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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,東芝さんが新型リチウム電池を開発したというものがあったので,取り上げてみました。

 このリチウム電池は,急速充電が可能なもので,小型の電気自動車の場合,6分の充電で従来に比べて約3倍の320キロを走行できるというもののようです。
 また,充放電を5000回繰り返しても電池の容量の9割以上を維持できることも確認されたということでした。
 長寿命化により,中古電気自動車の価値も大幅に低下しなくなる見込みということです。
 2020年代前半の量産をめざしているということです。

 世界の自動車の潮流は,ガソリン車から電気自動車へというようになっていますが,電気自動車の普及のためにはまだまだ先は長いと思っていました。
 その理由の一つが電池の問題で,蓄電できる量が限られるために走行距離が限定されること,充電のために時間がかかること,充電インフラが世の中に少なすぎること等が上げられると思います。
 特に,走行距離が限定されることは,いわゆる街乗りであれば問題ないものの,遠出するとなれば極めて使いづらくなり,そのために別の車を所有するくらいであれば電気自動車を元々所持しないという考えに至りやすくなるかも知れません。
 ガソリン車と電気自動車の中間をとってプラグインハイブリッド車もありますが,充電インフラが極めて少ないこと,車体価格が高額でいわゆる元をとるには大変な状況であることなどから,この普及もまだまだなのだろうなと思っています。

 また,ガソリン車の給油は数分で終了しますが,電気自動車の充電は数十分以上を要することも多いため,走行距離が短い割には充電に時間がかかるというのも敬遠される理由の一つになりうると思います。

 今回のリチウム電池は,上記の電気自動車において考えられていたマイナス面を大きく埋め合わせることの出来るものだと思います。
 このリチウム電池は,充電速度と走行距離に関する現在の電気自動車の不満をある程度解消できる能力があるように思われ,非常に期待できるものだと思います。
 さらに技術革新が進めば,もっと充電速度と走行距離を発展させることも出来るかも知れませんし,この存在によって電気自動車がガソリン車に取って代わる存在になりうる可能性について一気に現実味を帯びてきたように思います。

 この開発の問題と合わせて,充電インフラの普及については同時進行で進めなければならないでしょう。
 充電インフラの製作は,果たして電気自動車が普及するのかという根本的な問題だけでなく,普及するとした場合に充電速度をどのようにすればいいのか,どのようなジャックが用いられるのかなどもあわせて考慮の上で進められねばならず,一気に普及するというにはなかなか厳しい要素があるように思います。
 また,どこに置くのかという点についても,設置場所の負担なども考えれば,簡単に進められる話でもないようにも思えます。
 ただ,上記の電池の開発が進むことによって電気自動車の可能性が開けるのであれば,世界の自動車市場に遅れないためにも,どこかの時期で前向きに検討しなければならないことなのでしょう。

 ちなみに,この手の電池の技術革新ニュースを見ると,同時に携帯電話についても電池の技術革新を行ってもらいたいと強く思います。
 携帯電話の電池が非常に長持ちして,劣化も少なく,急速充電に対応できるようになれば,買い換えが進まなくなり,携帯電話会社としてはうまみがないのだろうと思います。ですが,多くの人が,処理速度の向上等よりも,電池持ちの向上を希望していると思われ,そういったニーズに応えてもらいたいものです。


 阪神は,今日で1軍も2軍もキャンプを打ち上げました。
 記事を見ている限り,基本的に大半の選手は順調で,特に目立った怪我人もでなかったことを考えると,まずまずの出来だったように思います。
 また,キャンプが原因でありませんが,このところよく目立っている木浪さんが順調に頭角をあらわし始めたことも非常にいいことだったように思っています。

 問題は藤浪さんの出来でしょうか。
 このところずっと調整を続けてきて,満を持してこのキャンプで登板した機会では,これまでの再来のような状況を見せてしまい,まだまだ苦しんでいる様子が強く窺えます。
 このところ藤浪さんについて何度も言及してきたので,今日はそれ以上は述べるつもりもないのですが,藤浪さんが実力に近い働きを出来れば阪神は一気に優勝戦線に出てくると思いますので,藤浪さんの復活が最大の補強であるとしてその活躍を強く希望します。

 この週末からオープン戦がぼちぼち始まりますが,序盤は若手選手が活躍ぶりを見せる場でしょうから,それらを楽しませてもらうこととしたいです。
 特に,激戦区である内野で誰が活躍ぶりを見せつけられるのか,センターのポジションに誰が収まれるのか,江越さんはどれだけ打席で数字を残せるのか,そういった点に注目していきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:45

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