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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,大学を辞めるため,パン屋に強盗に入って逮捕されたというニュースを見たので,取り上げてみました。

 逮捕されたのは18歳の自称男子学生で,パン屋に入って70歳店主にはさみを突きつけて「強盗です」と脅迫して金を奪おうとしたとのことでした。
 店主は,当時パン生地をこねていたそうですが,その脅迫に対して大学生の胸ぐらを掴んで壁に押しつけ,110番をしたということでした。
 男子学生は現行犯逮捕され,調べに対して「強盗をすれば大学を辞められると思った」と話していて,容疑を認めているそうです。

 まずは,この事件で誰も怪我を負わなかったということはよかったと思います。
 店主も,はさみという凶器に対して敢然と立ち向かって強盗を撃退したというのは大したものだとは思いますが,基本的に危険な行為であって,今回はよかったものの果たしてその振る舞いが妥当だったのかとは思います。
 とはいえ,もしかしたら,凶器があったとしても押さえつけられそうな犯人だと考えたのかもしれませんし,その判断の当不当を何も知らずに論じることは良くないのかもしれません。

 大学生ですが,大学を辞めるために強盗したというのは入学したのが志望していたところではなく不本意な結果に終わったからでしょうか。
 18歳という年齢を見ると現役合格をしてそのまま入学したように思われますが,もしかしたら実家が浪人を許さないという方針だったのかもしれません。
 その意味では,辞めればよかったなどと他人が言っても他人事に過ぎないといわれてしまうのかもしれませんが,ただしどんな理由があっても強盗が許されるわけはありません。
 このような行為に及ぶ前に親と相談をと思いたいところですが,強盗するかもしれないと親に話してもおそらく親は真に受けないでしょうし,強盗という話題を出さずにもっと真剣に話し合ってもらいたかったものです。
 家の内部で済む問題にもかかわらず,強盗という他者に甚大な迷惑をかける行為で解決させようとしたことは,目的をかなえるための手段としてもあべこべで,とても理解しづらいと思います。
 どんな動機であったとしても犯罪を犯す動機を正当化することはしないですが,それにしてもこの動機では同情もしづらいです。

 いずれにせよ,不本意なことがあったとしてもこのような犯罪に手を染めるということはしないということをよく理解させないと,これから社会人になっていく時に勤務先が嫌だからといって犯罪を犯すということにもなりかねませんし,少年審判の処分等がどうなるかは分かりませんが,矯正教育が必要なように思いました。


 今日の阪神は,今季始まって初めて理想的な綺麗な勝ち方をしたと思っています。

 その考えに至った理由としてもっとも大きなものは,目立ったエラーがなかったことです。
 どうしようもないエラーがあると,それだけでプロの試合を見ていないような気がしてしまい,しらけてしまうのですが,昨日と今日はそれがありませんでした。
 打って勝つ試合は気持ちがいいですが,やはり普通のプロの守備が見られるというのは安心感があるものです。

 次に,投手陣が全般的に安定していました。
 昨日は藤浪さんの制球難で四死球が多く,それ故に球数が非常に多い試合でした。
 それでもある程度の点数にまとめたのは藤浪さんの力あってこそとは思うものの,球数が多い試合は間延びしてしまい,見ていて大変疲れます。
 今日の試合は,秋山さんに始まって,桑原さん,マテオさん,ドリスさんといずれもそれなりに締まった投球を見せてくれまして,結果1失点ということで,非常に見ていて気持ちのよい展開だったと思います。
 大変申し訳ないことに,秋山さんがここまでの数字を上げられるとは思っていなかったのですが,これだけできたのであれば勝ちは秋山さんについてほしかったと思っています。
 ですが,桑原さんの見事な救援を見ている限り,勝ち星が桑原さんについたとしても納得ができるというものでした。

 そして,糸井さんが決定力ある打者として君臨していることが非常に大きなことだと思います。
 去年までの阪神であれば,このような膠着状態に至った場合,ある程度得点圏まで塁に進めることはできても,そこから走者をホームには帰せないという打線の決定力不足を目にすることが多かったと思います。
 阪神は,広島さんとの3戦目から打力が下がったように思われ,悪い流れに飲み込まれつつあるのではと心配していました。
 このような場合,この打力低下はチーム全体に伝染してしまい,古参の選手だけでなくなぜか外国人打者もみな打てないという状態が続いてしまうのです。
 しかし,そのような打線低迷の中,糸井さんだけは3戦連続ホームランと,阪神の悪い雰囲気を意に介さない活躍を見せてくれていました。
 これは,私が糸井さんに求めていた役割です。
 糸井さんであれば,阪神の悪い雰囲気においても空気を読まずに自分のペースで打ってくれるのではと期待していたのですが,これがまさに現実化したと思っています。
 しかも,それをホームランという形で見せてくれた,終盤に一気に3点差を付けられたというこの一撃の重さは非常に大きかったと思います。
 このような活躍のできる打者を求めていたので,このFAは非常に勝ちのあるものであると今大変強く実感しているところです。

 できれば,糸井さんの後継者になりそうな横田さんが,それを学んで糸井さんのような活躍をし出してくれるとありがたいのですが,キャンプ途中から横田さんの話をめっきり聞かなくなりました。
 最近本当に話題を聞かないのですが,横田さんは大丈夫なのでしょうか。
 身体能力は相当高いので,かなり期待している選手ですから,酔い話題を聞けるように期待しております。

 明日勝つととりあえず借金が無くなります。
 まだ序盤ではありますが,嫌な負け方をこのところ続けてきていたところで,今日は大変気持ちのよい勝ち方ができましたから,明日もこの流れに乗って借金のない生活を取り戻してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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