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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら,国土地理院において新しい地図記号を制定したというものがあったので,取り上げてみました。

 その地図記号は,自然災害伝承碑です。
 過去に起きた自然災害の情報を伝える石碑などを示すということで,地図記号を通じて過去の被災場所を知らせて教訓の周知を狙うということです。
 国土地理院によると,2018年の西日本豪雨の被災地では100年以上前の水害の被災状況を伝える石碑が建立されていたものの,地域住民に内容が十分に知られていなかったということでした。
 地図記号の制定は,2006年の老人ホーム,風力発電用風車以来ということです。
 石碑などの情報は,自治体を通じて収集し,インターネット上の地理院地図では6月から,紙の地形図では9月分から掲載する予定ということです。

 この記事を見ていて,新たな制定を考えた意図は大変よくわかると思いました。
 最近大規模な自然災害も多く,そういったものを他人事と思わずに注意喚起をしたいということは非常に良くわかりますし,それ自体はよいことだと思います。

 ただ,この地図記号,非常にわかりづらいですし,おそらく今後の人生であまり馴染みも出ないと思います。
 この地図記号を見ても,伝承碑を想起させるものでもないので,地図上で見てももやもやだけが残る気がします。
 例えば,地図記号の中でも,ぱっと一目でわかるものもあればなかなか思い出せないものもあり,この伝承碑の地図記号は後者に分類されるように思います。
 まして,子供の頃に試験で出るから詰め込むのであれば定着する可能性があるかも知れませんが,そのような必要に迫られもしないとなると,日常生活で使われる可能性が低い地図記号は定着しないのではないかと思いました。

 私のような感想を持つ人は,私だけではないと思うので,そうなると今後地図を見たとしても,よく知らない地図記号が載ってるなと思う程度にしか思わない危険があります。
 そうなると,国土地理院の問題意識はあまり叶えられないと思われ,もう少しうまい方法はないものかと思ったりもしました。
 妙案があって述べていることではないため,無責任な意見ではあるのですが,今後地図上でこの記号を目にする多くの人達がそんなことを思うのではと考えたりすると,何となく残念に思いました。


 阪神は,オープン戦で,昨日は拙守で負けてしまいましたが,今日はいい感じの展開で勝てました。

 昨日3失策の木浪さんですが,今日もよく打ったところを見ると,やはり木浪さんを起用しないわけにはいかないと思いました。

 昨日の守備には思うところは色々とありますが,うち一つはファーストに据えられた大山さんの送球がまずかったこともありますし,全体的に見て守備が下手というほどでもないと思うので,個人的にはまだ水準を下回ったとは思っていません。
 守備自体見ている限り,守備範囲は広くもなく狭くもないという感じで,スローイングは悪くないですから,ショートという激務であることを考慮しても,ある程度のエラーは考慮に入れるべきですし,私は十分ショート起用で問題ないと思いました。

 木浪さんの打撃を見ていると,速球にうまく対応できていて,しかもそれなりに打球が強いためツーベースを含む長打がそこそこ出ていることが特徴的だと思います。
 インコースはかなりよく対応できているように思われ,相手としてはこれから外の変化球で対応してくるように思われますが,それならばそれで見極めがどれだけ出来るのかということになるのでしょう。
 これまであまり四球がなかったので,選球眼はいかほどかといわれていましたが,今日はその不安もそこまで大きくないと思いました。

 木浪さんの打撃の特徴の中で,これまでの阪神に乏しかった点としては,やはりチャンスに強い点だと思います。
 特に去年の阪神の打者を思い出すと,チャンスに弱いと思う場面が多く,その点これまで木浪さんを見ていた限りいい意味で阪神らしくないなと思いました。
 打率が高いため,1番か2番が理想だと思っていましたが,できれば5番ないし6番,特に大山さんが出塁した後に福留さんと相手投手が勝負するかどうかというところで後ろに木浪さんが控えているというシチュエーションが非常に望ましいように思いました。

 ただ,その場合,誰を1番2番に置くかですが,個人的には糸原さんと近本さんないし高山さんでしょうか。
 近本さんは,今日は足が素晴らしかったですが,高山さんは今日は守備もよかったですし,いずれも悩ましいところです。
 個人的には,近本さんは起用し続ければプロになれて率を上げてくるのではと思っているのですが,どうでしょうか。

 また,投げては西さんが5回4安打1失点と素晴らしい出来でした。
 この働きぶりは,まさにこのような投手がほしかったと思えるようなものであり,西さん阪神に来てくれてありがとうと心から思いました。
 これまでの出来を見ている限り,とりあえず当面先発ローテーションの一角として期待して良さそうです。

 桑原さんはホームランを打たれてしましましたが,能見さん,ジョンソンさん,ドリスさんといずれもきちんと仕事をして勝ちを呼び込めまして,これを見ている限りでは阪神の中継ぎ陣はやはり厚いと思いました。

 ひとまず,投手関係は,先発ローテーション候補に青柳さんを仮に加えるとすれば,あともう1枠を誰が埋めるのかというのが問題でしょうか。
 中継ぎ陣はそれなりに顔ぶれが大体決まってきて,おおよそ開幕に向けた準備が整いつつあります。

 心配していた打撃陣ですが,今日はそれなりに打ってくれました。
 今日のビッグイニングは流れで打てたところもありますから,実力が発揮されたと評価するのはどうかとも思っていますが,それでもこれまでの貧打を思えば,心配していたよりは徐々に上がってきていると考えるべきでしょうか。
 マルテさんが出遅れているという話を聞いていて,実際どのくらい力を発揮できるのか未だに全容がわかりませんが,一応の打線の顔ぶれも決まりつつあって,こちらも開幕に向けて準備を進めているというところでしょう。

 色々と不安要素もあるのですが,全てピースが埋まっていないとはいえ,それなりに形にはなってきていると思います。
 大丈夫だとは思っていませんが,一応期待できるかなとは思っています。
 あとは,藤浪さんがどこかで追いついてきてくれることを願うばかりでしょうか。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:21

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