こんばんは。
このところ小泉農水大臣の登場によってコメ騒動が別の局面に至りましたが、今日のニュースを見ていたら、備蓄米の追加申請について見送った企業が複数現れたというものがあったので、取り上げてみました。
記事によれば、備蓄米をと取り扱った企業のうち2社において、政府が追加で放出した備蓄米の随意契約の申請を見送ったということでした。
2025年産の新米が出回る前の8月末までに販売するという契約の条件があるところ、過剰在庫のリスクを意識したのではないかということでした。
このニュースはコメの価格を考える上で重要なものだと思います。
小泉農水大臣が備蓄米の随意契約を決めて店舗に並び始めてから、行列をなしてこれを買い求める客がおりました。
この流れについて、果たしてほしいと思う皆に行き渡るまで備蓄米が足りるのかということが懸念され、かつ輸入米も検討するということすらいわれていたところでした。
そのような最中で追加の備蓄米について、当初から備蓄米を取り扱っていた企業が随意契約の申請を見送ったというのは、これらの企業において契約条件である8月末までに備蓄米を売り切る自信がないと考えたからだろうと思われます。
それは、すなわち、企業等において、もはやその頃の時期には世間では備蓄米に関心を示さないステージに達する、つまり備蓄米がある程度行き渡っただけでなく、備蓄米以外のコメの価格がある程度落ち着くと予想したからではないかと思われます。
その理由としては、新米が出てくることによって価格が落ち着きを取り戻すという予想なのではないかと思いました。
仮にその予想が正しいのであれば、あと数ヶ月後にはコメの価格がある程度安定するだけでなく、本来は緊急事態以外に使用しない備蓄米の減少を止めることができるため、非常に有意義なことと思います。
ただし、これはいくつかの企業の予測に過ぎず、確実というわけではありませんし、まだ情勢を見守る必要はあるでしょう。
ただ、1年近く続くコメ騒動については、このところ値下がり傾向が鮮明に見受けられることによって収束の可能性を見せてきましたから、その点ではこの予測が正しい方向に流れる可能性は十分にあるように思いました。
今日の阪神ですが、伊藤さんが頑張っていい仕事をしたにもかかわらず、投手起用の失敗で台無しになってしまいました。
9回に登板させた投手について、このところ抑えとして不安定さも見える岩崎さんではなく、湯浅さんを起用したことについては一応理解できなくはありません。
ですが、湯浅さんは、先頭打者こそ三振にしたものの、その後四球と死球というよくない兆候を見せてきました。
そして、内野安打で満塁になったところで、岩崎さんに後退することとなり、そこから打たれて終わりました。
岩崎さんを起用するならば、私は死球を与えてしまった場面であったろうと思いますが、満塁になってから交代というのは中途半端な起用であったと思われ、結果打たれて負けたとなったときに非常に納得できない思いがあります。
結果論であるとはいえ、継投ミスであることは明らかであり、やはりこういう流れをうまく作れない継投をしてしまうことはコーチ経験のなさゆえなのかというように思いました。
昨日もそうですが、石井さんがいたら展開は大きく変わっていたように思います。
それもこれも結果論であることはわかるのですが、連日気持ちの悪い負け方をしてしまっていますし、それは選手の問題というよりは首脳陣の起用の問題だと思いますので、私としてはやはり納得感の薄い負け方であったと思いました。
3タテされてしまうと交流戦の流れがよくなくなりますから、明日はどんな風な展開になっても必ず勝ってもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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