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2017.03.04 Saturday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,埼玉のルパンを名乗る男が追送検されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この男は,2014年から去年までに埼玉県などで54件のひったくりをした疑いで追送検されました。
 被害は,現金やバッグなどあわせて320万円相当に上るそうです。
 警察によると,去年11月にナンバープレートのない原付バイクに乗ろうとした男に警察官が職務質問をしたところ,ひったくり事件で奪われた財布などを持っていたために逮捕に至ったとのことでした。
 取り調べに対して,男は,生活費のためにやったと容疑を認めた上で,俺は埼玉のルパンだなどと話しているそうです。

 埼玉のルパンという言葉のインパクトで取り上げた記事ですが,そのネーミングセンスは何だかなという印象です。
 銭形警部は埼玉県警だったと思うので,ルパンと埼玉に縁がないことはないと思うのですが,この人とルパンには縁がなさそうです。

 そもそもルパンはひったくりなどの粗暴犯的な窃盗を行う印象はなく,犯行態様もルパンであるといえないと思います。
 また,ルパンは容易に捕まらない存在ですから,まして職務質問で逮捕されたとなるともはやルパンを名乗ってはいけないレベルだろうと思います。

 こうして捕まった後で,自分をルパンと名乗るのは,なんだか反省していないようなイメージを持ってしまいます。
 実体は分からないのですが,逮捕されてまで格好を付けて自分のあだ名を自ら付けて名乗ろうとする姿勢は少なくともあまり反省の態度が見られる傾向にないと思います。

 逮捕されたのが11月で,今でも追送検されているということは,おそらく今後刑事裁判を行うに当たって起訴された際の被害額は相当多額に及んでいると思われます。
 そうなると,示談の動向によっては,前科がなかったとしても実刑になる可能性があり,果たしてこの事件の判決がどのような結末を迎えるのか気になります。
 どの程度反省しているのかは分かりませんが,今後は再犯を犯さぬよう,きっちりと本件の責任をとってもらいたいものです。


 今日は日本代表と阪神が壮行試合をしましたが,阪神が4−2で勝利しました。
 今日の試合を見ていて,率直に日本代表は相当危ないと思いました。

 まず,投手陣ですが,4失点というのは不合格だと思います。
 よく先発投手が試合を作ったと評価される指標として挙げられるのは7回3失点くらいですが,その意味では1試合で4失点というのは一般的にはまだ許容範囲だろうとは思います。
 ですが,今日の阪神打線でこれではいけません。
 今日の阪神打線は,福留さんと糸井さんを欠く飛車角落ちなだけでなく,期待の若手ばかりでなくまだシーズンを迎えたこともないルーキーを軸においた打線でした。
 出場した選手達には申し訳ないものの,金本監督がこの打線を組んだのは若手の成長を祈念してのものと解釈するのが相当と思われ,むしろこれは日本代表を接待する打線だったと思います。
 確かに板山さんや大山さん,江越さん,糸原さんなど阪神が今後の成長を期待してやまない若手達ですから,それなりに打ったとしても違和感はなく,むしろようやく育ったかと再認識させられたという感想です。
 ですが,彼らはまだ誇れる実績があるという程ではなく,他方実績豊富な日本代表投手陣ですから,彼らから4失点というのは率直に言ってとられすぎという印象です。
 まして,まだキャンプを経たばかりで,これからまだ調整が必要な選手達ですから,本調子ではないでしょうし,そんな彼らがWBC本番を直前に控えた投手陣から1試合4点もとってしまっていいのかというように思っています。

 また,打線の方もよくなかったです。
 阪神の誇るエースメッセンジャーさんと次世代の主力左腕と期待される岩貞さんが相手ですから,なかなか打てないのはよく分かります。
 一方で,まだ実力未知数のメンデスさん,最近阪神と契約したばかりで調整が済んだかは微妙なドリスさんもそれなりに活躍してしまっており,日本代表打線がなかなか通用しないのは大丈夫なのかと思ってしまいます。
 このところの日本代表の負け試合を見ていると,大半の問題点が貧打であり,もっといえば打者が打線にならずにヒットは出ても散発になってしまうという傾向だろうと思います。
 抜本的な策としては,ヒットを打てる選手を繋げて打線を形成するように努めることなのだろうと思いますが,一方で軸になる主砲をずらすというわけにもいかないでしょうし,打線の組み替えについては大いに工夫が必要だろうと思います。

 これまでの日本代表の試合を見ていると,勝つ時は大量得点,負ける時は僅差という,弱いチームによく見られる傾向が見受けられます。
 ポテンシャルの高い選手達が集まっているのは間違いないのですが,正直言って現状は弱いという印象を拭えません。
 残りの壮行試合はオリックスさんを残すのみですが,これでオリックスさんとの試合も今日と同じ展開になってしまったら,相当な危機感を持たないと日本代表は予選も勝ち抜けないように思えてなりません。

 一方で,阪神は,若手を試す試合とはいえ,非常によい成果を残せましたし,素晴らしい経験を積めたと思います。
 特に,大山さんについては,打力だけでなく,守備においても大いに将来性を期待させる活躍を見せてくれまして,この調子でどんどん調子を上げていってくれれば,今シーズン中に1軍でもサードでデビューできるのではないかと楽しみになります。
 また,糸原さんも期待通りでしたし,高山さんは相変わらずよく,北條さんもよい活躍ぶりでした。
 阪神のキャンプを見ている限り,色々な課題が見えていたとは思うものの,今日の成果を見ていると一応一定の方向性としては悪くはない状態なのではないかと思えてきました。
 今後は,特に守備力において不安はあるものの,それをカバーできるだけの打力に関する期待感があり,今シーズンも楽しみながら野球が見られそうな気がします。
 とりあえず,シーズンが始まるのが今から楽しみです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:19

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