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 こんばんは。

 今日は話題の映画ジュラシックワールドを見てきたので,その感想を書こうと思います。

 以前述べたことがありますが,私は映画などの評価を述べる際,大学の評定になぞらえて
80点以上…A
70点以上…B
60点以上…C
60点未満…D
として点数を付けるのですが,私の独断と偏見での評価は70点のBです。

 まず,この映画の良いところは,前作などからなぞらえたような出来となっており,エンターテイメントとしての安定感があると思います。
 その安定感は,ストーリー展開からアクション場面まで,エンターテイメントとして必要な要素の大部分を網羅しているという意味です。
 ですから,終始退屈することなく見られたという印象でした。

 また,今回3Dで見たのですが,さすがの迫力ある映像でしたし,その意味でも期待を叶えてくれたと思います。

 ですから,これらを総合すれば,十分に面白い映画であると評価することに問題はないと思います。

 一方,私がAランクを付けられなかったのは以下の点からです。

 まず,展開に既視感を非常に感じました。
 安定感といえばいいと思うのですが,一方で真新しさはありませんでした。

 次に,突っ込みどころが非常に多かったことです。
 例えば,このシリーズを通じて常にある施設側のセキュリティ管理がガバガバなことが挙げられます。
 一応過去の作品からの継続という設定であるにもかかわらず,過去の教訓が生かされずに,大惨事が引き起こるこの展開は,施設運営者側の愚かさだけでなく,それを取り締まるべき政府も全く反省していないように見えました。
 ネタバレを避けるべくあまり言及はできませんが,その他にも不合理きわまりないシステムや登場人物の挙動など,相当数の突っ込みどころが多く,その辺りはエンターテイメント性を重視して諦めた点なのだろうかと思ったりしました。

 また,各登場人物の描写が非常に薄い点も挙げられます。
 ここでネタバレはしませんが,主要人物にいろいろと背景があり,それを含めた人間ドラマがストーリーの展開と同時に進行するはずなのに,尺の都合なのか,いずれも挨拶程度触れる程度であっさりという印象でした。

 さらにいえば,これもネタバレを極力控えるようにいえば,ラストを迎えたにもかかわらず,根本的な点については全く何も解決していない点です。
 最後は主人公級のキャラが命からがらというのは予想通りなのですが,ここまで引き起こされた大惨事は何ら解決しておらず,これから世界中に恐竜が拡散する大惨事が引き起こされるであろうにめでたしめでたしのような雰囲気でよかったのだろうかと疑問に思えてなりませんでした。
 ですから,終わった時には,何だか消化しきれない感情を抱きました。

 もっといろいろと言及したいことはありますが,これ以上いうとネタバレになってしまうためここまでとします。
 しかし,来客の大半はそれまでのシリーズを知っていておきまりを分かりつつ見るのですから,私の言及した点など些細な問題なのだろうと思います。
 ですから,面白い映画だとは思うので,是非とも見に行ってみてください。

 ちなみに,進撃の巨人を見に行く案もあったのですが,結局やめました。
 最大の理由は,基本設定が違いすぎることでしょう。
 漫画の方はよく読んでいる方だと思うのですが,それだけに実写化に対しては厳しい目で見ざるを得ないのです。
 実写化するに当たって基本設定やストーリーなどを改編することはよくあることだと思うのですが,聞いている情報によればそれが大幅に変わっているというのは私には頂けませんでした。
 そこまで変えてしまうのであれば,せめて主要人物の名前を一切変えてしまって,巨人や壁などの舞台設定を利用したまま別ストーリーでやるならばまだしも,なまじキャラを同じにして性格などを変えてしまうというのは私には受け入れられませんでした。
 ただ,私が行った映画館では,ジュラシックワールドの裏で進撃の巨人をやっていましたが,そこでは満席になっていましたので,おそらく私のように考えるのは少数派だということで,是非ともご覧になって頂ければと思います。


 今日の阪神は,メッセンジャーさんが踏ん張っていたところで,坂さんが決めてくれたお陰で延長戦に突入せずに勝ちを収められました。

 メッセンジャーさんは,8月に入ってからもう3度目の登板とヘビーローテーションですが,6回1失点としっかり試合を作ってくれましたし,エースの存在感を示してくれました。
 また,今日は打つ方でも先制点を入れてくれましたし,メッセンジャーさんに勝ちこそ付かなかったものの大活躍でした。

 決勝点の坂さんは,基本的に守備を期待されている人ですが,今日は打つ方で活躍してくれました。
 坂さんの守れるポジションは非常に多く,今後も活躍が期待されるところですが,今日のような打撃をしてくれると守備固めなどだけでなく打つ方での場面でも起用されることがあるかもしれません。

 阪神は,これでこのカードも勝ち越しということで,凄く強いチームというには躊躇いはあるものの,地力を感じるようなチームにはなっていると思います。
 先日より何度も言っていますが,9月の優勝争いに食い込める程度に勝っていければそれでひとまずはよしと思っているので,今のところは凄く強くなかったとしてもこういう勝ち方を積み重ねていけるのであれば非常によいと思います。
 明日以降も勝ってくれるように願っています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 01:05

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