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2013.07.01 Monday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ブラックマネー詐欺に関するものを見ました。
 ブラックマネー詐欺は,紙幣に白紙を挟んで薬品をかけると紙幣が増えると偽って,そのために紙幣を預かってそのままだまし取るという詐欺です。
 本件では,1万円札を同じ大きさの白紙で挟んで薬品をかけると黒く変色し,その後に還元液をかけると白紙が全て1万円に変わると説明をされたそうです。
 そして,犯人は,被害者の前で実践し,白紙と現金をすり替えるようなマジックのような手口でこれが真実のように信じさせました。
 そして,お金を出してくれれば,できあがったお金の20%をもらえるとして,100万円を預かり,黒い紙の束とすり替えて盗んだということでした。

 率直に,このような手口で騙されるのだろうかというように思うところです。
 しかし。そのようなことをいえばあらゆる詐欺がおかしな理屈を用いているでしょうし,それが話術かマジックかの違いだけであれば,私は騙されたこと自体を非難するつもりはありません。
 ただ,これが成功すれば,単なる通貨偽造であり,そこに対する自身の中のとがめ立てがなかったのだとすれば,それは大変問題に思います。
 とはいえ,被害者を共犯者のように仕立て上げ,その罪悪感から通報できないようにするのがこの詐欺の手口の最大の狡猾なところですから,その部分ばかりを責めるのはどうかという気もしなくはありません。

 今回の件など,不審に思おうとすればいくらでもそのような機会はあったのだと思いますが,もしかしたら一種の催眠のように,これが本当に大した手段であると信じさせられていたのかもしれません。
 その意味では,このような手段でとばかりいうのではなく,どのような機序でこのようなことが起こったのかをよく検証し,広く知らしめる必要があるのではないかと思います。
 冷静に考えれば,同じ札が増えたところで,ナンバーが一緒と判明すれば捕まることは自明であるとは思います。
 ですが,それでもこのようなことを打って出た以上,それなりに理由がある可能性もあるので,私はこの事件を特殊なケースとして考えるのはよろしくはないと思いました。

 とりあえず,大きなお金を動かす際には,それなりに注意をすべきというのは,どんなときでも当てはまる話であると改めて思いました。


 今日のニュースで,阪神のマートンさんに,メジャーが興味を示しているというものを見ました。
 マートンさんの人生ですから,いざ本人が希望したら引き留められませんが,それでも阪神ファンとしては出ていってもらったら大いに困ります。
 特に,6月は軒並みナインが調子を落とす中,唯一打ち続けてくれて,そのおかげで今の地位に踏みとどまれるわけで,もしマートンさんがいなくなれば戦っていけるのか不安です。
 とはいえ,メジャーでマートンさんが活躍できるのだろうかというようにも思うところもあります。
 打つ方については申し分はないと思いますが,守備と走塁については果たしてメジャーで通用するのだろうかと思ってしまいます。
 特に思うのは,私の見立ての悪さ故であれば申し訳ないのですが,マートンさんが時折見せる,注意力を欠いた守備と走塁については,日本の中でも大丈夫だろうかと思ってしまう時があります。
 タッチアップでいけるのに外野手がボールをとる前に塁に戻れていなくて次の塁に進めていなかったりする時には,大変残念な思いをする時もあります。
 能力自体は極めて高いレベルにあり,本気を出せばメジャーもという気もするのですが,まずは自分が要所にあるプレーにおいて集中力を発揮するところからお願いしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:08

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