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 こんばんは。

 最近はプロ野球の契約更改の時期になりましたが,今日は阪神の福原さんと福留さんの契約更改のニュースが入ってきました。

 まず福原さんですが,1500万円増の1億2000万円での更改ということです。
 防御率は4.05,60試合登板リーグ最多の42ホールドを挙げ,初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手に輝きました。
 率直な意見とすれば,防御率だけを見れば少々高額な気もします。
 しかし,チーム事情で相当多投させており,それが60試合に上りました。
 その投球は安定感を欠いていたことも事実ではありますが,かといって呉さんの前に投げる投手は福原さんしかいなかったというのが現実だと思います。
 今年1年を振り返ると,中継ぎ投手は呉さんのほか福原さん,安藤さん抜きではチーム運営は語れない買ったと思うので,1年間フルで働いてくれたということを考えれば妥当な額であろうと思います。

 次に,福留さんですが,現状維持の1億5000万円プラス出来高で更改したということです。
 球団からは後半の働きを来年は頭からやってもらえたらといわれたということです。
 福留さん自身も,そういう成績を残せればいいと思うと話をされました。

 私の意見は,まさに球団や福留さん自身が仰ったことに尽きると思います。
 前半の福留さんについては,このブログでもいろいろと意見を述べまして,その大半は消極的なものでした。
 前半の福留さんを見る限り,若手を起用して経験を積ませる方が戦力の底上げに繋がると思われ,その選手起用については疑問を呈せざるを得ませんでした。
 それが,まさか後半でここまで活躍をするとは思わず,私は自分の見る目のなさに愕然としましたし,嬉しい驚きでもありました。
 特にクライマックスシリーズは福留さんの活躍抜きでは勝ち続けることはできませんでしたし,日本シリーズこそあまり活躍できなかったものの,ここまで野球を楽しませて頂いた原動力のうち一つは紛れもなく福留さんに理由があるでしょう。

 彼は,守備がうまいのは打撃が不調であった前半戦も共通していたのですが,打撃については後半戦非常にすばらしく,特にチャンスで活躍をしてくれたのが大きいと思います。
 そのような決めるべき時に決めてくれた決定力ある選手としての存在感は大変貴重で,これを1年通じて見せてくれれば阪神は相当強くなるでしょう。
 できれば,打率は2割8分,ホームラン15本,打点60位の活躍をしてくれて,3番か5番を打ってくれるようになれば,鳥谷さんが抜けてしまったとしても十分戦えると思います。

 その肝心の鳥谷さんですが,現時点でメジャー契約のオファーが届いていないという記事を見ました。

 先日の日米野球を見ていたところ,メジャーの内野手はうまさもありますが身体能力が日本人とは比べものにならないと再認識しました。
 それはボールをつかんでからのモーションの速さもそうですが,上半身だけで送球しているにもかかわらずあれだけ速い球速が出るのは体が強いからなのでしょう。
 鳥谷さんの技術はすばらしいと思うのですが,それでもあれだけの身体能力を見せられると,コンマ1秒を争う内野というポジションで常にレギュラーで居続けるのはなかなか大変だろうとも思うのです。

 以前も述べましたが,全盛期の松井稼頭央さんが通用しなかったというのは私にとっては衝撃で,そこが日本人内野手がメジャーで通用するか否かの分水嶺であったと思います。
 それだけに,メジャーが鳥谷さんとのメジャー契約を躊躇うというのは分からなくもなく,そうであれば是非とも阪神に残留してもらいたいと強く思うのです。
 もちろん,夢を追ってマイナー契約から始めることも一つの選択肢であろうと思いますが,阪神で1年通して活躍し続けることもすばらしいことだと思いますので,鳥谷さんにおいてはじっくり検討して頂いた上でご判断頂きたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:09

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