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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,レーザー照射で歯を再生させるというアメリカの研究に関するものがあったので取り上げてみました。

 これはレーザーの光を照射して幹細胞の働きを促すというものです。
 ラットとマウスを使ってヒト細胞で実験を行い,低出力レーザーを歯の幹細胞に照射して,象牙質の形成を促したということでした。
 そして,この実験が人間での臨床試験が近い将来に認められることに期待があるようです。
 この技術が進展すれば,歯の治療において,詰め物などで補うのではなく,再生で対応するということになりそうで,歯の治療においては大きな展開となることでしょう。
 現在の再生技術では,体内から幹細胞を採取し,処置後に患者に移植する必要がありますが,新たな技術では幹細胞の直接レーザーを照射して働きを促すということで,現在の技術よりもよりシンプルなやり方になるようです。

 現在色々と再生医療について研究が進められており,その件については世間を騒がす報道がなされることもありますが,その分野が歯の領域でも進んでいるようです。
 私も歯の詰め物が何カ所かありますが,これが本当に時たまとれてしまって,結構困ったりします。
 しかも,詰め物がとれた際,削られた歯の状態によっては痛みが再発することもままあり,そのような不安定なものよりは再生となってくれた方が大変ありがたいとは思います。

 この技術が本格的に導入されると詰め物を作る人が失職してしまうのではと思いましたが,それは再生のスピードやコストによるのではというようにも思いました。
 例えば,歯の再生に相当の時間とお金がかかるのであれば,そこまでして歯の再生に頼るのではなく従来の技術でもよいということになるでしょう。
 また,再生中の削られた歯の隙間をどのようにして埋めるのかという点も気になります。
 歯に穴が開いた状態で再生を待つのではなく,おそらく何らかの技術でこれをふさぎつつ,適当な時期にレーザーを照射して再生をさせていくのではと思いますが,そこで使う仮詰めに関し従来の詰め物業者が生きる道があるならば直ちに不要になるのだろうかというのはよく分かりません。
 ただ,弁護士もそうですが,時代の進展に応じて仕事の内容が変わってくるもので,そういうところに柔軟に対応していけないといけないものだと思わされました。

 と,色々と述べましたが,私としてはこれが実用化されるか否かは別にしても科学技術の発展自体は歓迎したいと思います。


 阪神のマートンさんは,昨日態度に問題があったとして懲罰交代をされてしまいましたが,今日和田監督と話し合いがなされ,謝罪をしたということでした。
 マートンさんは,いうまでもないくらい阪神の要の一人なのですが,時たま集中力を欠いたり,やる気がなさそうなプレーをする時があったり,イライラしているのが外から見ていても明らかな時があります。
 日本にも随分いますが,そこで見ていた私の感想は,非常にムラのある選手だということです。
 それは打撃などのプレーの調子も乱高下が激しいと思いますが,それに連動するように感情面でもそれを大いに感じます。

 マートンさんは,プレーの調子がよい時は,誰も手が付けられないくらい打ちまくるのですが,一方打てなくなってくると打席の態度が悪くなったり,守備もいい加減になったりと,感情面でも不安定になってきます。
 そして,こうなってくるとなかなか回復してくれず,そればかりかチームに悪影響を与えることもしばしばです。
 これだけいい選手なのに,唯一の欠点が安定感のなさというのは何とも皮肉なものですが,このブレが少なくなってくれればもはや相手チームにはどうしようもない選手になってくれると思います。
 おそらく本人も自覚があると思うので,この点を何とか修正してまた活躍してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21

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