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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,大相撲の新弟子検査に関するものがあったので,取り上げてみました。

 名古屋場所を前に行われる予定だった新弟子検査ですが,応募者が1人もいなかったためとりやめになったということでした。
 新弟子検査の応募がなかったのは11年ぶりということで,史上2回目だそうです。
 新弟子検査は,年6回本場所前に行われ,来月2日の名古屋場所前に実施予定だったそうです。
 しかし,今月26日に新弟子検査の申し込みが締め切られたものの,誰も応募者がいなかったということでした。
 相撲協会によれば,新弟子検査の受検者は若貴フィーバーのあった平成4年頃が最も多く,年間200人を超えていたそうですが,ここ10年あまりは100人に満たない状況が続いていたそうです。
 今年は,これまで3回の検査で64人が受検していたそうです。
 日本相撲協会は,名古屋場所は例年受検者が少ない傾向になるので,特別今年の受検者数が減ったとは考えていないということです。

 これまでの新弟子検査受検者数の状況を知らないため,この記事だけで受検者数が著しく減っただとかそのようなことを論じるには情報が足りないと思います。
 とはいえ,名古屋場所前の受検者は例年少なかったとしても0人ではなかったようなので,やはりある程度減少したようには見えます。

 現象があったとすれば,その原因は,例えば選択できるスポーツの多様化や少子化などがあると思いますが,初めに思いつくものはこのところの相撲界の醜聞でしょうか。
 高い地位のある人の暴力,その隠蔽と思われる組織の挙動,被害者側に対する対応と処分,性差別など,この半年足らずで相撲関連についてどれだけ問題が提起されたかと思うと,積極的に選択しようという人は限られてくるように思えます。
 報道等により,少なくとも,組織自体が,地位が高くなるまで若手等の育成に歓迎するもののように見えないとイメージが根付いてしまったと思われ,子供の頃から相撲を積極的にやっていて抵抗がない人などは入門を検討するでしょうが,そうでない場合は積極的に選択しづらいとは思います。

 今後の傾向ですが,先日ちびっこ相撲についても,女の子を土俵に上げることの問題,それを指摘されたことからちびっこ相撲の開催見送りという事態になってしまったことを考えると,未来の相撲の担い手となるであろう若い世代はさらに少なくなってしまうのではと思えます。
 現在のイメージ悪化の問題だけでなく,ちびっこ相撲の開催見送りは将来の相撲人口の裾野を減少させたと思われ,今後一層の努力がなければ衰退していってしまうのではと危惧します。
 野球やサッカーと同じく,流行のきっかけは若貴フィーバーの再来になるようなスターが登場することなのでしょうが,外国人力士全盛期の昨今においてなかなか難しいことなのかもしれません。


 今日の阪神ですが,藤浪さんが打ち込まれた時は負けるかと思ったものの,打線が盛り返して勝利しました。

 藤浪さんは,打ち込まれて大量失点するまではいい投球だったと思いますが,大量失点時は悪い時のものが出てしまったと思います。
 しかし,今日の藤浪さんは,その後も登板して,次の回はヒットこそ打たれたものの無失点で切り抜け,見事に立ち直ることが出来ました。
 ここで立ち直れなければ,今シーズンはこのまま悪い状態が続くことになりかねないところでしたが,こうであれば一応次回も試してみたいと思えるのではないでしょうか。
 次は,打ち込まれて悪い流れになった時に自ら断ち切れるようになってもらいたいところです。

 打線の方は,逆転されてから再度の逆転劇を演出したホームランを打った福留さんがまさに見事というべきでしょう。
 このような決定力ある打者を阪神はこれまで求めていたので,先日の糸井さんといい,こういった打者が中心となって不振の打線を挽回していってもらいたいものです。

 また,今日は陽川さんが非常に当たっていました。
 本当に陽川さんなのかと思うくらい今はのっていますから,いつかはまた下がってくるとは思うものの,調子のいい打ちにどんどん実績を作って,相手チームに怖い打者だという印象を植え付けてもらいたいものです。
 こういった自前の長打力ある打者が活躍するのは,見ている側としても本当に喜ばしい限りです。

 今日はその他も打線が非常に活発に打ちまくりましたが,正直言って流れでこんなに大量得点したとしても,点を取れない時にとってくれる決定力のある打者に比べればそこまでの価値はないと思っています。
 それでも,点を取れる時にとって明日以降ものっていける流れを作ってくれるならばいいのですが,大体大量得点した翌日の試合は大振りになってあまり点が取れないという傾向もありますから,できすぎて点が取れたことにはやや危惧を感じています。

 明日は岩田さんが久々の先発です。
 岩田さんといえば,基本的に素晴らしい投球をするものの,中盤の回で突如崩れて一発を食らうという展開を例年見せてきていまして,そこをいかに改善できているかが問題だと思っています。
 本来エースになりうる器だっただけに,ようやく1軍に上がってきたというのはもともとの実力を発揮できていないというように思っていますが,明日はその実力を見せてもらえると期待しております。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:41
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 今日は,富山で,警察官の拳銃が奪われて撃たれてしまうという重大事件が発生しました。
 詳細がまだわからないので,ここではあまり触れるつもりはありませんが,私は仕事上,日頃警察官が拳銃を携帯しているところをよく見かけるので,時々警察官が襲われて奪われたらどうなるのだろうと思ったりもします。
 もちろん多くの警察官は奪われる隙もないのだろうと思うのですが,今回のように悪意を持って交番にやってくる者がいる場合にはどう対処したらいいのか,その点も考えないといけないのかもしれません。


 今日の記事を見ていたら,鰻丼に関するものがあったので,取り上げてみました。

 鰻といえば,最近不漁とよく耳にしまして,絶滅危惧種ともいわれています。
 そんな中でも,土用の丑の日には日本中でみながこぞって食べようとするということもあり,なかなかどのようにして鰻を何とかしていくのかというのはこのところずっと大きな懸案事項になっていると思います。

 そんな鰻丼について,今日の記事ではカタログ通販でキャッチコピーとともに取り上げられていました。
 そのキャッチコピーは,「資源回復をめざして食べて応援。」というものでした。

 これを見て,正直言ってよくわからないと思いました。

 まず,「資源回復をめざして」という言葉からは,鰻が上記の通り絶滅危惧種であることを意識していることがわかります。
 すなわち,鰻が絶滅危惧種であればこそ,鰻の数を増やして絶滅危惧種でないようにするというのが「資源回復」ということなのでしょう。

 一方,「食べて応援。」という点ですが,このうち「食べて」は鰻の消費を促す言葉であり,前段の「資源回復」とは相反する意味のものと考えられます。
 ところが,「応援」というのは,「資源回復」を促進するという語義でしょうから,「食べて」という言葉と「応援」という言葉は矛盾するのではないかと思われます。

 この言葉を見て,普通に思ったことは「食べたら減るだろう」というものでした。
 もしかしたら,鰻に関する知識を身につければ,この言葉が実は本当に鰻の数の回復につながるメッセージに読めるのかもしれませんが,キャッチコピーを目にする多くの人は無知でしょうから,一定程度の知識ありきでは広告としてはよくないように思えます。

 せっかく商品として取り扱う以上,売上促進のキャッチコピーを付けることに何らの問題はないと思います。
 ただ,せめて短いキャッチコピーのセンテンスの中で矛盾することのないものを発信してもらいたかったように思いました。


 今日の阪神ですが,久々に勝利しました。

 今日は,メッセンジャーさんが先発として素晴らしい役割を果たし,陽川さんがこのメッセンジャーさんの活躍を見殺しにしない見事なホームランを放ってくれました。

 メッセンジャーさんですが,4回には失策がらみで1アウト1塁3塁というピンチに出くわしたものの,連続三振で切り抜け,そこからは8回6安打無失点という好投でした。
 不調すぎるチームにおいて,中継ぎもよくない中,8回無失点というのはまさにエース,チームの支柱というべき活躍ぶりでした。
 エースに頼らざるを得ないチーム事情は情けない限りですが,それでもここで仕事をしてくれるエースは本当にありがたい存在です。

 その次を継いだドリスさんは,前回登板で大量失点した汚名を返上して,今日は無失点で終えられました。
 ヒットで出塁を許したところでは,やはりまだあまり調子がよくないのかと不安にも思いましたが,その後はヒットも許さずに終われましたし,こうして成功を一つずつ積み重ねていければまた前のように活躍してくれるようになってくれるのではと期待することにします。

 陽川さんについては,ホームランの前にはファウルフライになるところを横浜さんの一塁手中川さんが落球し,その後ホームランとなりました。
 こうしてみると,エラーというのは流れを作ってしまうものだとしみじみ思います。
 また,陽川さんは,9回も長打から打点を上げましたし,非常に調子がいいと思います。
 いずれ調子が落ちてくるのだろうとは思いますが,それでも好調のうちには大いに使ってチームを向上させてもらいたいと思います。

 今日の勝利で最下位は脱出しましたが,それでも最下位はいつでも隣にいるような感覚であり,まったく油断できるものではありません。
 明日は藤浪さんが投げますが,前回登板で精神的に落ち着かせるようなルーティンの仕草を見せていたので,それが元で乱調を避けられるならば,これから藤浪さんは大いに活躍していけるだろうと思っています。
 先日の1試合だけで復活したというには早いですが,数試合見て結果が出れば,ルーティンがうまくはまったと評価できると思いますし,一つずつ丁寧に積み重ねていってもらいたいと思います。

 ちなみに,2軍落ちした大山さんですが,矢野さんらが不振の原因を見抜いて調整した結果,今のところ4割5分5厘,ホームラン2本,6打点と好調になりました。
 2軍と1軍では投手の実力も違いますから,これで復活したと考えるのは早計だと思うものの,それでも好調の兆しが見られるのは非常にうれしい限りです。
 その上で,もしも矢野さんらが直ちに大山さんを修正できたのだとすれば,1軍の打撃コーチは何をしていたのだろうかと不満に思うところもあります。
 評価を下すにはまだ材料が足りないとは思いますが,それだけに早めに1軍で大山さんやロサリオさんを見てみたいものだと思いました。


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 今日のニュースは,ワールドカップの日本セネガル戦で持ちきりでした。
 個人的には,コロンビア戦の勝因は序盤のレッドカードだと思っており,そこから流れをつかめたことだと思っていたので,セネガル戦は順調にいっても低スコアでの同点,おそらく敗戦というように思っていました。
 しかし,結果は2−2での同点ということで,私はまたしても日本の得点能力を甘く見ていました。
 この点は率直に申し訳なく思うとともに,想像以上の働きを見せてくれた日本代表には頭が下がるばかりです。

 さすがにセネガルの選手の身体能力は非常に高く,単純なスペックだけ比較すると日本はかなり厳しい状況だったように思いますが,それでも同点になれたというのはプレーの精度と組織力の問題でしょうか。
 個人的には柴崎さんがコロンビア戦に続いて非常に大きな役割を果たしたと思っており,本田さんや香川さん,長友さんの次の世代も着々と成長している影が見えて,これからも当面日本代表は活躍できそうに思えました。

 しかし,何といっても本田さんが決めるべき時に決めたことが大きかったように思います。
 日頃から野球を論じる際,決定力,すなわち打率や打点が低くても,勝負所で決められる能力があるかどうかが問題だと何度も述べていましたが,本田さんを見ているとまさにその決定力を見せつけられたように思えます。
 野球でばかり例えるのも難ですが,本田さんが本大会前に受けていた評価と本大会での評価を比較すると,ちょうど新井さんが阪神にいた時と広島さんに戻った時の評価のように見えます。
 新井さんが阪神にいた時は,チャンスで回ってきても打点を生み出せず,併殺に終わってしまって猛批判を受けていましたが,広島さんに戻ってからというものずいぶんチャンスで打点を生み出せるようになり,私の中での評価も一変しました。
 本田さんも,コロンビア戦・セネガル戦のいずれも後半から投入され,決定機にそれぞれアシストとゴールを決めており,それらはいずれも日本に決定的な結果である勝ち点をもたらすものでした。
 このように決めるべき時に活躍できる選手というのがもっとも望まれる選手だと思われ,私自身これまで本田さんの動きがどうなのかなどといろいろと思っていたものの,決定力がある以上は賞賛されるべき選手だと思っています。
 ただし,これまでのケースを見ている限り,スタメン起用というよりは,ここぞという場面で投入して流れを変えるというのが正しい起用法のように思われ,この2戦で成功した以上はおそらくそのような起用法が続いていくのではないかと思います。

 3戦目は強豪ポーランドであり,ランキングでは日本の及びも付かない存在ですから,ここも勝つことは大変難しいのだろうと思いますが,もはやここまできたら期待しています。


 今日のニュースを見ていたら,中国で,食べ放題のサービスを提供した店が閉店したというものがあったので,取り上げてみました。

 この店は激辛料理店でしたが,今年6月1日から1ヶ月間を約2000円を支払って会員になることで食べ放題というサービスを提供しました。
 そうしたところ,毎日500人以上の客が来店するようになり,開店3時間前の午前8時頃から行列ができはじめ,11日までで売り上げは160万円を超えたということでした。
 しかし,赤字も830万円以上まで膨らみ,翌日には「緊急通知」の張り紙を出して,一時閉店することとなりました。
 この原因は,会員カードの使い回しを禁じるルールを無視して1枚のカードを複数で共有する客が続出したことがあったそうです。
 また,ウエイターによれば,大きな容器を持ってきて,その中に料理を入れて持ち帰る人もいたそうです。
 一時閉店の通知では,営業を再開した際には会員カードの持ち主には割引料金を適用するとしましたが,それでも不満がある客には少額を払い戻す予定だということです。

 中国のこの地域での料理の提供価格の相場がわからないので,この価格が安いのか高いのかはいまいち記事だけでは伝わってきません。
 しかし,もしも日本と同等の相場であれば,極めて安い店だと思いますし,これだけの行列になっていないならば私も会員になりたいくらいだと思いました。

 ですが,問題は,サービス提供対象者の管理の曖昧さとサービスのコストパフォーマンスの悪さということなのでしょう。

 会員カードの使い回しが問題ということですが,会員個人との紐付けをどのようにしていたのかは疑問です。
 例えば,顔写真入りの身分証明書で紐付けをするということが考えられますが,写真が偽造される場合には対処することも難しかったかもしれません。
 中国の文化がよくわからないため,紐付けをどうやるのがこの店にとってもっともよかったのかはわかりませんが,日本でも最近コンサート等のイベントでチケット購入者の身分証明書を提示する方式が多く使われていますから,ある程度厳格な方式をもって対処しなければならなかったように思います。

 また,安いということは非常に魅力的ですが,それは限度がすぎれば許容量を超えた集客を実現してしまうことになりますから,その分様々なものが犠牲になると思います。
 例えば,材料費等はもちろんのこと,始終忙しくなるため人件費は多くかかるでしょうし,忙しさに対する体制が整っていなければサービス内容が劣化していくことになり品質低下も生じる可能性があります。
 また,集客も過剰になれば,これまでお得意様として来てくれた人が敬遠することとなり,そのサービスが終わった後にはお得意様含めて客が来なくなるという辞退も考えられます。
 さらに,かつてマクドナルドさんが通った道ですが,ハンバーガーを59円で売ってしまうと,その後に元の価格に戻しても客は59円のものという認識を持ちますから,通常価格では高いという意識を持たせることになり,結果売上が落ちるということも想像されます。
 安いということは大きな顧客誘因要素だと思いますが,それをきちんと計算しないまま安くやってしまえば,結局計画を崩す要因になりかねないと思います。

 今は弁護士業界を含めてどの業界でも価格破壊というものが見受けられます。
 それは一面ではよいことだと思いますが,一方でそれがために生じるデメリット等も否めないものであり,この激辛料理店の問題は極端な話ではあれ,どの業界も抱えている悩みのように見えました。


 阪神は,オールスターのファン投票で選出0人だということです。
 時点でも誰一人ランクインしていないということで,やはり弱いということはそういうことなのだと改めて思わされます。

 個人的には,メッセンジャーさんと糸井さんは選ばれる素養があるように思うのですが,糸井さんが潰れてしまうと打線が終わってしまうため,糸井さんにはオールスター期間は休養をとってもらいたいと思います。
 メッセンジャーさんは,かねてから出場を希望していましたし,体力もありますから,個人的には出てほしいと思っていますが,それでもファン投票で出てほしかったです。
 メッセンジャーさんがあれだけオールスターを意識している発言をしていたのに,選ばれなかったというのは,阪神が弱いからだといいたいところです。
 サッカーもそうですが,弱いと人気は出ませんし,強いと皆が注目しますから,いくら根強いファンがいるとはいえ,勝てないから投票も集まらなかったと思います。

 とにかくこれだけ弱いと何ともいいづらいところですが,そろそろもう少し勝ってくれてもいいのにと思ったりしました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:25
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 今日のニュースを見ていたら,地方公務員が懲戒処分を受けたというものがあったので,取り上げてみました。

 この公務員の女性は,公用車を運転中に街路灯にぶつける物損事故を起こしました。
 しかし,自分が事故を起こしたと上司に報告すると叱られたり処分されたりするのではないかと恐れ,事故を起こした約30分後に上司に対して「車に乗ろうとしたら壊れていた。私は知らない。」と嘘の報告をしたということでした。
 ですが,事故の約2ヶ月後に女性は事故を認めまして,減給10分の1を1ヶ月間という懲戒処分を受けました。

 おそらく,きちんと事故の報告をしていれば,叱られることはあっても減給処分までの大きな処分を受けることはなかったでしょう。
 しかも,ばれないで済むかといえば,女性が言うように前から壊れていたのであれば当然それ以前に乗車した人に事情を聞くでしょうし,簡単に嘘も露見することでしょう。
 役所の場合,公用車を扱うに当たっては,その日時と使用者の記録を付けるところが大半でしょうが,この地方公共団体も同様の対応をしていれば女性もすぐ発覚することをわかっていたでしょうに,なぜこのような対応をとったのだろうかと気になるところです。

 これは何の根拠もないことですが,このようにあからさまに露見しそうな嘘をつくというのであれば,もしかしたら物損事故以上に何か問題があったのではと勘ぐってしまいます。
 それは,例えば,携帯電話使用により前方不注視となってしまって物損事故を起こしたなど,別の道路交通法違反の事情などが考えられます。
 これらは単なる憶測の域を出ませんが,このようにあまり意味のない嘘を見てしまうとそういった勘ぐりも出てきてしまうように思えます。

 私は仕事上よく他人の嘘を見ますが,そういうものを見てつくづく思うのはばれやすい嘘をつくことの意味です。
 ばれやすい嘘は,ばれた時に相手の感情を逆撫でしたりすることもありますし,こういう時には真実を話した方が楽であり軽く済むということを改めて思わされるものです。


 最近の阪神ですが,目も当てられないくらい弱いです。

 その原因は,これまではどうしようもなく打てない打線でしたが,最近は打ち込まれている投手陣だと思います。
 振り返れば,以前は中継ぎ投手が壊滅していたものの,去年は中継ぎ投手陣が非常に素晴らしい活躍をしていまして,今季もその流れでうまく行くと思っていました。
 しかし,今季は,去年よく活躍してくれていた桑原さんやマテオさんがよくなく,抑えのドリスさんも出塁を許したり失点する場面が多かったと思います。
 そして,今日は,抑え投手としては致命的なくらいの大量失点をすることとなってしまいました。
 これまで投手陣に助けられる試合が多かっただけに,多少投手陣がへたってきたとしてもそれで責めるのは酷かもしれませんが,それでも今の阪神において投打がかみ合わないこの状況はもはやどうしようもないというほかないでしょう。

 今日に限っていえば,打線は,要所ではやはり攻め切れていなかったものの,大量点差を追いついたところなど非常に粘り強い活躍をしてくれたと思っていますし,もしかしたら復調の兆しがあるのかもしれません。
 打線は水物といいますから,明日以降もどうかは何とも言い難いですが,それでも頑張ろうという姿勢が伝わってきますし,みなこの事態を何とかしようと踏ん張っているのでしょう。
 ただ,そうこうしているうちに,交流戦から転落し,仕舞には最下位まで落ちぶれてしまったのですから,これは単に弱いからというべきなのかもしれません。

 これまでも,今季は,あまりにも打てない打線,先発は仕事をすることが多いものの,中継ぎは崩壊がよく見られるということはよくみられましたが,逆にこれだけの惨状でなぜ一時期は2位にいたのか疑問に思うこともありました。
 それだけに,今単独最下位になったと聞いても,この状況ならそれはそうだろうと思ってしまいます。
 いっそ今季はこのままいって,弱い部分を一掃する機会を作った方がいいのではないかと思うところもあります。
 そういえば,昔,野村監督から星野監督に代わった際,だいぶ古参の選手が出されてしまって血の入れ替えが図られましたが,もしかしたらそのくらいの衝撃があった方が今の阪神はいいのかもしれないと思うくらいです。

 阪神は,今が弱いというよりも,今季はずっとよくないですから,これから浮上するといわれてもどういった要素からそうなるのか,一時的に変わることはあっても継続的によくなる方法がいまいちよくわかりません。
 私はよく訓練された阪神ファンと自負しているので,この程度でファンを止めることはないのですが,それにしても今季は悪すぎて,どうなっていくのかを注視したいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:55
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 今日のニュースを見ていたら,テレビのバラエティ番組の企画で芸人が連れ去られたことについて警察に通報されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この番組では,お笑い芸人を路上で連れ去る撮影をしたということですが,これを受けて路上で男の人が連れ去られたという110番通報が警察に相次いだということでした。
 警察が誘拐の疑いで捜査したところ,車がテレビ番組で使っていたものとわかったということで,警察は番組関係者に事情を確認しました。
 そうしたところ,番組側は,お笑い芸人を連れ去る企画だったと説明したということで,警察は混乱を招いたとして関係者に厳重注意したということでした。

 私は,この数年まったくバラエティ番組を見ていないのですが,その理由はいくつか考えられるものの,中でも今の自分の好みに符合しない,ほかの選択肢が多いためテレビの優先順位が下がったなどが挙げられると思います。
 子供の頃は毎日テレビを見ていたと思うのですが,今思い返すとどんな番組を見ていたのかあまり記憶になく,おそらく何となく面白いという感じで見ていたのかもしれません。
 その記憶によれば,おそらくテレビを見るという受動的な娯楽だったと思うのですが,今は自分で娯楽を選択できる幅が大きく広がったため,娯楽を自ら能動的に選択するようになったのだろうと思います。

 今の自分の好みに符合しないという点ですが,最近よくいわれている,昔に比べて世間にコンプライアンスの意識が高まったり,ネットの普及によって視聴者側が意見を発進できるようになってきて,バラエティがやりづらくなったということも原因なのかもしれません。
 昔を思い返せば,過激なバラエティ番組はそれなりにあったと思われ,そういった冒険がないことはある意味テレビが退屈になったと評価する向きもあるのでしょう。
 また,バラエティ番組は冒険してなんぼという考え方もあるのでしょうし,恒常的に笑いを生み出すというかなり難しい課題に挑戦する以上,冒険をしようと意識すること自体は否定的には考えるべきではないかと思います。

 ただ,今回の問題は,一見すると刑事事件かどうかが見分け付かない点だったと思います。
 携帯電話の普及により,昔に比べて容易に通報しやすくなったことがこの事件の問題が大きくなった要因だろうとは思いますが,一方で一般人が刑事事件と察知して直ちに警察に通報することは社会としては至極健全でまっとうだろうと思いますし,そういう社会であることに安堵する一面すらあります。

 では,連れ去り行為を行うこととあわせて,近くの通行人に対して「これはテレビ番組のロケです」とあわせて説明することは意味のあることでしょうか。
 もしも本当の誘拐事件が起こり,目撃者に誘拐ではないと誤信させようと思う場合,おそらくテレビのロケだと説明する方法もあるでしょうから,個人的にはそのような方法を採ること自体別の犯罪に拍車をかけるだけだと思います。
 そうだとすると,やはり一般人に犯罪が生じたと誤解させる方法でロケを行ったこと自体は大いに問題だったというほかなく,これについては誤りだったというべきでしょう。

 本件のようなことがあると,またバラエティ番組が作りづらい世の中になったという意見が出てくるかもしれないとも思います。
 しかし,常識的に考えれば,一般人に犯罪があったと誤信させる方法を採ること自体がよくないことは明白であり,今回の件でバラエティ番組がますます作りづらくなったとしても,それは自分の首を自分で絞めたように見えてしまいます。

 とはいえ,上記の通りバラエティ番組が冒険すること自体は何ら否定するつもりはありませんし,その点について今後も創意工夫は期待したいところです。


 今日の阪神ですが,いろいろと問題はあったものの,終盤負けを覚悟したところで同点に追いついただけ拾いものと思うべき試合だったと思います。

 先発馬場さんは調子が悪くて一発を食らってしまいましたが,それでも6回1失点にまとめたのは大したものだったと思います。
 自身のコンディションを整えて次回登板に臨めば,近々いい結果が出そうな,そんな投球のように見えました。

 後を継いだ能見さんですが,私はそこまで悪いとは思いませんでした。
 ただ,そもそも回跨ぎをさせる必要があったのかはよくわかりません。
 また,ヒットを打たれた時,制球も荒れていませんでしたし,そのまま投げさせてもよかったのではと思いましたが,代打に右打者が出てきたために桑原さんと交代したように見えました。
 今季の桑原さんは,なぜか去年ほどの冴えはなく,そこから打たれてしまいましたが,以前金本監督は能見さんは右打者でもいけるのではないかといっていたのに,なぜあそこで代えてしまったのかと悔やまれます。
 今日は継投で勝ちをこぼした試合だったと思っています。

 また,捕手岡崎さんですが,リードは悪くなかったと思うものの,パスボール,しかも2回というのは全く頂けません。
 せっかくやってきたチャンスでしたが,個人的には今日の岡崎さんを見ていると原則梅野さんを起用すべきかというように思えてしまいました。

 終盤リードされて負けムードのところで,再び点をとってくれたのは糸井さんでした。
 今日は糸井さんがいなければどうしようもなく負けていたと思いますし,本当に決定機に打ってくれる打者はありがたいとしみじみ思います。

 ただ,その後は点を取れず,結局同点で終わってしまいました。
 最終打者は山崎さんでしたが,ここで代打にも出せないくらい大山さんは状態がよくないということでしょう。
 大山さんと原口さんは,一度2軍で調整させないと,このまま悪い状態を打開できずに終わってしまうのではと危惧しています。

 酷かった交流戦がようやく終わりましたが,阪神は休む間もなく明日から広島さんとの対戦となります。
 阪神は,雨天中止が多かったため,ここから過酷な日程でやっていかねばならないそうで,その意味でもここから落ちていってしまわないか非常に不安です。
 今のチーム状態は,特に打線がよくないですし,このままいくと阪神は沈んでいってしまうのではと不安に思ってます。
 ロサリオさんはそれなりにいい状態のようですし,もしも改善されているのであればそろそろ1軍に復帰させて様子を見てもいいのではと思っています。
 糸井さん頼みの打線では,糸井さんが調子を崩したら終わってしまいますし,早めにてこ入れをしてもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:58
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 今はサッカーで盛り上がっておりますが,昨日日本がコロンビアに勝利したのを見ていて,正直言って私はこのような結果を予想していなかったため,大変驚きました。

 前半にコロンビア選手がハンドのレッドカードで退場したことがほぼ全ての流れを決めたと言っていい試合だったと思いますが,個人的にはコロンビアの立場としては仮にあそこで一点入れられたとしても,地力で勝る以上はその後に点を入れて逆転できる機会は十分にあっただろうにと思いました。
 あの場面で1人少なくなってしまったことで,コロンビアは引いて守る体制をとるようになり,プレスも積極的にかけず,後半には相当の疲労もためることとなってしまいました。
 たらればをいっても仕方ないのですが,やはりあの場面でボールに手を出さなければというようにコロンビア側は悔やんでいることでしょう。

 注目の本田さんは,ベンチスタートで,途中出場から見事なアシストを決めました。
 この場面はさすがというべきでしょうが,その後はあまり運動量が多くはなく,パスミスからピンチを招くこともあり,この状態では次もスタメン起用になるかは微妙なのではと思いました。

 昨日の試合では,レッドカードのきっかけを作った香川さんがいい活躍をしたと思いますが,攻守にわたって大迫さんが目立った試合だったと思います。
 乾さんや柴崎さん,長友さんも素晴らしい活躍をしたと思いますが,特に大迫さんの後半のゴール前に戻っての守備がなければ昨日の試合は勝利ではなかったと思いますし,個人的には大迫さんがMVPだと思っています。

 ポーランドがまさかの敗戦をしたため,次のセネガル戦が極めて大きな比重がかかってきたと思います。
 セネガルを見る限り,非常に身体能力が高く,早い展開に強いと思われ,日本がいつものようにボールを持ってからフォーメーションを整えて攻めていくという形をとるとスピードで負けてしまうような心配が出てくるような優秀なチームだと思います。
 申し訳ないことに,私はコロンビアには負けると思っていただけに,その浅はかな予想を裏切ってきたのですから,次はセネガルにも是非買ってもらいたいと思っています。


 今日のニュースを見ていたら,東京都が,都営地下鉄で時差ビズ乗車にポイントを付ける方針を発表したというものがあったので,取り上げてみました。

 対象期間は7月9日から8月10日で,期間中の平日の朝に都営地下鉄などで混雑時間帯を避けて改札を通った人に対して,プレゼントキャンペーンに応募できるポイントを付与するそうです。
 都営地下鉄の対象駅では,始発から午前7時半,午前9時半から10時半に,日暮里舎人ライナーでは各駅で設定する2時間の混雑時間帯の前後に改札を通った人に,改札口付近に設ける専用端末にIC定期券をタッチすると1日1ポイント獲得できるそうです。
 ポイントは,最大2万5000円相当のレストラン食事券などが含まれるカタログギフトや目覚まし時計などが計200人に当たるプレゼントキャンペーンの応募に使えるそうです。

 おそらくこのニュースを見た大半の人が思うと思いますが,時差出勤で特典を与えようというのはいい考えだと思うものの,それがまさかポイントで,しかもプレゼントキャンペーンに応募できるだけならばがっかりだというものだと思います。
 そもそも,このキャンペーンに応募できるから時差出勤をしようという動機を持つ人がどれだけいるのか,いささか以上に疑問です。
 東京都発案のキャンペーンですが,このキャンペーンのために時差ビズを実現できるのはおそらく東京都くらいなのではないかとすら思え,もしもキャンペーンの応募者の大半が東京都職員であれば悪い冗談であろうと思いました。

 時差出勤に特典を付けること自体は悪くはないとは思うものの,その特典が最大2万5000円相当の食事券となると,例えばその食事券の応募をするために職場から反感を買う覚悟で時差出勤を申し入れる人がどれだけいるかということになるでしょう。
 応募者全員が何らかのものを取得できたり,乗車料金等が割り引かれたりするのであれば,まだそれを目的とする人はいなくはないとも思えますが,たった200人に対する抽選であれば,ほとんどの人が自分は当たらないと思うでしょうから,ほとんど関心を持たないのではないでしょうか。
 また,プレゼントの中には目覚まし時計があるということですが,早く出勤するなという割には目覚まし時計で早く起きろといっているようにも見えて,なんだか矛盾した挙動をとっているようにも見えなくはありません。

 さらに,実施時期についても疑問があります。
 7月9日から8月10日というのは,ちょうど私立大学や中学高校が夏休みに突入するくらいの時期のように思えます。
 そうすると,特に7月後半以降は,キャンペーンと関係なく乗車人数が減少すると思えますが,キャンペーンの効果を本当に知ろうとするならば乗車人数が減少するイベントのない時期に行うべきでしょう。
 もしもこの乗車人数減少をキャンペーンの効果が出たと宣伝するために使おうという意図があるならば,さらにこのキャンペーンの存在意義について疑問を呈せざるを得ません。

 何度も言うように,時差ビズに特典を付けようという発想は悪くはないと思います。
 ですから,その方向性を生かしたまま,別の結果を招き入れるように,さらに努力が必要ではないかと思いました。


 今日の阪神戦は,雨天中止でした。
 昨日は,ロッテさんに惨敗しまして,今年の交流戦は極めて散々な結果というべきでしょう。
 一応明日の勝利には期待しておりますが,選手の中でいろいろと調整し直さないと取り返しが付かなくなるのではと大変危惧しています。
 ただ,これでも阪神はまだセリーグの中ではAクラス争いが出来ているわけで,セリーグ全体が低迷しているように見受けられます。
 こうしてみると,今年の野球はどうなっているんだろうと改めて思わされます。


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2018.06.18 Monday
 こんばんは。


 今朝,大阪北部で大きな地震がありました。
 まだ詳細な状況の全てがわかっているわけではありませんが,少なくとも亡くなられた方もいらっしゃったようで,大変な地震だったのだと改めて思います。
 亡くなられた方にはお悔やみ申し上げるとともに,被災されている方々に対してはお見舞い申し上げます。

 今回の地震は震度6弱というものでしたが,多くの被害は出たものの,多数の建物が壊滅したなどという情報は今のところはいってきていないので,日本の建物の耐震性については改めて大したものだと思わされます。
 とはいえ,女の子が亡くなった壁の倒壊については,基準以下だったという報道もあり,事実がどうかはわからないものの,小さい子供の近寄る施設の耐震性は改めて確認した方がいいと思いました。
 東日本大震災以降,かなりの数の小中学校で耐震工事が行われましたが,こういった壁などまでは手が及んでいたのかはわかりませんし,こういう辞退を見ると見直すべきところがまだあるのだろうと思います。

 いろいろなところでいわれていますが,東日本大震災や熊本大地震の時も,大きな地震の数日後に本震がやってきて大変だったこともありますし,防災対策は今から講じても遅くはないように思えます。
 とはいえ,被災地ではそのように考える人が多くいるように思われ,今積極的に用品を集めようとすることはあまり好ましいとは思えません。
 おそらく現時点で出来るのは,自宅内のものをまとめるなどの措置まででしょうし,逆にそれをある程度出来ればそれなりの対策にはなるのではとも思えます。

 今回の被災地は大阪という都市部であり,私は,もしも東京に震災が来たらどうなるのだろうかというものとしても見ています。
 電車は不通になったものの,建物等があまり倒壊しなかったことから,多くの人が出勤したりしていたように見えました。
 大阪地裁は多くの裁判が休廷になったと聞きましたが,多くの職場では通退勤が極めて厳しいという以外は基本的にいつもと同じように仕事をしていたのだろうと思います。
 また,一部情報では,USJは明日から営業するそうで,基本的には動けないほどの大きな影響でないならば平常時と同じような状況にしようという動きの方が多いのだろうと思います。
 それは,ある意味日本という国の強さなのかもしれませんが,一方でこの国は大丈夫なのだろうかと不安になるところもあります。
 おそらく東京が朝に震度6弱に見舞われたとしても,同じように働こうとする人が多いように思われ,地震大国における震度の考え方,国民全体における優先順位のあり方というものが改めてこうだったかと思わされました。

 余震には当面要注意ですが,とにかく生命身体を最優先にして生活してもらいたいと思います。

 このような話は,一見関東にいる私には他人事にように見えますが,千葉沖でプレートのずれが見受けられ,昨日は群馬で大きな地震があり,このところ日本各地で地震が見られるように思います。
 こうしてみると,明日は関東で大きな地震がやってきてもおかしくないと思いますし,改めて日本という国の地震の危機と備えの重要性を思い知らされます。
 過剰反応して買い物を多くしたりする必要は全くないと思いますが,せめて何かあってもいいようにものを切らすことはあまりしないように心がけたいものです。


 阪神は,明日甲子園で,雨天中止になったロッテさんと試合をする予定ですが,果たしてこの地震の中大丈夫なのかが心配です。
 地震で甲子園に問題があった話は聞かないので,おそらく再度大きな地震が発生するということでない限りは実施するのだろうとは思うのですが,それでも余震の危険があるため,やはりそもそも実施できるのかはまだわからないというべきでしょう。
 日程的には詰まっているとはいえ,生命身体を優先させるべきことは言うまでもありませんから,こういう時に無茶して開催する必要はないと思います。

 マートンさんですが,地震を気遣って日本語でツイートしてきてくれました。
 この方は,感情にムラは大きかったですが,基本的にまじめで,ファンサービスも熱心でしたし,あれだけの記録を作って阪神に貢献してくれた,近年では相当上位の当たり外国人助っ人だったと思います。
 そして,阪神を離れてからもう3年が経とうとしているのに,未だにこうして気遣ってくれるのは,本当にありがたいと心から思います。
 今の阪神にマートンさんがいた場合,マートンさんの守備を考えれば,阪神の守備力の低さを考えると大丈夫かと思ってしまうところですが,少なくとも貧打はある程度解消するのではと思ったりします。
 マートンさんも,打つ時と打たない時が両極端でしたが,それでも今の阪神は全般的に打てていませんから,打てる時期が来るだけマートンさんがいてくれたら状況は変わるのではと思ったりします。


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2018.06.13 Wednesday
 こんばんは。


 昨晩,阪神の公式ホームページで,契約社員が不適切な行為を行ったとして逮捕されたという一報がありました。
 この一報を見た時,契約社員という文言から選手ではないと思いましたが,かといってわざわざ公式ホームページに載せたということはまったく名前が知られていない人ではないのだろうと思っていました。
 また,不適切な行為という抽象的な表現で行為を語り,その割には逮捕という状況にまで至ってしまっているものですから,ただ事ではないのだろうとも思いました。
 ですから,昨晩の一報を見た時,おそらく近々わかるだろうと思っていたものの,それなりに名の通っている人が何らかの犯罪を犯して逮捕されたのだろうと思い,とりあえずその一報を待つことにしました。

 そうしたところ,今朝には山脇スコアラー逮捕の記事を目にしました。
 容疑はスカート内の盗撮行為が迷惑防止条例に該当するというものだということでした。
 山脇スコアラー自身は,この行為について,女性の後ろ姿をとろうとしたら,風でスカートがめくれ上がったと容疑を否認しているということでした。

 そもそも女性の後ろ姿を無断で撮影しようと思ったというのはよくわからないのですが,本人が否認しているため,現時点では犯行を行ったと決めつけるのはよくないと思います。
 本人の言い分を検証するためには,本人の撮影媒体全てを検証し,今回撮影された写真が偶然撮影されたと評価できるのか,それともスカート内に差し入れて撮影したものと評価すべきか,またほかの写真に盗撮されたと疑われるものはあるか,それらはどのような写真か等を逐一確認しなければならないと思います。
 また,現場が風の巻き起こるような環境だったのかということも検討しなければならないでしょう。
 さらに,一部情報では,本人は,犯行があったとされる後,逃走を試みていたようで,その点についてもなぜそのような行為に及んだのかを確認する必要があるでしょう。

 山脇スコアラーが逮捕されたことで,楽天中日戦に関する阪神のスコアラーがいなくなってしまい,その点の穴埋めについて阪神は苦慮しているように見受けられます。
 本人が犯行を行ったかどうかは別として,少なくとも犯行と疑われる行為によって球団等に迷惑をかけたことは反省してもらわねばならないでしょう。
 本人の処遇に対する球団の処分は,刑事手続の行く末によって決まるように思われますが,いずれにせよどのようになるのかは見守るしかないでしょう。

 昨日は,読売では,篠原さんと河野さんが全裸写真の撮影について動画投稿してしまったとして謹慎処分を受けましたが,ネット上では山脇スコアラーの逮捕と読売現役選手の謹慎をあわせて伝統の一戦などと揶揄されております。
 このところ,賭博や暴行など野球に携わる人の問題行動が目立ちますが,どこかでたがが緩むのでしょうか。
 常に品行方正でいるように強いるものではないのですが,少なくとも良識ある行動をしてもらいたいものだと願ってやみません。


 今日は阪神の株主総会がありましたが,案の定恒例の阪神に関する質問が多く出ていました。
 その中でも外国人野手について質問が出ていた点については,予想していたとはいえやむを得なかったでしょう。
 おそらく多くの阪神ファンがこの打線についてやきもきしているのでしょうし,株主総会はこれをぶつける格好の場ですから,ある意味仕方のないことでしょう。
 来年はチーム状態が賞賛される株主総会になればと思っています。


 そんな阪神ですが,今日は小野さんが途中で降板してしまい,そこから大量失点につながり,これを挽回できずに負けてしまいました。
 今日の小野さんは,制球がなかなか定まらず,4回途中3失点でした。
 その後を継いだ尾仲さんがさらに傷口を広げてしまって,今季初失点を記録してから大量に失点しました。
 その後,打線がかなり挽回したものの,結局差を縮めるまでに止まり,逃げ切られてしまいました。

 今日は,珍しく,投手が悪く,野手は頑張った試合でした。
 これまで投手陣がよく頑張ってきただけに,打線の努力が報われなかった試合ではあったものの,個人的には投手陣を責めるつもりはありません。
 むしろ最近尾仲さんがいいからといって投げさせすぎたのではという思いもあり,首脳陣の継投ミスの問題が大きいように思います。
 最近中継ぎが悪く,そんな中で尾仲さんが浮上してきたとはいえ,ちょっと負担をかけすぎだと思われ,もう少し工夫してもらいたいところです。

 打線の方は,これまで見たかった意地を最後まで見せてくれたように思われ,斎藤さんが打線に火を付けてくれたのではというようにも思っています。
 打線は水物ですから,これで明日以降も復調したと考えるのは早計でしょうが,それでもこれだけやってくれるならば期待したいところです。

 阪神は交流戦で負けが多いので,日ハムさんには何とか勝ち越してもらいたいと思います。
 明日は制球のよい秋山さんですから,今日のような大崩はないでしょうし,今日くらい打線が活躍してくれれば必ずや勝利をもたらしてくれるものと思っています。


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 今日のニュースを見ていたら,札幌が冬季五輪の招致の撤退を検討している件についてあったので,取り上げてみました。

 札幌は,これまで2026年の冬季五輪の招致を熱心に検討してきました。
 しかし,北海道新幹線の札幌延伸を見据え,2026年に招致をするよりも2030年に変更することを希望し始めました。
 これについて,IOCが,JOCに対して,30年大会を見据えるにしても,26年大会には手を挙げ続けてほしいと求めたということでした。
 この背景にあるのは,26年大会の招致レースから下りる国が相次ぎ,選択肢が少なくなることを危惧してのことのようです。
 札幌としては,IOCのこのような意向を受けて,IOCの心証悪化が30年の招致レースに悪影響を及ぼすのではないかと懸念し,難しい判断を迫られているそうです。

 これを見ていて,そもそも26年の五輪招致に各国が消極的だということを初めて知りました。
 確かに五輪を招致することは国際的にも名誉なことなのだろうと思いますが,一方で施設や警備等の費用の問題や,夏の五輪に比べると盛り上がりがそこまで大きくないことなどが問題なのでしょうか。
 冬季五輪は開催できる場所が限られているため,その限られた場所が開催に難色を示せば,そこでの実施自体が難しくなると思いますし,もともと選択肢はそこまで多くはないのだろうと思われます。

 選択肢が少ないとなれば,数少ない残った国は,仮に行き届かない設備等であったとしても選ばれる可能性がありますし,そういった意味では競争が激化した方が五輪の環境はよくなっていくのでしょう。
 しかし,札幌のように,十分な準備が難しいと考えることで断念を検討している都市に対して,手を挙げ続けてほしいとお願いするのは,招致レース激化の意図以外を感じません。

 そもそも招致レース激化の最大のメリットは,よりよい環境での五輪開催だと思います。
 しかし,当該都市において充実した環境を整えられる自信がないというのであれば,それでも強行することによって迷惑を被るのは選手であろうかと思います。
 また,充実した環境を準備できない都市が招致レースに参加することによって,そこまで充実した準備は出来ないまでもそこそこの準備が出来るという都市が相対的に高く評価されることになるでしょう。
 そうなれば,よりよい環境での五輪開催という目的から遠ざかるようにも思えます。

 招致をすることで多額の費用がかかることが問題になるならば,ある程度既存施設での開催を許容する姿勢があればよいのでしょうが,国のメンツの問題として最終的にはそのようにする国も少ないのでしょう。
 それが五輪の招致にネックになっていて,招致辞退という結果を招いている側面があるようにも思われ,なかなか難しい問題だと思います。
 五輪招致がこのようなイベントになってしまった以上は仕方ないのかもしれませんが,どこかでこの流れを止めないと今後も同じような問題が起こり続けるような気がしてしまいます。


 今日の阪神ですが,日ハムの斎藤さんを打ち崩して,大量得点を背景に勝利しました。
 正直言って,これで阪神の打力は復活するとは思っておらず,どちらかというと今日の打ち勝った結果は斎藤さんの自爆のように思えます。
 もちろんホームランを打った高山さんや中谷さんを褒めないわけにはいかないでしょうが,斎藤さんは四球を多く出してしまい,結果が8安打6四球7失点ですから,残念ながら斎藤さんの独り相撲の結果の大量点だったと考えるのが相当であり,阪神の打力復活はまだ先だと思っています。

 一方,阪神先発メッセンジャーさんは,7回までは素晴らしい投球をしたものの,8回は4失点してしまい,もしもほかの試合だったら負けていただろうというものでした。
 もしかしたら大量点の援護があったので多少気のゆるみもあったのかもしれませんが,それにしてもエースの看板を背負う者としてはもう少しきりっとしてほしかったです。

 収穫としては,打線が活性化したことのほか,中継ぎとして登板した能見さんが素晴らしかったことでしょう。
 先日の能見さんの登板もよかったですが,中継ぎに回ってから能見さんが非常にいいです。
 先発をしていた時は,途中で打ち込まれてしまって失点する展開を見てきたのですが,今のスタミナ等の状況であれば短いイニングを全力で投げる方が合っているのかもしれません。
 いずれにせよ,能見さんが待機しているというのは,安心感と贅沢感を感じるものです。

 阪神の中継ぎは,一時期岩崎さん,高橋さん,石崎さん,マテオさんを頼っていましたが,このところ不調の投手が多く使いづらいところでした。
 そんなところで,能見さん,尾仲さん,谷川さんが出てきて,割と中継ぎを回せるようになっていて,阪神の投手陣はタレント揃いで盤石だと思います。
 本当に,この盤石さが打線でも多少見受けられればいいのですが,なかなかそうはうまくいかないものです。

 明日の阪神の先発は小野さんですが,前回は4回4失点というよろしくない内容だっただけに,今度は本来の能力通りきっちりと仕事をしてもらいたいものです。


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 今日のニュースを見ていたら,交通事故の被害者が万引容疑で捕まったというものがあったので,取り上げてみました。

 男は,ホームセンターを出てから10分後,近くの道路で乗用車と接触しました。
 運転手の通報で現場に来た警察官が,男の所持品検査をしたところ,電子タグの付いたままの不審なものを発見したということでした。
 そして,約3300円相当の商品を盗んだ疑いで男は逮捕されましたが,男は調べに対して,なぜ自分の鞄にこれらの商品が入っていたのか記憶にないと容疑を否認しているということです。
 なお,防犯カメラには,被害品を手にとる男の姿が映っていたということでした。

 この事件は,交通事故が別件発覚の端緒となったというものですが,実は私は仕事上そのようなことをよく見ます。
 もっともよく見るのは,交通事故が発生して,警察が双方の運転手の免許証を確認しようとしたところ,一方の運転車が不法滞在の外国人だと発覚するというケースでしょうか。
 このケースは,これまで何度も目にしたもので,むしろ交通事故さえ起きなければ発覚すらしなかったのかと思わされることも何度もありました。
 今回の件も交通事故が端緒となって発覚したケースですが,このようなものは運の問題なのかもしれません。
 ですが,犯罪自体は許容できるものではないため,運だけで語ってしまうには問題だろうとも思います。

 男は容疑を否認しているため,まだ男が窃盗をしたと決めつけるわけにはいきません。
 警察としては,男の否認供述が客観的証拠とどの程度矛盾するかをこれから検証していくのでしょうが,その過程として防犯カメラを確認したということなのでしょう。
 男は,被害品であるマスクを手に取っていたということですが,手に取っていただけで鞄に入れる仕草まであったのかは記事から判断できませんでした。
 このような姿や,ほかの被害品であるひげそりの替え刃などが本当に男のにとって需要のあるものだったのか,店を出る時に電子タグが反応したのか,もしくは反応しないように何らかの措置を講じている様が映っているのかなどを詳細に検証する必要があろうかと思います。

 個人的には,警察が所持品検査を行った理由が気になります。
 私のこれまでの経験上,交通事故に遭った人がみな所持品検査をされていたということはないように思われ,警察が所持品検査をしたいと思う何らかの理由があったのではないかと思います。
 その点は記事からは判然としませんが,その辺りも含めて今後捜査が詰められていくのだろうと思います。


 今日開催が予定されていた,甲子園での阪神ロッテ戦は,またしても雨で中止となりました。
 これでかなり日程が詰まってきてしまって,阪神としてはそれが吉と出るか凶と出るかというところでしょうか。
 ロッテさんとは割と互角の戦いを出来ていると思うのですが,何度も言うようにロッテさんに勝ち越せないと今後を見通せないと思うので,ロッテさんとの試合は何としても勝たねばならないと思っています。

 復活の期待されるロサリオさんですが,今日の2軍戦では3打数1安打とタイムリーヒットを打ちました。
 今日打てた球は真ん中低めのフォークということで,ストライクゾーンの球をきちんと捉えられたようです。
 ほかの打席はショートライナー,見逃し三振だったということですが,個人的にはプレッシャーの少ない2軍戦でタイムリーヒットを打ったことよりも見逃し三振の方がいい傾向なのではと思っています。
 ロサリオさんは,これまで外に逃げる変化球を振ってしまいましたが,この対策は外の球は原則として振らないと考えることだと思います。
 これは,仮に外の球が変化球ではなくストレートだったとしても,これを振らずに見逃し三振となったところで特に罰を与えないということを意味しています。
 外の変化球を空振りしてしまうということは,基本的にボール球を振ってしまう可能性が高いと思いますが,これによって安易に追い込まれると,次は真ん中に来た球でも意識しすぎて打ち損じることが多いと思います。
 いっそ直球を含めて外の球を全部捨ててしまえば,相手は敢えてボール球を投げてくる可能性が前よりは高くなくなってきて,別のコースで勝負するという状況が増えると思ったのです。
 そのためには,ゾーン内に入っている球であったとしても,外の球であれば,直球を含めて原則振らないということを徹底する必要があると思われ,ロサリオさんは今なるべく球を振らずに我慢をするという訓練をしているのではないかと想像しました。
 そして,その想像の通りだとすれば,この見逃し三振は,その訓練過程の一つとも考えられると思われました。
 そうでなかったならば,もっとがんばれよといいたいところではありますが,一つ一つ復活に向けて進んでいるのだろうと思っています。

 阪神の上昇は打力向上が必要で,その要因はロサリオさんの復活にあると思っていますから,2軍首脳陣は1軍では実現できなかったロサリオさんのケアを十分にして上げてもらいたいと思います。


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 こんばんは。


 昨日の夜,新幹線のぞみで凄惨な事件が起きました。
 詳細はニュースに任せるとして,亡くなった方はどうやら被害に遭っていた女性のところに止めに入った結果このようになってしまったというようで,勇気を持って行った行動がこのような結果になってしまい,大変残念というほかありません。
 これから捜査が進んでいくのでしょうが,犯人は今のところむしゃくしゃしてやったという程度のことを話しているようで,これからその動機等の解明がされなければとてもやりきれません。

 この事件を見ていて,3年前の6月に発生した新幹線での焼身自殺事件を思い出した方は多かったのではないかと思います。
 あの時も,犯人のほか1人が亡くなっており,ほぼ無防備のところにこうした犯行がなされてしまうと非常に対処が難しいということがよくわかります。
 日本の電車,特に新幹線は時間を守り安全であるというように思われていましたが,昨日の件も含めて,気を抜いていい空間であると考えがたくなってきてしまっているように思えます。

 この事件を契機に問題になることは,電車における安全対策でしょう。
 まず議論の対象となるのは,3年前に発生した放火事件以降,どのような対策がとられてきたかだと思います。
 以前記事で見た限りでは,JR各社が車両内の防犯カメラの増設や常時録画等の取り組みをしているというものでしたが,それ以上にどのような取り組みをしてきたのか,それが今回の事件を止めうるものであったのかが問題になるでしょう。
 おそらく,悪意をもって犯行を行おうと考える者にとって,録画されているということは織り込み済みであって,心理的抵抗,抑制になるとまでは言い難いと思われます。

 一般的に考えられることは,飛行機等と同様の持ち物検査でしょうか。
 しかし,この導入はかなり厳しい壁が立ちふさがると思います。

 まず,どの路線を対象にするかですが,例えば新幹線だけを対象にして在来線を対象としない場合,その区別をなぜするのかという問題はあるでしょう。

 次に,持ち物検査を実施する場合,新幹線利用者の数を考えると,大変な時間を要するため,これまでのように駅に行ったら直ちに新幹線に乗れるというスピード感は相当失われると思います。
 飛行機と同じように,少なくとも乗りたい新幹線の発車時刻30分前までには駅に着かないといけなくなる可能性もあり,利便性が大きく損なわれる可能性があります。

 第3に,持ち物ですが,飛行機の場合,手荷物と預ける荷物とがあり,手荷物の検査を厳重に行うことで安全性を確保しようとします。
 しかし,新幹線の場合,預ける荷物というものがなく,全てが手荷物であるため,手荷物に金属類が入っている場合には全般的に検査に引っかかりそうです。
 この金属類を,凶器になりうるものに限定するにしても,例えば料理人が包丁を鞄に入れて新幹線に乗ることもできないこととなり,持ち込める荷物が非常に限定されることになります。
 また,液体も持ち込めないというルールになる場合,新幹線利用者は土産物の飲み物等も全て宅急便等を利用せねばならないということになるでしょうし,非常に不便になるように思えます。

 ほかにも持ち物検査を導入することについては非常に大きな問題が伴うため,今回の件を受けても持ち物検査の導入にまでは至らないのではと思っています。
 これを導入できるのであれば,既に3年前の事件の時に導入していたでしょうが,現にそれを導入しなかった以上,やはりこれが現実的ではないということなのでしょう。

 しかし,このような凄惨な事件があったにもかかわらず,何の対策も講じないというわけにもいかないでしょうし,鉄道会社としては非常に悩ましいところです。
 特に,これからオリンピックを控えていますが,場合によっては日本がテロの標的になるかもしれないということは再三指摘されていたところで,今回の事件を受けても何らの対策もしないとなれば,容易に標的化することになるでしょう。
 私自身妙案があるわけではないのですが,それでもこのような事件の発生を繰り返さないためにも何らかの対策は必要でしょうし,そのために今後電車の利用が多少不便になったとしてもやむを得ないのだろうと思っています。


 阪神のロッテさんとのカードですが,1試合が中止となり,残り2試合では1勝1敗という成績でした。
 最低でも勝ち越しをしなければならないと思っていたところでこの結果ですから,一応まだ首の皮一枚つながっているというべきでしょうが,それにしても阪神は決めるべきところで打てないなと改めて思います。

 今日の試合についていえば,先発高橋さんは4回2/3で4安打3失点と,もう少し失点が少なければというところでした。
 しかし,他の中継ぎ投手陣が踏ん張ってくれて,結果3失点で試合を終えていますから,2点先制して1点を追う阪神としてはまだやれるという展開だったと思います。
 7回には福留さんの素晴らしい守備もあり,攻撃へ流れを持ってこれる状況はあったように思います。
 しかし,残念ながら,ヒットは出ても打線はつながらず,初回以降は点が取れませんでした。

 昨日の試合を振り返っても,結果こそ勝ちはしましたが,最後は相手の失策ですから,勝たせてもらったという表現が正しいように思います。
 また,昨日の試合は,抑えのドリスさんが仕事を出来なかったため,最近の中継ぎ陣の問題がドリスさんにも波及しているのかと心配にもなりました。

 結局阪神は打てなさすぎて負けているというように思います。
 何が原因なのかはわかりませんが,それにしてもみんな打てないとなるとどうにもなりません。

 ロサリオさんの不振を考慮して,ナバーロさんの獲得が決定的であるという記事を見ましたが,正直言ってこんなに早く決めてきて大丈夫なのかという不安もあります。
 しかも,阪神にとって今ほしいのは右の長距離砲なのですが,ナバーロさんは左のアベレージヒッターということですから,阪神の需要とも合致しないのではないかと思っています。
 記事を見ていると,ロサリオさんとナバーロさんはタイプが違うので共存できるのではとありましたが,共存させたいならばシーズン開幕前に獲得すればいいことですし,勝つためには共存ではなく,決定力のある打者を連れてきてくれるかどうかの問題ですから,目的がずれているように思えてならないのです。
 ナバーロさんは,メジャー経験はないものの,3Aでは実績があるそうですから,日本独特の変化球に対応できれば活躍のチャンスはあるかもしれません。
 しかし,タイプ的には,ヘイグさんやキャンベルさんと同じような気がしてならず,阪神はそのような歴史を繰り返すのではないかと不安で仕方がありません。
 そして,このような対応を見ていると,今の自前の選手達ではどうにもならないと考えているのだろうということも何となくわかります。

 まだ交流戦も中盤ですが,今の打力は相当ひどいと思われ,このままではセリーグの中でも落ち込んでいってしまいそうです。
 投手力は12球団中でもトップなのに,打力は12球団ワーストクラスというアンバランスで,阪神はいつになったらバランスのいいチーム構成を作れるのだろうと思ったりもします。
 どのようにして打力を向上させていくのかは何とも言えませんが,今一番希望として可能性が高いのはロサリオさんの状況の若干の好転でしょうか。
 ロサリオさんのメジャーでの実績を考えれば,ここで終わる選手ではないと思っているので,せめて期待されるのが当然の選手であったところを見せてもらいたいものです。


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 先日まで日大問題で持ちきりだったニュース,ワイドショーですが,最近は紀州のドン・ファン報道で持ちきりです。
 内容は,資産家が変死したというもので,それにまつわる背景事情について,死因に覚せい剤が関わっていること,飼い犬も資産家死去の直近に亡くなっていること,年が離れた女性と結婚して間もないこと等が報じられています。

 この報道を見ていると,誰も明言は避けていますが,誰が見ても,年の離れた妻が覚せい剤を盛って殺害したというように考えているように見えます。
 報じられている状況を見れば,誰もがそのように推測すると思いますし,いわゆる推理小説などではこのような展開はよく見受けられることもこの報道を加熱させる一因になっているのでしょう。
 この報道を見ている限り,誰もが探偵になったような感じで,報道される状況証拠を見ながら,この妻が犯人の可能性が高いと煽っているように思えます。

 個人的には,この資産家の死因が他殺なのかどうかわかりませんし,それは今後の展開を見てみないと何とも言えないと思いますが,少なくとも今の報道姿勢はあまりよろしくないように思えます。
 というのは,上記の通り報道がこの妻をあたかも殺人犯である可能性が高いように報じすぎているように思えるからです。

 小さい子供の間でも名探偵コナンが流行っていますし,この報道を見れば子供から大人まで誰もが妻が犯人である可能性が高いという探偵のような思考になると思います。
 ですが,そもそもの問題として,報じられている情報が全てなのかということです。
 つまり,今我々が報道機関を通して目にしている情報は,あくまで報道機関が集めたうち視聴者に対して提供した情報に過ぎず,視聴者に提供する以前に報道機関というフィルターがそぎ落とした情報もあると思うのです。
 その情報には,例えばこの妻が犯人ではない可能性を示唆するものもあるかもしれませんが,それを視聴者は知るよしもありません。
 そうすると,報じられている情報のみを元に誰が犯人かと推理すること自体が,情報を出している人に思考を誘導されているというようにも思えます。

 振り返れば,松本サリン事件の時から,ある事件について報道でこの人物が犯人の可能性が高いとして目を付けるものの,それが後日誤っていたということはよくありました。
 歴史的にそのような事態が多くあったにもかかわらず,本件でも全ての状況がわからないうちに,断片的な情報によって犯人は誰かと憶測を促すような報道はどうなのでしょうか。
 最終的に妻が関係するかどうか,今はわかりませんが,もしも妻が全く関係ない不幸な未亡人であったら誰がどのような責任をとるのでしょうか。
 それも報道の自由ということで終わりなのでしょうか。

 世論の傾向としては,一度火が付くと当面燃えさかりますが,報道機関がその燃料投下をしているという状況に見えます。
 ある程度確信の持てる情報が出てから犯人を報じるのは理解できなくはないものの,こうして国民総探偵化を促すような報道の仕方を見ていると,どうも歴史に学んでいないのではないかと心配になりました。


 今日の阪神ですが,久々に勝利しました。

 今日の勝利の要因は,何といっても投手陣の出来でしょう。
 先発秋山さんが7回7安打1失点という素晴らしい投球をしたところで,後を継ぐ桑原さんとドリスさんも無失点リレーという安定した投球を見せてくれました。
 なかなか打てないチーム状況の下,秋山さんは腐らずに自分の投球に邁進して結果を見せ続けてくれていることには本当に頭が下がります。
 また,最近不安定だった中継ぎ投手が多かったですが,今日の桑原さんとドリスさんは去年見せてくれたような安定感で,これが本来の阪神の中継ぎ投手陣だと思い出しました。
 投手力で勝つのがこのところの阪神の野球だと改めて思い出させてくれた試合だったと思います。
 以前から接戦で勝てるチームこそ強いチームだと思っていましたが,今日のような試合を今後もものにできるならば阪神はまだまだ戦えそうだなと思いました。

 打つ方ですが,鳥谷さんの決勝打によって勝利しましたが,これが出なかったらどうなっていただろうと心配になります。
 最少失点で僅差で勝ったといえば聞こえはいいのですが,裏返せばそれはあまりにも点の取れない打線であるといっているようなものです。
 このところ問題である決定力不足は今日も解消されたとは言えず,果たして今後の阪神は点をとっていけるのかと不安になりました。

 打線の活性化の要因は,結局は流れを作れる選手がいるかどうかだと思います。
 できれば,それを打線の中軸である4番打者が長距離を打って作ってもらうのが理想的なのですが,残念ながらそれを期待されたロサリオさんは今のところその役割を十分に果たしておりません。
 ロサリオさんは,むしろ外の球は振らない方が脅威だと矢野二軍監督から話をされたという記事を見ましたが,そういった指導をこれまで誰もしてこなかったのかと少々不安に思いました。
 ロサリオさんが二軍落ちする直前の試合,ロサリオさんがベンチで一人で座っている様を見ていて,ただでさえ精神的に追い込まれているところでさらに孤独にしてしまって,果たして復活の兆しはあるのかと非常に不安に思いました。
 力のある人であることは間違いなく,あとは技術的な対応次第で変えていけるとも思いますし,本人が一人で立ち直れないならばいかに周りがサポートするかが問題だと思います。
 今の一軍にサポートできる力がないならば,二軍である程度対応方法を確認し,最終的に対応できるかどうかを見極めてもらいたいと思います。

 明日からはロッテさんとの対戦ですが,ようやく交流戦2勝目の阪神としては,少なくともここで勝ち越して,このまま低迷したままで終われないというところを見せてもらわねばならないと思います。
 明日の岩貞さんは,このところいい投球をしていますから,打線が頼りない中で明日も最少失点で頑張ってもらいたいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら,振り込め詐欺が見抜かれたというものがあったので,取り上げてみました。

 見抜いたのはタクシーの運転手でした。
 男は,祖母の家に行くといって,駅からタクシーに乗り込みました。
 男は,茶髪にピアス,買ったばかりのスーツといういでたちで,タクシーの運転手は携帯電話で指示を受けるように話し続ける男の様子を怪しんだということでした。
 そして,男が行き先を告げた際,行き先の住所を読めなかったことから,決定的に怪しいと考え,男がタクシーを降りるのと同時に会社を通じて警察に通報したということでした。
 駆けつけた警察官が男を初に連れて行って事情を聞いたところ,男は,上の人から言われて,知らないおばあさんから200万円を受け取りに行くところだったと供述したということでした。

 私は仕事上国選などで刑事事件を取り扱うことがあり,その中には振り込め詐欺の受け子を担当した者についても取り扱うことがありましたが,その多くは詳細な内容は知らずに形ばかりを取り繕って受け取りにいって終了というものでした。
 今回も,茶髪にピアスの男にスーツを着せれば受け子として仕立て上げられるという雑な方法で実行しようとしたのが発覚の端緒であり,この状況はあまり変わらないのだろうと思います。
 先日も,明らかにスーツが似合わない年齢の男が銀行員等を名乗ったところで怪しまれたということもありましたし,犯行を計画する人間は自分の手が汚れないからそういったところを雑にしてもいいと思っているのでしょうか。
 それとも,そのくらい雑な装いであったとしてもある程度詐欺の実績を上げられているという現実があるため,今回のように発覚したものは運が悪いという程度に考えているのでしょうか。
 個人的には,受け子をアルバイト感覚でやる人達には,このように雑な役割をやらされて,最終的に割が合わないのだということを知ってもらいたいと思います。

 住所を読めずに見抜かれたということですが,おそらくその伏線にあるのは祖母の家に行くという要らない嘘なのでしょう。
 初めての場所に行くのであれば,難読漢字の地名は山のようにありますから特に問題ないでしょうが,祖母の家であればある程度馴染みがあって当然でしょうし,嘘だと思われてしまったのでしょう。
 初めから祖母の家に行くなどといわなければよかったものを,そういった要らない演出が足を引っ張ったということでしょう。
 最近の特殊詐欺は無用な演出にこだわるところが多く,それがここにも出てしまったのかもしれません。

 詐欺が成功してほしくない以上,このような雑なものでよかったというべきなのでしょうが,知能犯という割には特殊詐欺は雑なものが多いと改めて思いました。


 今日の阪神戦は雨天中止でしたが,昨日の試合を思い返せば今日は阪神の野球を見たくなかったので,ある意味個人的な気持ちとしても中止でよかったと思いました。

 昨日の試合では,能見さんが中継ぎとして活躍できた場面はよかったものの,それ以外はほぼ酷い試合だったと思います。
 逆転した後,ホームラン2本で引き離され,その後1点差を追いつくことも出来ませんでした。
 もっとも私が怒りを感じているのは,連続のセイフティスクイズの場面でしょうか。
 1アウト3塁という好機,わざわざエースメッセンジャーさんを下ろして今季ヒットなしの北條さんを出したわけですが,まさかみえみえのセイフティスクイズを強引に敢行させてアウト,その後は打点0の植田さんにも同様にセイフティスクイズをさせてアウトという展開でした。
 前も梅野さんにみえみえのセイフティスクイズをさせてアウトになり金本監督が怒っていましたが,セイフティスクイズに関しては金本采配は明らかにおかしいというほかないと思います。

 北條さんの場面において,アウト前提のスクイズを狙って,ヒッティングかスクイズかという二択を相手に突きつけて悩ませるのは戦略的に非常に理にかなっていると思いますし,一般的にはそのような攻め方をするでしょう。
 しかし,セイフティスクイズの場合,走者はいけそうだったらスタートを切るというため,ぎりぎりまで走り出せず,成功率が低くなってしまうことは否めません。
 特に,北條さんはセイフティスクイズのみを狙っており,バッティングの可能性はほぼないという状況でしたから,北條さんは1塁方面に転がそうと考えている一方で,相手の1塁手は前進してこれを抑えに来ますから,その分確率は大いに下がることとなります。
 そればかりか,投手側も1塁線に転がされないような配球で攻めてくるため,さらに可能性は低くなります。
 これが,上記のヒッティングとの二択ならば1塁手や投手の挙動も両者に備えて対応することとなりますから可能性が上がりそうですが,片方に絞るとなれば極めて厳しくなることは誰でもわかると思います。
 それを,追い上げのチャンスの場面で2打席続けて実行しようとして,結果失敗して流れを掴み損ねて敗戦ですから,この場面が試合を左右したのではと思っています。

 金本監督は,セイフティスクイズを失敗した両選手について,普段から意識を持って練習していない旨苦言を呈したそうですが,これは明らかな戦略ミスだと思いますし,これを発案し,そして諫めなかった首脳陣がもっとも問題であろうと思います。

 金本監督については,監督就任時は中継ぎ投手の起用についていろいろと問題があると思っていましたが,最近はずいぶんまともになってきたと思っています。
 しかし,打撃の戦略面で,今季だけで何度もセイフティスクイズを安易に選択してしまう時点で,この部分に関してはいろいろと不足しているなと思わざるを得ません。
 このような戦略で敗戦し,かつ苦言を呈される選手の姿を見ているほかの選手達は,首脳陣に対して不信感を持ってしまうように思います。
 特に,不信感を持つ可能性があるのは,好投しても見殺しにされてしまっている先発投手陣でしょうか。
 まともな戦略であればいい試合ができたのにというように思ってしまうと,そういうところからほころびが出てしまうように懸念します。

 今季の敗戦の大半が打撃陣の不出来に起因しており,それは首脳陣の努力をもってしてもいかんともしがたいものなのかもしれないとも思います。
 ですが,であればこそ,数少ないチャンスをどうやって点に繋げられるかが求められるところで,こういった采配をしてしまうと,より不信感を強めるだけなのではと思ってしまいます。
 今の阪神は,見直すべきところばかりで,シーズンに入ってからこれでは困ると思っていますが,それでも見直すならば早いに越したことはないでしょうし,これからの立て直しには期待したいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:12
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,2020年に限って祝日3日を7月に移動させるという法案が衆院を可決したというものがあったので,取り上げてみました。

 2020年はオリンピックが開催されますが,期間中の混雑を避ける方策の一つとして,この年に限って,3つの祝日を移動させるというのがこの法案の趣旨です。
 3つの祝日は,海の日,体育の日,山の日の3つで,7月の第3月曜日の海の日を7月23日木曜日に,開会式当日の7月24日を体育の日に,閉会式翌日の8月11日を山の日に移すということです。
 これによって,7月は4連休が発生し,10月は祝日がなくなるそうです。
 この法案は,5月31日に衆院本会議で可決され,今後参院本会議での審議を経て今国会で成立見込みということです。

 このニュースを見ていて,いくつか思ったことがありますが,まずは,オリンピック期間中の混雑対策は抜本的に考えられていないのではないかという不安です。
 おそらくこの3日が休日とされたのは,特に混雑が予想されるからなのでしょうが,ほかの日はこの3日ほどでなくても相当混雑するのでしょう。
 この3日は一応休日としましたが,ほかの日,特に平日はどうなるのでしょうか。
 この点についても対策が考えられたからこそ東京に招致されたのではないのか,あと2年に迫ったところで小手先の対策一つというのはどれだけ効果があるのかと不安に思います。

 次に,祝日の意義についてですが,特に体育の日は確か前回の東京オリンピックの開会式の日だったように思います。
 今回がオリンピック関連だからといって,この祝日を簡単に動かしてしまっていいのかというように思います。
 海の日と山の日はいまいち意義がわからないのでいいとしても,体育の日は別なように思います。
 特に,体育の日は昔からあるもので,地域によってはこの日に運動会というところもあるでしょうに,それが東京の都合で変えられてしまうのは迷惑なように思います。
 東京だけ変更すればいいのに,なぜ日本全国を巻き込みたがるのかというように思えてしまいます。

 第3に,この年だけ祝日を移動させるのは,事務手続の手間が各所に増大してしまうのではという懸念です。
 各所のシステムには祝日が登録されているかと思いますが,2020年だけは祝日が3日移動するというのは,システムの構成を組み替える部分があることから,それがために面倒ごとが増えてしまうのではないかと思います。
 例えば,2020年だけ,祝日を移動させずに,この3日をただの休みとするならば,システムの書き換えの問題はまだ緩和されるかもしれませんが,予定の移動はなかなか面倒なように思えます。

 個人的な問題で恐縮ですが,私のように官公庁を相手にする仕事の場合,休日はそれができないため,平日中に仕事をまとめるように努力する必要があります。
 特に,大型連休の前後は非常に気を遣うもので,そういった意味でも4連休の存在は仕事をするのに若干の難が生じることが懸念されます。

 私個人の考えとしては,せっかく記念すべきオリンピックを開催するならば,これを契機に新たな祝日を制定し,祝日移動等ということをしない方がいいのではというように思いました。
 ただ,祝日の数などが社会に与える影響等もあるのでしょうし,この案は軽々に採用することは難しいのかもしれませんが,それでも海の日や山の日等というよくわからない祝日があるならばオリンピック開催記念は祝日に値するように思うのですが。

 とりあえず,オリンピック開催期間はあまり無用に東京方面には近づかないようにしようと思いました。


 今日のあるスポーツ紙では,阪神が補強について調査しているようで,場合によっては前読売の村田さんの再調査を行う可能性もあるということでした。

 正直言ってどこまで精度の高い情報なのかは疑問ではありますが,少なくとも打力の補強について検討しなければならないことは間違いないでしょう。
 残念ながら,現在のロサリオさんは戦力として考えることは難しく,これから復活するかもしれないとはいえ,そうならなければ別の手当を考えないとシーズンがそのまま終わってしまうことが強く懸念される状態です。
 とにかく決定力ある打者がいないというのがこの数年の継続課題であり,多少打率やホームラン数が低くても,ここぞという時に決めてくれる力があればそれが全てだと思います。
 流れに乗って打てる打者ではなく,停滞したムードから流れを作ってくれる打者が希望ですが,そんな人材がいればどの球団もほしくて仕方ないだろうとも思います。

 そんな中で,村田さんは一つの選択肢としては悪くはないと思っています。
 ただ,去年までの成績はよく知っているものの,今の独立リーグでの成績はどうなのでしょうか。
 一度このような状態になってしまい,実力を維持,向上させて準備できているのでしょうか。
 阪神としては,即戦力を求めているため,それに見合うだけの状態なのかは不安のあるところです。

 一方,外国人助っ人の獲得も検討したいところですが,結局外国人助っ人の場合は当たり外れのブレが大きく,即戦力としてどこまで期待していいのかは未知数といわざるを得ません。
 かつて日本で実績のあった選手を獲得するのがまだ可能性が高いかもしれませんが,ずっと活躍できていればそのまま日本にいただろうとも思いますし,実際どの程度できるのかはわかりません。

 最良なのはロサリオさんの復活ですから,まずはそれに賭けてみて,同時並行で戦力を模索するというところなのでしょう。
 このままではいけないということはわかっているのでしょうから,勝つためにいろいろと考えてもらいたいものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:59
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,同じマンション住人のものを盗んだ女が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 女は,同じマンションの男性が購入した高級靴を,宅配ボックスから盗んだということでした。
 男性は,宅配ボックスに商品が入っていなかったため不審に思い,個人がインターネットで品物を売買できるアプリを使って検索したところ,自分が購入したものと同じ製造番号の靴が出品されていたということでした。
 そこで,男性は,出品者を突き止めるため,靴とは別の商品を注文したところ,同じマンションの住人から商品が送られてきたということでした。
 この情報を元に警察が捜査を進め,防犯カメラの映像などから女の犯行の疑いが強まり逮捕に至ったということです。
 調べに対して,女は容疑を認めているということです。
 男性は,宅配ボックスを開けるカードを今年3月になくしていたそうで,警察が詳しいいきさつを調べているそうです。

 同じマンションの住人同士でも,共有スペースに置いておいたものが盗難されるという話はまま聞くところではありますが,宅配ボックスの盗難の話はあまり耳にしません。
 それは,宅配ボックスのセキュリティの問題があるからですが,この事件ではどうやら男性がなくしたという宅配ボックスのカードキーがセキュリティの問題を突破するきっかけになった可能性が高いと思います。
 男性としても,カードキーを1枚紛失した段階でこれを変更する等の措置をとらねばならなかったとは思うのですが,かといって被害者側を責めるのは筋違いなのでしょう。

 女の間の抜けたところは,注文をしてきた者が同じマンションだとわかった段階で自身の犯行の被害者であると思い至らなかったところでしょう。
 宅配ボックスのカードキーと部屋番号が紐付けできるものだとすれば,被害者から加害者への注文という可能性は十分に考えられるでしょうに,それよりも目先の利益を優先したという点において浅はかだったというべきでしょう。
 仮にカードキーから部屋番号が紐付け出来ないとしても,最低限の警戒はすべきだったと思いますし,女が小学校の非常勤講師だったというところを見てそういった臨機応変な対応もできないとして教育現場ではどうだったのだろうかというようにも思えます。
 悪知恵を働かせよとはいいませんが,もしも女がせめて実家の住所などを使って同じマンションの住所を書かなければ,まだ検挙されていなかったかもしれないかとも思いました。


 阪神は,昨日は西武さんに大差で勝利したものの,今日は同じ点差で大敗しました。

 まず,昨日の試合ですが,久々に大勝したものの,勝っている時は大差というのは弱いチームの傾向だと思います。
 昨日の打撃の中では,勝利打点の起点となった糸原さんと糸井さんについては大いに評価したいですが,それ以外の人達は流れに乗せられて打ったというようにも見えなくもなくて,流れを作れる人がもっと出てきてもらいたいものだと思いました。
 こういう勝ち試合でだめ押し点をいくら稼いでも,それを決定力とはいわないと思いますし,それだけに今日勝てるかで阪神はどういうチームなのかを見定められると思っていました。

 そして,結果は大敗でした。
 藤浪さんは,四球を連発していて,いい投球をしたとはいいがたいものではありましたが,それでもこれまで見ていた限りでは突出して悪い投球でもなかったようにも見えました。
 それだけに,失点は多い試合でしたが,守備などが安定していれば次の試合も一応は見たいとは思えるものだったと思います。

 しかし,今日は守備のまずさ,そして中継ぎの問題が大いに目立ちます。
 特に,中継ぎの炎上が試合を決定づけてしまいました。

 その中でも,モレノさんは非常に残念に思っています。
 マテオさんの穴を埋める存在として期待されていましたが,この出来では不調のマテオさんの方がまだ活躍できるでしょう。

 また,岩崎さんも,今日の出来では,中継ぎとしての信頼を今後していってよいのか非常に評価が困ります。
 左の中継ぎが貴重だということでの消去法的起用のようにも見えますが,そうであればこそ能見さんが中継ぎ起用という話が出ているため,そちらがどのくらいできるのかというように思ったりもせざるを得ません。

 守備の方ですが,植田さんについては,これから育っていく選手ですから,ミスは目立つものの,そこまで責めようとは思いません。
 ただ,植田さんは,もともと守備を買われていた存在で,今季出てきたての時は打撃と足が売りでしたが,最近は打撃がなりを潜めてきていて疲れ気味に見えますし,適度な休養を前提とした起用を考えてもいいのではと思っています。

 打撃面ですが,ついにロサリオさんがスタメンから外れ,二軍落ちしました。
 これまでの起用結果を見ている限り,むしろ金本監督は相当我慢強く使い続けたと思いますし,それでこの結果であれば,一度調整させて様子を見るというのはやむをえないでしょう。
 ロサリオさんに期待されていたのは,2割8分,30本,60打点が最低限というところだったと思いますが,現時点ではいずれの数字も達成の見込みが低いと思います。
 相手投手は,とりあえず外のスライダーを投げておけばいいという程度の対応で,それにロサリオさんはほとんど対応できないままオープン戦を経てシーズンも2ヶ月が経過してしまったのですから,二軍落ちはある意味当然でしょう。
 打線のほかが駄目でも,ロサリオさんが期待通りの活躍をしてさえくれていれば,阪神はここまで負けが込むことはなかったと思いますし,それだけに失望の度合いも非常に大きいです。
 一度ロサリオさんの復活について力を入れるのでしょうが,もしも次の一軍起用で結果を出せないならば契約は今季限りとなるのでしょうか。

 今のところ,期待された外国人のうち,マテオさん,モレノさん,ロサリオさんの3人がうまく回っておらず,外国人枠のうち2枠を有効活用できていないことになります。
 阪神首脳陣は,てこ入れを否定していますが,残念ながら今の阪神は,先発はコマが揃ったものの,決定力ある打者と頼れる中継ぎがかけているといわざるを得ず,それはてこ入れをしてでも補強してもらいたいところです。
 また,少なくともこのオフの補強ポイントは,ある意味明確だと言っていいと思います。
 これをどう対処していくのか,今後の大きな課題だと思います。

 これで,交流戦は,1勝5敗と,最悪のスタートを切ることとなりました。
 このペースで行けば,交流戦どころか,シーズンも最下位まっしぐらというべきだと思います。
 どうすれば勝てるのか,早い段階で手を打たないと,取り返しが付かないところに行き着くまでもうあまり間がないようにも思えます。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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