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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,交通事故に遭って亡くなってしまった妊婦が,死の直前に子どもを出産し,その子が生存したというものがあったので取り上げてみました。

 この事故は妊婦が検診のために夫とオートバイに乗って病院に向かう途中に発生したものです。
 この事故によって,夫婦は両方とも亡くなってしまいました。
 しかし,その事故の衝撃で,赤ちゃんが妊婦の体外へ排出されたということでした。
 その子は軽傷を負ったものの命に別状はないそうです。

 生存したまま誕生し,しかも命に別状がないというのは奇跡なのだと思います。
 私には,事故の衝撃で妊婦の体外の赤ちゃんが排出されるというメカニズムがよく分からないので,そのようなことが一般的にあり得るのかは何ともいいがたいと思います。
 しかし,私がどう思うかではなく,現実にそのようなことが起こった以上,それはそのようなものなのだと考えるべきなのでしょう。

 ただ,奇跡といえばそうなのでしょうが,両親ともに亡くなってしまったのですし,赤ちゃんは今後辛い人生を宿命づけられたのだと思います。
 それでも,生きていればこそということもあるでしょうし,いっそ亡くなっていればとは思いません。
 何より,亡くなってしまった両親としては,子どもの成長こそ願いなのでしょうし,赤ちゃんがいずれこの事故を知る日には親の希望をきちんと理解してもらうように,絶望することのないように説明する必要があるのでしょう。
 今後大変な人生を歩まれることと思いますが,スタートラインにおいて人より辛い状況にある分,どこかで取り返せるくらい幸せになってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:14
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