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 こんばんは。


 今日の阪神ですが、中日さんに2−1の接戦で勝利しました。

 今日は先発大竹さんが5回8安打1失点という粘りの投球で試合をよく作ってくれました。
 今季の大竹さんは、試合前までで8勝7敗、防御率3.09ということで、なかなか苦戦をしているところでした。
 そんな中での今日の登板でしたが、満塁になるなど何度もピンチを背負ったものの、1失点で切り抜けたということで、勝負どころで試合を作ってくれたというのは大変大きかったと思います。
 結果として、1点差での勝利だったわけですから、大竹さんがピンチを凌いでくれたことが勝利に直結したというべきだったと思います。

 打つ方は、森下さんのタイムリー、そして佐藤さんの犠牲フライで2点を取りました。
 森下さんについては、ここぞという場面でよく打ってくれまして、現在の阪神の打者の中では極めて決定力の高い打者であると感心させられます。
 打率も2割6分程度と、当初より安定して見られる数字になってきており、この調子で阪神の中軸打者として活躍を続けてほしいものです。
 また、佐藤さんは、守備はよくないものの、その分調子が乗ってきているのもあってよく打ってくれています。どうしても勝ちたい場面で犠牲フライという最低限の仕事を果たしてくれている点は非常に感謝です。

 阪神は、今日の中日さんに対する勝利で、今季の甲子園では中日さんに対して無敗ということになりました。
 正直言ってこの成績は出来過ぎであり、中日さんの実力からすれば多少負けていてもおかしくはなかったとは思うのですが、今日のような勝負どころで負けるわけにもいきませんでしたから、この結果には大変満足しています。


 そんな阪神勝利の裏での上位チームですが、読売はようやく勝利をしまして3ゲーム差は変わらずでした。
 一方、広島さんは、横浜さんと延長戦で競った試合をした結果、サヨナラ負けを喫することとなりました。
 広島さんが11回表に点を取った段階で広島さんの勝利かと思っていたのですが、そこから牧さんの同点タイムリー、そして伊藤さんのサヨナラ押し出し四球ということで、見事に逆転勝利をしました。
 こういう試合を見てしまうと、やはり野球というのは最後の最後までわからないものだと改めて思いますし、試合が終わるまで諦めてはならないものだと実感します。
 そして、その広島さんの敗戦によって、読売が首位に立ち、かつ広島さんと阪神の差は2.5となりました。
 ところが、横浜さんが勝利しまして、横浜さんと読売の差が4.5ということで、4チームが4.5差の中にいるということになります。

 こうなると、横浜さんにも逆転優勝の芽が出てきたわけで、9月に優勝戦線に4チームが残るという接戦となっています。
 このうち、最も有利なのは、残り試合が多く順位が高い広島さんだと思うのですが、広島さんは現在調子を落としております。
 個人的には、広島さんは8月ができすぎていたと思われるので、ここから揺り戻しで調子を落としてくるように思いますが、どの程度調子が落ちるのかというのが問題でしょう。
 試合数でいえば横浜さんも多いですが、やはり4.5差というのはなかなか重い差ではないかと思います。
 ただ、横浜さんは、読売と阪神に対しては直接対決が7試合残っていることから、この直接対決の結果次第では十分に首位を狙えるのだろうと思われます。
 阪神は、打線がまあまあ復調しつつあるものの、中継ぎややや不安定であり、守備もまずいことが多いですから、それらの点がどれだけ足を引っ張るかでしょうか。
 読売との直接対決は、いずれも甲子園なので、ここでうまく叩ければ逆転は十分に狙えるとは思います。
 ですが、残り試合数が19と最も少ないため、ここから先はあまり負けられず、その点において計算がしづらいという問題もあります。

 こうしてみると、現在の順位によって有利不利の問題はあるにせよ、それぞれの勝負どころで勝ちを拾うことができれば優勝の可能性があることになります。
 そのため、阪神は、色々と難があるにせよ、勝負どころを落とさないことが第一だろうと思います。
 8月後半は、勝負どころをことごとく落としており、正直言って勝負弱さという意味ではあまり信頼ができるのか不安ではありますが、それでもここまで来たら現有戦力でどれだけ勝てるのか、楽しみに見ていきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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