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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,県立高校で,推薦入試の願書を出し忘れ他というものがあったので,取り上げてみました。

 この高校の進路指導部が推薦入試の願書を提出する担当だったということで,進路指導部には4人いたということですが,指導室には願書締め切り日を計時していたものの,誰も確認しなかったということでした。
 締め切り日当日に書類を郵送したものの,期日に間に合わなかったということでした。
 学校側は,保護者や生徒に謝罪したそうで,願書提出先の県立大学にも事情を説明したものの,大学側は受験生に落ち度はないものの,公平性の観点から受理できなかったと説明したということでした。
 生徒はいずれも県立大学が第一志望だったため動揺が大きく,うち1名はまだ進路が決まっていないということでした。
 県教育委員会は,進路指導部の教員を複数処分する方針だということで,さらに県立高校の校長会において進路指導業務のチェック体制の見直しを要請したということでした。

 このニュースを見て,私の中学時代,学年主任が英検の申し込みを忘れて混乱したのを思い出しました。
 英検は,進路に影響はありますし,それを目指して勉強をしてきた人達からしてみれば許しがたいものだとは思いますが,それでも高校大学受験のように全く取り返しの付かない重要度の高いものとは違いますから,まだましだったと思います。
 大学受験の推薦入試の願書提出し忘れは,進路に直結するものですから,擁護できない問題だと思いました。

 特に,県立大学が先ということで,一般的には国公立を第一志望と考えている人は多いでしょうから,第一志望校への受験機会の喪失は非常に大きな影響があるといわざるを得ないでしょう。
 特に,推薦入試は,一般入試と違って小論文等の科目が設けられることが多く,ここから一般入試に切り替えるのだとすれば大事な時期に無駄な勉強をさせられるということもあり,影響は極めて大きかったと思います。

 この記事を見ていて,特に思ったことは,教員の認識の甘さでしょう。
 願書提出期限当日に郵送したということですが,もしもこの時に期限当日だと認識していれば当然持参すべきだと思います。
 これが距離の遠い学校であればともかく,同じ県内であれば行くことは不可能ではないですし,なぜ持参しなかったのか,個人的には認識の甘さが原因としか思えません。

 私も仕事上期限のある業務を扱うことは多々あります。
 例えば,一審判決後の控訴の申立については2週間という期限がありますが,この期限を破れば誰にも言い訳がきかないことは当然です。
 そのため,郵送で控訴状を提出する際には,必ずいつ発送したのかを把握し,ヤマト便等で発送した際には到着日も指定し,さらに到着日夕方までに裁判所に到着したか否かを必ず確認の電話をします。
 期限のあるものを提出する際にはそのくらいの厳重さを持つことは当然であり,教員の立場としては,大学側に電話連絡して届いたかどうかを確認すべきとすら思っています。
 4人もいたのですから,誰かそのくらいの考えを持っていれば,期限当日までに願書が到着していないことを把握できていたはずですし,その意識すらなかったのでしょう。

 私は,自分にとって期限のあるものを提出するに当たっては,極力他人を頼らずに自分で行うようにしたいと思っていますが,今回の件は推薦入試の願書ですから学校側に提出してもらうしかなく,非常に歯がゆく思うところもあります。
 このようなことが起こると,高校の生徒としても,期限を徒過してしまった教員に対して見る目が変わってきてしまいますし,学校の規律にも関わってくる問題だといわざるを得ません。
 誰かが責任をとっても結果が変わるわけではないのですが,それでも誰かが責任をとらないとけじめは付けられないという不幸な事件だと思います。
 再発防止体制の徹底は当然のことですが,在校生達のためにも失った信頼回復が強く求められるところです。


 阪神は,昨日に引き続いて今日もオープン戦で勝利しました。

 今日は割と安心できる勝ち方ではありましたが,それでも11安打も放って4得点というのはやはり得点効率の悪さ,決定力の乏しさを感じずにはいられません。
 とはいえ,青柳さんがそれなりに活躍できそうだと思えること,木浪さんはショートスタメン起用でもきちんと結果が残せること,マルテさんもこのところほどほどに打てていることなど,阪神にとって収穫の多い試合だったと思います。

 特に,木浪さんは,オープン戦とはいえついにショートスタメンを勝ち取ったわけですが,それでも活躍が止まらないところを見ると,このままシーズンに入ってもスタメンで起用しない理由はないでしょう。
 守備も無難にこなしていますし,打撃が不調に陥らない限りはこのまま起用し続けることに問題がないどころか,起用しないで負けたならば監督バッシングが止まらないように思います。

 大山さんはホームランを打ちましたが,やはり大山さんがいかに調子が上がってこないとしても,将来の看板選手を育成するためには中軸で起用し続けることが重要だと感じさせられました。
 なかなか打率が上がってこなかったので心配ではあるものの,当面大山さんの数字は気にせずに起用し続けるしかないと思いました。

 中継ぎですが,飯田さんが今日もよかったのは非常にありがたかったですが,何より石崎さんの球速が戻ってきたように見えたことは朗報だと思います。
 石崎さんのあの球が戻ってきてくれるならば,ゾーンに投げ込めば十分に抑えられますし,中継ぎの計算を非常に立てやすくなると思います。
 まだオープン戦であと数試合様子を見てみたいところではありますが,計算できるかも知れないと期待できるのは非常にうれしいものです。

 同じく,中継ぎのジョンソンさんもなかなかいい感じです。
 ドリスさんはいい投手なのですが,好不調の波が激しく,昨シーズン終盤は本当にはらはらさせられ通しだったので,ジョンソンさんという選択肢の登場は本当にありがたく思います。
 ジョンソンさんを起用する場合,外国人枠の関係で,野手はマルテさん1人になってしまいますが,そうなると中継ぎを厚くできるかどうかはマルテさんの出来に関わってくるところが大きく,その点今日もヒットを打ったことはよかったというべきでしょう。
 まだマルテさんに期待しているような打撃が見られてはいませんが,それでも毎日ヒットを打てていればそのうち大きいのも出るだろうと長い目で期待することにします。

 今日の青柳さんは,四死球もなかったですし,先発として十分期待できる出来だったともいます。
 ただ,青柳さんは,3回まで調子が良くても4回で突然崩れるということがこれまで何度も見られたので,あと数試合様子を見て最終的に判断されるべきでしょう。
 とはいえ,このところ藤浪さんや才木さん,望月さんがなかなかうまくいかないところで青柳さんが好投したのは単純にありがたいと思っています。

 藤浪さんですが,無期限で2軍という話であるものの,正直言って2軍にいて何をするのかというように思います。
 というのは,2軍で登板する分には大活躍しますし,1軍の福原コーチと意思疎通をしてきたところなのにそこと引き離すことに合理的な意味があるのかとも思うからです。
 1軍の枠があるので,2軍に行かせざるを得なかったかも知れませんが,藤浪さんの復活ということを考えた時,調整の機会は多く与えるべきとはいえ,2軍行きがいいことなのかというのは難しい問題です。
 結局復活のためには,頼れるコーチ1人が付きっきりで指導するくらいのことをするべきだと思いますし,阪神がどう考えているのか,それをきちんと示してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:06

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