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 こんばんは。


 先日のハロウィンでは,渋谷で大騒ぎになったと話題になっていましたが,今日のニュースでは,その騒ぎの中で軽トラックを横転させた容疑者が特定されたというものがあったので,取り上げてみました。

 警視庁によれば,容疑者は十数人で,聞き込み捜査や防犯カメラ画像から特定したということで,暴力行為等処罰法違反などでの立件に向けて捜査を進めているということです。
  そして,今日は4人が逮捕され,顔写真と氏名等がニュースで出ていました。
 十数人の内訳は,外国人や学生らということで,その身元が特定されたということでした。

 渋谷での騒動は報道で目にしましたが,その中で特に目立っていたのがこのトラック横転だったと思います。
 ほかにも19人が逮捕されていたということで,目立った件以外にも多くの問題が起こっていたのだろうと思うので,おそらくこのトラック横転事件は氷山の一角だったのだろうと思います。
 そんな氷山の一角の事件について,1ヶ月以上捜査を進めて逮捕まで容疑者を特定し,一部は逮捕まで至ったというところを見ると,この逮捕の目的は結構見せしめに近いように思いました。
 特に,最近の刑事事件では,個人の特定情報まで報道しないケースもそれなりにありますし,この事件は目立ちはしたとはいえいわゆる凶悪事件のカテゴリーにも当てはまらないと思うと,にもかかわらず顔まで晒したのは見せしめに近いように思えました。

 なぜこの事件の犯人をみせしめにしたのかといえば,来年のハロウィンで度が過ぎたことをすればこうなるということを世間に見せたかったからというように思えます。
 群集心理の下でみんなが大騒ぎしているところであれば何をしても許されるという雰囲気が生じて行ったことと思うのですが,そういうものが時間が経っても処罰される,逃げられないかもしれないという意識を持たせることが抑止力になるのではないかとは思います。
 ただ,トラック横転事件はハロウィン騒動の中でも象徴的なものであり,ここまで騒げば逮捕されるかも知れないと思うかも知れないとしても,ここまでしなければ騒いでも大丈夫だという分水嶺とも解釈されかねないとも思えました。
 少数案件を見せしめとする場合,結局はとりわけ目立つことをせずに群衆に埋没して騒げばいいというように反対解釈的に考えることは可能になると思いますし,その対応は難しいのだろうと思います。

 渋谷区長も頭を悩ませているコメントを発していましたが,来年も同じようなことが起こることは,盛り上がりとしてはいいものの,一方で普通に町に来た人達にとっては迷惑でしかないことであろうとも思います。
 普通の町であれば入場料を取ることも難しいでしょうし,どうすれば軽減できるのかという妙案もないのですが,少なくともやりすぎた人は処罰されるという形を作っておくことは最低限必要だろうと思います。
 渋谷は,ワールドカップ等のイベントのたびにこういった騒動が出てきますので,一つ対策の方式を作っておくことは今後のために重要だろうと思いました。


 阪神からトレードでソフトバンクさんに移籍した松田さんですが,今日のコメントで,阪神とソフトバンクさんの違いを聞かれて,練習量も含めて選手一人一人の意識が高く,選手層も厚いと感じたと述べていました。

 これを見ていて,私は暗黒時代の阪神を思い出しました。
 あの時代,弱かったことはいうまでもないのですが,負けるのが当然という雰囲気もあったためか,二軍まで含めて危機感があまりなく牧歌的な感じがしていました。
 あくまで当時の印象であるため正確ではないかも知れませんが,この雰囲気が一変したのが星野監督就任時だったと思います。
 その時,当時在籍していた選手を大量に放出し,大幅な血の入れ替えを測ったと思います。
 それによって,それまでの雰囲気が一変して,選手全体が危機感を共有するようになったような印象を受けました。

 今年の阪神を思い出すと,金本監督は,常に選手の危機感を煽り,長く様子を見る選手もいたものの,二軍から這い上がってきた選手が一軍で成果を出せねばあまり起用しないということも見られました。
 そういった起用方法は危機感を煽っていたのではないかと思う一方で,今季のオフを見るとあまり戦力外の選手も出ずに,秋季キャンプでも厳しい話が出たという話題をあまり目にしなかったと思います。
 別にこういったところで厳しい話題が出ないから緩い雰囲気だとはいいませんが,松田さんが感じたソフトバンクさんとの違いというのはやはり問題ではないかと思うのです。
 ソフトバンクさんは,王者にもかかわらず,選手が危機感を持って練習に取り組んでいるというのに,阪神ではそれには及んでいないというのであれば,やはり最下位という順位にふさわしいチーム状況だったのではと振り返って思うのです。

 矢野監督は,基本的に選手の自主性に任せる方向のように見え,プロの選手を相手にする以上,子供に接するようにあれこれいうのは間違っているのでしょう。
 しかし,最下位であったという問題を認識させた上での取り組みが,最下位のチームにふさわしいくらい出来ていたのだろうかというのは不安に思います。
 読売は,また多くの選手を獲得して,色々と批判を受けていますが,本来であれば阪神ももっと色々と選手を獲得して,今いる選手の危機感を煽るべきとも思えるのです。

 阪神とソフトバンクさんの違いが意識等の精神面だけの差だとは思いませんが,その点でも差があるならば,せめてそこはすぐにでも埋めてもらえはしないだろうかとも思う次第です。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:46

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