Powered 

by Tigers-net.com
2017.10.16 Monday
 こんばんは。


 昨日雨の中で催された阪神と横浜さんのクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦でしたが,今日は引き続き第3戦が催される予定だったものの雨天中止となりました。

 今日の雨で中止ならば昨日も中止だったろうと思わずにはいられないのですが,今日の甲子園球場の写真を見た時に昨日よりもより無理だという感想を持ちました。
 今日の甲子園球場の内野は水たまりに沈んでいるという表現が妥当なくらい水没した感じに見えまして,こればかりはいくら頑張っても雨が止まなければどうしようもない状態のように見えました。
 私にしてみると,このグラウンドコンディションで,現在も継続して降っているのですから,果たして明日もできるのだろうかと思ってしまいます。
 明日の予報は,朝までは雨だそうですが,それ以降は曇りということで,天気だけ見れば野球できなくもないように思えます。
 しかし,これだけ大きな水たまり状態のグラウンドは果たして水はけはどうなのかと思います。
 学生時代の雨の翌日の校庭グラウンドのどろどろした状態を思い浮かべると,これから整備をするのはかなり大変だろうと思わずにはいられません。

 今日はにわかに阪神園芸さんの名前をよく耳にする日でした。
 阪神園芸さんの関係者のコメントによれば,昨日の試合はほぼ毎イニング,ぬかるんだマウンド,バッターボックス付近などに1袋20キロの乾燥砂を3袋も投入してやりくりしていたということでした。
 どうも今までにはないくらいの砂の量だったようで,通常は1試合1袋も使わないところをこれだけ投入したという異例な試合のようでした。
 それでもぐちゃぐちゃなグラウンドの状態でしたが,一応試合が成立していたのはそうとうな苦労があったということでしょう。
 今日の甲子園球場の状態を見ている限り,明日の開催の準備を開始できるのは少なくとも相当小雨な状態になってからでしょうから,準備期間がそもそも相当短いと思われます。
 その短い準備期間の間にどれだけ一応試合ができるくらいの状態まで戻せるかというのが非常に大きな問題になろうかと思いました。

 また,野球道具についてもいろいろと問題があるようです。
 具体的には,濡れてしまった道具,特にグラブは元に戻るまで丸2日自然乾燥させるしかないそうで,明日の試合には間に合わない可能性が高いようです。
 幸い風邪をひくなど体調を崩した選手はいないそうですが,それでも用具を含めてベストコンディションで臨めるというわけにはいかないようです。

 こうなると,本当に昨日の試合の強行開催は大いに問題であったと思います。
 杵渕セリーグ統括が,強行開催の理由について,クライマックスという性質も考えて,できるだけ試合を行うというのが基本だとして開催を判断したというようにコメントしております。
 また,試合をやったからには審判は9回を目指すのが基本なので,とにかく試合を行うということを一番に考えて判断したとしています。
 その上で,現状ではベストの判断をしたと述べていますが,正直言ってそのような考えには賛同できません。
 制度の問題として,中止が続けば代替の日が設けづらいというのはよく分かるのですが,そうであればこそクライマックスシリーズ開始まであった間を有効活用できたのではないかという疑問も思い当たるのです。
 また,天候の問題でペナントレース上位のチームが進出するとなったとしても,今回に限っていえば阪神と横浜さんの差はそれなりに大きかったため,ある意味順当だと考えることもできたと思います。
 金本監督も,選手が気の毒で申し訳ないと言っていましたが,その台詞こそNPBが言うべきものでしょう。
 観客も,これだけの悪いコンディションの中で試合を続行することをどこまで望んでいたのか,非常に難しいものだと思います。

 明日どうなるかはまだ分かりませんが,少なくとも酷い状態での強行家裁は避けてもらいたいと強く思います。

 ちなみに,昨日炎上してしまった桑原さんですが,明日は何が何でもやらないといけない気持ちと語ったということでした。
 正直言って,昨日あの状況であれだけの球数を投げさせられたのですから,桑原さんに明日投げさせるという選択はしてはいけないと思います。
 もちろん,本人は与えられた職務を全力でこなそうとするでしょうが,それをしてしまえば本当に困った時に力を尽くしてもらいづらくなると思うので,明日は桑原さんに投げさせるのは本当に止めてほしいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


↓よろしければ押していただけるとありがたいです。

阪神タイガースランキング
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:04

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://bsr37.tblog.jp/trackback/347848

PAGE TOP