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 こんばんは。

 今日の阪神は和田監督騒動以降初めての敗戦となりました。
 敗戦自体は残念ではありますが,いつかは負けるわけですから,このような結論になったのは十分受け入れられるものと思います。

 今日残念だったのは秋山さんの出来でしょうか。
 秋山さんは先発ローテーションの一角を奪取してくれる活躍をしてくれるのではと期待していただけに,今回の投球は少々残念でした。
 特に,3回まではきちんと仕事ができていただけに,なぜ4回であそこまでの状態になってしまったのかは何ともいいがたいところですが,まだまだ彼は若いので,今後に期待したいと思います。

 もう一つ残念なのは,新井良太さんの出来だと思います。
 新井良太さんは,これまで守備には大いに問題があるものの,それを補って余りある打撃力でスタメンを張っていたように思います。
 にもかかわらず,最近ずっと打てておらず,この調子ではサードは坂さんの方がよいというように評価されてしまうことでしょう。
 本人が一番辛い思いをされているでしょうし,地力のある選手なだけにここから巻き返しを図ってくれるものと期待しておりますが,一軍にいて出場機会を待つよりも一度二軍でじっくり調整をした方がいいような気もしなくもありません。

 一方,今日特筆すべき点としては,まずは安定感をもって無難に仕事をしたボイヤーさんでしょう。
 以前より申し上げているとおり,ボイヤーさんは決め球に欠くので,ストレートを待って対応しようとすれば甘い球が来るまでカットしようというように対応できてしまうように思います。それだけに,毎度毎度球数は多くなりがちです(今日は球数は少なかったですが。)。
 しかし,それでもまだ自責点0で居続けられるのは,やはりコントロールがよいので,甘い球をなかなか投げないからだと思います。
 もう少し様子は見たいと思いますが,それでも今のところは期待以上の活躍をしてくれていると思います。

 次に,表題の通り松田遼馬さんの一軍デビューを語らないわけにはいきません。
 彼はまだ19歳で,140キロ後半のストレートと習得中のフォークボールが武器という,将来を期待させる荒削り感たっぷりの逸材です。
 特に,投球フォームが藤川球児さんに似ていることから藤川二世とも呼び声が高く,私も強く期待していたのです。
 そして,今日の投球も,その期待通り,140キロ代後半のストレートをバンバン投げ込み,結果無失点で1イニングを切り抜けました。
 見ている限り,コントロールはまだまだ改善の余地ありと見受けましたが,あの伸びのあるストレートはロマンを感じずにはいられません。
 キャッチャーの小宮山さんも,デビュー戦は一番いいストレートを投げ込ませようという意向でストレート圧しを続けたと思われ,なかなかいいバッテリーだなと思いました,
 今のコントロールではいつか手痛く打たれることもあるでしょうが,それでもこれからもおそれずにどんどんストレートを投げ込んでいってもらいたいと思います。

 明日以降の勝利をまた期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05

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