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 こんばんは。


 このところ世間を最も騒がせているのは新型コロナウイルス肺炎でしょう。
 花粉症の時期が近いということもあってか,最近町中でマスク姿の人を非常によく見かけますが,小さな子供もマスクしているところを見ると,花粉症以上にコロナウイルスを意識しているというように思います。

 今日も新たな感染者の情報が出ましたが,感染経路がよくわからないという人も複数人出ており,かつその人達は確実にコロナウイルス肺炎に罹患したとわかるまでは電車を使って出勤等をしていたケースもあったということでした。
 報道を見る限り,コロナウイルスの感染力は極めて高く,かつ症状が出ていない人が実は感染していて,その人が感染を拡大するケースも見られているようですから,電車通勤をしていたという以上はおそらくもはやすでにたくさんの人が感染している可能性があるのではないかと想像されます。

 中国からの情報が断片的で,かつどこまで信用してよいかわからないため,その毒性の強さはわからないところですが,少なくとも感染力が高く,感染すれば相当期間の治療を要する,ないし隔離が必要となることは明らかだと思います。
 そうなると,場合によっては社会機能が停止してしまうことが大きく予想されるものであり,この対策は急務であると言わざるを得ないと思います。

 問題は,その対策が十分かだと思いますが,残念ながら十分と言うには難しいと思います。
 ただ,私としては,政府は比較的よくやっている方なのではないかと思います。
 日本は法治国家であり,行政は法の執行機関である以上,政府は法がなければ対応できないということになります。
 しかし,現在法整備が充分ではないにもかかわらず,個人的には現行法を割と無茶な拡張解釈でもって強引に運用している側面があると思われます。
 法治国家としては,法を過剰に拡張解釈すれば行政庁の暴走を助長することになると批判されるべきところであり,現在はともすればそのような状況にあるのではないかと思われる対応がしばしばありますが,その批判を覚悟して拡張解釈に打って出たというように思っています。
 このような状況は決して好ましくはないものの,緊急事態として政府が責任を取る前提である程度対応を取ろうという姿勢を見せていることは,憲法との問題は別としても,個人的にはある程度評価すべきだろうと思っています。

 一方で,この拡張解釈がなされている状況はあまり健全ではなく,かつ拡張解釈にも限界があるわけで,現在の状況ではこれ以上の問題が広がれば対応することは難しくなってくるように思われます。
 そうすると,どうしても法改正をする必要があるわけですが,残念ながらその意味では国会は現時点であまり機能しているとは思い難いと思います。
 せっかく国会会期中にこの問題が出てきたのですから,迅速に法改正を行なって行政庁に充分な対応ができる体制を整えられる状況にあるにも関わらず,およそこの点については与野党含めて認識がまるで不足しているように思えてなりません。
 与野党含め,この対応について具体的にどうすべきと考えているのでしょうか。あくまで私が見ている限りでは,みな抽象的な目標は掲げているものの,それ以上は伝わってこず,非常に不安ですし,不服です。

 今日の厚労省の会見では,人混みを避け,不要不急の外出は避けるようにという,いわばお願いがされました。
 しかし,普段の仕事をせずにいることは生活を送る上では難しく,結局お願いレベルの話ではほとんど世の中に響かないだろうと思います。
 このようなお願いというのは,帰国者の隔離や検査の際にも話題になりましたが,行政庁としてこの程度の行動にとどまるのは強制できるだけの法的根拠がないからであり,現行法ではこれが精一杯ですから,これをもって政府を責めるのは酷だと思います。
 むしろ,この程度の対応しかできない状況を早々に打破させるべき国会が機能していないことが問題であり,その点では明日以降の国会議員たちの行動をよく観察したいと思いますし,選挙の時まで忘れないようにしようと思います。


 阪神は,今日は楽天さんと練習試合があり,藤浪さんが登板しました。
 今日の藤浪さんの出来は,決して悪いと言うほどではないとしても,変化球のすっぽぬけがあり,不安を感じるところはありました。
 また,3回3安打2四球で2失点ということで,うち1失点は自身の1塁悪送球でした。

 ストレートの球速はそれなりに出ていたと思いますが,フィールディングは相変わらず課題があると思いましたし,また例のすっぽぬけは相手が右打者であれば頭部の部分に行く問題のものでした。
 評価を見る限り,ほどよい荒れ球だったというものも散見されますが,藤浪さんは今日の出来をどう考えているのかが問題だと思います。
 もしも,例のすっぽぬけをもって昨年からあまり変わらずと考えているのであれば,昨オフから進めていた対策について意味がなかったと思ってしまうかもしれず,また前に逆戻りではと不安に思うところもあります。
 一方,今回の荒れ方を,このくらいであれば順調と解釈できるのであれば,次回はうまく行けるように思います。

 もしも日によって変わるのであれば,短いイニングで調子を見ながら起用するのがよいのかもしれませんが,個人的には先発投手であってほしいので,そのような起用の仕方はしないでほしいというように思っています。
 一度中継ぎ投手になってしまうと,先発とは調整の仕方が変わってきますから,できれば先発一本でいってほしいですが,そこは出来次第でしょうか。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:54

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