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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,中国で,殺し屋業界でも多重下請け問題があったというものがあったので,取り上げてみました。

 事件は,2013年秋ころ,不動産ビジネスマンの容疑者が,この容疑者を告訴していたターゲットたるビジネスマンを殺すため,約3100万円で殺し屋を雇ったというものです。
 ここで,雇われた殺し屋は,この請負額の半額で下請けの殺し屋を雇ったということでした。
 ところが,この下請けの殺し屋は,さらに下請けの殺し屋を雇ったということで,さらにその孫請け,ひ孫請けも登場し,最終的に下請けの回数は4回に及んだということでした。
 最後に雇われた殺し屋は,報酬の中抜が繰り返された結果,報酬が約150万円にまでなってしまったため,たったこの額では殺しをしたくないと考えました。
 そこで,最後に雇われた殺し屋は,ターゲットの方と協力して,ターゲットの方が死んだふりをした写真を撮影し,依頼者に送りました。
 ターゲットの方は,10日間身を隠した後,最後に雇われた殺し屋がうっかり忘れていった携帯電話を持って警察に行き,事件の全貌が明らかになったということでした。

 そもそも殺し屋なるものを肯定するつもりはないのですが,こういった世界でも下請けというものがあるのだなとしみじみ思いました。
 日本では建設業などでは主に話を聞きますが,特に原発の除染作業の多重下請けは大変な問題になっていたと記憶に新しいところです。
 そういった利権構造のようなものが殺し屋の世界にもあるのかと思うと,どのような業界でも大変なのだというように思いました。

 ここで記事になっていた約3100万円という元請けに支払う額ですが,これがこの国での相場なのでしょうか。
 これについてはよくわかりませんが,この額をもって高いと取るか安いと取るかは人によるのかもしれません。
 ただ,最後の下請けの人の報酬額約150万というのは,これだけの重大犯罪を犯す割には到底割が合わないと考えたことはなんとなく心情的に理解できるような気がします。とはいえ,いくらが妥当かなどありうるものでないことは当然なのですが。

 私にとっては約3100万円というのは相当高額であるため,これだけの額を支払うのであれば確実な仕事が前提となると思われるところ,最後の下請けの人は携帯電話を忘れていってそこから足がついたということですから,質も低いと思われます。
 元請けの人はその道で信頼が篤いのかもしれませんが,下請けで使う者まで質の保証ができないのであれば,遅かれ早かれこの業界内でやっていくことはできなかったのだろうと想像しました。

 いずれにせよ,多重下請けというのが末端のやる気を削ぐという構造はどこでも変わらないように思われ,これも参考にもう少し是正する世の中の流れができてもらいたいものです。


 阪神矢野監督が,大山さんの4番特権を剥奪宣言という記事を見ました。
 これが本当かどうかはわかりませんが,これだけシーズン通して4番で起用して育成しようとしながら今更やめるのはなんだかなというように思います。
 確かに今季の数字は4番としては物足りないと言わざるを得ませんが,それでもチーム内ではホームラン,得点圏打率,打点はトップですし,割とがんばっているほうだと思われ,今になって4番剥奪というのは気の毒だというようには思います。
 大山さんを6番くらいに据えてうまく回るのであればそれもいいかもしれませんが,だとすればクリンナップはどうするのか,きちんと方向性を見せてもらいたいものです。

 中日の大島さんが,FA権行使について悩みたいという趣旨の発言をしているようです。
 これが自身の契約条件の向上のために行っているものかもしれませんが,それでも阪神としては獲得の可能性があるならばありがたいことと考えるべきでしょうか。
 大島さん以外の補強の予定が外国人助っ人以外にはあまり聞こえてこないので,その点は色々と不安ですが,おそらくいろいろ考えていると思うので,私は敢えて見守ろうと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:16

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