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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,リサイクルショップで盗んだものをその場で売ろうとした男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この男は,リサイクル店でバッグなど6点(約4万5000円相当)を盗みました。
 そして,その上で,値札等を取り外した上で自分の鞄であるとしてその店で売却しようとしたところ,商品の鞄と気づいた店員が買取を断って通報して発覚しました。
 警察は,男を窃盗と詐欺未遂で逮捕しました。

 本件はなかなか大胆な犯行だと思います。
 通常は,盗みを働いたものを別の店で金に換えるというのが一般的だと思います。
 それは,当然被害者である店に売りに行けば,自分のところの商品であると気づかれてしまうリスクがあり,それが発覚すれば全ての犯行がばれてしまうからです。
 一方,この犯行を犯すメリットがあるとすると,窃盗においてもっとも問題なのは被害品を隠して店外に持ち出すところでしょうが,被害品から値札やタグを取り外すだけで店外に持ち出すという部分をカットして利益を得ることができるということでしょう。
 この犯行を同じ店舗で連続して行うことは発覚のリスクを飛躍的に高めることになるため,通常は行わないでしょうが,それでも一度成功すれば相当危険をカットして利益を上げることができるということでしょう。
 とはいえ,犯行発覚のリスクが大きすぎて,普通は試そうとしないものであり,よくやったなというのが率直な印象でした。

 発覚においては,店員が商品と気づいたからということですが,他種類の商品が流動的であるリサイクルショップにおいて,よく個別の商品について気づいたなと思いました。
 店員が日頃から注意深く商品を取り扱っているということが影響しているのかもしれませんが,もしかしたら鞄ばかりを6点も持って行って珍しい人だと思われたかもしれないことが影響したのかもしれません。
 鞄以外の複数の種類を混在させていればまた違っていたかもしれないでしょうが,一方で衣類関係と食器関係等全く違う分野のものを同時に売りに行ったという場合も違和感をもたれるようにも思いました。
 一度に持って行きすぎれば発覚のリスクがそれだけ高まるとは思いますが,一方で1つしか持って行かないという場合得られる利益が少なすぎるとも思えます。
 被害金額はおそらく値札の額だと思いますが,買取金額はそれより相当程度低くなると思いますし,やはりこの手の犯行はリスクに比較して利益が見合わないというべきでしょう。

 一点気になるのは,この手の犯行を行うに当たって,今まで私が見てきたケースでは,初めての人は1つの商品のみを換金しようとするものですが,今回は6点ということなので,もしかしたらこの手の犯行が初めてではないのかもしれないとも思いました。
 記事では,男は無職というようになっており,果たしてこれまでどのように生計を立ててきたのか,場合によっては同種事犯を行うことで生計を立てていた可能性はあるのか,その点については追及されるべきであろうと思いました。


 あれだけ懸念していた阪神とソフトバンクさんの戦いですが,終わってみれば1勝2敗でした。
 負け越しは覚悟していたのですが,1勝できたことをまずは喜ぶべきなのかもしれません。
 正直言って,裏ローテでしたから,ソフトバンクさんならば3タテされてしまうのではないかと覚悟していました。
 そして,初戦を見る限りではほぼ無抵抗のままやられてしまったという印象が強かったので,その覚悟もより現実味を帯びていたのですが,2戦目でやり返して,何とか3タテを免れました。

 今日の試合ですが,中軸の打撃不振,全般的な長打不足等で負けてしまいました。
 高山さんと福留さんが深刻に打てなくなっていて,とにかく中軸の活躍が見られません。
 ソフトバンクさんとの3連戦でのクリーンアップの打撃成績は32打数1安打,0割3分1厘と壊滅的に悪く,明らかに中軸がまるで機能していないことが分かります。
 以前打線は水物といったものの,ここまで水物だというのは困ったものだと思います。

 そんな打線の中でも,糸原さんはずいぶん気を吐いてくれていて助かりますが,その分北條さんとの差が如実に開いていっていると思っています。
 北條さんは昨季あれだけ働き,今季は開幕スタメンまで勝ち取ったというのに,気づけば糸原さんが着々と地位を固めていて,非常に厳しい状況に立たされています。

 また,上本さん,大和さん,梅野さんもよく頑張っていると思うのですが,中軸打者が機能しないと点をとることはなかなか難しいと感じます。
 好調選手を中軸にもってくるという考えもなくはないでしょうが,そうしてしまうと今度は打線に迫力が欠けてしまうため,そのような判断もなかなか難しいものです。

 小野さんの制球難も問題だったと思いますが,5回3分の2を3失点と一応試合を作ってくれたので,そこまで悪いことをいうつもりはありません。
 とにかく初回は四球が多すぎて,もう少し安定してくれればという思いもあるのですが,元々いいときと悪いときの差が大きいことも分かっていて,その中で試合を作ってくれたのですから,小野さんのせいで負けたというのは酷だろうと思います。

 とりあえず,今日の打撃陣の出来を見ている限り,阪神はやはり投手に寄りかかってやっていかないといけないチームだろうと思いますし,ソフトバンクさんに3タテされなかったのは投手陣のおかげであろうと思います。
 このような事態にいつかなることは大体目に見えていたのですが,それでも打線の調子が落ちてくる様を見るとなかなか辛いものがあります。
 中軸打者ばかりは取り替えが利きづらいですから,何とか早々に調子を戻してもらわないと困るのですが。
 ただ,裏ローテでもそれなりにやっていけるめどが立てられたことは悪いことではなかったと思っています。

 そんな裏ローテに加われるかという,2軍にいる藤浪さんですが,6回4安打2失点とまずまずの成績ではあるものの,5四球と相変わらず制球難に苦しんでいます。
 ストレートは最速155キロとかなりの速度は出ており,毎回11奪三振とストレートのキレもよいようです。
 とはいえ,2軍の選手相手ですから1軍で同じような成績が常に出せるとは限らないですし,1軍と2軍でストライクゾーンが変わるわけではないですから四球の数を見れば制球の問題は引き続いているということでしょう。
 一応は16日からのオリックスさんとの3連戦で登板させ,そのでき次第で23日の広島さんとの試合に向けて昇格させるか検討されているそうですが,私としては今の制球のままであればもう少し調整させるべきと思っています。
 先発のコマが足りていないならばともかく,一応現時点では裏ローテのコマはないわけではないという状況ですから,ここで制球難をある程度矯正できないとシーズン通していつまでもこの状態なのではと強く懸念しています。
 確かに適度な荒れ球は有効なのでしょうが,藤浪さんの場合はそれが足を引っ張ることが多いと思います。
 久保コーチとしては,まだ右打者に対して意識してしまっていると見受けられているということなので,右打者のインコース高めに抜ける球をある程度コントロールできるようになるまでは2軍で調整させた方がいいと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:43

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