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 こんばんは。

 今日取り上げるお話は,東大で今月から始まる海外学生向けの秋入学コースの合格者の3割が入学を辞退して欧米の大学に流れてしまったというものです。

 近年になって秋入学の議論が出てきまして,東大がこれを実施するということで色々議論になっていました。
 秋入学のメリットデメリットを簡単にまとめると
<メリット>
・国際化に対応できる
・国際基準への対応ということで,交換留学生の受け入れや留学生の増加,海外大学との提携が期待できる
・半年のギャップの時間を自由に使える
<デメリット>
・変更に伴って,大学側などで色々な雑務が生じたり,調整が必要になる
・受験や就職にどう対応するのか
・半年のギャップについて環境整備ができていない
・世間の理解,対応
などかと思います。
 そして,今回の件によって,これらにあわせて,デメリットに海外の大学との競争が顕在化するということが加えられると思います。

 海外の大学と同様の基準におくことによって,海外の大学との競争が行われることになり,結果アイビーリーグと対等の立場で競争をしなければならなくなるとすれば,それは大丈夫なのだろうかと少々心配になります。
 私は仕事上で会う東大出身者達はやはりできる人の割合が多いと感じるため,東大が優秀な大学であることは間違いないと思います。
 ただ,それが海外においてどのように見られているのか,それが露骨に数字に出てしまったような気がしました。
 このように数字で表れてしまうと,その分評判などが落ちたりしないものだろうかと懸念しますが,それでも国際的に対応はしなければならないでしょうし,競争を避けて進むことも難しいでしょうから,どのみち努力を継続すべきという結論は変わらないのかなと思いました。

 パリーグは日ハムさんが優勝しましたが,私はその中で特筆すべきは吉川さんだと思います。
 シーズン開始前,日ハムさんが優勝するという予想をほとんど聞きませんでしたが,それは18勝投手であるダルビッシュさんの穴を埋められる存在がいないということが理由の一つであったと思います。
 しかし,吉川さんは14勝を挙げ,その穴をほぼ埋めることができました。
 もちろんローテーション投手の一人だけをもってその要因とするのは間違っているとは思いますが,それでも私も年間通して活躍するとは考えていなかっただけに,彼の存在はかなり大きかったのではないかと思います。
 ほかにも,中田翔さんもあの強肩でかなりの走者の足止めをできたと思いますから,1年通して活躍できた彼も相当貢献したと思います。
 強いチームが勝つのは間違いないのですが,阪神だってそんなに悪い人材ばかりではないはずはないのにこの体たらくでしたので,日ハムさんにあやかれるところを見出したいものだと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:35

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