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 こんばんは。


 先週からのプロ野球の7連戦ですが、阪神は1試合中止となったものの、まさかの5勝1敗で切り抜けられました。

 今日の試合ですが、6回、森下さん、大山さん、佐藤さんの3連打でノーアウト満塁から前川さんの犠牲フライ、捕逸で2点先制しました。
 そして、7回に森下さんのタイムリーで追加点を挙げました。
 また、先発大竹さんが6回3安打無失点という素晴らしい内容であり、その後を継いだ桐敷さん、ゲラさん、岩崎さんが無失点リレーをしました。

 昨日の試合は序盤に点を取ってからその後点が入らずに1点差逃げ切り勝ちという非常にスリリングな展開でしたが、今日は先制から中押しで終えるという昨日よりは余裕を持って見られる試合だったと思います。
 ヤクルトさんは、先日の青木さんの引退会見以降読売に2連勝するなど好調でしたが、その好調なヤクルトさんをよく阪神が叩けたものだと感心します。
 ホーム球場甲子園の力があるとはいえ、好調のチームをこうして倒せたことは非常に大きな収穫であったと思いました。

 阪神と2位を争っていた広島さんですが、このところ非常に調子が悪く、今日の敗戦で阪神と3ゲーム差が付きました。
 今の広島さんは、打てないだけでなく投手もよくない感じで、8月の好調が嘘のように状態が悪いと思いました。
 広島さんの残り試合数は15もあることから、3ゲーム差が付いたとしても阪神としては安心もできないわけですが、それでもこれまで厳しいと思っていた相手だけに少し安心した部分もなくはありません。

 一方、読売ですが、ヤクルトさんにやられてしまったものの、この7連戦を5勝2敗ですから、決して悪いということはなく、むしろ状態はいい方だろうと思われます。
 ヤクルトさんのおかげで阪神は2ゲーム差にまで追い詰めましたが、それでも昨日今日の勝利を見るに、この2ゲーム差というのは存外厚い壁だと思い知らされます。
 今後阪神も読売もなかなか負けないとするならば、雌雄を決するのが今度の甲子園での直接対決2連戦ということになりそうです。
 読売と阪神はそれぞれ残り試合数が12と10ということで、読売の方が有利であるとはいえ、この直接対決で阪神が連勝すればわからなくはなるようには思います。

 今の阪神は、9月に入ってから8勝3敗とかなり好調だというべきだと思います。
 例年の阪神は9月に大失速をするものですから、不可思議さを感じる部分もあるものの、8月後半の負けを考えれば、いつもの失速を8月後半にまとめたというように解釈することにしています。

 阪神と読売の直接対決までに、両チームともそれぞれ2試合横浜さんと対決しますが、ここで両チームともよくない勝敗となれば直接対決前に決まってしまうこともあり得ますので、今後の流れの一つは横浜さんが握っているようにも見えます。
 横浜さんはCS進出を狙っていますから、これ以上負けられないと必死に戦ってくるでしょうし、非常に熾烈な戦いが予想されますが、最近の阪神は先制されても逆転する、終盤まで諦めないという非常に精神的にも素晴らしいプレーを見せてくれていますから、それを是非とも見せてもらいたいと強く思っています。

 実際、阪神は残り試合数等を考えると不利であるとは思いますが、それでも逆転優勝まで望みがある限り楽しみに見ていきたいと思います。


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 先日河野太郎さんが、大学入試の共通テストについて一発勝負をやるのはどうかという問題提起をしました。
 この問題提起の理由としては、大学入試の共通テストは年1回ですが、その日の体調や天候等に左右されることで本来の力が発揮できないことがあり、かつマークシートであれば何回でも受験のチャンスがあってもいいのではないかということが上げられています。
 さらに、テスト科目を減少させるべきということも挙げられておりました。

 この意見は相応に合理性のあるものだと思います。
 確かに、いざテストの日に天候や体調によって有利不利が生じることはフェアではないという考え方はよく理解できます。
 特に、昔からセンター試験、共通テストの日は雪が降ることが多く、その点では降雪地域とそうでないところで差が出るということも頷ける部分はあります。
 また、採点側の負担ということであれば、マークシートはそこまで負担も大きくはないということもそうかもしれません。

 ただ、私としては、現時点の意見を見た限りでは、現行の方式でもよいと思いました。

 まず、何度も挑戦できるというシステムですが、受験生はある時点での試験に対して調整をし、そこにピークをもってくるべく勉強をしているかと思いますが、受験機会が増加することはそのピークが分散されることになります。
 私も記憶がありますが、センター試験が終了した日は一つのイベントが終わったというある種の達成感などもあったものですが、これが再チャレンジを前提とする制度であるならば気を緩める機会もなく、むしろ気疲れしてしまうように思います。
 天候等の不平等さについては、現行制度でも追試がありますし、一応担保されているようには思いました。
 また、どうやら複数受けた試験の中で最もよい点数を使うことができる制度が想定されていると思いますが、そうであれば私だったら受けられる回数の全てを受けると思います。私のような受験生が多く存在するとなれば、どれだけの負担が生じるのでしょうか。
 特に、複数回実施するのであれば、もしかしたら一年中何らかの試験を実施する可能性がありますが、そうなると受験生はずっと試験に追われ続けることになりかねず、むしろ負担が大きいように思います。

 次に、マークシートは採点というポイントに絞れば労力は大きくないかも知れません。
 ですが、試験会場の負担はどうでしょうか。例えば大学のキャンパスを使う場合、何日くらいキャンパスを開けねばならないのか、しかも複数回実施するのであれば、ある特定の回に受験生が集中するかもしれず、試験会場を多めに確保しなければならない日とそうでない日のムラが生じることになるでしょう。
 試験監督の手配についても同様に問題だと思います。
 さらに、毎回共通テストを実施する際、公平を期すため試験時間や物音などについて厳格に管理しておりますが、試験回数が増えることはその厳格な対応を毎回求めることになります。これがどれだけ会場設営側に負担になるのだろうかという点は気になります。

 第3に、複数試験を受けられる場合、各試験ごとの平均点にも差が出ると思いますが、その差に応じた調整はどうなるのでしょうか。
 現行試験では、理科と社会の各科目に関し、相互に平均点に大きな差があった場合には調整を入れることとなっていますが、複数回試験を実施するとなればさらにその調整が複雑になると思います。
 そういった調整は、端から見れば平等にも不平等にも見えるので、この点はどう考えるべきかも問題だと思います。

 第4に、試験を複数回実施する場合、試験の時期を年間通して行うのかも知れません。
 そうなると、結局授業の進行速度の速い中高一貫校が極めて有利な状況になると思いますが、それは不平等ではないかと思われます。

 そう考えると、今回の問題提起の背景はよく理解できますが、私としては現行制度の方がむしろ公平かつ受験生、運営側の負担も少ないように思いました。
 ただ、現行制度が最良ということはないと思いますし、今回のような問題提起にまつわる議論はあってもいいと思いますので、今後さらに議論が発展するか注目したいと思います。


 今日の阪神ですが、横浜さんとの甲子園の試合は雨天中止となりました。
 映像を見る限り、とてもではありませんが野球できるとは思えませんし、この判断は妥当だと思います。

 ただ、私としては、今の阪神の勝敗と残り試合数、他球団の勝敗の状況を見るに、この流れた試合をやる頃、順位を決定づけるために大きな試合になるのではないかと想像しています。
 今日読売が勝利し、阪神は広島さんとはゲーム差なし、読売とは4差となりました。明日には読売にマジック点灯の可能性と言われていますが、実際に優勝ラインを考えると読売がここから五分の勝敗で行ったら阪神はもう数敗しかできないということになり、実質的に優勝はかなり厳しいといわざるを得ません。
 そうなると、現実路線としては、阪神は2位になるか、4位に落ちるかということが終盤の瀬戸際になろうかと思いますが、広島さんと横浜さんとは極めて僅差なので、いずれの立場にもなり得る非常に危うい状態です。
 そのため、今日流れた試合の再試合の日は、まさにその順位がかかっているように思うのですが、願わくばその時にかかっている順位が4位転落ではないことを望むばかりです。


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 今日のニュースを見ていたら、イギリスで、刑務所がパンク寸前ということで受刑者を釈放することとしたというものがあったので、取り上げてみました。

 イギリス政府は、イングランドとウェールズの刑務所から一部の受刑者を釈放したということですが、釈放対象は刑が軽く40%の刑期を終えた者ということで約1700人ということです。
 イギリスでは、犯罪の厳罰化に伴って契機が長期化する一方、刑務所の増設が間に合わず、収容人数が限界に近づいており、かつ7月末から発生した暴動で多くの実刑判決が出されて受刑者が増えていたということでした。
 イギリス政府は、来月末までに、家庭内暴力や性犯罪、4年以上の刑期で服役する受刑者を除き、約5500人を釈放する予定ということです。
 ただし、麻薬の密売や強盗などで服役する受刑者も含まれているということで、再犯を懸念する声が上がっているということでした。

 刑罰は国家権力の行使の中でも重要なものの一つですが、刑務所の容量の問題で釈放するというのは国会の体制としても非常に大きな問題だと思います。
 そういったことで釈放されるとなれば、ある程度の罪であれば許されるという間違った社会通念を引き起こしかねませんし、これまで罪を犯した者達も罪に相応する罰を受けることがないですから不平等の問題も生じることでしょう。
 加害者が十分な罪を償うことなく釈放されることは被害者の感情も許しがたいと思うでしょうし、十分な反省をせずに釈放された者は次も短期で釈放されると考えて別の犯罪を犯す懸念もあります。

 記事を見る限り、今年7月の暴動によって多くの受刑者が生じる見込みが出てきたことが大きな誤算だったように思われ、政府にとって困難な事態だったようには思います。
 ただ、それでも治安に対する不安等を抱かせるきっかけとなる今回の事態は政府に対する信頼の問題にも発展するかも知れませんし、見込みが甘かったということで許容されるかは難しいかも知れません。

 しかも、刑期4年を一つの基準においているようですが、日本の基準でいえば実刑4年はかなり重い部類であり、そこを基準におくということになればかなりの数の犯罪が許されるように誤解されてしまうように思います。
 ここで生じる誤解を政府が今後どのように解決するか、非常に難しい問題のように思います。

 こういったことは日本でも生じかねないかも知れませんが、ひとまずイギリスにおいてこの事態の後どの程度治安に問題が生じるのか、再犯がどの程度あったのかということをよく検証してもらいたいと思いました。


 今日の阪神ですが、横浜さんと接戦の末に敗れました。

 阪神は、2度追いつく粘りを見せており、ここまで粘れるならば今日も勝てるのではと大いに期待したものの、ゲラさんが桑原さんにホームランを打たれて終わりました。
 桑原さんを伏兵という人もいますが、桑原さんは夏に好調で、かつ直球に強い打者ですから、そこをうまくやられてしまったというべきでしょう。

 今日は読売が大逆転勝利し、この敗戦で3.5差まで広がりまして、極めて逆転が難しい状況に至りました。
 一応まだ望みはなくはないものの、この時期に、この残り試合数で、このゲーム差はかなり厳しいというべきでしょう。
 ですが、阪神にしてみれば、結局目の前の一戦一戦を勝つしかないのですから、もはや負けがいくつかとか、そういうことを考えずに、とにかく明日も勝つこととして取り組んでもらいたいと思います。
 今日は敗戦したものの、粘りに粘った姿勢は賞賛に値しますし、明日も粘って勝つ姿勢を見せてほしいと思います。


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 今日の阪神ですが、横浜さんに勝利しました。

 今日は、阪神が先制したものの、一時的に逆転されてしまったため、序盤の展開とはいえ大変な危機感を感じていました。
 しかし、そこから青柳さんのセーフティスクイズで同点、森下さんのホームランで逆転しました。
 さらに、連続バスターを決めてノーアウト満塁となり、近本さん、中野さんのタイムリーでリードを広げました。
 青柳さんは、5回を79球、4安打、2四死球、2失点で降板しましたが、その次を継いだ桐敷さん、石井さん、島本さん、富田さんがきちんと抑えてくれました。

 今日の試合は、アウト臭いプレーをホームインにしてくれたという運もあり、あれがあったからこそ流れができてその後に点が入ったということも考えれば、ギリギリで勝ったというべきだと思います。
 それでも、連続バスターなど作戦が決まったところもありましたし、一度手放した流れを離さなかったのは阪神の強さだったと思います。
 阪神としては逆転優勝のためには今日はどうしても勝たなければならない試合でしたし、そのために色々と作戦を使って流れを手放さなかったことは単純に賞賛に値すると思いました。
 特に、最近の横浜さんは大変好調であり、しかも今日の先発は難敵東さんでしたから、そんなチームに何とか勝つためには色々と策を講じることは必要だったと思っています。

 一方、逆転3位からCS進出を狙っている横浜さんにしてみると、この阪神3連戦は何とか全勝して順位逆転を狙っていたのでしょうから、今日の敗戦は大変痛かったと思います。
 今日の敗戦をもってしてもまだCS進出の見込みはあるとはいえ、お互い残り試合が少なくなっていますから、ここでの1敗は想像以上に大きいものと思われます。
 しかも、阪神は逆転優勝がかかっていて必死ですから、そんな阪神との直接対決のうち1つを落としてしまったことはかなり厳しいでしょう。

 阪神にしてみれば、そんな横浜さんを明日以降も相手にするのですから、間違いなく厳しい試合になると思います。
 今日のように、逆転されたとしても、策を講じるなどして、何としても流れを引き寄せて結果をもぎ取ってほしいと強く思います。

 2位の広島さんは、今日読売に敗戦してしまい、阪神との差が0.5となりました。
 この状況であれば、場合によっては明日阪神が逆転2位になる可能性も出てきまして、阪神としては勢いづく展開であろうと思います。
 広島さんは8月はかなり好調だったものの、今はなかなか状態がよろしくなく、読売はまあまあ悪くはない状態ですから、明日もなかなか苦戦が予想されます。
 阪神にしてみれば、上位チームが潰し合ってほしいところですから、可能であれば2勝1敗くらいで終わってもらえるとありがたいところですが、他球団のことよりも自力で勝利をもぎ取ることに執心すべきでしょう。

 明日の阪神先発は昨年エースとして働いてくれた村上さんですが、ここぞという場面でいい活躍をしてくれることを期待しています。


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2024.09.08 Sunday
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 今日の阪神ですが、連勝したヤクルトさんとの試合で負けてしまいました。

 今日の負けの中でも、特に痛かったのは佐藤さんのエラーが絡んで沢井さんにスリーランを打たれた場面でしょう。
 正直言って、あのエラーは後生にも語り継がれるレベルのものだったと思いますし、それも含めてスリーランというのは、後の展開で3点まで入れたことを考えれば極めて痛いものだったと思いました。
 佐藤さんのエラーはこれで今季23となりましたが、これまでも佐藤さんのエラーで失点して負けた試合も多くありましたし、打力は優秀でももはや軽視することは全くできません。
 もともと外野だったところを大山さんをどかしてまでサードにコンバートさせたのですが、この結果を見るに間違いだったのではないかと思っています。
 来季に向けて守備力強化は不可欠だと思いますが、その第一に着手すべき点は佐藤さんのコンバートだろうと思っています。

 今日は、阪神の裏番組でやっていた読売と広島さんはいずれも負けており、今日阪神が勝っていればほぼ横一線となって一気に優勝まで近づくという極めて大事な試合でした。
 最近の阪神は5連勝と出来過ぎでもありましたから、今日も勝つのは難しかったというようにも思っています。
 ですが、8月は勝負どころで負けていましたし、今日この試合を勝つことがどれだけ大きな意味を持っていたのかということは阪神首脳陣や選手たちはよくわかっていたことでしょう。
 それなのに負けてしまった、しかもあのエラーも含めてということで、残り試合数も考えれば阪神の優勝はかなり遠のいてしまったという印象です。
 今週の試合を全勝すればまだ望みはあるのだろうと思いますが、それでもこれだけゲーム差を縮められるチャンスが到来しながらものにできなかったのは非常に大きかったと思っています。

 希望がある限りは楽しみにしたいとは思っていますが、勝負どころでこういうのはちょっとつらいです。
 ただ、こういう勝負弱さも阪神の愛するべきポイントとも思えますから、そこを含めて野球ということで次の試合も楽しみにしたいと思います。
 次は横浜さんとのカードですが、ゲーム差を考えると逆転のリスクもあるためスリリングではあります。
 阪神としては、優勝のためには全勝を狙うべきですから、好調かつ強敵ではあるものの、ひたすら結果を狙ってほしいと思います。
 続く試合はことごとく甲子園ですから、ホームアドバンテージの力を見せてもらいたいものです。


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 今日の阪神ですが、中日さんに2−1の接戦で勝利しました。

 今日は先発大竹さんが5回8安打1失点という粘りの投球で試合をよく作ってくれました。
 今季の大竹さんは、試合前までで8勝7敗、防御率3.09ということで、なかなか苦戦をしているところでした。
 そんな中での今日の登板でしたが、満塁になるなど何度もピンチを背負ったものの、1失点で切り抜けたということで、勝負どころで試合を作ってくれたというのは大変大きかったと思います。
 結果として、1点差での勝利だったわけですから、大竹さんがピンチを凌いでくれたことが勝利に直結したというべきだったと思います。

 打つ方は、森下さんのタイムリー、そして佐藤さんの犠牲フライで2点を取りました。
 森下さんについては、ここぞという場面でよく打ってくれまして、現在の阪神の打者の中では極めて決定力の高い打者であると感心させられます。
 打率も2割6分程度と、当初より安定して見られる数字になってきており、この調子で阪神の中軸打者として活躍を続けてほしいものです。
 また、佐藤さんは、守備はよくないものの、その分調子が乗ってきているのもあってよく打ってくれています。どうしても勝ちたい場面で犠牲フライという最低限の仕事を果たしてくれている点は非常に感謝です。

 阪神は、今日の中日さんに対する勝利で、今季の甲子園では中日さんに対して無敗ということになりました。
 正直言ってこの成績は出来過ぎであり、中日さんの実力からすれば多少負けていてもおかしくはなかったとは思うのですが、今日のような勝負どころで負けるわけにもいきませんでしたから、この結果には大変満足しています。


 そんな阪神勝利の裏での上位チームですが、読売はようやく勝利をしまして3ゲーム差は変わらずでした。
 一方、広島さんは、横浜さんと延長戦で競った試合をした結果、サヨナラ負けを喫することとなりました。
 広島さんが11回表に点を取った段階で広島さんの勝利かと思っていたのですが、そこから牧さんの同点タイムリー、そして伊藤さんのサヨナラ押し出し四球ということで、見事に逆転勝利をしました。
 こういう試合を見てしまうと、やはり野球というのは最後の最後までわからないものだと改めて思いますし、試合が終わるまで諦めてはならないものだと実感します。
 そして、その広島さんの敗戦によって、読売が首位に立ち、かつ広島さんと阪神の差は2.5となりました。
 ところが、横浜さんが勝利しまして、横浜さんと読売の差が4.5ということで、4チームが4.5差の中にいるということになります。

 こうなると、横浜さんにも逆転優勝の芽が出てきたわけで、9月に優勝戦線に4チームが残るという接戦となっています。
 このうち、最も有利なのは、残り試合が多く順位が高い広島さんだと思うのですが、広島さんは現在調子を落としております。
 個人的には、広島さんは8月ができすぎていたと思われるので、ここから揺り戻しで調子を落としてくるように思いますが、どの程度調子が落ちるのかというのが問題でしょう。
 試合数でいえば横浜さんも多いですが、やはり4.5差というのはなかなか重い差ではないかと思います。
 ただ、横浜さんは、読売と阪神に対しては直接対決が7試合残っていることから、この直接対決の結果次第では十分に首位を狙えるのだろうと思われます。
 阪神は、打線がまあまあ復調しつつあるものの、中継ぎややや不安定であり、守備もまずいことが多いですから、それらの点がどれだけ足を引っ張るかでしょうか。
 読売との直接対決は、いずれも甲子園なので、ここでうまく叩ければ逆転は十分に狙えるとは思います。
 ですが、残り試合数が19と最も少ないため、ここから先はあまり負けられず、その点において計算がしづらいという問題もあります。

 こうしてみると、現在の順位によって有利不利の問題はあるにせよ、それぞれの勝負どころで勝ちを拾うことができれば優勝の可能性があることになります。
 そのため、阪神は、色々と難があるにせよ、勝負どころを落とさないことが第一だろうと思います。
 8月後半は、勝負どころをことごとく落としており、正直言って勝負弱さという意味ではあまり信頼ができるのか不安ではありますが、それでもここまで来たら現有戦力でどれだけ勝てるのか、楽しみに見ていきたいと思います。


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 今日の記事を見ていたら、U18アジア選手権でトラブルが続出しているというものがあったので、取り上げてみました。

 まず、タイ代表戦に臨むはずだったパキスタン代表ですが、選手が6人しか揃わずに没収試合になったということでした。その原因は、パキスタン代表選手のうちパキスタン国内にいた選手が出国できなかったことによるものでした。
 また、日本代表と対戦する予定のスリランカ代表ですが、試合前の打撃練習でボールが足りず、ボールの収集作業に時間のかかるグラウンドでの打撃練習を断念して室内練習場での打撃練習に切り替えるということがあったということでした。

 U18アジア選手権は一応国際大会なので、それにもかかわらずこういった事態がしばしば起きるというのは残念ではあります。
 ただ、野球が行われているのは一部の国であって、そうでもない国から人を集めて国際大会を開こうという試み自体が妥当だったのかというようには思いました。
 もしもサッカーのワールドカップクラスの催し物であれば、選手が出国できないとかボールが足りないとかそういった事態は起きなかったと思いますが、野球というものに対する熱意や注目がそこまで大きくないことが要因ではないかというようには思います。

 アジアで強豪といえば、日本のほか韓国と台湾だと思いますが、その3カ国は本気で取り組んでいると思われるものの、その他の国はどうなのでしょうか。
 私としては、熱意のある方々を集めてやった方が試合も面白くなると思いますし、こうしたトラブルを機に今後の方向性について見直してもいいのではないかと思いました。


 今日の阪神ですが、中日さんから初回に点を取られたものの、すぐに取り返して逆転勝利を飾りました。

 初回の失点は相変わらず佐藤さんのエラーが絡んでいて、正直言って佐藤さんの守備位置を変更しないことは首脳陣の怠慢というべきレベルだと改めて思いました。

 しかし、そこから森下さんのタイムリーで同点に追いつき、その後エラーをやらかしてしまった佐藤さんが逆転のタイムリーを放ちました。
 さらに井上さんの甲子園発ホームランも飛び出し、6連打6得点の猛攻を見せました。
 その後、満塁での打率の高い木浪さんが追加点を入れてくれたりしまして、最終的に9点も取りました。

 投げる方では、先発村上さんが5回3分の2を4失点ということで、そこまで本領発揮とは行かずにピリッとはしませんでした。
 しかし、初回の佐藤さんのエラーのほか、6回は中野さんのエラーもありましたし、そういった不運もあったことを考えると、よく頑張ってくれたと評価すべきなのだろうと思いました。

 裏番組でやっていた広島さんと読売はいずれも敗戦し、ここにきてまさか広島さんと3.5差、読売と3差となりました。
 残り試合数を考えるとやはり逆転はなかなか厳しいとは思うものの、それでも3ゲーム差となると射程圏内という印象があります。
 特に、読売との直接対決はいずれも甲子園であり、この点から少なくとも読売を狙って2位はいけるのではと思ったりもしました。
 個人的には、鍵となるのは佐藤さんを含めた守備の問題、中継ぎ投手陣の出来だと思っていますが、ここまで来たら一戦一戦を勝ちに行くしかないので、これからは後先をあまり考えずに積極的に勝ちを狙いに行く野球をしてほしいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら、インドで、泥棒学校が社会問題になっているというものがあったので、取り上げてみました。

 記事によれば、インドのある州の3つの村にはいくつもの泥棒学校があるということです。
 泥棒学校では、子供たちに教育を受けさせることができない貧困で教育水準の低い家庭が子どもを通わせているということです。
 授業料は日本円で35万円から52万円ということで、12歳くらいの子供たちが1年間、ギャングの熟練犯罪者から窃盗や強盗の訓練を受けるということです。
 速く走って逃げる訓練や捕まった場合に備えて殴打に耐える訓練もあるということです。
 様々なスキルを習得し、卒業後はギャングに加わるということで、子どもの親はギャングから報酬として年間50万円以上の報酬を受け取るということです。
 警察は、泥棒学校の存在を把握しているものの、村民がギャング側を擁護するため、警察にできることはほとんどないということです。
 警察によると、子供たちはスリやひったくりから本格的な銀行強盗まで高度な訓練を受けるそうで、ギャングは未成年者を使って犯行に及ぶということです。窃盗や強盗のほとんどは未成年者によって行われ、この深く根付いた犯罪文化と戦うことは困難だということでした。

 この記事はインドの件ですが、他の国でもこういったことはあるのかもしれません。
 貧困家族が手っ取り早く金を稼ぐため、子どもをギャングに売り渡し、その報酬を受け取るというスキームなのだろうと思うのですが、こういった事情はインド以外の国でも共通する要素があると思いますので、もしかしたらあまり珍しいことではないのかも知れません。

 この問題の根深さは、泥棒学校によって子どもを売った側の家族も潤うという関係にあることから、このスキームを維持したいと考える人は多いことにあると思われます。
 そのために、こういったスキームを村ぐるみなどで守ろうとするとなれば、もはや地方の警察署で対応できる案件ではなく、州や国家等の大きなレベルでの対応が必要な案件ではないかと思います。
 また、仮に何らかの対応をしたとしても、ギャングを潰したところで残された人達の次の道を作るところまで考えておかないと、ギャングという枠組みがないだけで同じことを繰り返すだけになってしまうようにも思います。
 特に、子供たちがこういったことに利用されているとなれば、そういった子供たちへの再教育も不可欠でしょうし、この点からも大規模な対応が必要になることが想定されます。
 そういったことを諸々考えると、対処するにしてもどれだけの規模の人達が関係しているのか、何に対して対処したら根絶できるのか、対処した後にどういった振る舞いをすべきなのかということを考えて慎重に事を運ばないと状況が悪化する可能性も否定できないと思います。
 とはいえ、一方では泥棒学校によって治安の悪化が著しく進むことになりかねませんし、迅速に対応する必要もあろうかと思われ、非常に難しい問題だと思いました。


 今日の阪神ですが、甲子園で中日さんを迎え撃ち、見事勝利しました。

 今日の勝利は何と言っても高橋遙人さんの活躍が大きかったと思います。
 高橋さんは7回3安打無失点という大変素晴らしい投球を見せてくれまして、まさに阪神がこれまで温存したとっておきのジョーカーということだと思います。
 怪我しやすさがこれまでの活躍に非常に大きな影を落としたことは残念ではありますが、こうして満を持して出てくると期待された以上の活躍をしてくれるのですから、本当にありがたい存在です。
 今日の甲子園での勝利は1032日ぶりということで、本当に長かった、そして苦労したことがよくわかります。
 今季またどこかで登板してくれると思いますが、次の登板が今から楽しみです。

 打つ方は、中日さんの先発高橋宏さんという難敵に対してどこまで戦えるかと思っていたのですが、木浪さんのタイムリーでかなり楽になりました。
 今日は高橋遙人さんですから、先制できたことでかなり楽に試合を運べたと思います。
 その後も近本さんのタイムリー、木浪さんの押し出し四球で中押し、ダメ押しをとり、安心して見ていられる試合だったと思います。

 今日の試合は、裏番組でやっていた広島さんと読売が敗戦したことから、それぞれのチームに対してゲーム差が詰まりました。
 それでも4ゲーム差以上ありますので、やはり逆転首位は未だ難しいというべきことはよくわかっています。
 ですが、望みがあるならばやはり努力はしてほしいと思うので、期待はしております。

 明日の先発は村上さんですから、安定した投球が期待されます。
 今日と同じく先制点を何とかもぎ取ってくれれば有利に進められると思うので、打線には大いに期待したいところです。


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 メッツさんの傘下3Aシラキュースに所属する藤浪さんですが、このところ4試合連続で無失点という記事を見たので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、右肩負傷から復帰した6月25日以降、16試合で18回3分の2を投げ、防御率2.41ということでした。
 このところ4試合連続無失点ということで、遂に8月の防御率が1点台になったということでした。
 現在はメジャー40人枠を外れているものの、今季中の昇格を目指しているということです。

 藤浪さんはこのところ4試合連続無失点ということですが、相当程度制球が安定しているからだと思います。
 はっきり言えばストライクが入れば藤浪さんの球はメジャーでも通用すると思いますし、そうでなければメジャーどころかどこでも通用しないという感じだと思います。
 そして、制球が安定しないため、ストライクが入るかどうかはその日、その打席、その投球次第ということなので、非常に計算しづらいところでもあります。

 昨季を振り返るに、シーズン序盤は期待された活躍をできなかったものの、中盤から徐々に上げてきて、終盤はそれなりに戦力になっていたと思います。
 今の藤浪さんの制球が比較的安定しているところを見るに、時期的に今が藤浪さんにとって安定するということなのかもしません。
 実際、3Aで防御率2.41ということですが、おそらく制球さえ定まればメジャーでもこれに近い数字が出せると思われます。そして、メジャーでこの数字が出せれば戦力として申し分ないどころではないと思います。

 藤浪さんは好不調の波が大変激しく、不調だと戦力として計算できないくらい低迷してしまうという、非常に扱いが難しい選手であると思います。
 ですが、一旦調子を取り戻せば、誰が相手でも文句なく結果を出せる能力を持っている選手でもあります。
 そのため、きちんとした扱い方をすれば活躍の場はあると思っているのですが、メジャーにおいてそこまで藤浪さんにしようと思ってくれる球団があるかというのは難しいのかも知れません。
 ですが、短いイニングで、不調の兆しが出たら即時交代ということを遵守できれば頼もしい戦力になると思いますから、何とかもう一度メジャーで活躍する場面が回ってこないかと思うところではあります。
 一旦チャンスを手放してしまいましたから、そう何度も巡ってくるものではないのだろうと思うものの、それでもやはり能力が高いだけに期待してしまいます。


 今日の阪神ですが、大山さんが先制したものの、同点に追いつかれ、7回に2点勝ち越されたところでコールド負けとなりました。

 今日の試合については、西さんを問題にするのは気の毒であり、やはり佐藤さんの守備と勝負どころで打てない打線でしょう。
 佐藤さんについては、昨日のホームランを思えば打力面で戦力として大きく期待できることはいうまでもないものの、リーグダントツワーストのエラー21はもはや目も当てられません。
 佐藤さんの守備はプロのレベルに達しているとは言いがたく、この守備で今季は何試合落としたことかと思えば非常に歯がゆいです。
 佐藤さんは、守備のまずさで二軍落ちしたものの、それでも改善されておらず、もはやサードの守備が限界だということは傍目から見れば明らかだと思います。
 元々の守備は外野ですから、早々に外野に戻せばいいのに、なぜ佐藤さんをサードにしたのか、そのあおりを受けて大山さんをサードからファーストにしたのか、この点に関する首脳陣の判断は誤りだと思っています。
 そして、もはや限界が来ているのですから、早々に外野に戻すべきなのに、シーズン中ゆえに動かせないのでしょうか。
 いずれにせよ、このような守備の問題は佐藤さん自身の問題は当然のことながら首脳陣側の問題も非常に根深いと思っています。

 今日の敗戦で、首位広島さんとは5.5差、読売とは5差となりました。
 昨日読売を叩けただけに、今日勝てればまだ望みはあるかもしれないかと思ったものの、こういった勝負どころで落とし、もはや今季のリーグ優勝がどうとかいえるチームではないと思っています。
 それどころか、横浜さんに1.5差であり、3位を維持して終われるかどうかの方が問題でしょう。
 もしもこれで3位にもなれなければ岡田監督の責任問題にもなりかねない事態ですから、もはや誰の調子がどうとかいうことではなくプロセスよりも結果を重視して戦略と戦術を考えてほしいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:36
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