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 こんばんは。

 先日発生した痛ましいバングラデシュのテロ事件ですが,今日帰国をされたと聞きました。
 また,家族に対する報道もずいぶんなされているそうですが,こういう痛ましい事件から間もないところで矢継ぎ早に遺族の取材風景をアップで写したりするのは正直言ってかなり抵抗があります。
 外務省もマスコミに対して配慮するように連絡をしたようで,その辺りはもう少し気を遣ってもらいたいものです。

 今日のニュースを見ていたら,亡くなられた方々に対して,6月に成立した国外犯罪被害者弔慰金支給法を適用して1人当たり200万円の弔慰金を遺族に支給する方針であるというものを見ました。

 この法律は,今年の6月に成立したばかりのものですが,公布後6ヶ月以内に施行され,本来は施行後に発生した犯罪から適用されることとなります。
 ということは,今年の6月成立ということなので,まだ施行されていないことになるため,本来は本件テロ事件はこの法律の対象外となります。
 ですが,事態が深刻であるということを重く見て,おそらく政府が柔軟な対応をしようと考えたのだろうと思います。

 ここで,色々と書き込みを見ている限り,200万円という額が少なすぎるという意見が見受けられました。
 個人的には,これが命と比較した時に少額だということは大いに賛同します。
 ただ,命に釣り合う金額というのはいくらかといわれても,おそらくそれはいえないと思います。
 また,この法律は,与野党の全会一致で成立した法律のようなので,国民の民意を代表している議員達がみな賛同したというものなのですから,基本的に民意に合致しないものではないということなのでしょう。
 むしろ,行政庁としては,法律に従った運用をしなければならないところ,施行時期を柔軟に,言葉を換えれば法律を無視して対応したということなのであれば,金額については法律に従ったとしてもずいぶん無理をして超法規的な対応をしたというべきかと思います。
 ですから,この一件についていえば,政府の対応を認めるべきものではないかと思います。

 そして,このニュースは,この法律の存在を世に知らしめることとなると思います。
 この法律が適用される場面が今後ないことを願うばかりですが,一方で万が一のためには知識としては知っておくべき法律であろうと思いました。


 今日の阪神巨人戦ですが,弱者同士の試合展開というにふさわしいものだったと思います。
 最終的に3点取られて負けましたが,それまではお互いのチームがとにかく弱い,今シーズンだめな球団同士の猫パンチでの殴り合いを見ている感じでした。

 そして,より弱かった阪神が負けたのだろうと思います。
 エースメッセンジャーさんをしてこのような敗戦を喫してしまったのですから,今日の状態の内海さんを打てないのですから,こうなると阪神はどうやったら勝てるのかよく分かりません。

 今日に限っては,鳥谷さんがホームランを打って惜しいところまで行きましたが,それでも昨日の金本監督と鳥谷さんの話し合いがあったにもかかわらず鳥谷さんがショートとしてスタメンに名を連ねているのは少々残念でした。
 やはり大記録だけに色々と思うところもあるのでしょうが,この決断をできるのは同じ記録が問題になっていた金本監督だけだと思いますから,何とか決断をしてもらいたいものです。

 とりあえず,今日の野球は,伝統の一戦というにはふさわしくない弱いもの同士の試合だったと思います。
 この調子では,明日の試合もあまり期待できない気がしました。
 個人的には,マートンさんに頭を下げて来てもらう方がまだましなのではないかと思っているくらいですが,どうなのでしょうか。
 今ならば,かつてほどの年俸を払わずとも大丈夫な気もしますし,そんなことは考えられないものかなと思ったりしました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25

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