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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国のショッピングモールで,女性がATMを素手で破壊したというものがあったので取り上げてみました。

 女性がキャッシュカードをATMで使用しようとしたところ,そのカードが出てこなかったということでした。
 そして,女性は,窓口に苦情を伝えたそうですが,意見が決裂し,自分でカードを取り出すことにしたということでした。
 そして,女性は画面を叩いたり,筐体を引き抜いたりして,ATMは破壊されてしまったということでした。

 この記事を見る限りでは,最終的に女性がキャッシュカードを取り戻せたのかどうかは分かりませんが,係の人が対応するまで待てなかったのだろうかというように思います。
 しかし,日本の感覚では,すぐに係の人がやってきて対応しそうなものですが,中国ではもしかしたら時間がかかるという話をされたのかも知れません。
 特に,現場はショッピングモールなのですから,営業時間中であればそういう係の人がすぐ飛んできてもよさそうなものなのですが,何か事情があったのでしょうか。

 記事にある「意見が決裂」というのがどういうニュアンスの話なのかは分かりかねますが,おそらく女性は当初はすぐにカードを出してくれという話をしたのでしょう。
 ですが,そこからの展開が何かが問題があったということだと思います。

 ただ,それにしても,ATMを破壊ということになると,そもそもATMはそんなに簡単に破壊できるのか,女性のATM破壊の機序はどのようなものだったのか,女性にATMの構造に関する知識はあったのかという点が非常に興味深く思います。
 その点に興味深く思うのは,すなわち誰でもATMを破壊できるのであれば,強盗がしやすくなってしまうので,ATMが危険きわまりないものになるからです。

 写真を見る限り,前面のカバーが外され,機械部分が外に露出し,ジャーナルと覚しき紙が辺りに散乱しております。
 カードを取り出すためだけであればここまでの状況にはならないと思われ,私が見る限り途中から八つ当たりのような状況で,カードを取り出すという目的が二の次になってしまったのかも知れないと思いました。

 また,写真を見る限り,人がたくさんいるところで行われた事件のようです。
 そうなると,通行人はともかく,店員もそれなりに早期に事件を知りうる状況にあったと思います。
 しかし,写真では,ATMはかなりの程度破壊されており,誰も止めなかったのか,それとも止めるのが遅かったのか,いずれかの事態が想定されます。
 その意味でも,こんな事件が起こっているのに止めるものでもないのだろうか,果たしてこの女性が強盗であればどうするつもりだったのかといろいろな疑問が湧いてきます。

 いずれにせよ,非常に珍しいニュースだと思いますし,日本ではあり得ないものだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:03
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