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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,厚生労働省が,大病院で紹介状のない場合に通常の窓口負担とは別に一定額の支払いを求める方向の議論があったという記事を見ました。

 この案において,大病院がターゲットになったのは大変混雑しがちだからということです。
 そのため,軽症患者は町医者に行き,必要な際に紹介状をもって大病院へ行くという流れを作るためとして,いきなり大病院に来る人に関して負担増とするということです。
 この一定額は1万円という案が出ているそうです。

 私は,このやり方が正しいかどうかは別として,患者の分散というのは仕組みとして作っていくべきと思います。
 私は滅多に病院には行かないのですが,その理由の中にはどれだけ待たされるか分からないというのがあります。
 ですから,本来はいけない考えだと思いますが,少々のものであればまずは自己治癒力に賭けて,それでもあまり具合がよくならない場合に通院しようと考えております。

 ですから,もしももう少し病院の混雑が緩和されれば,もう少し行く機会が増えるかもというようにも思いますが,そう考える人は少なくはないのではと思います。
 こういうことは仕組み作りでやりくりするのがよいと思いますから,そのための努力として今回の議論はなるほどと思います。

 ただ,これだけの金額の負担増とする時,いくつかやってもらわねばと思うことがあります。

 まずは,この制度導入に当たって,徹底的に周知してもらいたいということです。
 つまり,負担増の時期がいつか,どの病院に行くと負担増になるのかという点を制度導入以前からきちんと明らかにして頂きたいということです。
 また,軽症患者の大病院への集中を防ぐ趣旨なのであれば,重症患者については別に取り扱うというようにしてもらいたいと思いますし,もしそうするならば重症とはどの程度のものをもって重症というのかをきちんと線引きしてもらわねばならないと思います。

 次に,負担増になる以上,公平感について気をつけてもらいたいと思います。
 例えば,現在生活保護の方については医療費の自己負担がない状況ですが,このような方が自己負担がないことをいいことに大病院へ集中するとなれば不平が生じることが予想されます。
 ですから,医療費を自己負担されない人についても,同じく軽症の場合は大病院へ集中しないようにする必要があると思います。

 その他にもいくつか留意すべき点はあるかと思いますが,金額という点が正しいかは別としても方向性は間違っていないと思うので,議論が進展することを期待したいと思います。


 阪神は,今日は昨日に引き続き読売を撃破し,今日もご飯がおいしかったです。
 今日もマートンさんが打ちまくりまして,一体シーズン終了時には打点はどのくらいになっているのだろうかとわくわくします。
 ただ,それよりも今日は,新井良太さんが投手戦の均衡を破る突破口となるホームランを打ったことが私は素直に嬉しいです。
 マートンさんが調子がいいのはいいことですが,打線は水物だけにいつこのペースが止まってしまうかも問題なので,その時のためには別の人もそれなりに打てている状況を作らねばならないと思っています。
 それだけに,例えば新井良太さん,上本さん,大和さん,ゴメスさんが今のようにそれなりに打ち続けてくれれば,阪神打撃陣には強い心配はないと思っています(大なり小なり心配はありますが。)。

 また,能見さんはエースとしての貫禄を示すシーズン初完封で,前回読売にこっぴどくやられたことを払拭することに成功したと思いますし,読売に対しても能見さんはなめたらまずい相手であると再認識させられたと思います。
 この調子で,明日は榎田さんが活躍してくれるといいのですが,最近榎田さんは調子がよくないので,心配です。
 かつては読売キラーともいわれていましたが,私は読売戦に投げさせすぎて研究されてしまったことの少なからず影響しているのではと思います。
 かといって,セリーグは6球団しかない以上,今後読売を避けて登板するというのはプロとしてできないと思うので,ここから真価を見せてもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 01:00

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