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 こんばんは。

 阪神は,開幕戦の好調さが嘘のように,最近負けが込んでおり,今日も昨年を彷彿とさせる貧打による好投投手見殺しでの敗戦を喫しました。

 榎田さんは,昨年まで中継ぎの柱として活躍を続けておりましたが,今年からは先発に転向して,正直不安もありました。
 特に,オープン戦は,若干の不安を残すような状態だったので,やはり先発転向は無理を強いたのではないかと心配していました。
 しかし,今日の好投を見る限り,そのような心配は全くの杞憂であると分かりました。
 そんな榎田さんが8回2安打1失点という好投を見せたにもかかわらず敗戦を喫したのは,打撃の悪さの責任というほかありません。

 ただ,今日は打撃の問題ばかりでなく,守備についても大いに問題でした。
 7回裏2アウト1塁2塁という場面で代打起用された新井兄さんは,サードゴロに凡退し,ランナーの新井良太さんがタッチアウトになってしまいました。
 そのまま新井兄さんは1塁の守備に入り,3塁には新井良太さんが守備に入りました。
 ところが,8回表2アウト3塁という場面,榎田さんがサードゴロに打ち取ったものの,3塁新井良太さんが悪送球し,1塁新井兄さんがこれをカバーしきれずに1点をとられ,そのままこれが決勝点となり敗戦しました。

 兄弟揃ってプロ野球のグラウンドに立つというのは,ある意味夢のような環境であると思いますし,それが双方ともチームの主軸を任されているという状況は,子どもの頃にそのようなことを想像することはあれ,実現できたのは大変立派だと思います。
 しかし,今日の試合では,新井兄さんの凡退で新井良太さんがタッチアウトになったり,新井良太さんの悪送球を新井兄さんがカバーできないなど,その悪い方の結果ばかりが目立つこととなりました。
 新井兄弟は,以前から打力には期待はかかったものの,守備力は双方ともにやや不安の残るという感じでしたが,まさかそれがこの場面ででてしまったのは何とも悲しいことと思います。

 私は,敢えて兄弟でやらかしてしまったという象徴的な出来事を取り上げましたが,これが原因で負けたというつもりはありません。
 そもそも1点分の守備ミスがあったとしても,それをカバーできるだけの点がとれていればよいわけで,仮にこの失点がなかったとしても,まったく点が取れていないならばよくて同点だったわけです。
 ですから,結局致命的な阪神の貧打が最大の問題であるというほかないのです。
 それでも,一点を争う試合で今日のような象徴的な出来事があると,私のような輩がやり玉に挙げてしまうことになります。

 阪神打線は実績のある方々で組まれているはずなのに,なぜか昨年からチームとなると不思議と打てなくなってしまいます。
 その原因はよく分かりませんが,去年も打線の復活を待っているうちに1年が終わってしまったという感じだったので,今年は早々に様々な手段を用いて復活させてもらいたいと思います。
 そうでないと,好調の投手陣や,打撃陣で調子の良い大和さんなど,頑張っている人たちが潰れてしまいかねません。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21

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