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 こんにちは。

 昨日,野田首相が,原発が冷温停止状態に至っただけでなく事故収束宣言まで行ったという記事を見ました。
 私は,これを見た際,核燃料の状況も分からないはずの現状で,誰からの情報を元にこんなことが言えたのだろうかなどを考えると,大変疑問に思えてなりませんでした。
 ニューヨークタイムズでは,「年内にステップ2を達成するという公約を果たすために現実を無視した宣言であり,原子炉の安全性から目をそらさせることが狙いなのでは」と述べていましたが,全く同感です。

 そして,これを見た際,私には一つ大きな懸念が沸きました。
 それは,財政難の政府にありがちな発想として,「事故が収束したのだから,そのための予算を削ろう」という安易な発想です。
 この事故の被害は向こう数十年は継続するわけで,そのために多くの方が生命・身体・財産を危険にさらされ続けるわけです。
 国の最たる役割は紛れもなく国民の生命を守ることで,道路行政や箱物作成は2の次,3の次の順位になることは明白です。
 それなのに,ここで優先度を落とすために敢えてこのような踏み込んだ宣言まで行ったのだとすれば,全く支持することはできません。
 少なくとも,私は裏付け情報がないと信用しないので,今回の宣言は何も信用せずに聞き流す程度の話として受け止めています。

 阪神の桧山さんがプレートを抜くことなくトレーニングを開始したとの記事を見ました。
 ある記事では「桧山,驚異の回復」という見出しで出ていましたが,こんなにいい情報はないはずなのになぜか私の不安が尽きません。
 ストーブリーグは,もっぱらファンの来期への期待をぎりぎりまで高める,いわゆる「妄想力」の勝負であると位置づけております。
 しかし,大体今まで「驚異の回復」などという単語に踊らされたときには悲しい思い出に繋がることが多かったので,スポーツ紙おきまりの表現とはいえ何とかしてもらいたいと思いました。
 桧山さんは現在42歳で,もし故障が深刻化すればもしかしてということもあり得ますから,その驚異の回復力とやらに頼らずにきちんとめどを立ててからトレーニングを始めてほしいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 12:29

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