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 こんばんは。


 今日藤浪さんがメジャーで初マウンドに上がりました。
 結果は、3回途中で5安打8失点と残念な結果に終わりました。

 二回までは完全な投球だったのですが、3回に入った途端に四球で走者を背負って大谷さんを含む打者にタイムリーを打たれてノックアウトということになりました。
 藤浪さん自身は、考えすぎて変化球中心になってしまった、もう少しまっすぐで押せたらと話していたそうです。
 今日は55球で降板となり、防御率は30.86になってしまったということでした。

 今日の登板を見て、はっきり言って日本にいたときによく見た光景が再現されたと思いました。
 藤浪さんは、調子のいいときは手が付けられない投球をするのですが、一旦崩れるきっかけができてからは回の途中で立ち直ることがなかなかできずに制球難で自滅してしまうというものです。
 今回は、打者が一巡したところで大方藤浪さんの制球について理解されてしまったのではないかと思いました。
 また、藤浪さんの制球難は走者を背負ったときに出てくることが多く見受けられますが、3回は先頭打者を四球で出してしまったことが制球に影響を及ぼしたのかもしれません。

 アスレチックスさんのチーム状況にもよりますが、一度藤浪さんを先発として起用する方針としたのであれば、先発登板はあと2回くらいは試してほしいとは思います。
 ですが、今日のように制球が崩れ始めたところから回の途中で立て直しができないのであれば、先発のような長いイニングを任せる箇所を担当させることは抵抗があります。

 私はもともと昨季から藤浪さんの適性は中継ぎだと思っていました。
 というのも、藤浪さんの調子のよいときは手が付けられない素晴らしい投球をするものの、何かのきっかけで崩れだしたら自ら立て直すことがなかなかできず、そのまま自滅して終わってしまうことが多かったからです。
 もしも崩れても立て直せるのであれば先発でもいいのですが、先発投手は途中交代させることは試合展開に大きく支障を来すので、調子が悪いときに柔軟に交代できる中継ぎが藤浪さんをもっとも生かせるのではと思います。
 これまでのオープン戦だけでなく今日の登板を見たところでもこの傾向が変わらないように思われるので、やはり藤浪さんは中継ぎ起用に変更すべきではと思った次第です。

 残念ながら、この傾向は阪神時代に何年も克服を試みたものの、結局改善されませんでした。
 このところの阪神は投手育成に定評がありますが、その阪神でも改善されなかったのであれば、藤浪さんとしてはこの傾向を受け入れて付き合っていくしかないと思います。
 私は藤浪さんの成功を心から願っているものの、今のままでは今日と同じような展開をまた見ることになってしまうと思います。
 そのため、私としては、なるべく早期に起用方法の見直しをしてもらいたいと思う次第です。


 今季の野球が始まりましたが、阪神は3連勝というこれ以上ない素晴らしいスタートを切れました。
 去年は大連敗でスタートしただけに、今季はそれが嘘のように3連勝で始まりましたから、これだけで今季はなんて素晴らしい年なのだろうと思ってしまいます。
 初戦で湯浅さんがピンチを招いたときは昨季の大連敗のきっかけとなった9回の逆転を思い出しましたので、あそこで勝つことは至上命題だったわけですが、そこをきちんと勝ってくれてからこそ波に乗れたのかもしれません。

 今季は、オープン戦の打撃不振は何だったのかと思えるくらいシーズンが始まってから打つようになりました。
 これはスタメンで出場した選手だけでなく、代打で出た原口さんや糸原さんも活躍しているということで、いい循環があると思います。

 また、守備、特に二遊間が堅いのが特徴的だと思います。
 昨季が昨季だけに、守備がいいというのはやはり勝利にとって重要だと改めて認識させられます。

 気になる点は岩崎さんが3連投など、中継ぎ投手陣が多く投げる傾向が見受けられることでしょうか。
 岡田監督の中継ぎ起用といえば、久保田さんの連投を思い出しますが、岩崎さんが多投する様子を見るとついあの時のことを思い出してしまいます。
 まだシーズンは始まったばかりですから、勝つことは重要だとしても、息切れしないように注意はしてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 20:05

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