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 先日施工不良物件が大量に発覚したレオパレス21さんですが,今日の記事では施工不良物件の外壁の改修工事を回避する方向で検討しているというニュースがあったので,取り上げてみました。

 レオパレス物件中925棟において,外壁の内側に金属製の部材を設置する施工方法を採らず,発泡ウレタンを使ったため,耐火や防火に関する国の認定に合わない不備が発覚しました。
 これらについて,レオパレスさんは安全性は確保されているとして,工事をせずに認定を取得する方向で考えているということでした。
 国の基準としては,耐火や防火試験の結果などを踏まえて申請内容に問題がなければ認定を出すものだということでした。

 おそらくは認定を受けられれば一応行政との関係はクリアできるというのがレオパレスさんの考えだろうと思うのですが,私は根本的な問題はその点ではないと思いました。

 先日の報道で,レオパレスさんの物件は安全性に問題があると世間で認知されてしまい,数多くの物件について世間で不安視されています。
 中には法人が行っていた契約も終了した物件もそれなりにあるそうで,この問題はかなり尾を引きそうだと思います。
 レオパレス物件のようないわゆるサブリース型の契約の場合,ひとまず不動産所有者にはレオパレスさんから賃料が入るわけですが,過去に別のサブリース型契約においてあったように,賃料収入が減少することによって賃料減額請求を行う等の対応がなされる可能性もあります。
 この点,賃料保証を謳って契約がなされたとは思いますが,時代の流れを理由に,契約責任を問われてでも賃料減額請求を行うというようにやられてしまう可能性も否定できません。
 近年地方に行くとレオパレス物件をそこら中で見かけますが,それだけ数が多い中で万一賃料減額ないし不払いという事態が生じてしまえば,世間でも大きな騒ぎになることでしょう。

 そのためには,賃借人をつなぎ止める,ないし今後の賃借人を増加させる措置をとるべきであり,信頼回復に向けた対応を行わねばならないでしょう。
 この信頼回復とは,問題物件の改修工事を行い,改めて認定を受けることだと思うのですが,仮に改修工事は行わずに認定を受けた場合,結局前と変わらずに小手先だけ変わったという印象を持たれかねず,信頼回復は難しいのではないかと思います。
 特に,数多くの物件で問題が発覚した中,ある程度の物件では改修工事を行うという話を聞いておりますが,その中に一部でも改修工事を行わない物件があれば,その区別が外部からは分からない以上,全ての物件について怪しく見えてしまうのではないでしょうか。

 結局,信頼回復という論点から見た場合,その達成方法は認定という問題のクリアでは足りず,目に見える改修工事という方法を採ることなのではないかと思われます。
 そして,一部でもそれを回避する方向性をとると,全部について回避したというイメージが付いてしまう可能性も否定できないように思います。
 一応の安全性が担保されればよいという考え方もあるかも知れませんが,やはり防火試験などを行うだけで認定が受けられない物件が受けられたという説明は安全性のイメージから見ると不安というようになってしまうのではないでしょうか。
 特に,これから少子高齢化で空き屋が多く出始めるといわれていて,賃貸物件の空き室もそれなりに増加すると予想されますが,その競争を勝ち抜くに当たってこういったマイナスイメージは非常に厳しい結果を招きかねないとも思います。
 そう考えると,仮に行政との関係での認定において十分であったとしても,信頼回復を図るためには改修工事をやり直した方がいいように思いました。


 阪神新外国人のマルテさんですが,来日してから今のところ12打席でヒット0本だということです。

 去年のロサリオさんを思い返すと,練習試合序盤で打ちまくり,オープン戦に入ってから失速して,そのままシーズンでも上向きにならなかったものですから,そう思えばマルテさんが打てていないのは別にいいのではないかという気もしています。
 ただ,まったく打てていないのはちょっと不安といえば不安です。

 以前のマルテさんの傾向としてはスライダー,フォーク系の球にはあまり強くなく,一方ストレートは良く対応できていると思います。
 また,コースでいえば,ゾーン内の外角低めはそれなりに対応できるものの,内角は苦手というように思われます。
 よって,内角攻め,スライダー,フォークはあまり得意ではないものの,外角低めのゾーン内はよく対応できるというような感じでしょうか。
 日本の投手は,制球力のある変化球が得意ですから,内角を攻められた時にどれだけ対応ができるのかというのが問題だと思われます。

 阪神もロサリオさんのことを思い出して,外角低めの変化球に対応できる選手を獲得したのだろうと思いますが,内角への対応に問題があるというのであれば,それはそれでやや心配です。
 また,阪神は,特有の球場の雰囲気がありますから,不調に陥った時にどれだけ飲まれないかということも大いに問題だろうと思います。
 ただ,中距離バッターとはいえ,あれだけの力がありますから,当たれば飛ぶでしょうし,長打力については今のところそこまで心配していません。
 とにかく,マルテさんのでき次第で打線が大きく変わってくると思いますから,その辺りをオープン戦で見てみたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:02
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 今日のニュースを見ていたら,東芝さんが新型リチウム電池を開発したというものがあったので,取り上げてみました。

 このリチウム電池は,急速充電が可能なもので,小型の電気自動車の場合,6分の充電で従来に比べて約3倍の320キロを走行できるというもののようです。
 また,充放電を5000回繰り返しても電池の容量の9割以上を維持できることも確認されたということでした。
 長寿命化により,中古電気自動車の価値も大幅に低下しなくなる見込みということです。
 2020年代前半の量産をめざしているということです。

 世界の自動車の潮流は,ガソリン車から電気自動車へというようになっていますが,電気自動車の普及のためにはまだまだ先は長いと思っていました。
 その理由の一つが電池の問題で,蓄電できる量が限られるために走行距離が限定されること,充電のために時間がかかること,充電インフラが世の中に少なすぎること等が上げられると思います。
 特に,走行距離が限定されることは,いわゆる街乗りであれば問題ないものの,遠出するとなれば極めて使いづらくなり,そのために別の車を所有するくらいであれば電気自動車を元々所持しないという考えに至りやすくなるかも知れません。
 ガソリン車と電気自動車の中間をとってプラグインハイブリッド車もありますが,充電インフラが極めて少ないこと,車体価格が高額でいわゆる元をとるには大変な状況であることなどから,この普及もまだまだなのだろうなと思っています。

 また,ガソリン車の給油は数分で終了しますが,電気自動車の充電は数十分以上を要することも多いため,走行距離が短い割には充電に時間がかかるというのも敬遠される理由の一つになりうると思います。

 今回のリチウム電池は,上記の電気自動車において考えられていたマイナス面を大きく埋め合わせることの出来るものだと思います。
 このリチウム電池は,充電速度と走行距離に関する現在の電気自動車の不満をある程度解消できる能力があるように思われ,非常に期待できるものだと思います。
 さらに技術革新が進めば,もっと充電速度と走行距離を発展させることも出来るかも知れませんし,この存在によって電気自動車がガソリン車に取って代わる存在になりうる可能性について一気に現実味を帯びてきたように思います。

 この開発の問題と合わせて,充電インフラの普及については同時進行で進めなければならないでしょう。
 充電インフラの製作は,果たして電気自動車が普及するのかという根本的な問題だけでなく,普及するとした場合に充電速度をどのようにすればいいのか,どのようなジャックが用いられるのかなどもあわせて考慮の上で進められねばならず,一気に普及するというにはなかなか厳しい要素があるように思います。
 また,どこに置くのかという点についても,設置場所の負担なども考えれば,簡単に進められる話でもないようにも思えます。
 ただ,上記の電池の開発が進むことによって電気自動車の可能性が開けるのであれば,世界の自動車市場に遅れないためにも,どこかの時期で前向きに検討しなければならないことなのでしょう。

 ちなみに,この手の電池の技術革新ニュースを見ると,同時に携帯電話についても電池の技術革新を行ってもらいたいと強く思います。
 携帯電話の電池が非常に長持ちして,劣化も少なく,急速充電に対応できるようになれば,買い換えが進まなくなり,携帯電話会社としてはうまみがないのだろうと思います。ですが,多くの人が,処理速度の向上等よりも,電池持ちの向上を希望していると思われ,そういったニーズに応えてもらいたいものです。


 阪神は,今日で1軍も2軍もキャンプを打ち上げました。
 記事を見ている限り,基本的に大半の選手は順調で,特に目立った怪我人もでなかったことを考えると,まずまずの出来だったように思います。
 また,キャンプが原因でありませんが,このところよく目立っている木浪さんが順調に頭角をあらわし始めたことも非常にいいことだったように思っています。

 問題は藤浪さんの出来でしょうか。
 このところずっと調整を続けてきて,満を持してこのキャンプで登板した機会では,これまでの再来のような状況を見せてしまい,まだまだ苦しんでいる様子が強く窺えます。
 このところ藤浪さんについて何度も言及してきたので,今日はそれ以上は述べるつもりもないのですが,藤浪さんが実力に近い働きを出来れば阪神は一気に優勝戦線に出てくると思いますので,藤浪さんの復活が最大の補強であるとしてその活躍を強く希望します。

 この週末からオープン戦がぼちぼち始まりますが,序盤は若手選手が活躍ぶりを見せる場でしょうから,それらを楽しませてもらうこととしたいです。
 特に,激戦区である内野で誰が活躍ぶりを見せつけられるのか,センターのポジションに誰が収まれるのか,江越さんはどれだけ打席で数字を残せるのか,そういった点に注目していきたいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら,国会における日銀ネットに関する議論についてのものがあったので,取り上げてみました。

 日銀ネットは,日本銀行金融ネットワークシステムという正式名称の金融機関の決済インフラですが,OSはウインドウズ,ブラウザはインターネットエクスプローラー(通称IE) に限定されています。
 マイクロソフト社は,現在IEの使用を止めてマイクロソフトエッジに移行するように勧めており,これを受けて日銀に対して他のブラウザ許可などの方針について質問がなされました。
 日銀のシステム情報局長は,信頼性の高いシステムを構築し,安定的な運行を確保することが必要なので,OSとブラウザは広範な利用実績があって他のハードウェアやソフトウェアとの互換性が高い製品を選んでいるということでした。
 そして,マイクロソフト社がエッジを推奨していることにも注意を払っているものの,他方でIEのサポートも継続していて,現時点では日銀ネットでの使用に支障を来すセキュリティ上の脆弱性は生じていないということでした。
 その上で,最新の動向に注意を払い,開発を検討するということでした。

 このコメントを見る限り,「開発を検討する」ということですから,おそらくまだ他のブラウザでの利用でのシステム構築について着手していないのでしょう。
 このコメントのいうとおり,現時点でIEに深刻な脆弱性はないのかも知れませんが,マイクロソフト社が他のブラウザへの移行を促している以上,遠くない将来にIEのサポートを終了し,エッジに注力するという体制になるのだろうと思われます。

 これを見ていて,日銀のセキュリティ意識についてやや不安を感じました。
 エッジがIEと比較して極端に安全だということではないと思うのですが,それでもエッジの方が安全性が高いという触れ込みであり,かつマイクロソフト社としてはエッジに注力する姿勢だということはわかっているわけですから,将来も見据えればなるべく早めにエッジに移行させておく方がセキュリティ面では安全だろうと思います。
 また,エッジの方がIEに比べて速度が速くなっており,金融を取り扱う日銀ネットの役割を考えた時にそのスピード感は重要なように思います。
 さらに,いずれ訪れるIEサポート終了時について,その時に初めてあたふたし始めれば,不具合が多く生じることも懸念されます。
 加えて,エッジが導入されたのはかれこれ3年前ですが,そこからある程度時間も経過したため,初期不良的な不具合もある程度落ち着いているかと思われ,もはや導入をしたとしても特に問題がある時期ではないようにも思われます。

 おそらく日銀としてはクロームやファイアフォックスなどのブラウザを使わないのでしょうから,エッジが将来移行する先であることも目に見えているわけですし,早々に移行させてしまった方があらゆる意味でよいのではないかと思います。
 確かに過渡期では問題が生じることも想定されますが,その過渡期問題はいずれどこかのタイミングで発生するのであれば,これを殊更恐れる理由もないでしょう。
 むしろ,日銀ネットの扱う情報の性質を考えれば,未だにIEを使い続けるのは色々な意味で弊害を生み出すのではないかと危惧します。

 私も時々仕事でいくつかの業界専用のサイトを使う時がありますが,その中には時代の進歩に取り残されたようなものも少なくないくらい見受けられます。
 そういったサイトは,自分のところが進化しなくても他に競合相手がいないことから気にしなくて良いと考えている節すら見受けられ,ユーザーが困ることをほとんど危惧していないとすら思われます。
 競争に晒されていないから,コストをかけて改善させる必要を感じていないということなのかも知れませんが,多くのユーザーがいて多少不便を感じていることを知りながら何もしないのは無責任だなと利用するたびに思うものです。
 こういった点にコストをかけることに抵抗があるのは何となく理解できなくもないのですが,時代を考えて対応してもらいたいとしみじみ思うものです。


 先日のオープン戦であまり出来が良くなかった阪神の藤浪さんですが,色々なフォームを試しながら,320球を投げたという記事を見ました。

 藤浪さん自身は真面目に自分の問題について悩んで対処しようとしているように思われるのですが,こんなに球数を投げていいのかと率直に不安を感じます。
 先日も相当な投げ込みを行ったという記事を見ましたし,この近い時点だけで1000球くらいの投げ込みを行っていると思います。

 分野は違いますが,私の受験勉強を思い出すと,例えば何かの単語を覚えようとしてたくさん書き取りをした時,その単語だけは覚えたものの,その単語の周辺との関連づけなどがあまり頭に入っていないということがあります。
 この時に悟ったのは,書き取りなどの作業量の多い学習方法は,非常に疲れも伴うため,勉強をした気にはなることから,充実感は得られるものの,学習効果は存外薄いということです。
 結局,学習効果をどのように定着させるかは,うまく定着させる方法を採った上で作業を行う必要があり,一時期やった大量の書き取りは作業量の割にはあまり効率が良くない方法だと思いました。
 藤浪さんの投げ込みは,色々なフォームを試しながらやっていたということなので,私のたくさんの書き取りとはまた違うのかも知れませんが,投げ込みも過ぎてしまうと効果よりも充実感が優先するようになってしまうのではないかと心配になります。
 特に,320球という切りのいい数字を見ると,投げ込みの効果ではなく,球数という数字をめざして投げていたのではないかという不安もあるのです。

 藤浪さんにスタミナがあることはよく知っているので,まだこのくらいでは故障はしないのかも知れませんが,それでも闇雲に投げるのはよろしくないように思います。
 藤浪さんの立場になれば,先日の結果を自分の中で払拭するためにも投げ込みという練習方法が解消方法になっているのかも知れませんが,それは感情の消化方法であって技術の向上の方法と違うのかも知れないとも思います。
 実際藤浪さんがどのような意識で投げ込みをしたのかわからないので,私の意見は的外れなのかも知れませんが,それでも多数の投げ込みよりも技術的な問題の事細かな検証作業を時間をかけてやった方が解決に近づくのではと思ったりもしました。

 いずれにせよ,今季こそ活躍してくれることを切に期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:47
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 先日,藤浪さんはオープン戦に登板したものの,去年よく見た死球,そしてそこから崩れて失点という展開を見せました。
 死球を出す前にも,やたらと右打者の頭部に当たる場所にボールが集まっている予兆があり,それを見る限りで残念ながら既に今回のような死球があったとしても不思議ではないと思いました。
 このところ,藤浪さんと対峙する相手チームは露骨に左打者を揃えて来ることがよく見られますが,そのくらい藤浪さんの右打者の頭部に当たる場所にボールが行きすぎていて,誰からも警戒されているという状況にあります。

 この傾向は一昨年からよく見られ,何度も1軍と2軍を行ったり来たりして調整をしてきたのですが,なかなか改善する兆しが見受けられません。
 藤浪さん自身も相当苦心して,フォームを考えたり,体幹を鍛えようとしたりと,いろいろと試していますが,この投球を見る限りでは残念ながらまだ功を奏するには至っていないと思います。

 そんな中で,今日の記事では,藤浪さんがサイドスローを試したというものがありました。

 サイドスローが藤浪さんに合うという話は,以前からネット上で何度か見たことがあります。
 あのランディジョンソンさんも,かつて制球が荒れていたところが,サイドスローに変えたことで随分制球が落ち着き,あれだけの大投手になりました。
 藤浪さんとランディジョンソンさんの共通点は,高身長で手足が長いところですが,藤浪さんの体型からなかなか手本になる選手がいない中でランディジョンソンさんにヒントを見いだそうという姿勢は,本人も相当苦労しているのだろうと忍ばれます。

 この投球練習には,福原投手コーチだけでなく,藤本内野守備走塁コーチ,藤井バッテリーコーチも一緒になって行ったということでした。
 実際,どの程度本気でサイドスローを試したのかはわかりませんが,ネット上で上記のような話が出ていたことも含めて本人としては何とか打開したいとすがるような思いだったのかも知れません。

 これを今の時期にやるべきなのかという考えもあるでしょうが,シーズンが始まる前であればまだやる価値はあるだろうと思います。
 今の藤浪さんのままでは,崩れるか否かという極めて不安定な状態で登板せざるを得ず,計算が出来ないため,とにかく安定を掴もうとするのであればそれが遅すぎるということはないと思います。

 ただ,今の時期に新投球を試さねばならないほど,藤浪さんについて打開策が見あたらないということなのだと思います。
 相当深刻な状態だと思うのですが,これを打開する術は何か見あたらないものでしょうか。
 これまで色々な記事を見ていたところでは,色々と問題点を指摘する声は見つけるのですが,おそらく藤浪さんはそれらの大半を試したのでしょうし,そう考えると本当に藤浪さんの状況に効く方法は何なのか,私にはわかりません。

 これだけの素材をこんなところでつぶしてしまうのは極めて惜しく,阪神としては何とかものにする大きな責任を追っていると思います。
 サイドスローがどれだけ使えるのかはわかりませんが,時間の許す限り色々と試して見てもらいたいものです。


 阪神の内野争いが激化しております。

 当確といわれていた北條さんと上本さんに,去年も活躍した糸原さん,好調の新人木浪さん,ベテラン鳥谷さんが争うという,かつてないくらい激戦地になっています。
 これらのメンツについて,特に嬉しい話は,貧打の阪神において,誰もがある程度打撃を期待できるところでしょうか。
 阪神の内野守備の守備力はあまり高くなかったので,それをある程度打開できる選手が伸びてきてくれると非常にありがたいのですが,木浪さんはそれらの意味でも非常に楽しみな選手だと思います。
 木浪さんは,まだ練習試合とオープン戦序盤だけ見ているところなので,この段階で過剰な期待をかけるのは酷だとは思うものの,少なくともこの素材を見てロマンを抱かないわけにはいかないと思います。

 外野については,糸井さんと福留さんで2ポジションが埋まっているとすれば,あと1枠を近本さん,高山さん,江越さん,中谷さんらが争っているという状況です。
 いずれも期待している存在ではあるのですが,これまで何度も述べているとおり,江越さんの打率が伸びてくれればと心から願っています。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:52
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 今日の記事を見ていたら,大阪府警が,警察官募集のポスターにシティーハンターを起用したというものがあったので,取り上げてみました。

 ポスターには,
「この街には,俺のような男が必要なのさ」
「この大阪府警察には,お前のようなヤツが必要なのさ」
と書いてあり,相変わらずのこるとパイソン357マグナムの銃口から煙が出ていました。

 非常に多くの突っ込みどころがあるのですが,最大の突っ込みどころは警察とシティーハンターの相性が良くないことでしょうか。
 主人公は,法で裁けない悪を裁くというのがテーマだったかと思うのですが,警察はまさに法に則って違法に対処するのが仕事ですから,そもそも活動領域が違います。
 そのため,シティーハンターに憧れて警察になる場合,その活動領域の違いを目の当たりにすることになるのだろうと思います。

 また,銃口から煙が出ているシーン,私には格好良く写りますが,警察的には拳銃の所持は問題なのではと,マジ突っ込みをしてしまいそうです。

 もっというと,シティーハンターのターゲット層は30代後半から40代中盤くらいかと思うのですが,その層はもはや警察官を志望することもないと思います。
 今まさに映画をやっていますが,その映画を見たいと思う中心の層と警察官を志望してほしい層は違うように思われ,起用すべきキャラが違うのではないかと思いました。

 個人的にはシティーハンターは好きなので,その起用は嬉しいのですが,起用する場所にちょっと無理があったかなと思いました。


 今日の阪神は広島さんとの練習試合を行いましたが,今日の試合では相変わらず好調の木浪さんと江越さんが目立ちました。

 木浪さんは,先制タイムリーを含む2安打ということで,相変わらず打撃好調です。
 打撃は水物ですから,好不調の波があるため,今の状態をもってシーズンもいけると考えるのは早計だろうと思うのですが,それでもこのところ木浪さんの打撃は毎回毎回目立ちます。
 これだけ打ててきてしまうと,阪神の二遊間を上本さんと北條さんでほぼ決まりと考えていたことに揺らぎが生じかねないでしょう。
 阪神は長らく貧打に悩んでいましたから,こういった打撃の得意な選手をいかに起用できるのかが問題と思われ,外野での起用等も含めて考え直さねばならないかも知れません。

 また,江越さんですが,今日はとんでもないホームランを打ちました。
 正直言って,あの当たりがスタンドに入るのかとは思わず,相変わらずとんでもないパワーだと再認識させられました。
 今日は2安打でしたし,このところの江越さんは,昨年よく見られたように,バットにボールが当たらないという傾向から若干脱しつつあるように思います。
 もしも江越さんが2割5分くらいでも打ってくれれば,あのパワーと守備,走塁ですから,相手チームには十分脅威になるでしょうし,起用せざるを得なくなるでしょう。
 江越さんに求めるものはとにかく打率,それが高まれば彼ほど阪神の外野にいてほしい選手はいないと思っています。

 高山さんは,このところずっと不調に苦しんでいましたが,今日は自慢の悪球打ちを披露してくれました。
 こういう球を打ち返せるのはまさにセンスがあると思いますが,こういった悪球ばかりでなく普通のヒットももっと量産できるならば高山さんは新人王を獲得した時のような活躍を再度出来るようになるのではないかと思います。
 高山さんのセンスは間違いなく一級品だと思うので,今回の悪球打ちをきっかけにまた活躍してほしいと強く期待しています。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:41
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 今日のニュースを見ていたら,日本高野連が,新潟高野連に対して,球数制限を設けることに再考を求めたというものがあったので,取り上げてみました。

 新潟高野連は,昨年,県青少年野球団体協議会のサミットにおいて,19年春の県大会から,1投手が1試合に投げられる球数を100球までに制限すると表明しました。
 これについて,日本高野連では,賛意を示す意見もあったものの,大多数の学校において多くの投手を揃えられる強豪校との差を助長する可能性が高いなどとして,全国で足並みを揃えて検討すべきという意見で統一されたということでした。

 この問題は非常に難しいものです。

 野球を実際にやる人達の健康を考えれば,球数制限をなすべきでしょう。
 毎年,圧倒的な球数,しかもそれを連投ということが美談のように報道されていますが,それは明らかにオーバーワークであり,プロでは決して避けるべき状況であると思います。
 これで実際に体を壊した人も多くいると思われますが,マウンドに立つ当の本人はおそらく球数制限ではなく最後まで投げたいと思うことでしょう。
 ですが,高校野球は人生の序盤の出来事であり,この時が全てと思うこと自体が実は間違っていると後になって気づくというものだと思います。
 そういう意味では,本人の判断に任せることは無責任であり,球数制限を設けることは,青少年の心身の健全な育成という高校スポーツの本分に立ち帰れば当然のことでしょう。

 一方で,高校野球は,優れた投手の存在によって勝ち進めてしまうという要素もあります。
 もちろん野球は全員でのプレーが重要でありますが,こと投手が優れていれば,その投手が立ちはだかる限り点が取れずに勝ててしまうこともままあります。
 打者で優れた選手も重要ですが,打者1人が優れていても敬遠されてしまえば終わってしまうわけで,そういった意味では優れた投手がいるということはチームが勝てる大きな要因であることは疑いがないと思います。

 ところが,優れた投手はこの世にたくさんいるわけではなく,有力校ですらその確保はなかなか大変な状況です。
 にもかかわらず,球数制限を設けてしまえば,打者によっては,カットし続けて球数を増やさせて投手交代をさせてしまうことで,相手チームの弱体化を図ろうという作戦は当然出てくるでしょう。
 そういった意味では,球数制限はゲームの純粋なおもしろさを奪うことにつながるようにも思いますし,出場した選手達にとって釈然としない気持ちを抱かせる要因にもなりそうです。

 ですから,球数制限を賛成できる高校があるとすれば,将来にわたってそれなりに投手を確保できる自信のある学校ということになると思われ,そうなると事実上どの学校もみな不安に思うのではないかと思います。

 高校野球は,本来ただの部活動のはずなのですが,それが一大エンターテイメントとなり,学校の広報の主要な要素の一つとなりました。
 それゆえに,勝ち進むことは,生徒の自己実現の問題を超えて,学校の利益などの問題も絡むようになってきて,より難しい局面が多いと思います。
 利益の問題を前面に考えるのであれば,球数制限は賛成すべきなのかも知れませんが,生徒達に心ゆくまで試合をしてほしいという考えに基づくならば制限はしない方がいいということになるのでしょう。

 この点,新潟は,自分自身がこの制度を導入することで,データをとる対象となり,議論をより深めたいと考えているようです。
 一方で,新潟がこの制度を導入するとなれば,新潟の高校生は他県に比べてリスクを負うことになるかも知れず,不平等ではないかという考えもあることでしょう。

 個人的には,人生の序盤で大きな怪我を負うことのリスクを回避するための制度は導入すべきと思いますが,この導入によっていわゆる伝統校以外が夢を掴むことが極めて難しくなると思うと,何とも言い難いところです。
 そう考えると,球数制限を導入するのではなく,試合間隔を相当程度空けるという方向で考えればよいと昔から思っていました。
 この方法の場合,最大の問題は試合場の確保,特に甲子園球場の確保でしょうか。
 甲子園球場はプロ野球でも使用されますから,そことの兼ね合いが球場を押さえるお金との関係でも問題になるのでしょう。
 そうであれば,甲子園大会の時期をずらせばいいと思うのですが,そうなると夏の風物詩が消えるという話も出てくるのでしょう。
 私は,夏の風物詩は大事だとは思うものの,灼熱の甲子園で朝から野球させるくらいであれば,初夏から秋の終わりまでにかけて順繰りに試合を行っていけばいいのではと思っています。
 試合間隔を置くことである程度解決できる問題だと思うのですが,これが議題にあまり挙がらないのは予算の関係が大きいのでしょうか。
 今の日本高野連の話では,結局新潟に再考を求めたところで止まっていて,健康問題は解決の抜本的な方策までは及んでいないように思われるので,その点も含めて改めて検討してもらいたい問題だと思います。


 阪神の矢野監督ですが,新外国人のマルテさんについて,6番くらいを打つ打線になるのが理想という構想を語ったということでした。
 その上で,大山さんには4番打者として成長してほしいとも語りました。

 個人的にもそのような点は非常に理想的だと思います。
 大山さんは,素材としては将来の4番打者になりうると思いますし,育成するためにはある程度我慢してでも4番に末続けるということは重要だと思います。
 また,マルテさんについては,6番くらいでプレッシャーをかけずに自由に打たせた方がそれなりに長打を期待できるのではという考えも根底にあるように思いました。

 ただ,この矢野監督のコメントの裏には,去年のロサリオさんのことが頭にあるように思いました。
 去年の打線に関するチーム構想は,ロサリオさんが主砲として活躍することを前提に,4番打者として軸を定め,他の選手をどのように配置するかということを考えていたと思います。
 しかし,その軸が誤算に終わってしまったわけで,やはり外国人選手は日本に対応できるかどうかは未知数というべきでしょう。
 そのような未知数な要素を軸に据えるチーム構成はいかにも不安と考えるのは当然ということで,特に去年の苦い経験を思えば現時点でマルテさん4番というのはなかなか語れないと思います。
 そういった点や将来のチーム構想を踏まえて,大山さん4番,マルテさん6番という構想を現時点で描くのはおおよそ誤りではないと思われます。

 そうなると,大山さんの出来がどのような具合なのかが気になりますが,まだ現時点では語るべきではないでしょう。
 今の段階では怪我がなく調整を順調に行っていればそれでよしと考えるべきかと思っています。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:14
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 今日は,注目されていた最高裁判決が下されたので,それに関する若干の感想を書いてみたいと思います。

 この事案は,2010年に配偶者の不貞が発覚し,2015年に離婚した後,配偶者の不貞の相手に対して慰謝料の請求をしたという事案です。

 この問題の根底にあるのは,消滅時効の起算点です。
 2010年の不貞発覚当時,この配偶者の不貞の相手に対して既に慰謝料請求権を持つこととなりましたが,この時効は3年となります。
 そのため,2015年に離婚して改めて配偶者の不貞の相手に対して請求をする時点では,不貞に基づく慰謝料請求権は時効にかかってしまいます。
 そこで,離婚の原因自体がこの不貞にあることを根拠に,配偶者の不貞の相手に対して,離婚に基づく慰謝料請求が認められるかということを争うことにしたというようです。

 1審と2審は,不貞の相手に対する離婚に基づく慰謝料請求を認めましたが,最高裁は,「特段の事情がない限り請求できない」として認めませんでした。

 確かに,不貞という社会的に許されない行為について,これを許容する可能性があることは問題であろうと思います。
 それ自体を私自身許容するという考えもないのですが,離婚に基づく慰謝料を認めるべきかという点はまた別だということでしょう。

 まず,不貞の発覚が2010年,離婚が2015年ということですが,このような場合に離婚に基づく慰謝料請求を認めると,不貞に基づく慰謝料請求に関する時効は意味がなくなってしまうということを問題視したように思います。

 次に,離婚の原因を不貞に求めることが適切かどうかという点があります。
 こればかりは人によるということなので,一概に因果関係がないということはないのでしょうが,不貞が発覚した場合,一般的な夫婦関係はかなり厳しい状態に陥るわけで,そこから5年経ったのだとすると,離婚に対する不貞の影響はどの程度だったのだろうかと思うところです。
 もちろんそれなりにあったろうと思うのですが,これだけの期間があくと,この期間の言い争いなどの人間関係などの別の原因も相俟って離婚に至ったという可能性も否定できないように思います。

 一般的に,不貞の慰謝料請求の相場がありますが,これは不貞によってその後離婚に至ったかそうでなかったかによって大きく差が開くことになります。
 もしも2010年当時に不貞に基づく慰謝料請求を行っていれば,その当時は離婚に至っていないわけですから,金額は低くなっていたかも知れませんが,2015年の離婚時に慰謝料請求を認めることで慰謝料が高額化するというのは状況によっては違和感が生じるところでしょう。
 もちろん2015年にもこの不貞問題に関する夫婦間の争いが続いていたということもありますから,一概に全てを否定するわけにはいかないでしょうが,一般論として認めていいと考えるのはどうかという気もします。

 また,今回の事例は,不貞の時効期間と離婚に至るまでが比較的近い時点だったからこの論点になったと思います。
 しかし,例えば不貞が発覚したのが2000年で,そこからずっと離婚の協議を重ねていて,2015年に離婚に至ったという場合,ここで慰謝料請求を認めることは15年前の不貞を原因とすることになるのでしょう。
 何度も言いますが,不貞自体を許容するつもりはないものの,さすがにこれだけ時間が離れてしまった不貞行為の慰謝料を認めるということは,時効制度を認めた法律の趣旨にも反するように思えてきます。
 そうすると,もしも最高裁が今回の件を認めてしまうという場合,離婚から不貞がどのくらい離れていれば認めるのかということも同時に考えねばならないと思われます。

 この問題は,結局不貞の影響力の及ぶ範囲がどこまでかという問題意識があるように思われます。
 時効期間相当の時間が経ってしまう場合,離婚に至ったとしても不貞以外の要素も絡んで離婚に至ったということもなくはないかもしれず,一般論として離婚に基づく慰謝料を認めることは躊躇いがあるということなのではと思います。
 その上で,「特段の事情」とやらがある場合は,その事情と離婚に因果関係があるとして離婚に基づく慰謝料を認めましょうという考えのように思えました。

 今日判決が出たばかりできちんと分析できていないことから,もしかしたらここで書いたことを後で撤回するかも知れないのですが,とりあえず今のところの感想をざっと書いてみた次第です。


 先日登板した阪神の藤浪さんは,相変わらず速球の速度は出るものの,3回7安打2失点とあまりよろしくない結果に終わりました。
 今日は,合計291球を投げ,肘の使い方の修正や,下半身主導のフォームがためを行ったということでした。

 個人的には,球数を投げることは反復練習で体に覚え込ませるということでいいことだとは思うものの,問題は今覚え込ませようとしているフォームなどがいいものかということだと思います。

 先日も書いたとおり,藤浪さんの問題の根源は技術であり,死球などで危機的状況に陥ったとしても立ち返れる技術があるならば打開できるのだろうと思います。
 その上で,残念ながらその点について不足しているため,何かのきっかけで崩れてしまうのではないかと思うのです。
 もしもそうならば,技術をある程度身につけさせるべきであり,藤浪さんに適合するフォームなどを調整する作業が第一だろうと思います。

 藤浪さんに適合するフォームなどであれば,反復練習ですり込むべきですが,試行錯誤であるならば球数よりも試す作業をもっと行うべきではないかという気がするのです。
 試す作業にはある程度の球数は必要だと思いますが,300球近い投げ込みは試す作業というよりは投げることに執心した一心不乱というべき状態と思われ,それが今の藤浪さんに合うトレーニングなのかというのはやや疑問です。

 藤浪さんほどの投手を育成することは,阪神だけの問題ではなく,日本球界の問題です。
 それだけに,これだけの逸材を本気で立ち直らせてもらいたいと思いますし,阪神も真剣に取り組んでいると思うのですが,球数を投げたという記事は何となく方向性として違和感がありました。


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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,マイナンバーカードが健康保険証としても使えるように2021年3月からするというものがあったので取り上げてみました。

 政府は,2021年3月から,原則全ての病院でマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにするということです。
 マイナンバーカードの裏面のICチップを医療機関の窓口の読み取り機にかざすことで健康保険証の情報が病院に送信される仕組みだということで,健康保険組合の判断で健康保険証をマイナンバーカードに切り替えれば保険証の発行コストはなくなるのだということです。
 政府は,読み取り機のない診療所や病院には導入資金や回収資金を補助するということです。
 また,電子化された健康保険証の情報と患者の診療報酬明細書の情報を連結し,患者の同意の下で医者は過去の処方歴等を検索できるようになるということです。
 マイナンバーが導入されてから3年経つも,未だ普及率が1割ということで,これを普及させてデジタル社会の構築を目指す方針ということです。

 このニュースを見ていて,マイナンバーの使い道がなくて苦肉の策で思いついたものなのだろうと思いました。
 マイナンバー導入時,色々なポイントカードとマイナンバーカードを一体にするなどという話もありましたが,高度な個人情報ゆえに使途を限定するということから,それも実現しませんでした。
 その結果,身分証としても使えない不思議なものができあがり,かつ作成の手間も大いにかかる上,紛失した場合には大いに問題になるというものですから,当然のように普及しなかったわけです。
 これを何とか普及させようという策が,誰もが持っている健康保険証と一体にした方が便利だからみんなで所持しようという話なのでしょう。

 マイナンバーカードを健康保険証とする国民側のメリットとしては年に1回の切り替えの手間が省ける,健康保険料が値下げされるというところなのでしょうか。
 健康保険証値下げはメリットだろうと思うのですが,具体的にどれだけ値下げがされるのかわからないと,もう一方の年に1回の切り替えの手間はさほどのものでもないため,国民としては協力的になろうという興味も湧かないと思います。
 一体化させるためには健康保険組合の協力が必要だということですが,仮に健康保険組合が一体化させると決定しても,組合員がマイナンバーカードを所持していない場合,おそらく健康保険組合側は組合員に対してマイナンバーカード取得を強要することは出来ないでしょう。
 マイナンバーカード所持者に対してのみ保険料を安くするという策はあり得るかも知れませんが,その値下がりした金額とマイナンバーカード取得の手間を秤にかけてどちらが有利かということが考えられねば,マイナンバーカードを取得しようともしないかも知れません。

 また,この制度を実施した場合,セキュリティの弱い病院等に狙いが定められてマイナンバーが漏洩することが強く懸念されます。
 政府側が所定の機器等の導入資金を補助するそうですが,そこを経由して送られてきた情報がセキュリティの甘いパソコン端末を最終地点として送られてきた場合,そのパソコン端末がクラッキングされたらどうなるのだろうかと思います。
 この場合,マイナンバーが漏れるだけでなく,診療情報も漏洩する可能性もあるかも知れません。
 しかも,その診療情報は,健康保険証と一体になったマイナンバーカードを提示した患者だけでなく,その情報が入ったハード内の他の患者の情報もターゲットになる可能性があります。
 こうなると,個人の持病等の情報も漏洩することとなりかねず,そのためには各病院に機器類の導入だけでなくセキュリティ対策もある程度の水準まで求める必要があるでしょう。
 ですが,例えば個人経営の診療所にどこまでの設備を求められるのかという問題もあると思われ,そうなればやはり情報漏洩の不安は強く残るのではないでしょうか。

 そう考えると,私は,万全の体制に関する説明を受けられない限り,仮に多少健康保険料が安くなったとしても,自分のマイナンバーカードを発端に情報漏洩が生じる等の危険が起こるのは嫌なので,当面利用は見送りたいと思いました。

 マイナンバーカードの普及はこれからの策次第なのだろうと思うのですが,このままの状況では住基ネットの再来になる未来が見えているように思われ,何だか先行きはあまり明るくないように思えました。


 今日の阪神は楽天さんと練習試合をしましたが,今日の注目選手は,近本さん,木浪さん,北條さんでしょう。

 近本さんは,スリーベースヒットを含むマルチヒットで,バットコントロールだけでなく長打力もあることを示しました。
 今日の場面だけを見て開幕センターは決まりというのは早すぎるもので,これからの試合を積み重ねて苦手なコースなどの対応を見極めたり,守備面の問題の克服状況を見ていく必要がありますが,それでも貧打にあえぐ阪神には朗報だというべきでしょう。

 木浪さんは,タイムリーヒットを打ちまして,これも阪神に欠けている決定力を見せてくれました。

 北條さんは,打撃と守備に見せ場があり,やはりショートを任せたい選手だという印象です。

 現時点では,北條さんがショートに据えられるとした場合,セカンドは上本さんと糸原さんの争いと思われるところ,そこに木浪さんが加わってきたという構図でしょうか。
 今日の大山さんの出来を見ていたところではあまりよくはなく,場合によっては上記の争った面々がサードまで進出する可能性もなくはありません。ですが,おそらく大山さんは出し続けて育てるという方針でしょうし,当面サードは大山さんが固定と思われます。
 そして,ファーストはマルテさんのでき次第というところでしょうが,それは今後の判断ということになろうかと思います。

 残念なのは,江越さんが2三振だったことでしょうか。
 1番打者に抜擢され期待されていただけに,去年よく見た三振を見せつけられたのは残念ではありますが,彼の打率が上がれば他の選手を差し置いて外野の定位置を確保することになるでしょうし,個人的にはまだまだこれから見せてくれるはずと期待しています。

 投手の中では,馬場さんが思ったよりもよかったかと思いました。
 狙って三振をとれていたのは,想像以上によかったと思います。
 去年はあまり話題にも出ませんでしたが,さすがドラフト1位というところでしょうか。

 坂本さんですが,打撃はタイムリーも出て悪くなかったものの,3盗塁を許す送球ですから,正捕手の座は現時点では難しいでしょう。
 現時点では梅野さんが正捕手確定だと思うのですが,梅野さんが怪我をした場合にどうするのかが問題だろうと思いました。


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 先日よりかぼちゃの馬車問題で大きく採り上げられているスルガ銀行ですが,今日の記事では,デート商法まがいの行為などもあった疑いがあるというものがあったので,取り上げてみました。

 関係者の話によれば,借入金使途や年収が改竄された書類に基づいて契約されたことがあったり,行員がデート商法詐欺まがいの行為に関与して個人向け無担保ローンを融資した疑いもあるということです。
 スルガ銀行広報室は,弁護士を交えた調査に着手したということでした。

 スルガ銀行が問題になってから随分時間が経っていますが,この時期にこの問題がようやく出てきたというのは,かぼちゃの馬車問題の不正融資が発覚してから他の問題はずっと隠してきたということなのでしょうか。
 仮に隠してきたというのであれば,おそらくまだまだ問題はあるように思われ,この件は非常に根深いものだと思います。
 おそらく悪質性の高いものだけが報道で出されているのでしょうから,そこまでの程度には至らないものはどれだけあるのか,当面不信感を持たざるを得ないように思えます。

 問題は,このデート商法まがいの行為を行った行員の動機です。
 貸付をすることは,行員の成績に関わる話ではあろうとは思いますが,それでも最終的な利益は銀行に帰属すると思います。
 にもかかわらず,行員がこういった悪質な行為に手を染めるとするのは,一般的に考えて行員がノルマなどのためにやむにやまれぬ状況に陥ったからと考えるべきなのでしょうか。
 もしもそうだとするならば,この行員だけがノルマを抱えていたわけではないでしょうし,他の行員がどのようにノルマを達成していたのかが確認されるべきでしょう。
 また,ノルマが達成できない場合のペナルティなどがどの程度のものなのかも問題だと思います。
 さらに,ノルマ達成のために反社会的勢力にお金が流れるなどの状況の有無についても調査が必要でしょう。特に,書類の改竄等もあったということですから,その可能性はより高まると思われ,そうした点なども調査されなければ疑念は晴れないと思います。

 私も仕事上いい加減な対応をする金融機関を何度も見てきました。
 その経験上,一般的には,金融機関は,手続は割と厳重で,一般の行員の暴走だけで終わるということはあまりないケースだと思われ,多くの件が組織的な故意ないし過失を前提としているように思えます。
 それだけに,今回問題とされるケースの多くの件について,当該行員以外の行員も把握していたのではないかと考えています。
 もしもそうだとすると,この期に及んでまだという気がしますし,弁護士を交えた調査というのもどのような性質の弁護士が関与するのかということも気になるところです。
 再出発するためには一旦出し尽くさねばならないということで,隠しているものがあれば速やかに対応してもらいたいものです。


 阪神の近本さんについて,悪送球への懸念から,助走を付けた送球を指導されたという記事を見ました。

 このところ近本さんの話題で良く目にするのは肩の弱さであり,本塁まで投げようとしても2塁までも届かなかったシーンも見ました。
 どうやら高校時代に肩と肘を故障して外野手に転向したことがあったようで,その影響なのか肩があまり強くないように思います。
 阪神の外野手では,これまでも肩の強くない選手はいましたが,近本さんのこれまでの送球が投げミスでないならばやはり強くない部類といわざるを得ないだろうと思います。

 赤星さんは,キャッチする前からボールの落下点にチャージしていって投げていましたから,その肩の弱さを助走で補っていたと思いますが,今回近本さんに入った指導はそういったものだろうと思います。
 しかし,あのキャッチングは,落下点の見極めや,キャッチ時の目線の切り方(ボールばかりではなく送球方向も見なければならないこと),助走からの送球モーションの入り方など,非常に技術的に大変な要素が多く含まれると思います。
 そうすると,肩の弱さを補う方法としては一つの考え方というべきでしょうが,それを身につけることは決して簡単ではなく,果たして近本さんが1軍でデビューする前にマスターできるのかは疑問です。
 むしろ,今の時点では,普通のキャッチをして中継まで投げるということに注力して,その精度を上げていくことを考える方が,シーズンに向けた調整としては合理的ではないかと思います。
 その上で,肩の力なりのうまいやり方をアレンジしていくことが近本さんが大成する道のように思えるのです。

 しかし,私の記憶では,ドラフト前後の段階において,既に肩の話はある程度話題に挙がっていたような気がするのですが,今更になってその対応を議論するのはいかにも阪神という気もしなくもありません。
 そういった選手を獲得するならば,その対処法も同時に考えておくべきでしょうに,もしも今の段階で阪神が近本さんの肩を責めることがあるならば個人的には阪神は成長しないなと思うところです。

 近本さんは,足は速いですし,それなりにバッティングもいいようで,センスもあるようですから,守備についてもきっとうまく対応してくれるだろうと期待しています。


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 今日のニュースを見ていたら,姫路の水族館で,ペンギンが大量死したというものがあったので,取り上げてみました。

 この水族館にペンギンは11羽いたのですが,先月24日から翌日にかけて8羽にけいれんや嘔吐の症状が出て死んでしまったということでした。
 水族館は,与えた餌に問題があると見て調査したところ,死んだペンギンはいずれも塩分を過剰に摂取したことで循環器障害が出ていたことがわかりました。
 また,餌であったイワシには大量の塩がしみこんでいたということでした。
 水族館の館長は,ペンギンに栄養を付けようと塩をたくさん振りかけたイワシを与えたのが原因であり,申し訳ないと話したということでした。
 水族館では,中止していたペンギンへの餌やりを13日から再開するということです。

 私は,ペンギンに塩分がどれだけの影響を与えるものなのかは知りませんが,この記事を見る限りそれは生命に影響のある可能性もあるものなのでしょう。
 生命活動を維持する上で塩分は必要なのでしょうが,過剰な塩分摂取が直ちに生命危機に直結するという,そのくらいペンギンはデリケートな生き物なのだろうと思います。

 そのような知識を水族館であれば持っていたでしょうに,にもかかわらずなぜ塩分を過剰に与えてしまったのか,その原因を究明すべきだろうと思います。
 記事では,栄養を付けようという動機が書いてありましたが,栄養を付けようとして塩を大量に与えるというのは何となく直結しないように思われ,個人的にはこの点は不可解です。
 餌の管理をどのようにしていたのか,誰が餌への塩の量を決めていたのか,それにどのような基準があるのか,それらを確認しないわけにはいかないでしょう。
 もしかしたら,生より安価な塩漬けを食べさせていたのであれば大いに問題だとも思いますし,その点まで含めて明らかにしないと,残ったペンギンの生命にも不安がよぎります。

 おそらく,今後ペンギンを補充するのだろうと思うのですが,その前にしっかりと原因を究明して再発を防止してもらいたいものです。


 昨日の紅白戦で2つのデッドボールを出してしまった阪神の藤浪さんですが,その原因について語っていました。
 1つめの死球はスライダーが抜けたものだということで,2つめの死球はクイックモーションでのバランスを崩したものということでした。

 1つめの方の変化球が抜けてしまう件は,ある程度までは仕方ないかも知れませんが,それでも技術の問題はあるのでしょう。
 2つめのクイックモーションの件は,以前から問題だといわれていたように思われ,それも技術の問題なのかと思います。
 両方とも技術の問題だと思うのですが,ホームランを打たれた後に2連続死球というのは技術だけのものなのか,メンタルも影響しているのかというのは気になるところです。

 おそらく多少はメンタルの影響もあると思うのですが,結局その要因を振り返れば技術的なミスなのであれば,どんなメンタルの状況でもミスが少なくなるように技術向上を図ることが復活への道ということになるのでしょう。
 メンタルの件を一朝一夕でどうにかしようとしても出来ないと思いますが,技術の件はプロである以上は辞めるまで付き合っていかなければならない問題であって,その向上は日々していかねばならない課題でしょう。
 ですから,できることを積み重ねるのであれば,まずは自身が課題だと思っている技術面をより向上させて,再発を少しでも少なくするというのがよいのだろうと思いました。

 今季の勝利は藤浪さんの出来にかかっているところも非常に大きく,藤浪さんが勝利を積み重ねられた分だけ優勝争いに食い込めると思っていますから,崩れたという程度に至る前までで止められる出来る限りの技術の向上を期待したいと思います。


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 先日,関東地方でも雪が降って混乱していましたが,そんな最中,私は,始まったばかりの劇場版シティーハンターを見てきました。

 シティーハンターは,私が子供の頃によくテレビを付けたらやっていたアニメで,好きか嫌いかという感情を持つ以前に刷り込みのように見ていたため,気づいたら好きになっていた作品でした。
 同じような感じで,ルパンやドラゴンボールもありましたが,これらの作品は特に批判意識を持つこともなく日常の一部に取り込まれていたものだったため,それらが劇場で見られるとなればやはり一度見てみたいと思うものでした。
 そんなこんなで,天候が悪かったにもかかわらず,封が切られてからほとんど間を置くことなく見に行ったという次第でした。

 見に行った感想ですが,個人的には70点です。
 ここで時々映画を論じる時,点数を付けるわけですが,点数の基準は私の出身大学の評定基準と同様,
A…80点より上 とても面白い
B…70点〜80点 まあまあ面白い
C…60点〜70点 できれば作り直した方がいいが,まあ見られる
D…60点未満 再履修
という感じで,その中でBということですから,まあまあ悪くはない作品だったと思います。
 というか,シティーハンターという作品の性質を考えた時,後で述べる理由の通り,70点がほとんど上限と言っても差し支えないので,もしもファンであれば期待したものを見られると考えていいと思います。

 ここから先は若干のネタバレがありますので,その点ご注意ください。

 まず,作品の内容は,いつものアニメの1話が90分に伸びたという感じのもので,突出して期待以上のおもしろさがあるというわけではなく,むしろ安定的なおもしろさというべきでしょう。
 旧作のリバイバル作品では,オリジナル要素を入れたりすることも多いのですが,この映画はほぼそういった点はなく,エンディングの入り方,エンディング曲中の字幕に至るまで旧作を踏襲した内容となっていました。
 やろうとすれば冒険も出来たのだろうと思いますが,それは旧作ファンから賛否両論を受けることが大いに危惧されます。
 この作品を見に行く主な層は旧作を好む人々であり,その人達を楽しませることに注力することで,新規ファンを取り込むという野心までは見せなかったという,非常に対象を絞った作品というべきだと思います。
 そのように,敢えて冒険をせずに,旧作を踏襲する作品に仕上げたのは,この作品ファンの需要にピンポイントで応えようとしたからであり,だからこそこの作品には意外性もほとんど感じず,かといって安心感は強くあったということでした。
 そして,目的が安定感であればこそ,70点という点数がふさわしく,敢えてこの作品は70点を取りに来たのだというべきだと思いました。

 このように,90分間安心して見ていられる出来であり,特に苦戦しすぎることもなく,いつものように目を離した隙にヒロインが敵の元に行ってしまうというお約束の展開もあって(毎回これを見ると,ボディガード失格だろうと思うところです。),水戸黄門を見ているような安定感を得られたと思います。

 ただ,旧作ファンを意識しすぎたからか,やたら旧作のOPやED曲を多用し,この場面にはあわなくないかと違和感を覚えることも二度や三度ではありませんでした。
 この曲を使えば喜ぶのだろうと思われているような感じがして,実際好きな曲ではあるものの,その点は個人的には頂けませんでした。

 また,このご時世で銃や性的表現を多用することが躊躇われたのか,銃をパチンコ玉で代用するシーンなどが見られましたが,そういった点はちょっと期待より不足していたと言うべきでしょうか。

 さらに,90分での解決を目的としているためか,シナリオが浅く,悪役が低レベルだったことも気になりました。
 高度の科学力を駆使してこの程度の策では,実験のリスクが大きすぎるだろうに,誰も止めなかったのだろうかなどと疑問は多く残りました。
 その低レベルな悪役に,海坊主がうまいように翻弄されて,ギャグキャラ扱いされているところも,もっと使い方もあるだろうにと思いました。

 あと,声優さんの高齢化はやはり否めませんでした。
 かといって,ここで声優を交代させてしまうことは,旧作から極力変えないようにするというこの作品のコンセプトを変更することになると思われ,そういった冒険をするくらいであれば旧作の声優さんを維持する方がいいと選択したのでしょう。
 そういうこの作品の作り方のバックボーンを考えれば,声優さんを維持して作品を仕上げたことはむしろ評価すべきだと思うので,気にはなったものの,マイナス評価とは思いませんでした。

 ほかにも色々と思うところはありましたが,それでも総じて見れば極めて安心して見られる面白い作品であったといって差し支えないと思いました。
 旧作を知らない人が見に行ったとしてもあまり楽しめないだろうと思うのですが,旧作をある程度予習して見に行けばこういう感じだったと思い出に浸れて楽しめる作品だろうと思いました。


 今日の阪神の紅白戦ですが,藤浪さんが気になりました。
 板山さんから一発を食らってしまったこと自体は仕方ないと思うのですが,問題はその後2者連続で死球を与えてしまいました。
 死球の原因は技術なのかどうかと議論が巻き起こっていましたが,今日の投球を見ている限りメンタルの要素がかなり大きいように思いました。
 もしかしたら,昔は死球を当てても崩れなかったところ,最近死球から崩れるとよく言われるようになって本人が意識することとなったという,卵が先か鶏が先かという話に近いものなのかも知れません。
 ですが,いずれにせよメンタルの要素がそれなりにあるように思われ,その点は未だ克服し切れていないのだろうと不安に思いました。
 メンタルの要素を吹っ切るには,相応の技術で乗り越えられるという自信を持つことだろうと思われ,この問題への向き合い方の根本はやはり技術向上なのだろうかとは思いました。
 まだシーズンまで時間がありますから,何とか少しでも克服できるよう願ってやみません。

 新外国人マルテさんは,今日はホームランを打ちまして,パワーがあることは良く理解できました。
 問題は,苦手のコースがどのようなものか,それにどれだけ対応できるかであり,その点はこれからということなのでしょう。
 いかんせん,ロサリオさんの件があるため,まだ慎重に様子見というところでしょうか。

 木浪さんは,今日は守備もいいところがあり,昨日は左投手にも良く対応できていて,今のところ打撃・守備ともにそれなりに高いレベルにあるように思われます。
 オープン戦でどのくらい出来るのかを測るまでは過剰に期待はしないでおこうとは思いつつも,いい選手だなとしみじみ思っています。

 江越さんは,それなりに打てていて,今季はもしかしたら打率が高くなってくれるのではと期待しています。
 もしも江越さんの打率が多少なりとも上昇すれば,江越さんを超える外野手は阪神どころが12球団の中でも少ないでしょうし,私は大いに期待しているところです。


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 今日のニュースを見ていたら,無免許運転をした男が,裁判所に無免許運転で出廷して逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 記事の内容は,もはやタイトルの通りで,記事には個人情報等の詳細が載ってるだけで,特に取り上げないことにします。

 こういった案件は,普通に考えると大変愚かな行為に思えますが,実は私の今まで見てきただけでもこの手のケースはよく見ます。
 無免許運転で起訴された人と事務所で裁判のための打ち合わせをしようとお呼びしたところ,打ち合わせ中に事務所までの交通手段を聞いてみたら普通に車だと述べたりした人を今までも何人か見たことがあります。
 こういった人達は,法律違反をしているという認識はあり,それが発覚したらまずいということも理解はしていると思われます。
 しかし,交通手段としての車が重要であり,移動のために必要だという本人の中で必要やむを得ないと考える理由があれば,法律に違反したとしても正当化できてしまうのでしょう。
 そして,大体の人が,無免許運転が発覚するまで結構な回数の無免許運転を繰り返しており,ほとんどばれたことがないため,ばれなければいいというくらいに違法だという考えが鈍磨してしまっているように思われます。

 こういった傾向は,無免許運転だけでなく,万引きや覚せい剤等でも同様の傾向が見られるように思います。
 多くの犯罪のきっかけというのは,法律に違反することはわかっていても,それをせねばならないという本人の中で正当化する理由ができあがるからであり,それを繰り返して違法性の意識がなくなっていくというものだろうと思います。
 それを断ち切るためには,早期の発覚,場合によっては何らかの罰なのかもしれないと思います。
 この事件のように,無免許運転の裁判に無免許運転でやってくるという感覚を持つようになってしまえば,それは早期の発覚だけでは足りず,罰まで必要な程度まで進んでしまったのだろうと思います。

 このような傾向が世間にもっと浸透すれば,警察に発覚せずとも周りが早期に気づいて抑止するという体制ができあがることが期待できるかも知れません。
 ただ,一度このような傾向が本人に身についてしまうと,家族の制止程度では抑止にならないということもあり,やはり早期の発覚というのが大事だろうと思いました。


 今日は阪神のキャンプで紅白戦が開催されましたが,今日の注目はドラフト3位の木浪さんでしょう。
 木浪さんは,これまでは好守の内野手と認識していましたが,守屋さんからホームランを放ちまして,パワーも十分にあると見せつけました。
 守屋さんは決して悪い投手ではないですから,このホームランはそれなりに価値のあるものだと思います。
 ただ,1軍級の投手と渡り合った時にどのくらい活躍できるのかは未知数であり,今日の成果を手放しで喜ぶというには情報が不足しているというべきだと思います。
 しかし,少なくともスタンドまで飛ばせるパワーがあると相手に認識させられれば,相手投手も失投を怖がって配球が限定される可能性もありますし,相手に対して一発も撃てるという可能性を認識させられることは極めて重要だと思います。
 ポジションはショートですから,北條さんといい形で競争してくれると,非常に楽しみになってくると思います。
 北條さんは北條さんで猛打賞ということで,こちらも一軍級の投手を相手にするとどうかは不明ではありますが,なかなかいい勝負をしてくれそうです。

 また,近本さんは,相当足が速く,ファーストまで4秒ジャストということで,相手の守備の乱れを誘えるレベルだと思いました。
 四球をとれるだけの選球眼もありそうですし,ヒットもうまくはじき返せたと思いました。
 最近,外野からの返球の動画を見たところでは,肩が強くないことが結構懸念されているように思います。
 私も外野手としての肩の力は気になりますが,赤星さんを思い返すと,素早い落下点入りから,チャージをしながらボールをキャッチしてそのまま送球するなど,肩の力を技術と足で埋め合わせていたように思います。
 もしも近本さんもそれらがある程度できるようになれば,肩の力をそこまで重視せずとも活躍が期待できるのではと思っています。
 赤星さんとばかり比較するのは良くないかもしれませんが,赤星さん的な要素が阪神に入ってくるだけでチームの戦略が大きく変わってくることも事実でしょうし,私は近本さんの成長に大いに期待しています。

 江越さんは,フリー打撃で,24球中15スイングで安打性5本,うち3本が柵越えということで,当たれば飛ぶというパワーは健在です。
 問題はボールに当たるかであり,その点はどれだけ改善されているでしょうか。
 打率がもう少し上がってくれれば,彼ほど阪神の外野手としていてほしい人もいないため,今年こそ打率向上に大いに期待しています。


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 今日の記事を見ていたら,宝くじ公式サイトにおいて,高額当選者の実名顔出し広報の募集に関するものがあったので,取り上げてみました。

 応募資格は,これまでに1000万円以上の高額当選をした人ということで,当選の喜びを宝くじの広告や番組などで伝えることが目的ということです。
 募集は10人程度で,採用された方には広告などへの出演料として50万円が支払われるということです。

 この記事を見ていて,そういえば宝くじの売り上げが随分減ったという記事を思い出しました。
 原因はよくわかりませんが,もしかしたらあまり景気が良いとは思えない中で,宝くじのような確実性の極めて低いものに対してお金を支払うことに大きな抵抗感を感じるようになったからかも知れません。
 宝くじは,当選金こそ極めて高額で夢があるものの,一方で当選確率は極めて低く,大半が下一桁の番号のみが当たって宝くじ購入額が10分の1になって終わるケースが多く,そういったことに多くの経験者達が絶望していった集大成がこの結果なのかも知れません。
 ですから,希望を持って買うべきが,絶望の記憶に塗り替えられてしまって買うことを躊躇うようになったかも知れないとも思いました。

 そういう私の予想は横に置いておいて,この広告ですが,私だったら応募はしたくないと思いました。

 もしも最近当選したとして応募すれば,世間にお金のある人として認識されてしまうため,あらゆる意味で狙われる危険に身をさらすことになりかねません。
 また,遠い過去に当選したという場合には,その当時は大金を持っていたのに隠していた人と認識されたり,大金を持っていても使い果たしたから世間に公表したのだろうとして金遣いの荒い人として評価される可能性もあると思います。
 そのように,いずれにせよ世間の評価が下落することが大いに見込まれると思います。

 また,もしも最近高額当選をしたのであれば,まだお金をある程度所持しているでしょうから,50万円を得るために危険を冒す必要もないので,この出演料は魅力を感じるものではないとも思います。
 もしももっと高額であれば心が揺れるかも知れませんが,一方で高額な広告料を手にしたとわかれば,さらに狙われる危険が増大するとも思われ,高い方がいいのかどうかも難しいものです。

 いずれにせよ,自分のお金に関する情報を世間が持つというのがどれだけ厳しいものなのかと考えれば,実名顔出し広報というリスクを冒す理由があまりにも思いつかないように思います。
 現にお金を手にしていない私がこれだけ思うのですから,高額当選者はこれを身にしみてわかっている状況下で,果たしてどれだけの人がこの広報に応募するのだろうかと思いました。


 阪神のキャンプですが,藤川さんがリタイヤ第1号となりました。
 発熱があったということで大事をとったというものですから,怪我ではなくて本当によかったと思います。
 藤川さんは,今季は抑えか,そうでなくても勝利の方程式につながる勝ちパターンのリリーフを任せられる可能性が高いですから,そんな選手が怪我でいなくなってしまうと大いに計算が狂いますので,体調には重々気をつけてもらいたいものです。

 新外国人マルテさんが,7日に予定されている紅白戦に飛び入り参戦する可能性があるそうです。
 マルテさんについて第一に見極めるべきは,外角の変化球にどのように対応できるかであり,それを判断する材料の一つとして紅白戦での打席は非常に関心があります。
 思い返せば,ロサリオさんは,来日当初はとにかく打ちまくっていましたが,オープン戦の途中から外角の変化球という弱点が露呈してから活躍できなくなっていったと思います。
 それを考えると,まずマルテさんに対しても外角の変化球を投げて,きちんと対応できるのか,選球眼がどれほどかを見てみなければならないでしょう。
 パワーがあることは間違いなさそうなので,その点はあまり不安に思っていませんが,とにかく打点を稼げるような対応力がどこまであるのか,それを見せてもらいたいところです。


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 今日のニュースを見ていたら,福岡で,コンロのガスボンベ20本のガス抜きをしていたら爆発したというものがあったので,取り上げてみました。

 ガス抜きをしていたのは男性2人で,家庭用カセットコンロのガスボンベ約20本のガス抜きをしたということでした。
 その最中に爆発し,爆風で窓ガラスが割れ,マンション6階の部屋で爆発が起こったためにガラスの破片が地上に飛び散ったということでした。
 幸い火は燃え広がらなかったそうです。
 2人の男は,手や顔に火傷を負って病院に運ばれたということでした。

 この手の爆発といえば,先日の札幌でのスプレー缶の爆発を思い出します。
 その続報がないので,結局どのくらいの規模だったのか,誰が責任を負ったのか,誰の指示で,なぜあのような作業をしていたのか等はよくわかっておらず,その点は関心があるのですが,このニュースを見た人は誰もがあの事件を思い出したことでしょう。

 あの当時はあれだけ毎日のようにあの件の報道をしていたのですから,ガス缶を取り扱うには危険が伴うということは一般的な知識として広まっていたかと思うのですが,そこからあまり時間が経たずにこのような事件が発生したというのは何だかなと思います。
 おそらく,この季節柄,窓も閉めて作業していたと推測されますが,そんな中で20本ものガス缶を取り扱っていたのですから,それは問題も起きるだろうと思うところです。

 この件で,当の本人達が害を被るのは当然のことですが,周辺住民などはこのような愚かな行為によって完全なとばっちりを受けるわけで,さすがに軽視もしづらいものです。
 あの当時,札幌の案件をあれだけ大きく報道していたものの,その後の責任の件についてはほとんど触れられていなかったように思われ,やはり教訓として世に広まるためにはその責任をどのようにとったのかということまで報道されないといけないのかも知れません。
 ただ,多くの人は,あの事件を契機に,少なくとも締め切った屋内でスプレー缶のガス抜きをしなくなったと思われ,どんなに注意を促しても一定数は駄目なのかも知れないのですが。


 プロ野球のキャンプが始まりまして,今のところ阪神で注目を浴びているのは,打撃では大山さんとマルテさんのようです。

 大山さんを見る限り,さすが金本前監督が見いだした長距離砲候補だけに,やはり素材としては素晴らしいと改めて思います。
 その素材の開花が望まれるところではありますが,自前選手を育てるには長い目で見ないわけにもいかないので,今は,特にキャンプの始まったこの時期は,素材が素晴らしいということを確認できれば十分でしょう。

 マルテさんは,ぼちぼちアジャストしてきたかという感じで,柵越えはいうほど多くはないものの,それでも今のところ悪い選手ではないとは思われます。
 ただ,まだその真価はわからず,ロサリオさんのことも思い出せば,過剰な期待をかけるにはまだ早いと気持ちを落ち着かせているところです。

 藤浪さんについては,既に153キロの球速が出ているということで,調子がいいようだというような記事を見ました。
 しかし,藤浪さんは昨季もその前も球速は出ていたので,その点については心配していません。
 問題は,制球力と何かのきっかけで崩れないかという点です。
 その点については,現時点ではまだわかっておらず,とりあえず今後の登板での制球を見てみたいところです。

 鳥谷さんがショートの守備位置での練習をしたということでした。
 確かショートに再挑戦という記事を見たことがありますが,問題はどのくらいそれが出来るかでしょう。
 彼ほどの選手であれば,数試合をこなすことはできるでしょうが,年間通してあの激務のショートをこなせるかといえば難しいと思われ,その辺りがどのくらい通用するのかが見てみたいものです。

 ショートを争う北條さんは望月さんから24球中ヒット性を5本打ち,1本は柵越えだったということでした。
 打撃もまずまずということで,おそらく怪我がなければ北條さんがショートを担当するのでしょうが,その怪我の影響がどれだけあるのかは今日の段階ではよくわかりませんでした。
 その意味では,鳥谷さんの調子次第ではつけいる隙はあるのかも知れません。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:42
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