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2020.10.29 Thursday
 こんばんは。


 今日のニュースとしては、俳優の伊藤健太郎さんがひき逃げと過失運転致傷罪で逮捕されたというものが飛び込んできました。

 色々とニュースを見ている限り、どうやら伊藤さんは、車を運転していたところで2人乗りのバイクと接触して横転させたものの、そのまま走行して現場から離れてしまったというもののようです。
 バイクに乗車していた方のうちお一人が足を骨折する重傷というようです。

 まずは、怪我を負われた方においては、一日も早く回復されることを願うばかりです。

 その上で、逮捕されたことについてはやむを得ないと思います。
 逮捕は、証拠隠滅や逃亡のおそれがある場合になされるものですが、本件はひき逃げといういわば犯罪行為自体が証拠隠滅と逃亡の要素を含んでいるものですから、著名な芸能人であるがために逃亡のおそれが一般の方より低いとしてもやはり逮捕はやむを得ないのだろうと思います。

 その上で、逮捕後、捜査のための身柄拘束手続である勾留というものがありますが、こちらについては明日以降問題になるものの、裁判所が認めない可能性は十分にあると思います。
 というのも、勾留の要件も証拠隠滅、逃亡のおそれがないことですが、証拠については物証たる車、近隣の車両のドライブレコーダーや防犯カメラの映像等も既に収集済みと思いますし、著名な方だけに逃亡のおそれも低いと考えられるからです。

 処分の見込みとしては、怪我の程度、示談の進捗状況によって変わってくるように思います。
 そのため、外野の者たちが知り得ない事情だけに正確な見込みは立てられないと思うものの、任意保険に加入していれば少なくとも起訴されたとしてもいきなり刑務所に行くということはあり得ないと思います。
 それでも、ひき逃げというのはやはり態様としては悪質というほかないと思います。
 気が動転していたためにそうしてしまったという考えは理解できなくはないものの、事故は過失としてもひき逃げは故意犯ですから、やはり非難の程度は大きく違うといわざるを得ないでしょう。

 伊藤さんについては、最近では今日から俺は!!という作品で主役の一人を演じていたので、よく覚えています。
 原作の漫画は昔から好きだったので、映画も見に行かせてもらいまして、次回作が楽しみになる出来だったと思っています。
 それだけに、今回の件は大変残念だと思います。ただの事故であれば早期の復帰もあり得たかもしれないものの、ひき逃げは悪質さの程度が違いますし、復帰にも相応の高いハードルがあるのではと思います。
 今は復帰を考える時期ではなく、まずは被害者への償いの時期だと思いますので、その点を十分に行っていただきたいと思います。


 今日の阪神ですが、西さんが先発でも、中日さんの先発が大野さんだっただけに勝つのは難しいと思っていました。
 しかし、結果を見れば、西さんが9回6安打1失点の完投で、一方の大野さんから3点も奪って勝利しました。
 西さんは、制球力が抜群で、かつフィールディングもよく、今日の勝利はまさに西さんのおかげというほかないと思います。
 ただ勝てただけでなく、完投してくれたおかげで中継ぎ投手も休ませられましたし、本当にありがたい存在です。

 気になっているのは、大山さんがホームランを打てていないことでしょうか。
 去年までの阪神を考えれば、ホームランを打つことを当然のように願うことは贅沢ではありますが、それでもホームラン王がかかっているところでピタリとホームランが止まってしまっていることは大変気がかりです。
 明日からは阪神の実質ホームこと横浜スタジアムですから、そこでいかにホームランを打てるかでホームラン王になれるかどうかがおおよそ決まると思うのですが、この機会をなんとか生かしてもらいたいものです。

 阪神のこのところの立て続けの勝利のおかげで、ついに2位まで上昇しました。
 これだけ勝ちすぎるのは阪神らしくなく、近々また負けが込むのではと思ってしまうわけですが、それでもやはり2位はキープしてもらいたいところではあります。
 ただ、もはや日本シリーズ進出ができないのであれば、いっそのこと藤川さんのセーブのために多少工夫してあげてもという気持ちもあります。この辺りは複雑です。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:22
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 今日はドラフト会議が行われました。
 昨日阪神は1位指名で競合した場合、パリーグ球団に持って行かれてしまうことが多かったことから、敢えて名前の挙がらない逸材を指名するのはどうかと述べていたものの、そのような弱気な発言などどこ吹く風ということで、最終的に4球団競合の佐藤さんとの交渉権を阪神が引き当てました。
 いろいろな予想でも阪神は佐藤さん1位指名という情報が多かった訳ですから、これが意外だとはいうつもりもありませんが、それでも引き当てたことは意外というほかありません。
 佐藤さんは、走攻守のある打者で、特に打力については抜きん出た才能を持っていると思いますから、この数年打撃が課題だった阪神にとってはほしかった選手だということは間違いないでしょう。
 阪神では、当面大山さんが打線の中心に座ることになると思いますが、大山さんの守備位置がサードであることからそれと被らない選手が望まれていたところでした。
 佐藤さんの守備位置は、サードのほかファーストと外野ですから、守備位置との兼ね合いでもまさに理想的というべきでしょう。
 おそらく今後も阪神は外国人助っ人を1名は打線に組み込むのでしょうが、そうするとファーストは埋まるでしょうし、その意味でも外野はドンピシャ当たったという印象です。
 動画を見る限り、飛ばす力に申し分はないものの、変化球への対応は課題かもしれませが、それはこれから身につければいいとも思います。
 できればヤクルトさんの村上さんのような期待できる選手になっていってくれることを強く希望するばかりです。

 そのほか、制球力ある左腕投手伊藤さんを2位指名、強肩の捕手榮枝さんを4位で獲得できたことはよかったと思うのですが、個人的には村上さんほどの選手を5位で獲得できたことです。
 この逸材が5位になってしまったのは怪我があったからかと思いますが、話によれば怪我というのも肩や肘ではなく肉離れのようですから今後後遺症なく治る見込みは十分あると思いますし、本来5位という順位で獲得できる選手ではないことも考えるととてもよかったと思っています。

 今季のドラフトを振り返ると、素材型というよりは即戦力型だったと思います。
 そして、佐藤さんを1位で引き当てたことで、即戦力型としてはかなりの程度成功だったと思われ、期待と概ね一致する活躍をしてくれるのであれば少なくとも来季のドラフトは素材型を主に獲得するという展開でもよいとすら考えてもよいレベルのものであったと考えています。
 欲を言えば牧さんや小深田さんを獲得できればいうことはなかったですが、そこまでいうのは贅沢ですから、トータルでいえば90点は付けてもいいくらいの出来だったのではないかと思っています。

 とはいえ、実際に活躍できるかどうかは今後の話ですから、今日のドラフトが成功だったのかどうかは数年たたないとわからないものなので、願わくば10年後に半分の選手が活躍してくれているととてもうれしい限りです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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 プロ野球のドラフト会議が明日に迫りましたが、阪神矢野監督は、1位指名選手についてまだ現時点では未定と話したということでした。

 今年のドラフト会議は、甲子園などのイベントが催されていない関係から、まさにスカウトの能力が大きく左右すると思われますが、その中でも阪神が1位指名すると名前がよく挙がっているのは近畿大学の佐藤さんです。
 佐藤さんは、大変魅力的な打者であり、オリックスさん、ソフトバンクさん、読売の3球団が1位指名を公表しています。

 打線では大山さんが徐々に育っているところではありますが、それでも中軸を外国人助っ人に頼らざるを得ない現状では、中軸になり得る打者を育成することが今後のチーム運営にとって非常に重要であることはいうまでもありません。
 その意味では、佐藤さんが獲得できれば申し分ないわけですが、問題はくじ運でしょう。
 阪神といえば、競合した選手を獲得できた最新の記憶は藤浪さんまで遡るように思われ、あまりくじ運がいい方ではないように思います。
 これは阪神だけに止まらず、パリーグ側に有力選手が多く行ってしまう傾向があるように思われます。
 そう考えると、パリーグ球団と競合することが見込まれることはあまり具合がいいこととではないと思われ、競合を避けて獲得可能性の高い選手を獲得してくれた方がいいようにも思われます。

 そうなると、早川さん、元山さん、牧さん、栗林さん、伊藤さんなどが有力候補に挙がるように思われますが、個人的にはこれまで報道であまり出ないような選手を指名してくれた方が活躍しそうな気がしてなりません。
 あの大山さんの時を振り返ると、皆が佐々木さんを指名すると信じて疑わない中で、大山さんの名前が呼ばれたときに誰なのかということから話題に出ましたが、その後中軸を担いうる打者になりつつあることは周知の通りかと思います。

 結局素人がいくら予想したとしてもすべての素材を見比べているわけでもなく、それを見極められる目があるわけでもないですから、プロのスカウトが比較して判断した選手が活躍する可能性が高いということなのでしょう。
 私としては、あの大山さんのショックをもう一度味わいたいと思いますので、明日の1位は名前が挙がっていない逸材を指名してくれたりすると楽しいのではと想像したりしています。


 今日の阪神ですが、秋山さんの6安打2失点の完投で勝利しました。
 正直言って、丸さんのホームランについては余計だったといわざるを得ないと思いましたが、それを除けば素晴らしい投球だったろうと思っています。

 個人的には、大山さんと岡本さんのホームラン競争に関心があったのですが、両者とも東京ドームで打たないとなると、今後ホームランがどこででるものかと不安になります。
 また、丸さんに今日打たれたことで、ここから追いついてこられてしまうのではないかという気持ちにもなりますし、大山さんについてはもう少し打てないものかと贅沢ながら思ってしまいます。
 一昔前までは阪神の選手がホームランなど贅沢をいうこともあれだったのですが、あと4本で生え抜き選手としては久しぶりの30本に達するわけですから、なんとかそこまで行ってくれないものかと切に願う次第です。

 このカードを振り返ると、初戦の西さんで落としたものの、2戦目の高橋さん、3戦目の秋山さんをとりまして、正直言って意外だったと思っています。
 今季の読売との相性の悪さを考慮すれば、私は西さんは勝って、ほかもう1勝できればと思っていたのですが、大変失礼ながらまさか西さんで負けて他の投手で連勝するとは思っていませんでした。
 とはいえ、西さんの試合は、マルテさんがエラーをしまくっていたことを思い出すと、気の毒だったといわざるを得ません。
 マルテさんの打撃は頼れると思うものの、あの守備ではどこまで今後期待したらいいのか、何とも言いがたい気がします。
 球団としては、マルテさんの打撃は買っているものの、怪我しやすさ、守備についても厳しく見るでしょうし、契約継続は五分五分なのでしょうか。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | -  | - | 21:43
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 野球シーズンも終盤に入り、そろそろ来季の戦力構想に関する話がちらほら出てきております。
 そんな中で、阪神については、福留さんと能見さんについて退団するという報道があったので、取り上げてみました。

 両選手とも、活躍を期待されていたものの、今季は思うように活躍できていませんでした。
 福留さんは、昨季はほどほどに活躍されていたと思いましたが、今季は主に代打での出番であったものの、今は2軍におります。
 能見さんについては、数年前は中継ぎの柱として戦力となっていましたが、昨季今季とかなり苦戦しておりました。

 どうも報道を見ている限り、両選手とも、昨季の鳥谷さんのように、引退ではなく、他球団に活躍の道を模索する方針だということです。
 個人的には、これだけの選手であっただけに、阪神で現役生活を終えていただけるようにしてほしかったと思いますし、鳥谷さんの時も感じましたがそれができなかったことは大変残念に思います。

 福留さんについては、選手としての力を期待する球団もあろうかと思いますが、むしろ期待されているのは後輩に対する指導力であると思います。
 阪神でも、気の緩んだ若手に福留さんが指導したり、打撃に困った選手の相談に乗っていたりする光景をよく目にしていましたし、ベテランが目を光らせてチームを引き締めたり、後輩を導いたりできるというのはバランスのとれたチームになるためには非常にありがたい存在だと思いました。
 特に、阪神は、気が緩みがちな部分が多く見られるので、福留さんのようなベテランの重しがこれまで機能していたことは間違いないでしょう。
 それだけに、先日のコロナ騒動の際、福留さんがルール違反の会食に参加していたことは大変残念でした。
 ある報道によれば、福留さんにコーチとしての要請はなかったそうですが、もしもこれが本当であればそれはこのコロナ騒動が影響しているのでしょうか、それとも外様であったという来歴が影響しているのでしょうか。
 個人的には、福留さんのような人がコーチとして残ってくれればどれだけ阪神に貢献してくれるのだろうと思わずにはいられません。

 能見さんについては、2000年代後半から阪神のエースとして開幕投手をつとめてくれました。
 これまで観戦した試合の中では、ローテの曜日の関係からか、能見さんが先発だった試合が非常に多く、よく球場にお目にかかっていました。
 きれいなフォームで投げる、安定感のある投手というような印象で見ていましたが、先発から中継ぎに転向してもよく機能してくれて、数年前は中継ぎの要の一人だったと記憶しています。
 それだけ愛着のある選手が阪神を去るというのは、純粋に寂しさと、時の流れの早さをしみじみと感じるものです。

 昨季の鳥谷さんといい、阪神では、貢献してくれたベテランが、阪神で現役を終えずに他球団での活躍を希望するというケースが多い印象です。
 コーチ兼選手という形でのオファーをしていたかどうかはわかりませんし、実際退団直前の成績が振るっていないことも事実ではありますが、これだけの貢献者に対して球団としてどのような態度で接してきたのかは気になるところです。
 もちろん、若手育成の問題がある中で、かつて成績のよかったベテランを無理に使うべきかといえば、むしろ将来を見越して若手を起用することを推奨したいと思います。それだけに、阪神球団が引退を勧めたりしたのだとすれば、それは必ずしも誤った判断だというようには思いません。
 ただ、引退という言葉は現役選手には想像以上に重く、その言葉を使う以前にどれだけ当該選手とコミュニケーションを図り、納得をシテもらえるような下地を作ってきたのか、そういった点に関し個人的には気になるところではあります。
 これだけ立て続けに続くとなると、他球団と比較して阪神特有の問題があるのではと勘ぐってしまうところですが、いずれにせよ選手は大事にしてもらいたいというようには思っています。


 今日の阪神ですが、残念ながら岩田さんで負けてしまったと思います。
 さすがに3回7安打6四死球6失点では、先発の役割を果たしたということは難しく、試合を壊してしまったというように評価せざるを得ません。
 今季なかなか活躍の場面がなく、苦しんでいるところかと思うのですが、なかなか厳しいという印象です。

 また、原口さんのホームランで1点差まで詰め寄ったにもかかわらず、岩貞さんが9回にスリーランを食らって試合が決まってしまいました。
 岩貞さんについては一発を食らう印象があり、短いイニングで登板するにしてもこれをもっと気をつけてくれないと信頼を得られづらくなってしまうように思いました。

 ボーアさんが登録抹消されましたが、これについて調整が理由なのか、それとも時期的に来季の戦力構想に入っているのか、気になるところです。
 ボーアさんについては、期待された活躍をしたということはできないと思うのですが、それでも甲子園であれだけホームランを打てる打者というのは役に立たないということはできないと思います。
 また、マルテさんは怪我しやすく、サンズさんは安定感が不足していることを考えると、ボーアさんの評価だけ低く考えるのもバランスを欠くとも思います。
 それだけに、未知数の外国人選手を連れてくるよりは、年俸については相談したいところではあるもののボーアさんと契約を継続した方がいいように思うのですが、どうなのでしょうか。

 来季の戦力構想を考えながらの起用が増えてくる時期かと思うのですが、最近上がってきている江越さんを一度試してほしいと思っています。
 江越さんは打率さえ上がればこれ以上の外野手はいないと思いますから、どこかでうまく試してくれるというのですが。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
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 先日東海大学野球部において大麻を使用していた部員が複数名いたということで、連帯責任としてチームが活動停止になったという報道がありました。

 この処分については、連帯責任について賛否があります。
 連帯責任賛成派は、
・複数人の部員が関与していた以上は部全体に影響がある可能性がある
・教育機関である大学である以上教育の一環としてやむを得ない
・連帯責任による抑止力の期待
・学生個人の名前を挙げて責任が報道されない以上は組織が責任を負うべき
等を理由として挙げています。
 一方、反対派は、
・問題の個人が責任を負うことは当然としても、連帯責任は真面目に頑張っている人の努力をふいにすることになり酷である
・プロですら連帯責任を負わせていないのだから、アマチュアに連帯責任は厳しすぎる
・他の部員に犯罪抑止を期待することがどこまでできるのか不明
等を理由として挙げています。

 私としては、どちらも相応も理解できる理由が挙がっていると思うので、この問題の当否を考えるとすればいずれが自身の価値観にあうかということになってしまうのではないかと思いました。
 ただ、価値観の問題は別としても、個人的に思うこととしては、ある程度の休止はすべきではないかと思いました。

 その理由としては、まず本件のように複数件の事件が発覚した場合、部全体への浸透の程度が不明であることから、少なくともその点について調査を終えてから活動を再開すべきであって、調査終了までは休止も致し方ないということが挙げられます。
 次に、仮に部を休止もしないとすれば、他者からは部の社会的責任を問う声が多く上がると思われ、それを回避するには一定の謹慎期間を設ける方が他の選手が活躍する環境を作る意味で合理的と考えたからです。
 このうち、後者の意見については、日本の中のこのような意見を持つ人がいることについて後れていると考える人もいるのかもしれませんが、それでもそういう人がいるがために真面目にやっている選手が批判される可能性があるならば、それらの選手を守る側面も考えるべきではないかと思います。
 ですから、私としては、部内の調査が終わって、その調査結果を公表できる状況まで至るまで部を休止し、公表して問題の残滓もない状態にした後で再開するというのはよいように思いました。
 こういった考え方は、真面目に頑張っている人の活動の機会を奪うことになるため、あまりよいものとは思えないかもしれないものの、現実的な落とし所としてはそんなところになってしまうのかなというように思います。

 この手の問題は、おそらく今後も出てくると思うのですが、個人的には各組織においてあり得べき問題については予め基準を決めておいた方がよいように思いました。
 そうであれば、組織側の対応も決めやすくなるでしょうし、一方で真面目に頑張っている選手も処遇の見込み等がわかりやすく見通しが立てやすくなるのではと思うからです。
 当面休止の見通しが立つことが果たしていいことかは何とも言いがたいですが、全く見通しが立たないよりは幾分かは活動がしやすくなるかもしれません。


 今日の阪神は、先発ガルシアさんが3回4失点ということで、序盤で試合の大半が決まってしまいました。
 打つ方も、大山さんやサンズさんが打つべきところで打てなかったと思います。サンズさんについては、少し休ませないと復調しないのではと思っています。

 振り返れば見所は藤川さんだけだというような気がしました。
 藤川さんについては、このくらいの投球ができるのであれば、250セーブまでなんとかできないものかと思うところもあります。
 せめて2位を維持してある程度余裕もあればよかったのですが、今の3位に甘んじるチーム状態ではそこまではできないかもしれず、ジレンマがあります。
 もう少し藤川さんの様子を見ながら、抑え起用ができるか見極めてほしいと思います。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
2020.10.19 Monday
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 今日の阪神ですが、ヤクルトさんと試合をしまして、引き分けで終わりました。

 正直言って、内容としては負けてもおかしくないものだったと思いましたが、ヤクルトさんもいまいちな感じというほかなく、今日の試合は引き分けになるべくしてなった引き分けというべき試合だったと思います。

 最近の阪神は、サンズさんの打撃が完全に湿ってしまっていて、大山さんが打たないと勝てません。
 近本さんは、好不調の差が激しく、今日もなかなか仕事をしてくれなかったと思います。いい当たりをすることがあっても、ことごとくとられてしまう運の悪さもあり、悪いときというのはそういうものなのかもしれないとも思います。
 糸原さんは、代打で唯一の得点を挙げてくれたものの、やはりスタメン出場だとなかなか厳しい体調なのかもしれません。

 投げる方ですが、藤浪さんが162キロを出しただけでなく出来も上々で、この点は非常に評価すべきことだと思います。
 長いイニングを投げたところで突然崩れて大量失点してしまうケースがままありましたが、1イニング限定で全力で飛ばすスタイルはもしかしたら想像以上に藤浪さんにあっているのかもしれません。
 2軍で調整させる話もあったものの、藤浪さんのレベルでは2軍は低すぎて調整にならず、一方で1軍では先発でなかなか機能がしづらかったという宙ぶらりん状態でしたから、こうして1軍のマウンドで活躍できる場面があるというのは個人的には非常にうれしいことです。
 藤浪さん自身は先発を希望しているのかもしれませんが、ひとまず当面中継ぎで実力を発揮しつつ、様子を見ながら先発にも挑戦する方が藤浪さんの生きる道や自信につながるだろうと思いました。

 とりあえず、この寒くなってきた中でしょっぱい試合だったように思われ、観客も盛り下がってしまうだろうというように思いました。
 今日は3000人台の観客入りだったそうですが、この原因は何も急に決まった試合だからというだけではないと思います。
 その原因としては、例えば今日の気候もあるでしょうし、また最近の阪神の調子、優勝戦線から遠ざかり3位争いをしているというところもやや関心を失ってしまった理由のように思います。
 こうしてみるとCSは想像以上に重要性があったのではないかとも思うのですが、かといって今のセリーグに読売と対等にやり合えるチームはなかなかいないかもしれません。
 今季でいえば、中日さんと広島さんは、短期決戦で読売を倒せる可能性があるかもしれませんが、阪神とヤクルトさんはなかなか難しいと思われ、仮にCSがあったとしてもそんな目で見てしまいそうです。
 せめて来年はもう少し読売と勝負になってもらわないと、今季と同じようなどっちらけになってしまいかねません。


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2020.10.12 Monday
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 今日の夕方、阪神の矢野監督が、夏場の広島遠征時に、球団で定めた上限を超える人数で選手などと会食したという一報が入ってきたので、取り上げてみました。

 第一報が入ってきてから、現在までで多くの報道がなされていることから、おそらく確度の高い情報ではないかと思います。
 報道によれば、捕手や若手野手などが含まれていたそうです。ただし、現時点では出席メンバーは明かされていないということです。
 阪神球団は、事前にこの会食について許可をしていたということで、ルール違反には当たらないそうです。
 許可の理由としては、その当時は比較的コロナ感染状況が落ち着いてきたいたことから、監督のチームマネジメントや選手強化に資するということだそうです。

 思えば、9月に遠征先で福留さんらが会食をしたとして制裁金の処罰を受けることになったということですが、その当時も矢野監督ははっきりと処罰について言及していなかったと思います。
 記事によれば、福留さんらの会食よりも矢野監督の会食の方が前だったわけですから、それについてはなかなかいえなかったとしてもそうなのだろうと思います。
 もしかしたら、福留さんらも、監督が会食をしているのであれば、規則も有名無実化しているのだから、ばれないように実行すれば問題ないという考えがあったのかもしれないとも思います。

 実際に球団が許可をしていたのかどうかはわかりませんし、おそらく今後もその点については追加の事情が出てくる可能性は低いのかもしれません。
 ただ、球団が事前に許可さえ出せば規則を超えた人数での会食も許されるということが、9月時点で各選手らにきちんと通知されていたのかという点は気になります。
 これがなされていれば、制裁金の対象である各選手らは当然事前許可を申請していたと思いますし、これらの選手らだけの制裁は不当ではないかというようにも思います。

 また、許可の基準についても、監督のチームマネジメントや選手強化に資するかどうかということであれば、基本的にあらゆる会食がこれに資するという理屈を述べることは可能だと思われ、規則はほとんど意味のないものになるのだろうと思いました。

 そう考えると、先日制裁金の対象となった選手たちのことを念頭に置くならば、事前許可制度があって、それを全選手に通知していたにもかかわらず、彼らがそれに従わずに事前許可を取らなかったことまで制裁金の理由になければならないと思います。
 この点について球団から説明がなされていませんが、これが説明されなければ矢野監督と会食参加者が処分対象から除かれることは均衡を失するように思います。

 個人的には、今報道に出ている会食だけが本当にすべてなのかと強く疑問に思っています。
 特に、阪神は、3月期の藤浪さんらの問題を始めとして、他球団と比較して非常にこの点に関する管理や意識が甘いと思われ、発覚した今回のものがすべてとは思いがたいのです。
 経済を回すという側面から見れば、どこまで神経質に行うべきなのかという見方は当然あると思います。
 ですが、一方で野球選手は子供たちから注目される存在で、ルール等を遵守しているかどうかの模範たるべき存在であり、その彼らがルールを蔑ろにしてしまえば模範たる存在として機能することもできないと思います。
 そういったことを考えると、今回のことは軽視することはできないと思いますし、個人的にはこれを契機にこれまでの動向を調査してほしいと思います。
 また、阪神球団のルールに対する甘すぎる姿勢を見るに、きちんとすべてのことの説明ができるまでは野球をせずに謹慎してもらいたいくらいです。

 正直言って、今年の阪神のコロナ対応に対する甘さ、藤浪さんらの件を含む説明のまずさを考えたときに、一度ならず数回問題になっていますから、スリーアウトということで今年は応援する気がかなり小さくなってしまいました。
 これで頑張っている大山さんや近本さんらを応援しないということはないものの、それでも阪神という球団の勝敗よりは一度膿を出してからでないと野球をしてほしくないと思っています。
 おそらくより悪い続報が出ない限り、明日以降も阪神は野球をするのだろうと思いますが、明日矢野監督はどのような姿勢で野球に取り組むのか、そういった点を気にすることになりそうです。


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 昨日はあまりにもよくなくて負けた阪神でしたが、今日はよいところがたくさん出てきて勝ちました。

 今日の勝利の立役者は、なんといっても完投した高橋さんでしょう。
 113球無四球14奪三振1失点というほぼ完璧に近い内容で勝利を飾れたのは、まさに将来のエースとして期待される存在としては十分すぎる成績だったと思います。
 今日の高橋さんについて驚くべきこととしては、これまで左の速球は出会ったにもかかわらず、今日は打って変わっての軟投派として投げきっており、誰かが井川さんの再来とか、左で投げる秋山さんという表現を使った点についてはまさに言い得て妙という感じがしました。
 どこで身につけたのか、非常に幅のある投球をしていたと思われ、それでも面白いくらいの空振りをとれる様は、相手打者にしてみると非常にやりづらい相手ではないでしょうか。
 今後どのようなスタイルで行くのかはわかりませんが、ただでさえ攻略が難しい逸材であるにもかかわらず、さらにいろいろなパターンが加わったとなれば、まさにエースに成長してくれるかと今後が大いに期待されます。

 また、打つ方は、大山さんが猛打賞だけでなくホームランを打ってくれました。
 大山さんは今後が期待される存在ではありましたが、今年に入って本当に長打力が増してきました。
 要求する点は多いのですが、それでもこれだけ活躍してくれるようになると、将来の主砲になってくれると期待せざるを得ません。
 これまでの阪神は、4番を外国人選手に頼っていましたが、もしもここで4番になり得る選手が育ってくれれば打線に軸が生まれますし、今後チーム運営がしやすくなることでしょう。

 近本さんも猛打賞を打ってくれまして、2年目のジンクスなど感じさせない活躍をしてくれています。

 一方北條さんは今日は5打数無安打ということで、物足りなさを感じるものの、皆が打てている試合で打てなくてもチャンスで打ってくれればいいですから、私はこれについてどうこう言いません。


 今日の試合で話題に上がっていたのは、8回の高橋さんの打撃です。
 阪神は、8回に5点差で勝っていた場面で打席には完投を目指す投手高橋さんが入ったわけですが、そこでヒッティングにいかせた采配について解説の岡田さんがもの申していたというものでした。
 高橋さんはきちんと振りに行っただけでなく、塁に出た後は走者として全力疾走で3塁を目指しておりました。
 これは野球選手としては褒められるべき態度ではありますが、一方で打席や走塁で怪我をしたりスタミナを使い果たしてしまって投球に影響が出たりする危険な行為だと思います。
 しかも、点差を見れば、高橋さんがリスクを冒さずとも勝てる可能性が高いわけで、そこでそのリスクをとる意味があるのかと考える岡田さんの考えは非常に合理的だと思います。

 個人的には岡田さんの考えを支持したいところです。
 確かに、結果的に高橋さんは9回を完璧な投球で乗り切りましたが、それは結果の話であり、勝利のためや選手生命を考えたときにリスクを冒すべき場面とそうでない場面については切り分けて考えるべきではと思いました。
 一観客として球場で見ていたとすれば、手抜きの打席を見せられたら残念に思う可能性は高いと思うものの、これで調子を崩して9回に交代するなどとなればより残念に思うと思いました。
 首脳陣はどういった意図で高橋さんにヒッティングの選択をさせたのかはわかりません。観客に見せるためには全力プレーをすべきと考えたのであれば、それを責められないかもしれませんが、それでもマネジメントはもう少し考えてほしいとも思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:58
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 今日の阪神は、読売とのカードの3戦目を迎えましたが、残念ながらいいところがありませんでした。

 まず、攻撃の方ですが、度重なるチャンスを生かせませんでした。
 初回の1アウト2,3塁のチャンスでは、サンズさんがフライ、大山さんが四球で満塁になった後でボーアさんがゴロで点が入りませんでした。
 3回ノーアウト満塁の場面では、大山さんが押し出しで1点を挙げたものの、ボーアさんが空振り三振、原口さんがフライ、小幡さんが空振り三振と凡退しました。
 5回1アウト満塁の場面も、原口さんがフライ、小幡さんがゴロで終わり、再三のチャンスをすべて潰してしまいました。
 特に、3回は、押し出しで点が入って流れが阪神に来ていたはずなのですが、続く打者が3人連続でこれではどうしようもありません。

 次に、投手ですが、藤浪さんが回跨ぎで登場して3失点してしまいました。
 率直に、藤浪さんを回跨ぎさせた首脳陣の采配ミスであると思っているので、今日の藤浪さんに対して特に何か言うことはありません。
 藤浪さんは中継ぎで登場するようになってから、制球難は見受けられるものの、速球を見ている限りでは比較的のびのびとできていると思いますので、今後も少しずつ実績を積み重ねて取り戻してもらいたいと心から願います。

 また、久々の登板の横山さんは四球の後にホームランを打たれてしまいましたが、個人的にはもう少し様子を見てみたいと思っています。
 というのも、ホームランを打たれた後は、ヒットは一本打たれたものの、3人をアウトに斬ってとれたというところで、久々の1軍マウンドでどれだけ通用するのかをもう少し見極める必要があると思ったからです。
 というか、現在の阪神の台所事情では、横山さんを起用しないとなればかなり苦しくなると思いますから、次回登板もよほどだめだということでない限りはまた登板が見られるのではないかと思います。

 ちなみに、先発秋山さんについては、5回4安打2失点と悪いというほどではなく、これで負け投手になってしまうのはかわいそうです。
 打撃もよくやっていましたから、次回が期待されると素直に思っています。

 守備については、近本さんの後逸だけでなく、小幡さんの守備位置の悪さから進塁を許すシーンがあるなど、正直言って見ていられないレベルのものがちらほら見受けられた印象です。

 そして、絶不調のサンズさんは死球を受けて途中交代することとなりましたが、具合が悪くないことを願うしかありません。

 そんな中で、代わりとなり得るマルテさんは、これまで痛めたふくらはぎに症状があるということで、今日は出場を取りやめたということで、今季のマルテさんはおそらく活躍の場面がないのだろうと思われます。
 というか、マルテさんの怪我の状況ですが、同じ場所に何度も症状が出ており、かつシーズン通して出場が危ぶまれているとなると、契約が続くことも難しくなってきているのではない過渡すら思われます。

 加えて、コロナ感染、濃厚接触組の選手たちは、引き続き保健所等と相談の上で今後の対応を決めるということで、どうなるのか見込みがわかりません。

 このように、阪神はすべての面においてよくない状況で負けてしまっただけでなく、選手を取り巻く状況もよくありません。
 秋山さんや北條さんなど頑張っている選手がいることは知っていますが、それでもこのままでは報われず、何とも困った状態といわざるを得ないと思います。
 読売とは13.5差と絶望的なゲーム差が開いてしまっており、もはや逆転優勝は念頭に置かれていないかとは思うのですが、それどころかこの状態では2位の維持も危うくなってしまうかもしれません。
 何とも閉塞的な状態だといわざるを得ませんが、こんな時だからこそいつも通りの目の前のやるべきことをやるということをしっかりと頭に置いて対応してもらいたいものです。
 ファンとしては、こういった状況の時にどう立ち直るのか、それを見ていきたいと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:53
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