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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ある交通事故に関するものがありました。
 無免許運転の車に9歳の男児がはねられて大腿骨骨折の重傷を負うという痛ましい事故なのですが,その事故の特殊なところは加害者が単に無免許なのではなくて20年以上にわたって無免許だったという点です。
 しかも,過去に教習所に通ったものの免許が取れずに無免許運転を続けていたというものでした。

 今回の事件では,幸いにして被害者の命は問題ないようですが,それでも重傷ということで,無免許運転の末の事故という極めて危険な事故であることはいうまでもありません。
 それが,過去に自動車教習所に通ったものの免許がとれなかったという人ですから,そのような方がこれまでまともに運転できていたということに率直に驚きますし,普段運転をする私にしてみればもし身近に運転されていたらと思うと怖さも感じます。

 これまで発覚しなかったというのは,運転技術自体に違和感があるような運転態様ではなかったということなのでしょうが,それでもきちんとルールを把握した上で運転をしていたのか,何とも信頼しがたいところです。
 仕事で運転をしていたということですが,職場は免許証をチェックした上で使用していたのか,管理面で疑問に思います。

 社用車であるならば,多分自動車保険が付されていると思うので,被害者には適切な賠償がなされることと思いますが,それでも賠償されればよいという話ではないと思うことでしょう。

 また,刑事責任の問題としては,危険運転致傷ではなく自動車運転過失傷害が適用されることになるでしょう。
 これは,かつて亀岡の事故の際にも話題になったとおり,未熟運転の類型には運転技能自体がないことが問題となるのであり,運転技能はあるものの免許がないという場合には適用がされないからです。
 そして,この加害者は,少なくとも20年以上無免許運転が発覚していないことを考えれば,その間無事故だったということですから,未熟運転に当てはまらずに危険運転過失致傷とはならないと思います。
 とはいえ,近年無免許運転については厳罰化が進んでおり,相当程度重い刑が科せられることが見込まれると思います。

 いずれにせよ,通常の事故ですら被害者側は納得できないでしょうに,無免許運転となればよりその感情は納得できないものがあると思います。
 そういう面も含めて,今後無免許運転というものがなくなることを願ってやみません。


 阪神は横浜さんに勝利しましたが,今日も藤浪さんが勝利できました。
 今日はいつもと比べて点をそれなりにとられましたが,それでも3点であれば十分合格点ですし,十分戦力として計算できます。
 ただ,まだ新人ですから,酷使しないように,特に夏に注意して起用してもらいたいと思います。

 一方,今日の横浜さんは,例の100万円チケットの試合だったわけで,にもかかわらず敗戦ということですから,話題としてはなかなか辛いものがあったと思います。
 ただ,5対3ということで,一方的な敗戦ではなく,それなりにいいところもあったのは救いだったのではと思っています。
 購入者としては,もちろん勝ってほしかったとは思いますが,昨年までの状況を考えれば無論敗戦も想定していたでしょうし,にもかかわらず今年は今のところ善戦をしていることを考えれば,納得はしているのではというようにも思っています。
 この企画が当たりかどうかは私には分かりかねますが,それでもこのような挑戦的な企画を数多く打とうという姿勢自体は非常に好感が持てます。
 次はどんな企画を考えてくれるのか,楽しみにしています。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:36

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