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2013.06.01 Saturday
 こんばんは。

 今日は,注目のルーキー大谷投手が先発し,プロ初勝利を成し遂げました。
 やはり素材がいい投手だけに,高卒で野手をやりつつの登板でもこうして実績を上げられるのは大したものです。

 しかし,内容はあまりいいとは思っていません。
 確かに速球は156キロも出ていて,やはり素材はすばらしいといわざるを得ません。
 しかし,やはり制球力に難があると思われます。
 また,クイックも問題があり,和田さんに盗塁をされてしまいました。
 その結果か,2回から4回にかけて毎回失点をしてしまい,最終的に5回でマウンドを降りることになりました。

 前もいいましたが,現時点での完成度を論じても意味はないものの,やはり投手としては藤浪さんは先に進んでいると思います。
 その理由は,野手と投手の両方をやっているからでしょうか。
 これまでにない試みですから,わずか2,3ヶ月程度で結論を出してしまうのはもったいないと思います。
 ただ,これまでの出来を見る限り,野手としては既に相当な数字を挙げており,2足のわらじでやっていてここまで野手で実績を上げている以上,野手に専念してはどうかというように思ってしまうところです。

 また,投手としてそれなりに完成度を高めることもできるでしょうが,そのためには制球力の問題が立ちはだかるでしょう。
 制球力を上げようとすると,ある程度球速を犠牲にしなければなりませんから,今日のような156キロ台のストレートを見ることはなかなか難しくなるかもしれません。
 それでも並の投手とはとても思えないのですが,とはいえそうなるとなれば野手に専念してもいいのかなというように思ってしまうところです。

 ただ,野手になるとすれば,多分ユーティリティーな中距離ヒッターでしょうか。
 彼は球界を引っ張れる存在にはなれるでしょうが,ロマンをより感じるかという意味では二刀流はありという気もしてきます。

 結局私の中で結論の出ていない問題ですが,このまましばらく二刀流を続けそうですから,もう少し見守りたいと思います。

 ちなみに,大谷さんは,今日のMVPということで,ビール1年分を手にしました。
 しかし,彼は未成年者ですから,できればもう少し挙げる側に工夫はなかったかなというように思いました。
 まあ,宿舎には成年者が山ほどいますから,きっと彼らに貢献するのでしょうし,いいのかなと思います。


 阪神は,このところの敗戦続きのところから,今日はようやく勝ちを上げることができました。
 やはり能見さんは頼れるエースでして,こういうくらいムードを打開できる完封勝利は大変ありがたいです。
 また,今日の勝利には,鳥谷さんの守備が大きく貢献したことはいうまでもありません。
 鳥谷さんは,入団当初こそエラーを重ねていましたし,かつてはショフトとして随分出張もしていましたが,今は頼れる守備の柱として活躍してくれていて,これまでを知っている身としてはしみじみ思うところがあります。

 読売が今日負けて,阪神は首位まで0.5ゲーム差と詰めてきました。
 交流戦は,毎年恒例のようにパリーグ圧勝の状況で,上6位と下6位でセパが完全に別れてしまう大惨事になっておりますが,阪神はここから巻き返してくれるものと期待しております。
 明日の藤浪さんには大きく期待したいところです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:10

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