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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国のエレベーター事故の記事があったので取り上げてみました。

 あるオフィスビルで,定員13名のエレベーターに大人16人,子ども2人の合計18人が乗り込みました。
 そうしたところ,定員オーバーの表示が付いてビル係員が数人降りるように促したものの,誰も降りようとしませんでした。
 そして,そのままドアが閉じましたが,結果エレベーターは地下1階に落下し,18人は閉じ込められてしまいました。
 落下したエレベーター内では,蒸し暑さで女性が意識を失ったということですが,その後エレベーター管理会社がドアを開け,消防署員が倒れた女性をロビーに運んだということでした。
 そして,女性は意識を取り戻すと,ビルを後にしたそうです。
 オフィスビル内で働いている人によると,毎日エレベーター前で係員が整理に当たっているが,無理矢理乗り込む人があとを絶たず,これまでにも何度かエレベーターの落下事故が起こっているということでした。

 色々と突っ込みどころがあるのですが,まずはエレベーターの仕組みについて言及してみたいと思います。
 日本のエレベーターでは,定員オーバーの場合,そもそも出発しないのですが,どうもここのエレベーターはドアを閉じてしまうようです。
 本来の仕様がどうなのかは分かりませんが,もしかしたら毎日無理矢理乗り込む人が多かったがためにそのような安全装置を外してしまったのではないかというような気がします。
 色々な原因があるのはもちろんのことですが,本件では定員オーバーの場合にエレベーターが動かないようになっていればよかったのにと思わずにはいられません。

 次に,定員オーバーにも関わらず誰も譲る気がなかったようだという点についても疑問視します。
 私もエレベーター前で待つ際にフラストレーションを感じることがあり,それが大型の建物であればなおさら強く感じるところではあるのですが,それでもさすがに定員オーバーの際にはやむなく譲ると思います。
 それは,私に限らず日本ではたいていの人がそうするように思います。
 ここは国民性等の問題なのかもしれないのですが,私はエレベーターガールではなくエレベーター前の整理員という人を初めて耳にしたので,もしかしたら日本の常識はあちらの国ではちがうのかもしれません。
 まあ,満員電車を思い浮かべると,あまりかの国のことばかり言えないのですが。

 そして,蒸し暑さで意識を失ったという女性は,意識が戻った後にビルを去っていったということですが,日本では念のため病院で診察してもらうケースが多いと思います。
 特に,エレベーターの落下ということで身体にも衝撃を受けていたわけですから,念のため異常性の確認をすることが多いと思います。
 これが何もなくビルを去っていったということですが,もしかしたら気軽に病院に行けるかどうかというのは中国の健康保険制度と関係しているのかもしれません。
 私が以前聞いたところでは,救急車に乗るのでもお金がかかるということだったような気がするので(間違っていたらすみません。),もしかしたら医療が身近ではないのかもしれません。

 と,色々と思うところはあるのですが,ひとまずけが人がいなさそうなのはよかったと思います。
 今後は,このような事故をなくすため,まずは定員オーバーの際にはエレベーターが動かなくなるということに着手してもらいたいと思います。


 今日の阪神は,早々に能見さんが四球で崩れて試合が決まってしまいました。
 もちろん,打つ方も,チャンスを作りながら点を入れられなかったというようにも思いますが,それでも初回の3点は重すぎました。
 やはり1イニングに3四球では無失点で切り抜けるのはもはや困難ですから,四球は本当に勘弁してもらいたいと思います。
 また,捕手としても,ストレートの制球力に問題がありそうなのに,ストレートを要求しすぎるのはどうかなと思いました。
 この直接対決は今シーズンの帰趨を左右することにもなる気がするので,明日こそは勝利をもぎ取ってくれることを願ってやみません。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:44
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