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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、たき火に当たるサルに関するものがあったので、取り上げてみました。

 この猿は愛知県の日本モンキーセンターで見られるということです。
 サルは本来火を怖がるはずでありますが、ここのサルは大きなたき火で暖を取ったり、焼き芋を食べたり、背中を火に向けてまぶたを閉じたり、くつろいで毛繕いするそうです。
 このきっかけは、1959年の伊勢湾台風ということで、この際に出た廃材や流木を燃やしたところ、物怖じしない子ザルが火に当たりに来たのがきっかけだったということでした。
 その後、大人のサルもまねて火に当たるようになったということで、最終的に独自の風習として定着したということでした。

 この記事を見ていて、進化というのはこうして少しずつ進むものなのではと思いました。
 本来怖がって近づかないはずの火に対して怖いという感情がまだ薄い子どもが近づいてうまく利用する術を発見し、そこからこれを全体で利用しようという風習が生じるまで発展したというのは、まさに人間が辿った文化の道筋と同じではないかと思いました。
 こうしてみてみると、いうまでもないことではありますが、物事を進化させるのは否定すべきという常識に対してこれを疑ってチャレンジするということなのだろうと改めて思います。
 もちろん火という危険なものを安易に利用しようとすることでやけどをすることもあるでしょうが、それでもチャレンジを繰り返すことでその活用方法を体得し、文化として共有されて、その種が発展していくというのは、まさに歴史というのは繰り返すものだと思います。

 一方、伊勢湾台風から発展した風習ということであれば、そこから60年が経過してたどり着いた今ということですから、本来的な進化の速度はそういったものなのかもしれないと思いました。
 産業革命のように加速度的に進歩していくものもありますが、それは多くの者が知恵と工夫を凝らしてきたからであり、そういったものを故意的に活用しようとしなければ進化の速度というのはこのくらいなのかもしれないと思いました。

 こういう進化を目の当たりにすると、そのうちサルがもっと大きなことを成し遂げそうな気がして、決して侮れるものではないと思いました。


 阪神が優勝旅行先のハワイから帰ってきたという記事を見ました。
 総勢340人の大所帯で1週間の旅行ということですから、随分大盤振る舞いしたように思います。
 今季の阪神は、契約更改でも大幅増額が多かったですし、球団はここぞとばかりに大盤振る舞いを繰り返してくれているように思います。

 正直言って、これだけ大盤振る舞いしていて、来季に向けて助っ人外国人を獲得するに当たって、予算は大丈夫なのだろうかと心配するところがなくはありません。
 また、年俸など一回上げてしまうと次に下げづらくなりますから、そういった見通しなども大丈夫かと思う部分もあります。
 ですが、38年ぶりの日本一ですから、そういう時にこうしたお金をかけて報いるということは極めて重要だと思うので、阪神として予算があうならば全く問題ないことと思います。

 来季も日本一となれば、今年と同等以上のコストがかかるでしょうから、常勝球団となればこれは大変なことになると皮算用したりしました。
 ですが、今季の甲子園の雰囲気を思い出すと、観客も勝利に浮かれて大盤振る舞いでしたから、勝てば阪神も儲かるという仕組みですし、球団として吐き出す分だけ補填できそうであれば、皮算用が実現してくれるといいと思うばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30
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