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 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,男性が思う仕事の役に立たない教科ランキングというものがあったので,取り上げてみました。

 1位は数学と英語が同率,3位は理科,4位は歴史,5位は家庭かという結果でした。

 個人的には,このランキングには非常に異議ありです。

 私の中の教科別重要度ランキングでは,1位は国語,2位は数学なので,役に立たない教科で数学のランキングが1位というのは納得いきません。

 数学は,数字や図形という抽象的なものを論理的にまとめて所定の公式に当てはめて解決に導くという構造を持つものです。
 特に,世間で敬遠される証明という分野は,まさに論理学の基礎ともいうべきものだと思います。
 私が取り扱う法律というものは論理学の塊のようなものですが,まさに法律を理解し使う上で論理学がわからないと理解も困難であろうと思います。
 以前,理系の友人が公務員試験を受験する上で民法等の法律科目を勉強していた際,構造は数学等に似ていると話していましたが,論理学という観点からは根本が同じようなものですから,それは似ていて当然だろうと思います。

 学問の多くは論理学を根底に置くものが多いですが,そういう科目を効率よく理解していくためには数学的思考が身についているかどうかは非常に重要だと思います。
 また,物事を建設的に思考するためには論理学は必要だと思いますし,日常生活を送る上で突き当たった問題を判断をする際には数学的思考は重要だと思います。
 ですから,仕事によっては三角関数等を生涯使わないということはあったとしても,根底にある論理学的思考を持っているかどうかは社会人として合理的判断を行っていく上で重要であり,その意味で数学は大変重要な教科だと思います。

 ただ,文章や物事を理解するに当たって人間は言葉を使って物事を考えますから,日本人である以上国語ができないとそもそも思考や問題点の意味を理解できないと思いますので,国語がもっとも需要であろうと思います。
 ですから,個人的には,国語が1位,数学が2位だと思います。

 ちなみに,他の教科についても,私の仕事上,実はよく使います。
 例えば,英語ですが,最近外国がらみの仕事をよく担当するため,私は英語を日常的に触れる機会が多いです。
 また,交通事故や医療過誤,建築紛争などを担当していると物理学や生物学に触れる機会は否応なしに登場するものですから,理科も頻繁に登場します。
 歴史は仕事で使うということはほぼないですが,それでもかつて境界問題を考える上で分国法を確認したこともありました。また,一般教養として最低限の歴史の知識は人と会う上で使ったこともありました。
 そう考えてみると,昔は詰め込み的で意味があるのかと思って盲目的に覚えていたことを割と今使ったりする機会が多いです。
 むしろ,初対面の人と会った時,誰もが知っている程度のことも知らないとなれば,他人からどう思われるのかということもありますので,やはり学校で得たものは今でも使うものだと改めて思いました。

 私のような仕事をしていなければどの程度私と共通な感覚を持つかは分かりませんが,少なくとも高校生が「大人になったら役に立たない」と屁理屈を言って勉強しないとやはり将来痛い目を見るということはいわせてもらいたいものです。


 今日の阪神の試合は,序盤の大量失点で終わってしまいました。
 終わってみれば,序盤以外に点をとられませんでしたし,あれがなければなと思うところですが,それは結果論というものでしょう。

 金本監督は,捕手にルーキー坂本さんを起用した理由について,能見さんが坂本さんと組みたいといってきたからと述べていましたが,これが本当かどうかは別としてこんなことをいってはいけないと思います。
 能見さんと坂本さんのバッテリーは序盤に大量失点を許し,バッテリーごと交代させられてしまいましたが,この発言は失点の原因は坂本さんをペアに選んだ能見さんにあるといわんばかりのようにも解釈できます。
 選手起用はあくまで監督の責任であり,選んだ選手によって敗戦したならば監督が責任をとらねばならないところですが,それを能見さんに責任を押しつけるような物言いは感心しません。

 昨日金本監督は,敗戦の原因として原口さんのリードを挙げましたが,その代わりに起用した坂本さんが途中交代で結局原口さんが登場し,しかも原口さんがホームランという,結果だけ見れば何をしたかったのか分からない起用でした。
 能見さんの大量失点はこれまでも何度か見たことがあり,そろそろ限界なのだろうかと考えると悲しくなりますが,それでもこれまでチームを支えてきてくれた左のエースでしたから,まだ今日の敗戦はやむを得ないと納得しようと思います。
 ですが,途中交代は仕方ないとしても,結果的に芯がぶれたように見える起用になってしまったことは非常に残念であるというほかありません。

 打つ方も,原口さん以外が打点を上げられないていたらくで,この状態は昨日から同じです。
 そこそこヒットは打てるのに点が入らないのは前半戦から同じですが,いつになったらこれが解消するのでしょうか。
 ワースト借金12ですが,こんな状態であればもっと借金は増えていく一方だったと思います。

 序盤の大量失点で流れは負けの方向になってしまいましたが,仮に序盤の大量失点がなかったとしても1点しか入れられなかったのですから,結局昨日と同じような感じで負けていたのではないかと思います。
 ですから,能見さんの大量失点は残念といわざるを得ないものの,それでも打線がこれではどうしようもないと思いました。

 この雰囲気,暗黒時代を彷彿とさせます。
 懐かしい気持ちになるところもありますが,こうなってしまった時にどう打開するのかが問題でしょう。
 とりあえず,昨日今日の試合を見ていて,少なくとも原口さんを出場させる必要はあると思います。
 また,高山さんも今の状態であれば出すべきでしょう。
 あまり新戦力に頼るのはよくないですが,高山さん,福留さん,原口さんのクリンアップがもっとも打線がつながるように思えます。
 明日は選手も首脳陣ももっと工夫を見せてもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21

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