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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,福岡大学で,末期ガンなどの際に神経が傷ついて起きる神経障害性疼痛の激痛の原因を突き止めたというものを見ました。
 研究によると,脊髄でCCL−1というタンパク質が増えるのが原因ということでした。
 この疼痛にはモルヒネなどの鎮痛剤が効きづらいそうで,新たな治療法に繋がると期待されているそうです。
 このCCL−1の働きを妨げる物質をあらかじめ注射しておくと激痛を感じなくなる予防効果があるとマウスの実験で確認したということでした。

 ガン治療となると色々な問題があると聞き及んでおりますが,よく聞く話の一つに激痛があります。
 これを緩和する一つの方法に麻酔があり,近年はペインクリニックともいわれて色々と実施されているとも聞き及んでいるとことです。
 もちろん,麻酔による痛みの緩和はガンを取り除くという根本的な治療ではないのですが,それでも末期となればなかなか完治を期待しがたく,なるべく辛くない最期を迎えるためには大事なことなのだと思います。
 その意味では,今回のこの研究は,人の最期をどのように迎えさせることができるかという観点から見れば,大変有意義なものであると思います。
 もちろん,ガンを治す技術が開発されるのが一番ではあるのですが,ガンへの戦い方をこのようなアプローチで考えるということも重要であると思います。

 私は医学についてはほぼ無知なのですが,もしこの研究が末期ガンだけでなく,色々な神経痛にも作用しうるならば,その幅はどんどん広がっていくように思います。
 CCL−1というタンパク質がどのような作用をするのか,果たしてそれが人体にとって害ばかりのものかも私はいまいちよく分かっていません。
 ですから,単純に,その増加を妨げることが,必ずしも人体にとっていいことばかりなのか,副作用があるのではないかということも危惧します。
 しかし,それでも,世の中でガンの痛みに苦しむ人が少なくなる方向に進むのであれば,そうなってもらいたいと願うばかりです。


 今日オールスター選出の選手が発表されましたが,不調に苦しむ阪神西岡さんが選出されたことに不安を覚えます。
 先日も申し上げたとおり,足に痛みを抱えている状況で,この機会に療養ができないのは後半戦に不安を残すように思います。
 しかし,人気者として選出された以上は,それなりの責務は果たすべきでしょうから,何とか怪我を悪化させないように頑張ってほしいと思います。

 また,大谷さんが外野手として選出されたことは,やはりあれだけ2塁打を打ちまくっていることが評価されたということでしょうか。
 投手としての一面は置いておくとしても,あの中距離ヒッターとしての打者センスはなかなかのものがあると思っています。
 あとは投手との両立がどこまで図れるかというところでしょうか。ひとまず今後に期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45

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