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 こんばんは。


 今日は,京都アニメーションさんの大変痛ましい事件がありました。
 この件について,まず亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに,傷を負われた方々の一日も早い回復を心より願っております。
 これ以上の死傷者が出ないことを切に願うばかりです。

 記事を見ると,犯人とおぼしき男が意識不明の重体であるということでした。
 私としては,これだけのことをしでかしたのであれば,いわば死に逃げを許してはならないと思いますので,何とかこの男について命を繋いで裁きを与えなければならないと思います。

 今後続報が出てくるでしょうから,外野としてはワイドショー的興味で扇動されることなく,落ち着いて出てくる情報を待つのみとしたいところです。


 今日のニュースを見ていたら,派遣社員の取り扱いに関する厚労省の指針に関するものがあったので,取り上げてみました。

 厚労省は,派遣社員について同じ業務で3年の経験を積んで業務内容が変われば,初年度より賃金を3割上げるなどの具体的な指針をまとめたということです。
 これは同一労働同一賃金の制度が始まることにあわせて,正社員との賃金差を縮小する狙いであるということです。

 このニュースを見て,また失敗するのではと思いました。
 というのは,先日の派遣社員を無期転換する制度と同じ道をたどるなどの対策がとられると思ったからです。

 派遣社員については,5年を超えて繰り返し更新された場合に無期労働契約に転換されるという制度ができましたが,その制度の潜脱のため期間満了直前に派遣切りにあうといった事例が数多く見られました。
 特に研究職においてその傾向が顕著に見られ,社会問題として取り上げられたこともありましたが,このような対応をとることは当然制度発足時点で予想されたものだったと思います。

 そして今回の時給3割値上げですが,これを潜脱する手段としては元々の賃金を低く設定するか,3年直前で契約を解消するかということになるかと思われます。
 このうち,元々の賃金を低く設定するというのは,最低賃金との兼ね合いや,少なくとも2年程度は働いてもらうための労働者を集めるにはあまり合理的な手段とは思えず,どちらかというと後者が使用されるケースが多くなるように思いました。
 おそらく後者の3年直前で契約解消のケースが増加すると思われ,現行制度では5年に満たないところでの契約解消という考えが,2年前倒しになるのではと想像します。
 そういった点について厚労省が別制度で手当を講じるのかが気になるところですが,もしも何もしないならば上記手段で潜脱するケースが多いだろうと思います。

 一方,雇用者側にとってはこの制度は極めて大きな打撃になると思われ,場合によっては採用を見送るケースも出てきそうな気もします。
 そういったことや人手不足の時勢を考慮してこのような制度設計にしたのかどうかはわかりませんが,いずれにせよこの制度を導入するのであれば別の制度とセットでないと非常に大きな問題が労働者側にも雇用者側にも出るのだろうと思いました。


 自力優勝が消滅した阪神ですが,最近の悪さからどうやって抜けられるのかが問題です。
 勝っていた時は投打が噛み合っていましたが,悪い時はこれが見事なまでにあわないということで,むしろ噛み合っていた時はどうして噛み合っていたのかわからなくなってきました。
 それでも,まだシーズンは続く以上,悪い状態だから来季にかけるというには早すぎます。
 不調なのか,純粋に弱いのかは何ともいえませんが,それでもまだやれると信じています。
 せめて来週見に行く試合ではいいところを見せてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:46

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