います。
 このような状況は、この数年ずっと続いており、何度も克服すべき課題として提示されていましたし、時には同じチームメイトであったメッセンジャーさんや能見さんからもアドバイスを受けていたものの、結局改善には至りませんでした。
 日本野球よりもメジャー向きであるという意見もあったり、強烈な応援で知られる阪神ファンから解放されれば活躍ができるのではないかともいわれていましたから、新天地で羽ばたけるのかと期待もしていたものの、残念ながら阪神で見た光景を何度も繰り替えていると思います。
 阪神で苦しんでいた数年間、小手先ではクリアできない難問に当たっていたはずですから、メジャーという新天地にきていきなり解決するわけはないはずなのですが、それでも藤浪さんの才能とスケールであれば何とかなるのかもと淡い期待もしていました。
 ですが、結局のところ、日本の状況を繰り返しており、そのような期待は現実のものとはなりませんでした。

 これまで4試合投げて、いい投球だったのは1試合のみだったと思います。
 その1試合を続けられるのであれば先発として十分に計算はできるのでしょうが、今日の試合を見ているとそういう甘い話はないとわかりました。
 アスレチックスさんにどれだけの投手がいるのかは何ともいえませんが、私だったら、これまでも何度もいっているとおり中継ぎ起用が最適だと思っています。
 藤浪さんの能力であれば、全力投球をすれば1巡分は押さえ込めるかもしれないものの、スタミナの問題や、一度崩れたときにすぐに交代できるような立場にしておくべきことを考えると、安定感を求められる先発投手は現時点では適さないというほかないでしょう。
 千賀さんのように、一度は不調に陥っても、最終的に6イニングで見れば相応にまとまっていたというのであれば十分に先発として適格だというべきでしょうが、藤浪さんはそのまとめる能力を現時点では見いだしがたいため、崩れたら替えるということが運用には不可欠の考えではないかと思います。

 藤浪さん交代後のアスレチックス投手陣も大量失点をしており、正直言って今のアスレチックスさんの投手事情を考えれば藤浪さんは先発の方がいいと思うのかもしれません。
 ですが、もしも代替要員がいるのであれば、中継ぎ運用にして、様子を見ながら今後の起用方法を考えたいところです。
 全く通用しないわけではないのでしょうが、このままでは最悪の日本人投手というレッテルを貼られかねませんから、その前に本人の能力を踏まえて起用方法を考えてもらえないかと思うばかりです。


 今日の阪神ですが、1-2で中日さんに負けました。

 負けること自体は長いシーズンですから仕方はないものの、岡田采配に納得いかなかった人はおおかったのではないでしょうか。
 大山さんに対して代走を出すこと自体は理解はできますが、その代走に渡辺さんを起用し、打率1割の梅野さんを打たせにいってゲッツーで終わりというのは納得できません。
 セオリーからいえば、渡辺さんは梅野さんの代打として起用されるべきであり、私は岡田監督が代打と代走を間違えたのではないかとすら思っています。
 もちろん渡辺さんを代打として出したとしても結論は変わらなかったかもしれませんが、それでも確率の高い戦術を選択してほしかったですし、何より敢えてセオリーと違う選択をして悪い結果になったならば責められてしまうのは当然だろうと思います。
 梅野さんに代打が出ても長坂さんがいたのですから、捕手の交代に躊躇う理由はないと思いますし、この采配については岡田監督から説明がほしいところではあります。

 今日は疑念の残る采配もあって敗戦し、中日さんに対して1勝2敗と負け越してしまったのですから、非常にモヤモヤしたものが残ります。
 ただ、1週間を振り返るに、一応3勝3敗で乗り切ったのですから、最低限のラインは乗っているかとは思っています。
 順位については、先日は首位だったものの、あの時もいったように今の時点での順位に意味はありませんから、とにかく目の前の試合を一つ一つ丁寧に拾っていくのが大事な時期だろうと思います。
 不安要素としては、先発投手でしょうか。
 青柳さんと西純矢さんがいまいちであり、そんなところに村上さんが急浮上したものの、まだ1年通じて投げた経験がありませんから、どこまで期待してよいのかという問題もあります。
 村上さんは、球速こそそこまで速くはないものの、球のキレと制球が抜群であり、特にあの制球を見ると大崩れはしなさそうだという印象です。
 あとはスタミナ切れがどこかで起こるのかというのが懸念材料であり、そのような問題が出てくる前に青柳さんと西純矢さんがまた頼りになるように復帰してくれればとは思っています。


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2023.04.19 Wednesday
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 今日の阪神ですが、広島さんに勝ちまして、単独首位に浮上しました。

 今日の試合は、先発大竹さんが6回2/3、103球で6安打1失点と、非常によい仕事をしてくれました。
 大竹さんはそれなりにいい投手だと思っていましたが、実際ここまでできる方だとは思っておらず、現役ドラフトでこんな投手が獲得できるとはと驚くばかりです。
 陽川さんを失ったことは残念ではありますが、大竹さんを獲得できたことの大きさを考えると、今のところでは阪神は現役ドラフトで随分得をさせてもらったという印象が強いです。

 また、中継ぎで登板したケラーさんの球が非常によかったです。
 特に、ストレートが素晴らしく、見ていて打たれる気がしませんでした。
 去年のことなどを思い返せば、今日の活躍だけを持ってケラーさんを今後の勝ちパターンに組み込むかというのは早計かもしれないものの、今後のでき次第では十分に勝ちパターンに組み込む計算のできる投手ではないかと思いました。
 湯浅さんがいないところでケラーさんが出てきてくれたのは率直にありがたいことですし、この調子で安定感が出てきてくれればひとまず抑えを任せてもよいくらいの期待をしてしまうようなストレートだったと思います。

 打つ方ですが、佐藤さんが遂に今季初タイムリーを打ってくれました。
 今日は勝ちムードで流れも来ていましたから、佐藤さんのタイムリーはその流れの一環だったとは思います。
 また、正直言って、佐藤さんの打席の内容はあまりよくなかったですから、まだ打てる兆しがあるとはいいがたいとは思います。
 ですが、これまでかなり苦しんできただけに、ようやく出た一本ですから、佐藤さんにとっては非常に価値の大きなものではないかと思います。
 対戦投手の会沢さんの配球の問題でヒットにつながったのではとは思ったものの、それでも結果が出たことは何より大きいと思います。

 近本さんについては、2試合連続のスリーベースヒットなど安定した仕事をしてくれています。
 近本さんは、例年シーズン序盤はあまり打てていない印象だったのですが,今季は今から相応に打てていますから、シーズンが終わる頃にはどうなっているのかと楽しみになっています。

 井上さんは、今季初スタメンからヒットを打ちましたが、これでプロ2安打目でした。
 井上さんについては、素材として非常に期待しているところではありましたが、今回のヒットを皮切りに今後もっと打ってくれることを期待したいです。

 今日は、非常に久々に安心して見られる試合だったと思います。
 振り返ると、6得点は開幕カードの横浜戦以来、最終スコアで5点差は今季初でした。
 このところの阪神は、ずっと何とか結果的に勝ててきたという大変な試合ばかりだったので、今日の試合はこれまでとは違って見ていてあまり疲れませんでした。
 しびれる試合もいいですが、今日のような安心して見られる試合はやはり貴重だとも思いました。

 今日の勝利で阪神は単独首位に浮上しました。
 昨日も言いましたが、今の順位はあまり意味のないものであろうとは思います。
 ですが、昨季の今頃は大連敗で絶望的な状況にありましたから、それを思い返せば今の順位は褒めてあげていいと思います。
 今はチームの勝てる形を模索することが重要でしょうから、あまり一喜一憂すべきではないとは思うものの、目の前の一戦で勝利を拾えるというのは大事なことということも改めて思います。

 明日の先発は西純矢さんですから、明日も勝ちを期待したいと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:49
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 今日の阪神は、甲子園で広島さんと対戦しましたが、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。

 今日は両チームともになかなか点が取れずにもどかしい展開でしたが、9回表に広島さんに点を取られてしまい、絶体絶命となってしまいました。
 先発西さんはよい投球を見せてくれていただけに、まさか9回1失点で負け投手になってしまったらどれだけ気の毒なことかと思っていたところでした。

 そんなところで、9回裏に入り、1アウトを取られてこれはきついと思っていたところで、梅野さんがヒットで出塁しました。
 続く木浪さんはツーベースヒットで1アウト2,3塁という絶好のチャンスが到来しました。
 そこで、代打渡辺さんが出てきましたが、残念ながら見逃し三振となり、これで試合が終わってしまうのではと大変不安に思っていました。
 次の近本さんが敬遠で、中野さんが登場しました。
 その中のさんがレフトにタイムリーツーベースを放ってくれまして、最終的にサヨナラ勝ちとなりました。

 このような展開だけに、9回裏は希望と絶望を繰り返し、極めて厳しい試合だったと思っていましたが、このような試合をものにできたのは大変嬉しいと思いました。
 こういった試合をものにできたという経験は、今後調子が落ちてきてなかなか勝てなくなったときに自信につながる成功体験だったと思いますから、特に今日活躍できた梅野さん、木浪さん、中野さんはこの絶望感の中でも目の前のことを一つ一つやることを思い出せるようになるのではと思います。
 中野さんについては、去年も相応に打っていましたが、今季は非常に粘り強くなったという印象です。
 WBCでの経験が成長させた部分があるのかはわかりませんが、中野さんのような打者が2番に座っている打線はなかなかの脅威ではないかと思います。

 また、何より、先発で9回まで踏ん張って完投してくれた西さんに勝ちを付けてあげられたことが非常に大きかったと思います。
 このところ何度も言及していますが、阪神の中継ぎ投手陣の多投が目立っていたところ、西さんが頑張ってくれたおかげで今日は中継ぎ投手を起用する必要がなくなりました。
 仮に負けていたとしても、西さんの頑張りによって明日以降の阪神は戦いやすくなっていただろうと思っていましたが、それでもこれだけ頑張っていた西さんを見殺しにする打線ではあってはならないとも思っていました。
 それだけに、西さんの苦労が勝ち星という形で報いることができたことは非常に嬉しく思います。

 また、阪神が投手を温存できた一方で、広島さんは勝ちパターンの投手を使ってしまいましたから、その点においてこのカードは阪神有利で進められるのではという期待があります。

 ただ、結果としては勝てたものの、見ている側としてはなかなか点が入らずに疲れました。
 私よりも、先発として頑張りながら援護が入らずに孤軍奮闘していた西さんの方がつらかったのではと思いますし、できればもう少し打線が仕事をしてもらえるとありがたいかとは思いました。

 これで阪神は横浜さんと並んで同率首位に立ちました。
 この時期の首位にあまり価値はないと思いますし、今は目の前の一戦一戦を丁寧にやってチームとしての形を模索することが重要だとは思いますが、それでもやはり首位という形は嬉しいものです。
 とはいえ、並んで首位にいる横浜さんに対してはあまりにも阪神は相性がよくないように見えるので、今後横浜さんをどうやって攻略するかということを念頭に戦略を練る必要があるのかとは思いました。

 明日の先発は大竹さんです。
 阪神にとっては現役ドラフトの拾いものという以上の存在だと思いますから、明日も活躍してくれることを大いに期待したいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら、アメリカで、警察官が通報元の住所を間違えて、在宅していた無関係の住民を射殺したというものがあったので、取り上げてみました。

 警察は、DVの緊急通報を受けて出動したということでした。
 その際、番地名が5308番地であったにもかかわらず、警察は5305番地に赴いたということでした。
 警察官は、ドアを数回ノックしたところ、在宅した男性がドアを開けて銃を向けてきたため、発砲したということでした。
 また、その1分後に、男性の妻が玄関に出てきた際にもさらなる発砲が行われたということでした。警察によれば、妻が発砲してきたということでした。
 結果、男性は亡くなってしまったということでした。

 まずは亡くなられた男性にお悔やみ申し上げます。

 この事件は、警察が住所を間違えたことが発端ではありますが、このようなミスが起こりうること自体はよくないこととはいえ仕方ないのかもしれません。
 ですが、発砲に至ったというのは日本では考えられないことであろうと思います。

 この事件の背景にあるのは銃社会だと思います。
 結局、警察にしてみれば、誰もが銃を持っているという認識の元で自身の身を守るために活動することを考えねばなりませんから、そうすると警戒度合いは日本の警察官とは全く違うと思いますし、少しでも危ない状況を察知すれば発砲しようという考えがあったとしても理解できなくはありません。
 一方、男性側も、突然警察を名乗るものが自宅にやった来たわけですが、警察を騙る襲撃者かもしれませんし、銃社会においてそのような襲撃者に襲われれば命にかかわるわけですから、銃を備えていたことはやむを得ないのかもしれません。
 このような事件を避ける術があったかといえば、男性が、ドアをノックされた後に、警察に電話をしてそのような警察官が自宅にやってくる用事があるのかどうかを確認することかもしれません。
 ですが、咄嗟の事態でそのようなことが可能なのか難しいですし、ましてこの件では警察は住所を間違っているわけですから、仮に警察に電話確認した場合に警察側は「あなたの家に向かう警察官はいない」と回答するかもしれません。そうすると、結局電話をしてもこの事態が回避できたのかどうか、非常に難しい問題だと思います。

 銃を受け入れるかどうかはその国の判断であり、私がどうこう言う問題ではありません。
 ただ、銃社会というのは、なかなかにしてデメリットも大きそうだとは思いました。


 横浜さんに連敗を喫した阪神ですが、抑えの湯浅さんが右肘のコンディション不良ということで検査を受けることになったということでした。
 検査結果によっては長期離脱もあり得るということです。

 先日より中継ぎ投手陣の酷使について不安を感じていましたが、湯浅さんについてはそれが現実になってしまったかもしれないと不安を感じています。
 投げさせすぎというにはシーズン序盤過ぎるとは思うものの、WBCにあわせて調整していたのですから、他の投手よりも疲労が溜まっていたと思いますし、こういう事態もありうるのかもしれないとも思いました。
 しかも、肘が問題ということですから、非常に心配です。

 湯浅さんについてはこうして不安が具体化してしまいましたが、他の投手についても多投させすぎという印象があるので、この件は多の投手にもありうることと思います。
 昨今は先発投手が完投するということはなかなかないので、基本的に中継ぎ投手が登板することを想定すべきではありますが、それでも岡田采配における中継ぎ投手の起用については不安を感じてしまいます。
 岡田監督としては、今回のことを契機に中継ぎ投手陣の起用について見直してもらえないかと思うばかりです。

 湯浅さんが不在の間の抑えは岩崎さんがつとめるのでしょうか。
 岩崎さんはいい投手ではあるのですが、岩崎さんは抑えというよりは7回か8回に登板する方が向いている投手であるため、個人的には抑えは別の方がよいのではと思っています。


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2023.04.13 Thursday
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 阪神は、今日も読売と対戦しましたが、4−1で勝利しました。

 今日を振り返ると、先発西純さんがよく頑張ってくれたことが挙げられると思います。
 西さんは、初回にピンチを背負い、2回はタイムリーを浴びて同点に追いつかれ、その後も走者を出していたものの、よく踏ん張ってくれたと思います。
 最終的に90球9安打1失点とそれなりに苦しんだ投球ではありましたが、それでもこうして1失点で凌げたというのは非常に頼りになると思いました。
 西さんが要所で踏ん張って失点しなかったからこそ読売に流れを持って行かれずに勝利を手にできたと思うので、今日は西さんが頑張ってくれたことが非常に大きかったと思います。

 また、2試合連続でホームランを打ったノイジーさんについても素晴らしかったと思います。
 ノイジーさんは、来日してから着実に仕事をこなすものの、残念ながらあまり取り上げられる機会がなく、今日もお立ち台を逃しました。
 しかし、取り上げられずとも着実に仕事をこなしてくれる姿は非常にありがたいですし、今の阪神にとって重要な人物の一人であると思っています。

 今日の野手の中でもっとも注目すべきは渡辺さんだろうと思います。
 普段は佐藤さんが占める3番サードに入ったわけですが、打つ方でも守りでも目立つ活躍がありました。
 特に守備についてはファインプレーがあり、やはり野球は堅実な守備があると試合が締まりますし、流れを手放さないと改めて思いました。
 この点は今日の二遊間の守備についてもいえますが、今季の阪神は守備において昨季とは違うということができ、非常に見ていて楽しく思えます。

 佐藤さんは、代打で出てきましたが、結果は出せませんでした。
 佐藤さんのもともとの実力はわかっているところではあるものの、ここまで苦しんでいるとなると、調子の問題だけではなく相手方に対策を講じられてしまっていることが原因の一つだろうと思っています。
 一軍に帯同して機会を窺うのも悪くはありませんが、個人的には一度きちんとやり直させるために二軍で調整してもらうのがよいのではないかと思っています。
 佐藤さんの力は必ずシーズン中で必要になりますから、宙ぶらりんの状態で調整を続けるよりは短期集中でやった方がいいのではと思う次第です。

 石井さんと湯浅さんについてはいい投球だったと思います。
 特に、湯浅さんについては、今日は守備ミスもなかったので余裕すら感じられる投球であり、個人的にはこれが湯浅さんだといいたいところではあります。
 ただ、気になるのは、石井さんと湯浅さんの登板ペースが多すぎる点です。
 このままではシーズンが終わる頃には80から90試合投げることになるのではと思います。
 岡田監督については、久保田さんの登板過多を思い出しますが、そこからどうしても中継ぎを酷使してしまう傾向があるように思えてしまいます。
 石井さんも湯浅さんも将来が嘱望される優秀な投手ですから、大事に起用してほしいと思ってやみません。

 阪神はこれで首位タイに浮上しましたが、正直言って打撃の調子がよいとは思っていないので、不調の読売以外と対戦したらどうなるのかというのは不安を感じています。
 それゆえに、ここでの順位はあまり気にすることなく、とりあえず今は目の前の一戦を丁寧に勝つことを心がけてほしいと思います。

 一方の読売は、ヒットは出るもののタイムリーが出ず、今日は12残塁でした。
 打線は水物ですから今の状態が続くわけではないとは思うものの、それでも正直言ってよくないとは思いました。
 しかし、チャンスで一本が出ないという決定力のなさについては、阪神でも非常によく見る光景であり、個人的には今の読売の状態はあまりにも他人事には思えませんでした。
 こういうものはどうしたら克服できるのか、私が知りたいくらいですが、優秀な選手たちが揃っていますから、そのうちチャンスで打ち出すことでしょう。
 いずれにせよ,読売の地力を考えればそのうち勝ってくると思いますから、勝てるうちに数多く勝っておきたいところではあります。

 とりあえず、読売に勝ち越せたことは気分のいいことではありました。


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 今日のニュースを見ていたら、成人女性を騙った少女を起訴したというものがあったので、取り上げてみました。

 警察は、今年2月に飲食店で窃盗をした18歳未満の少女を逮捕したということでした。
 この少女は、逮捕された当時、別の成人女性の名を騙り、その人の名義のマイナンバーカードを所持していたということでした。
 しかし、警察は、このマイナンバーカードに記載されていた人について親族に確認するなどせず、この身分証を正しいものとして起訴したということでした。
 その後、弁護人が少女に確認した結果、名前が違うのではないかと考えてその旨指摘をしたところ、調査の結果、この少女が別人であること、18歳未満であることが確認されたということでした。
 結果として、裁判所は公訴を棄却し、地検は家裁送致したということでした。

 本件は、警察が、所持していた身分証について身元を確認することを怠ったことで生じたのだろうと思います。
 マイナンバーカードですと顔写真が載っていますから、これと本人を確認すれば気づきそうなものですが、この点はどうだったのだろうかと思います。
 また、私がこれまで担当してきた事件では、警察において、窃盗に至るまでの周辺事情を確認するべく、例えば親などから事情聴取を行うことが多く見受けられていたと思うのですが、こういった捜査はしなかったのだろうかというようにも思いました。
 いずれにせよ、大変残念ながら、もっとも基本的な犯人が誰かという点について捜査が怠られていたということなのでしょう。

 この事件でもおそらく捜査段階で少女本人の供述調書が作成されていたと思うのですが、その際には偽名で署名されていたのでしょうか。
 また、初めに作成される供述調書は、一般的に出生から現在までの身上経歴について作成されることが多いですが、この内容については適当なものが作成されたのでしょうか。卒業した学校名等も記載されることが多いのですが、この辺りはどうなっていたのでしょうか。
 少し考えると、本件が他者を偽っていたのではと気づきそうな場面が色々とあるように思ったのですが、捜査機関側はこうした機会でもそういったことに思い至らなかったのだろうと思いました。

 そして、今回は公訴棄却という結論になりました。
 これは、少年事件は全件家裁送致しなければならないという少年法の規定に違反するため、検察官の起訴が違法であるということで、手続を打ち切る判断です。
 公訴棄却は当然滅多にあることではないのですが、司法試験の勉強の時にはよくお目にかかるものの実務に入るとあまり見ないものですから、こういう事例を久々に目にすると勉強になると思いました。


 今日の阪神ですが、結果としては勝てたものの、正直言って不満もある試合でした。

 まず、先発の村上さんは7回まで完全試合の投球をしていたものの、代打が出されて交代させられてしまいました。
 この交代の判断が間違いだったかですが、結果から見れば、中継ぎ登板した石井さんがホームランを打たれてすぐに完全試合が途切れてしまって同点になったことを考えると、間違いだったのだろうと思います。
 ここまで村上さんがいい投球して流れが来ていたにもかかわらず、投手を交代して一発を食らってしまって流れが途切れてしまいましたから、このような采配は結果的に誤りでしょう。
 しかも、7回時点で84球ですからまだ投げられたでしょうし、ここまで完全試合ペースで来ていた以上は投げさせてあげてほしいという人情もありましたので、その点からも交代についてはどうかというようにも思いました。
 ただ、この時点までで阪神は1点しかとれておらず、このような展開で村上さんの登板を継続させないことを選択したことは理解できなくはないかとも思えました。

 その後、同点にされてしまったところで、どうしても勝たねばならない展開になってしまい、阪神は無意味にリリーフを大量につぎ込みました。
 結果的に勝てたからよかったですが、阪神としては今日の試合で失ったものは多かったのではと思っています。

 守備については、佐藤さんのエラーで、湯浅さんが無用に苦しむことになったのは問題でしょう。
 要所要所で佐藤さんの守備は少し不安を感じてしまいます。

 打線の方は、もう少し活躍してくれないものかともどかしく思います。
 このところ打線が低迷気味ですが、これだけ投手陣が頑張ってくれているのですから、もう少し結果を出してもらえないかと思うばかりです。
 打線がよくないからこそ村上さんを途中で交代させたというようにも考えられますので、打線は水物とはいえ、もっと結果を出してもらいたいです。

 いずれにせよ、今日も試合は采配ミスゆえに無用に苦しみ、かつ村上さんの記録を帳消しにしてしまったということで、勝てはしたもののフラストレーションの溜まる試合だったと思います。
 岡田監督の一次政権時は中継ぎ投手陣を酷使した問題がありましたが、今日の展開を見るにそうならざるを得ない傾向を感じ取れたので、この点については猛省していただき、明日以降に取り組んでもらいたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
 こんばんは。


 アスレチックスさんに在籍する藤浪さんですが、今朝2度目の先発登板をしました。
 結果としては、4回1/3を投げて3安打5失点5四死球で降板しました。
 2敗目を喫し、防御率は17.55になったということでした。

 今日の登板では、3回までは万全な投球だったものの、4回に先頭打者を四球で出塁させるとタイムリーヒットを打たれて失点してしまいました。
 続いて5回は、先頭打者に死球を与え、その後2連続で四球を出し、満塁からタイムリーツーベースを打たれて降板となりました。

 今日の登板を見ていて、残念ながら前回とさして変わらないと思いました。
 早い回では全力投球で抑えるものの、2巡目に至ったところで見切られ始めて走者を背負ってから崩れ、その後立て直せなかったという展開でした。
 先日登板した千賀さんも、一時期崩れる場面がありましたが、そこから立て直してきちんと勝利を得られたことと比べると好対照だったというべきでしょう。
 結局、藤浪さんのいつもの問題は、崩れてしまったところからいかに立て直すかということだと思うのですが、これを前回と今回の登板では克服できなかったということだと思います。

 ある方の分析では、藤浪さんは早い回に全力投球をしすぎて、早い段階で力尽きてしまい、その疲れが影響してフォームがバラバラになって制球が利かなくなるという話がありました。
 この分析が正しければ、藤浪さんの問題はメンタルと言うよりはスタミナ、フォームを固めるという大変基本的な問題だと思いますが、実際どうなのでしょうか。
 もしもこの分析が正しい場合、スタミナの問題が根源にある以上、先発は難しいのではないかと思いました。

 この分析の問題は別としても、私としてはやはり藤浪さんは中継ぎ起用が最も能力を生かせるのではないかと思います。
 というのも、最も先発投手に求められる要素は安定感であるところ、残念ながら今の藤浪さんに安定感を求めることが難しいからです。
 制球を乱したとしても、投げる中できちんと修正できるのであれば先発でもいいと思うのですが、少なくともオープン戦からこれまで見てきたところではその点は難しそうに思いました。
 藤浪さんの球が全く通用しない訳ではないので、制球が崩れていないのであればむしろ投げさせたいところではありますが、先発であれば崩れたときに代えるのは躊躇いがありますから、その点から見て中継ぎの方が適性があると思います。
 特に、今日の2回までの全力投球を見ると、中継ぎで短いイニングを全力で投げる方が成績を残せるのではというように思うのです。

 アスレチックスさんが藤浪さんの起用方法をどのように考えるのかはわかりませんが、仮に先発として試すとしてもあと1,2試合が限界でしょう。
 そして、それらの試合で今日と同じ展開に陥ってしまうのであれば、もはや先発としての芽はなくなってしまうように思います。
 藤浪さんとしては何とか結果を出すべく必死の投球を見せてくれるのでしょうから、次の登板にも期待したいと思います。


 金曜から阪神はヤクルトさんと3連戦を迎えましたが、結果は1勝1敗1分という完全に五分な試合でした。
 しかも、内容は双方貧打で勝ちきれないという、何ともしょっぱい展開だったと思います。
 打線は水物ですから、両チームともどこかで打線が復調することになるのだろうとは思うのですが、それでも今日の試合など現地に見に行ったファンは大変残念に思うことでしょう。
 もしも初めて野球を見に行った人が見た試合がこれだったら、当面野球は生で観戦しなくてもいいと思うような試合だったと思いますし、結構なファン泣かせの試合だったのではと思いました。

 今日の試合の収穫は、才木さんの球がよかったこと、そしてヤクルトさんと引けを取らない程度の強さと確認できたことでしょう。
 とりあえず、こんな試合もあるということで納得することにします。

 次のカードは読売と東京ドームで対戦です。
 正直言って今の読売は調子がよくないので、可能であれば停滞気味の打線がここで多少復調してくれればとは思いますが、そんなに甘い相手ではないでしょう。
 今日フラストレーションを溜めた分、次の試合では楽しませてもらいたいと思います。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:23
2023.04.06 Thursday
 こんばんは。


 今日の阪神は広島さんとの対戦でしたが、結果は6回途中で降雨コールド負けを喫しました。

 今日の試合を振り返るに、先発西純さんがよくなかったことが挙げられると思います。
 雨でうまく投げづらかったのか、初回に先制タイムリーを打たれただけでなく、4回にはホームランも打たれてしまいました。
 いつもの西さんだったらこの2本は打たれていなかったろうとは思いますので、調子がよくなかったのだろうとは思うものの、それでもそれが野球というものだろうとも思います。

 打つ方も、チャンスでタイムリーが出ませんでした。
 佐藤さんがチャンスで凡打をするなど、問題もありましたが、むしろこれまでができすぎていたというようにも思いました。

 阪神全体の様子を振り返れば、おそらく9回までゲームができていたとしても点を取れていたのか微妙な試合だったように思われ、可能であれば2回くらいの大雨になったときに中止にしてくれればよかったのにとは思いました。
 しかし、これが野球だと思いますし、こういう試合も年間通じてあることを受け入れないといけないということかと思います。
 むしろ、今日のようなチーム全般が停滞した試合を長く続けずに済み、中継ぎ投手陣を温存できたことが非常によいことだったというように思うことにしたいと思います。

 阪神は、これが今季の初敗北だったのですが、岡田監督も言っていたとおり、いつかは負けるものですし、調子の良し悪しで出来が変わってくることも当然ですから、今日のような出来の試合もあるということだと思います。
 一方で、広島さんは遂に今季初勝利を挙げ、新井監督の笑顔が見られました。
 新井さんは大変つらい思いをしていたことでしょうから、阪神が負けたにもかかわらずこういうことを言うのはよくないかもしれないものの、新井さんが喜んでいる様子を見られてよかったという気持ちもありました。

 明日からはホーム甲子園でヤクルトさんを迎え撃ちます。
 ヤクルトさんは今季も強いですから、果たしてどのような試合になるのか楽しみです。
 ヤクルトさんも今日敗戦して開幕からの連勝が止まりましたが、お互い勢いが止められたところでどのように流れを持ってこられるのか、見せてもらおうかと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 23:44
 こんばんは。


 阪神は、今日は開幕4戦目で広島さんとの対戦でしたが、見事に勝利を収めました。

 今日の試合を振り返るに、まず森下さんの活躍が挙げられると思います。
 森下さんは、2回に先制となる犠牲フライを打つと、4回はタイムリーツーベースを打ちました。
 森下さんについては、オープン戦から打撃は好調でしたが、シーズンに入り一軍投手から厳しい攻めを受けたら不振に陥るのかと不安に思っていたものの、ひとまず現時点では十分すぎる活躍をしてくれています。
 今日のタイムリーは3試合連続ですから、阪神がこれまで求めていたのになかなか得られなかった勝負どころで打点をとってくれる決定力のある打者になってくれるのかもしれないと期待しています。

 先発の西さんは、6回0/3で4安打3失点でした。
 先発投手としての仕事は果たしたとは思いますが、かつてエースと呼ばれた西さんに対してはもう一段上の活躍を期待しているので、今日の仕事ぶりについてはもう少し頑張れたのではという気がしてしまいました。
 特に、6回は、佐藤さんのエラーで出塁からホームランを打たれたという展開で、その後の回に嫌な流れを作ってしまったわけで、結果的に勝ったからよかったものの、あの一発は問題だったと思いました。

 その後、8回に犠牲フライで同点に追いつかれまして、正直言って、6回からの嫌な流れをひきづって遂に追いつかれたものですから、展開的には負けもあり得ると覚悟していました。しかも、この悪い流れの発端はエラーであり、こういうミスから始まる悪い流れは負けを呼び込むというこれまでの経験則から、非常に不安に思っていました。
 そこから、9回の大山さんの決勝タイムリー、そして湯浅さんが抑えできっちりと締める展開になったのですから、今日は負けを覚悟した中で勝ちを拾えたという印象でした。

 大山さんについては、オープン戦時の不振が嘘のように、まさに4番というべき活躍をしてくれています。
 オープン戦の際にはスタメン出場をどうしようかという議論も見受けられましたが、大山さんは不振時と活躍時が両極端な選手であり、シーズンを通してトータルで見て活躍しているかどうかを判断できる選手であるだけに、個人的には数ヶ月は様子を見てほしいと思っていました。
 そうしたところで今日のような勝負どころできちんと結果を出す活躍をしてくれたわけですから、大山さんはやはり今後も主砲として期待すべきだと思っています。

 守備面を見れば、ショートの小幡さんがいい守備を見せてくれまして、こういういい守備を見せてくれると試合が引き締まると思いました。

 一方、広島さんは、9回の走塁アウトからの敗戦となり、正直言って野球が雑な部分があったように思いました。
 せっかく8回まではいい流れで来ていたものですから、いくら大山さんのホームランで流れができてしまったとはいえ、ああいうプレーをしてしまうのはもったいないと思います。
 新井さんは選手自体から大変好きな人ですから、そんな新井さんがつらそうな顔をしているのはこちらもつらい気持ちになってしまいますが、そうであればこそああいう雑なプレーについてはもう少し引き締めるようにしてもらえたらと思います。

 阪神はこれで開幕4連勝となりました。
 去年は開幕大連敗をしましたので、それと比べるとまさに雲泥の差というべきでしょう。
 今の阪神は、勝負どころで打てるのがやはり大きいと思います。
 また、今日の佐藤さんのエラーはありましたが、守備面においてミスが少なくなったこともいい流れを呼び込める契機があると思います。
 展開を見れば、阪神が楽に勝たせてもらえたという試合は少なく、どちらかというと相手にも転がりかねない勝敗をつなぎ止めてここまで来ているという印象です。
 それゆえに、相手が弱いというよりも、阪神が一つ一つをよく拾って勝っているというように思われ、こういう丁寧な野球ができているうちは負け始めても大連敗はしないのではと思っています。
 どこかで悪い流れがやってきてなかなか打てない、勝てないという日が来るのだろうとは予想するものの、とりあえず勝てるときに勝つというのは大事だと改めて思いました。

 明日の先発は、ソフトバンクさんからやってきた大竹さんが登板します。
 現役ドラフトでやってきた大竹さんがどのくらい活躍してくれるのか、大変楽しみにしたいと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:43
 こんばんは。


 今日藤浪さんがメジャーで初マウンドに上がりました。
 結果は、3回途中で5安打8失点と残念な結果に終わりました。

 二回までは完全な投球だったのですが、3回に入った途端に四球で走者を背負って大谷さんを含む打者にタイムリーを打たれてノックアウトということになりました。
 藤浪さん自身は、考えすぎて変化球中心になってしまった、もう少しまっすぐで押せたらと話していたそうです。
 今日は55球で降板となり、防御率は30.86になってしまったということでした。

 今日の登板を見て、はっきり言って日本にいたときによく見た光景が再現されたと思いました。
 藤浪さんは、調子のいいときは手が付けられない投球をするのですが、一旦崩れるきっかけができてからは回の途中で立ち直ることがなかなかできずに制球難で自滅してしまうというものです。
 今回は、打者が一巡したところで大方藤浪さんの制球について理解されてしまったのではないかと思いました。
 また、藤浪さんの制球難は走者を背負ったときに出てくることが多く見受けられますが、3回は先頭打者を四球で出してしまったことが制球に影響を及ぼしたのかもしれません。

 アスレチックスさんのチーム状況にもよりますが、一度藤浪さんを先発として起用する方針としたのであれば、先発登板はあと2回くらいは試してほしいとは思います。
 ですが、今日のように制球が崩れ始めたところから回の途中で立て直しができないのであれば、先発のような長いイニングを任せる箇所を担当させることは抵抗があります。

 私はもともと昨季から藤浪さんの適性は中継ぎだと思っていました。
 というのも、藤浪さんの調子のよいときは手が付けられない素晴らしい投球をするものの、何かのきっかけで崩れだしたら自ら立て直すことがなかなかできず、そのまま自滅して終わってしまうことが多かったからです。
 もしも崩れても立て直せるのであれば先発でもいいのですが、先発投手は途中交代させることは試合展開に大きく支障を来すので、調子が悪いときに柔軟に交代できる中継ぎが藤浪さんをもっとも生かせるのではと思います。
 これまでのオープン戦だけでなく今日の登板を見たところでもこの傾向が変わらないように思われるので、やはり藤浪さんは中継ぎ起用に変更すべきではと思った次第です。

 残念ながら、この傾向は阪神時代に何年も克服を試みたものの、結局改善されませんでした。
 このところの阪神は投手育成に定評がありますが、その阪神でも改善されなかったのであれば、藤浪さんとしてはこの傾向を受け入れて付き合っていくしかないと思います。
 私は藤浪さんの成功を心から願っているものの、今のままでは今日と同じような展開をまた見ることになってしまうと思います。
 そのため、私としては、なるべく早期に起用方法の見直しをしてもらいたいと思う次第です。


 今季の野球が始まりましたが、阪神は3連勝というこれ以上ない素晴らしいスタートを切れました。
 去年は大連敗でスタートしただけに、今季はそれが嘘のように3連勝で始まりましたから、これだけで今季はなんて素晴らしい年なのだろうと思ってしまいます。
 初戦で湯浅さんがピンチを招いたときは昨季の大連敗のきっかけとなった9回の逆転を思い出しましたので、あそこで勝つことは至上命題だったわけですが、そこをきちんと勝ってくれてからこそ波に乗れたのかもしれません。

 今季は、オープン戦の打撃不振は何だったのかと思えるくらいシーズンが始まってから打つようになりました。
 これはスタメンで出場した選手だけでなく、代打で出た原口さんや糸原さんも活躍しているということで、いい循環があると思います。

 また、守備、特に二遊間が堅いのが特徴的だと思います。
 昨季が昨季だけに、守備がいいというのはやはり勝利にとって重要だと改めて認識させられます。

 気になる点は岩崎さんが3連投など、中継ぎ投手陣が多く投げる傾向が見受けられることでしょうか。
 岡田監督の中継ぎ起用といえば、久保田さんの連投を思い出しますが、岩崎さんが多投する様子を見るとついあの時のことを思い出してしまいます。
 まだシーズンは始まったばかりですから、勝つことは重要だとしても、息切れしないように注意はしてもらいたいものです。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 20:05
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