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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、荻生田文科相がなるべく運動会などを中止しないようにと言及したというものがあったので、取り上げてみました。

 このことは、新型コロナウイルスの関係で運動会などの春の学校行事の中止が相次いでいることが念頭に置かれていたということです。
 文科相は、運動会などの学校行事は、子供たちにとってかけがえのない貴重な想い出になる行事なので、直ちに中止ではなく、例えば秋に移すなどの試みをしてほしいと話をしたということでした。
 また、実施方法の変更も含めて可能性をそれぞれの現場で模索してほしいと述べたということでした。

 まず、一般論として文科相のいうことは賛成です。
 個人的な思い出を振り返れば、運動会にはあまりいい思い出もなく、逆に雨天中止となった際に喜んだ思い出があったと思いました。とはいえ、このことはあくまで大変個人的なものであり、一般論としてはこういった企画は実施されるべきだろうと思います。
 日本の教育は画一的であるという批判もありますが、一方でどの世代でも共通の体験があるということが平等感や公平感に資するという考え方もあるでしょうし、ある世代で実施したものが別の世代で実施されないというアンバランスさを考えれば、可能であれば実施してもらいたいものです。

 一方、今回の文科相の要望というものは、現場を圧迫しないかと不安にもなります。
 というのは、コロナ禍においては既にイレギュラーなカリキュラムや指導方法が実施されていると思われ、教育現場も大いに疲弊していることが想像されるところ、さらに一度中止した運動会等について半年後に実施する前提で考えよというのは無理を強いることになるのではと危惧されるからです。
 運動会というのは、単にある項目について実施するというよりは、その項目実施のために準備を行う必要もありますし、運動会に校外から親御さん等を招くのであればその点に関する準備も必要でしょう。それを、ただでさえ修正したカリキュラム中に割り込むように差し入れることがどれだけ大変なことなのだろうかとも思うのです。

 また、文科相の要望を前提にするのであれば、秋にはある程度コロナ禍が収束方向に向かっている前提のことと思います。
 しかし、もしも秋になっても収束していなかったら、上記の通り無理にカリキュラムを詰めたり、大変な準備をしなければならないところで、最終的に実施を見送らざるを得ないという可能性もあるかと思います。
 そうなると、教育現場にかかる負担が極めて大きなものとなるだけでなく、それが奏功しないおそれすらあるわけで、なかなか厳しいものがあろうかとは思います。

 そう考えると、実施できるのであればしてもらいたいとは思うものの、それはあくまで可能な限度であって、運動会実施よりも感染リスクの少ない状況での教育目標の達成を優先すべきではというようにも思うので、無理はしないでほしいというように思いました。
 文科相のお考えにはいろいろとあるのでしょうが、その辺りの現場をよくよく見ながら可能な限度で要望を出すなどしてもらいたいものです。


 今日の阪神ですが、大量失点で敗戦しました。
 先発西さんが5回6四死球5失点と大誤算で、その後の小野さんも4者連続フォアボールともはや試合にならない投球であったと思いました。
 今季の西さんは、エースとして期待されつつも、あまりよくない内容の投球が多く、今日で早くも3敗目を喫しました。キャンプ中に体調不良があり、不安要素があったことがもしかしたら影響をしているのかもしれませんが、だとしても先発の数を考えれば2軍で調整させるわけにも行きませんし、頭の痛い問題です。

 打つ方ですが、懸念のロハスさんが遂に活躍してくれたことが朗報だったと思います。
 ようやく出た来日初ヒットがホームランで、その後もタイムリーを打ってくれまして、期待された活躍を徐々にしてくれるようになりつつあるということでしょうか。
 まだまだこれで信頼したということはできませんが、それでもようやく多少活躍してくれたことはありがたく、矢野監督が粘り強く起用した結果というべきでしょうか。

 今日のような負け試合はもはやどうしようもないですから、明日の勝利に切り替えて行くしかないでしょう。
 投手が仕事をしないことには試合になりませんから、明日は期待したいところですが、明日先発の西純矢さんはどうなるでしょうか。
 プロ2年目ということで、過剰なプレッシャーをかけるのはよくないと思いつつも、将来の先発ローテーション候補としてはやはり期待する目で見てしまいます。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
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