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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,千葉市で,横断歩道を渡っていた77歳の女性が,19歳少年の乗った自転車にはねられて死亡したというものがあったので取り上げてみました。

 10日午後7時過ぎ,女性が横断歩道を渡っていたところ,自転車にはねられたということですが,女性は頭を強く打って最終的に亡くなってしまったということでした。
 事故の際,自転車の運転手はイヤホンを耳に付け,下を見て運転していたと供述しているそうです。
 また,赤信号を無視していたという情報もあるようで,警察が事故の状況を詳しく調べているそうです。

 まずは亡くなられた方に対してはお悔やみ申し上げます。

 今年の6月1日から自転車に対する規制が厳しくなったという報道が随分出ており,そのために既に結構な件数が検挙されているというニュースも見ております。
 その中にイヤホンを装着した運転が挙がっており,社会的にそれなりに話題になっていた最中でした。
 一方,イヤホンと補聴器は一見区別しづらいことから,補聴器を付けて自転車を運転していた方が警察から補聴器を外して運転してほしいといわれたという話がネット上で物議を醸していたところでした。

 さすがに補聴器を外して運転せよというのは不合理であろうと思うのですが,規制に従って仕事をしなければならない警察にとっては一見して区別が付けづらいのはなかなか大変でしょうし,それゆえに厳しい規制は今後も遂行されるのだろうかと私も様子を見ていたところでした。
 ですが,そのような議論が生じるくらい,自転車への規制については求める声とやり過ぎだという声が賛否両論で,今後の実施についてはいろいろな意見があったところでした。

 ところが,そのような議論のある最中にこのような痛ましい事故が発生したとなれば,規制はやり過ぎという意見は非常にいいづらいものになってしまいました。
 このような事故によって害を被ったのは,事故の直接の被害者はいうまでもないですが,全国の自転車ユーザーも挙げられるでしょう。
 おそらく,この事件を契機に,今までよりも自転車への警察の目はより厳しいものになると思われ,この少年は多くの人たちから非難を受けることとなってしまうのではと思ってしまいます。

 この少年は,世間での議論を知らなかったのかどうかは分かりませんが,そもそも下を向いて運転というのは議論を知っているかどうかは別問題だと思います。
 まして,赤信号無視ということが真実であれば,もはや論外ということだと思います。
 その責任は非常に重いと思いますが,社会的責任も法的責任もいずれも問題になると思います。

 法的責任としては,民事上の責任がまずは挙げられますが,数千万円程度の問題になることは避けられないように思います。
 また,19歳ですから少年法の範疇の問題となるため,直ちに刑事責任を問われるかは分かりませんが,少年法に従った手続の中で問題点を追及されることとなることでしょう。

 いずれにせよ,重大な影響を及ぼす事件だと思います。
 私は,今の自転車への規制の全てが合理的なものとは思えず,その一部は自転車と縁のない人たちが理想論で作ったものであると考えております。
 ですから,この規制が見直されないままであれば,そのうち自転車が駆逐される方向に進んでしまうのではと思っているのですが,今回の事件は規制を肯定する方向のものですし,大変残念です。
 そして,もっとも問題なのは,自転車事故においてもっとも守らねばならない人命がこの事故で失われてしまったことで,それを考えればそれなりの規制はやむなしということになるのだろうと思います。
 自転車ユーザーとしては,自分の首を絞めないためにも,せめて基本的なルールだけは守るようにしてもらいたいものです。


 今日の阪神は,負ける寸前のところで同点に追いついたものの,最後はサヨナラホームランで負けてしまいました。
 正直言って,岩貞さんがここまで強力ソフトバンク打線を抑え込めるとは思っていなかったので,負けてしまったものの,試合展開には満足しています。
 ソフトバンクさん側としては,今日の展開では決して負けてはいけない試合だったと思いますし,阪神は負け同然の試合が首の皮一枚繋がったところでやっぱりダメだったというものですから気持ちを見せられたという試合だったと思います。
 阪神打線もミスがそれなりにあったとは思うのですが,それよりもできれば同点で終わってくれないものかと思っていました。
 ただ,私のようなネガティブな考えで試合を見てはいけないのだろうなと改めて思いました。

 とはいえ,ソフトバンクさん相手に,今の阪神が1勝2敗であれば,私の想定していたラインは超えてくれたので上出来です。
 今日のような粘り強さを見せてくれれば,今後もあっさり負けることはないと思いますし,そのように期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17

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